性犯罪に関する覚書  ~AV出演強要、セクハラ、etc.

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Last Modified: 2022/08/15(Mon) 10:47:55 RSS Feed

No.12


#[AV出演被害防止・救済法]

本日も、ひきつづき(>>7 | >>8 | >>9 | >>10 | >>11)、今年の通常国会における"AV出演被害に関する国会質疑"を振り返ります。
今回は、3月29日の安江伸夫参議院議員の質疑をみてみます。

(参考。動画)
<"AV出演被害"に関する今年の3月からの国会質疑)>
①2022年3月8日 参議院 内閣委員会(塩村あやか 参議院議員。立憲民主党)>>7
  ↓
②2022年3月16日 参議院 内閣委員会(江崎孝 参議院議員。立憲民主党) >>8
  ↓
③2022年3月25日 衆議院 本会議(柚木道義 衆議院議員。立憲民主党) >>9
  ↓
④2022年3月28日 参議院 決算委員会(塩村あやか 参議院議員。立憲民主党) >>10
  ↓
⑤2022年3月29日 衆議院 消費者問題特別委員会(本村伸子 衆議院議員。日本共産党) >>11
  ↓
⑥2022年3月29日 参議院 法務委員会(安江伸夫 参議院議員。公明党)

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3月29日の国会会議録(※参議院法務委員会)を参照します。

(2022年3月29日 参議院 法務委員会 会議録より、引用。 )

<一部分を抜粋>
(前略。)

●2022年3月29日 安江伸夫 参議院議員(公明党)
続いて、ちょっとまた別のテーマに移りますが、アダルトビデオの出演強要の問題についても一問取り上げさせていただきたいというふうに思います。

いよいよこの四月から成年年齢の引下げ、十八歳からの成年という形になります。
前回、私自身も、この当委員会におきまして、テーマ、取り上げさせていただいて、消費者被害が増大する懸念に対し、消費者教育、法教育の一層の強化等を取り上げさせていただいたところでございます。
その大きな問題のテーマの中の重要な懸念事項として、いま一つ指摘をさせていただきたいというふうに思います。

十八歳、十九歳がアダルトビデオの出演強要の被害に遭うリスクが高まっているという、こうした問題意識でございます。
十八歳、十九歳が未成年者取消し権を行使することができなくなってしまう。
そうすると、十八歳、十九歳が、真意でないにもかかわらずに、そうしたアダルトビデオへの出演契約を結んでしまって、取り返しの付かない被害が増加してしまう、こうしたことは絶対にあってはならないということは言うまでもございません。

様々国会でもこの論点について議論がなされ、法整備の議論等も出ているというところも承知をしておりますが、性的な被害に関する相談窓口の普及といった、いわゆる既存の法制度の中でできることも徹底してやっていただくことも必要かと思います。
AVの出演契約、またそれに限らず、契約一般に当たっての民法上の錯誤、詐欺、強迫などを理由とした法的な主張について可能であるということも現場に周知、普及徹底していくことも引き続き重要であるというふうに考えているところでございます。

政府といたしまして、このAV出演の強要、その被害の防止に向けて、青少年に対する普及啓発、積極的に行っていただきたい、強く行っていただきたいというふうに考えます。
現状の取組についてお伺いをいたします。

○2022年3月29日 吉住啓作 内閣府 大臣官房審議官
お答えいたします。

内閣府では、成年年齢の引下げに伴い、若年層のAV出演強要などの被害予防のため、本年四月の若年層の性暴力被害予防月間に合わせ、ポスター、リーフレットを作成し、大学等に配布するとともに、チラシを作成し、文部科学省に対して各教育委員会を通じて高校等についても周知を依頼したところです。

また、啓発動画を作成し、十八歳、十九歳の方に直接届くように、若い方がよく見るツイッター、インスタグラム、フェイスブック、ユーチューブなどのSNSで周知を実施するほか、広く一般に向けて、首都圏の主要な路線のトレインチャンネルにおいても動画による周知を行ったところです。

