性犯罪に関する覚書  ~AV出演強要、セクハラ、etc.

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Last Modified: 2022/08/15(Mon) 10:47:55 RSS Feed

No.8


#[AV出演被害防止・救済法]

本日も、昨日(>>7)にひきつづき、今年の通常国会における"AV出演被害に関する国会質疑"を振り返ります。
今国会で、AV出演被害の問題を2番目に取り上げたのは、立憲民主党の江崎孝参議院議員です。

(参考。動画)
<"AV出演被害"に関する今年の3月からの国会質疑)>
①2022年3月8日 参議院 内閣委員会(塩村あやか 参議院議員。立憲民主党)>>7
  ↓
②2022年3月16日 参議院 内閣委員会(江崎孝 参議院議員。立憲民主党)


今年の3月16日の国会会議録(※参議院内閣委員会)を参照します。

(2022年3月16日 参議院 内閣委員会 会議録より、引用。 )

<一部分を抜粋>
(前略。)

●2022年3月16日 江崎孝 参議院議員(立憲民主党)
どうも。立憲民主党の江崎でございます。
先週の本委員会で我が党の塩村委員の方からアダルトビデオの出演に関しての質問>>7)をさせていただいて、

(参考)


(江崎孝 参議院議員)
実は私も勉強不足で驚いたんですけれども、民法の改正によってこの四月からいわゆる未成年者取消し権が執行できなくなるということで、大変な問題が起きるんだということを改めて勉強させていただいて、その後、実は付け焼き刃ですけれども幾つか私なりに調べさせていただいたんですが、当然これについては、元々アダルトビデオの出演強要という問題があったわけですから、内閣府でも様々検討されているというふうに実は聞かせていただきました。

そこで、いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等に関する関係府省対策会議の設置について ということで、平成二十九年の三月に関係府省が申し合わせて、平成二十九年の七月の二十一日に設置をされていると。

これ、まだ大臣が、野田大臣がまだ男女共同参画大臣になられる前かなと思うんですけれども、このときの対策会議の議長が実は内閣府特命担当大臣で男女共同参画担当だということなんですね。

ですから、引き継いでいらっしゃるかと思いますし、その後の議論も大臣として関わっていらっしゃると思いますので、まずこのアダルトビデオ出演強要問題等々に関してのこれまでの大臣としての考え方について、まずは御所見をいただきたいと思います。

〇2022年3月16日 野田聖子 男女共同参画担当大臣
今御指摘がありましたことについてちょっと申し上げますと、いわゆるアダルトビデオ出演強要問題、これについては、お話ありましたように、平成二十九年三月に男女共同参画担当大臣を議長とする関係府省対策会議を設置しました。

そして、五月に取りまとめた今後の対策に基づいて取締りの強化や教育、啓発の強化に取り組んでいるところです。
当時の大臣は加藤勝信男女共同参画担当大臣で、もちろん引き続きずっと内閣府で取り組んでおります。

内閣府では、平成二十九年から毎年四月をAV出演強要・「JKビジネス」等被害防止月間として広報啓発を進めています。
さらに、平成、失礼、令和三年四月からは、AV出演強要やJKビジネスなどの問題の更なる啓発に加えて、若年層の様々な性暴力被害の予防啓発を行う、若年層の性暴力被害予防月間として実施をしています。

今お話がございました、その未成年の成年年齢が引き下げられることにより、令和四年四月からですね、十八歳、十九歳の若者がアダルトビデオの出演契約をする場合、これまでは未成年者取消し権、これがありましたが、行使できなくなる。
そのことについてお尋ねでありますけれども、そもそも、そもそも本人の意に反してアダルトビデオに出演を強要することはあってはならない、ここが大前提でございます。
このため、内閣府では、成年年齢の引下げに伴う若年層のAV出演強要などの被害予防のために、本年の四月、若年層の性暴力被害予防月間に合わせて集中的な広報を展開してまいります。

今後も引き続き、政府を挙げてアダルトビデオ出演強要問題の根絶に取り組んでまいります。


●2022年3月16日 江崎孝 参議院議員(立憲民主党)
広報啓発活動をされる、十七日からですよね、されるというふうに聞いていますけれども、お手元の資料、膨大な資料を作ってきて申し訳ございません。ちょっと気合入れて質問しようと思って、資料が多過ぎて済みません。

まず第一に、一枚目の資料に、これ、せんだって御意見聞かせていただきました特定非営利活動法人ぱっぷすが出されている資料なんですけれども、正直言って、民法の取消し権がなくなることによってやっぱり大変な問題になってくるということを改めて勉強させていただきました。

つまり、もう手ぐすね引いて、十八歳、十九歳、狙われているということ。ただ、現行法上は未成年者の取消し権って結構厳しいものでして、販売されたものも含めて全部販売できなくなるということなので、自己規制が働いたというか、現行法だと十八歳からは未成年者取消し権がされると極めて営業に大変な問題が起きるので、ここはなかなか今までもやれていなかったんですよねというふうに聞いています。

ところが、これが、今でも二十歳の前からは既にいろんなことに契約上参加させて、二十歳になったら、ばっとそのビデオに契約だからと言って出すということなんですけれども、これが十八歳からの取消し権がなくなると、一気にこの十八、十九、手ぐすね引いてばっと広がっていくのと、実は、このぱっぷすの皆さんが言っていらっしゃるのは、もう既に十八歳からの誕生日に合わせて契約をするために、その前段で、ここにありますけれども、十六とか若い皆さんたちからもう既に地ならしというか、様々な活動をさせて十八歳に向かっていこうという、そういうのがもう既にすごく始まっているということなので、この未成年者取消し権がなくなるということは本当に大変なことのようなんです。

本当に、私たち立法府に置く者として、なぜこれ民法改正するときに知見として僕らが知らなかった、本当に私自身も恥ずかしい限りなんですけれども。

そこで、今言った大臣が議長をされている対策会議の中で、令和元年度にフォローアップ実施結果というのが出されているんですね、これ分厚い資料なんですけれども。
その中で、実は、その他というところで、被害防止及び救済等のための新たな対応策の検討という中でございまして、そこに、新しい法的対応も含め、必要な対応策を検討するというふうに、実は令和元年度の実施要領の中で既にそう考えていらっしゃるわけです。

(参考。その他)
(1) 被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討
アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、
重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や
実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、
被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必
要な対応策を検討する。(内閣府、関係府省)
 ↓  
〇 いわゆるAV出演強要問題について、有識者6名及び関連団体4か所に対してヒアリング
を実施し、今後必要な法的対応を含めた各種対策の在り方や、現在の規制の状況等を踏ま
えて今後取りうる法的対応等について検討した。(内閣府(男女))


ということは、民法の改正が行われると未成年者取消し権が十八、十九、なくなっちゃうということは想定に入っていたんじゃないかと、内閣府の中で。
法的検討するということになっているわけ。

これ、未成年者取消し権の問題ではなくて、被害全体に対して、出演強要等々の問題に対して、現在の規制の状況等を踏まえて今後取り得る法的対応等について検討とあるんですけど、これについて、大臣、検討された御記憶ございますか。

〇2022年3月16日 野田聖子 男女共同参画担当大臣
私個人も伊藤弁護士から個人的に御相談をいただいていて取り組んできたんですけれども、そもそも今お話があった未成年の取消し権というのがその当時から余り機能していないというか、本人たちが知らないわけですから、そういうことがあってどうしようという相談窓口すらないというのが、多分私は数年前、大臣になる大分前に聞いたお話だったと思います。

平成元年に関して、その法制化という話がございましたけれども、実際のところは、未成年の取消し権が、最初に申し上げたように、アダルトビデオに強要されることは未成年であっても成年であっても女性にとってはいけない、あってはならないことだということを前提に置きますと、今でもアダルトビデオに出演契約の場合は、その契約を取り消す、例えば消費者契約法というのがございますし、さらには、ひどいことで強要された場合には、例えば民法の詐欺とか強迫という理由で取消しを行使することが可能になっています。それは年齢問わずですけど。
そこまでに至っていないというのが多分現状の認識だと思うので、法制度については、未成年で取消し権がなくなるから何もなくなるのではなくて、更なる手だてはあるんだけれどもそのことが分かっていないというのが事の本質で、まずは若い人たち、女性たちにしっかりと、そういうことは駄目なんだと、そしてそうやって窓口があって、そしてそれを言うべきなんだということもとても大事な話であると私は信じています。


●2022年3月16日 江崎孝 参議院議員(立憲民主党)
大臣おっしゃることはそのとおりだと私も思います。
ただ、未成年者取消し権がなくなると、十八歳って高校生ですよね、実際。そして、その前からという、既にリクルートが始まるということになると、ちょっと想像を絶する世界に日本が入っていく、これ何とかして守ってやらないと、守ってやるという言葉がいいかどうか分かりませんけれども、何とかこの被害者の救済を、被害者を新しく生むということを何とか止めないといけない。

確かに、民法云々となると法制審つくったりして、これ時間が掛かります。
四月から始まっちゃうわけですから、もう、もう既にゴーサイン出しているところっていっぱいあるわけなので、そこをどういうふうにするかと。
喫緊に、新しくこの法改正をするまでの間のこの数年の間に、何とかここは未成年者取消し権がなくならないような法的対応ってできないものでしょうか、大臣、緊急に。

〇2022年3月16日 野田聖子 男女共同参画担当大臣
繰り返しになりますけれども、この成年が引下げになったことによってそこはもう対応現在不可でありますので、その代わりに、まず、申し上げたように、JKとかその未成年のアダルトビデオの強要というのは、もうそもそも児童ポルノから始まっているわけですね。
そういう、先ほど申し上げたように、そこを止めていくためには、やっぱり若年層の性被害というのをしっかりと捉まえて、まずはそれは駄目なんだということを教育現場なり地域社会で子供にしっかり伝えていかなきゃいけないし、仮にそういうことがあったら相談するんだと。
女性だと性被害のセンターがありますし、誰でもそれは駄目だということから始めていかないと、実は、この先ほどから申し上げている未成年者取消し権も、実はしっかりとあるにもかかわらずそこまでに届いていない子供、少女たちが多いということが現状だと思うので、法律を今変えるという以前、よりも、まずは知る、知ってもらうこと、それは駄目なことだということを知ってもらうことが私は最善だと思っています。


●2022年3月16日 江崎孝 参議院議員(立憲民主党)
是非それはお願いしたいと思いますし、現実に四月からその未成年者取消し権がなくなること、十八歳からなくなることによって様々な問題が起きる、これもう喫緊の課題になっていますので、これは立法府としての責任もありながら、やっぱり何とかして対応できないのかなというのは我々も考えていかなきゃいけない部分があると思うので、議員は議員として、私たちは私たち立法府で頑張りますけれども、是非、政府の中の一員として、そういう課題を一刻も早く、もう本当秒単位で解決しなきゃいけないという、そういう緊張感を持って是非対応をお願いしたいと思います
どうぞよろしくお願いします。

(徳茂雅之 参議院内閣委員会 委員長「野田大臣におかれましては御退席いただいて結構です」)

●2022年3月16日 江崎孝 参議院議員(立憲民主党)
是非、与党の皆さん、野党の皆さん、是非ですね、これ本当緊急の課題なので御協力いただいて、何か対応できないかというのを知恵を出させていただきたいなと思うので、後で御相談をさせていただきたいというふうに思いますけれども。

それでは、公務員制度改革について質問を続けさせていただきます。
(後略。)
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(再掲。塩村あやか参議員議員。2022年3月16日)
内閣委員会では江崎議員も取り上げ呼びかけてくれました。帰り際に与党の議員からも『これは本当に問題だ。大人の責任として何とかしないと』と話しかけて頂き、輪が広がっているのを感じます!
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明日も、今国会における"AV出演被害に関する質疑と応答"をみていきます。

(参考。動画)
<"AV出演被害"に関する今年の3月からの国会質疑)>
①2022年3月8日 参議院 内閣委員会(塩村あやか 参議院議員。立憲民主党)>>7
  ↓
②2022年3月16日 参議院 内閣委員会(江崎孝 参議院議員。立憲民主党)

〔 5745文字 〕 編集

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これまで"ワードプレス"を使ってブログの記事を書いてきました。
2022年5月15日(月)のことです。
突如、"ワードプレス"が初期化されました。
ブログの記事のデータがすべて消えました。
当方が借りているサーバーの仕様変更が原因のようです。
バックアップデータからの復旧を試みました。
叶いませんでした。
茫然自失となりました。
これまで書き溜めてきた記事は、もう元に戻りません。
心機一転、ブログをリニューアルをすることにしました。
これからは、"ワードプレス"でなく、“てがろぐ”を用いて、また一から書いていきます。
今後は、これまでのような長文でなく、短めの文章を心掛けたいと思います。

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