さらに、先般、若年層に影響力を持つインフルエンサーを登用し、十八歳、十九歳を含む十代から二十代を対象にした若年層の性暴力被害予防に関するオンラインイベントを実施したところです。

(※「YouTube で見る」をクリック)

(※「YouTube で見る」をクリック)

引き続き、AV出演強要問題の根絶に向けて、関係省庁と連携しながら積極的に広報啓発を行ってまいります。


〇2022年3月29日 矢倉克夫 参議院法務委員会 委員長
時間が過ぎておりますので、おまとめください。

●2022年3月29日 安江伸夫 参議院議員(公明党)
断じて、AVの出演強要による被害者が決して増えることが絶対にあってはならない、こういう観点での徹底的な対策を求めてまいりたいと思いますし、私たち公明党もこの問題に取り組んでまいりますことを申し上げて、私の質問を終わります。
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5年前のことです。
ジャーナリストの林美子さん(元朝日新聞記者)は、AV出演強要について、
「AVへの出演強要問題は、社会のゆがみの反映である」
という記事を書きました。
同記事のなかから一部を引用します。

(2017年12月4日 じちろう AVへの出演強要問題は、社会のゆがみの反映であるより、引用。)

<一部分を抜粋>
●2017年12月4日 林美子さん(元朝日新聞記者)
「グラビアモデルにならないか」などと誘われて、行ってみたらアダルトビデオ(AV)に無理やり出演させられた。そんな被害が社会の注目を集めるようになったのは2年ほど前(※2015年)からだ。
支援団体が被害の報告書を発表したり、警察がプロダクションを摘発したりして報道が増えた。
政府は今年(※2017年)4月に緊急対策として啓発活動などを実施。
業界側も出演強要を防ぐ仕組みづくりに乗り出し、この問題は山を越えたかに見えた。
ところが、その後も被害は止まっていなかった
11月30日に支援団体が開いた集会での報告によると、昨年1年間の相談件数は100件、今年も11月末までで94件と、昨年並みの水準だ。
路上のスカウトは警察の取り締まりで姿を消しても、「グッズモニター」「デッサンモデル」などの募集広告のホームページを見て事務所を訪れ、被害に遭う事例が続いているという。

政府がおこなっている啓発活動だけでは被害を防ぐことができないようです。
今年の4月1日に、立憲民主党は、政府に対して申し入れをおこないました。



(2022年4月1日 テレビ朝日 “AV出演強要”で野党が政府に要請「啓発だけでは不十分」より、引用。)

●2022年4月1日 テレビ朝日
成人年齢の引き下げに伴う18歳、19歳へのアダルトビデオの出演強要問題について、立憲民主党は出演契約の取り消しなど抜本的に制度を見直すよう政府に申し入れました。

立憲民主党・塩村参議院議員:「どれだけの人たちが泣き寝入りしてるのかというふうに考えると、やはり啓発だけでは不十分。もう一歩先に踏み込まなくてはいけない。未成年者取消権がなくなると、ますます困難になる」

(中略。)

その対策として政府は、若者への教育や注意喚起などを強化する方針です。
一方、野党側は啓発だけでは不十分だとして、契約を取り消すことができる制度の創設や被害者のための相談体制の整備などを求めました。

(後略。)


(再掲。塩村あやか参議院議員)
啓発だけでは不十分。もう一歩先に踏み込まなくてはいけない

明日も、今国会における"AV出演被害に関する質疑と応答"をみていきます。

(参考。動画)
<"AV出演被害"に関する今年の3月からの国会質疑)>
①2022年3月8日 参議院 内閣委員会(塩村あやか 参議院議員。立憲民主党)>>7
  ↓
②2022年3月16日 参議院 内閣委員会(江崎孝 参議院議員。立憲民主党) >>8
  ↓
③2022年3月25日 衆議院 本会議(柚木道義 衆議院議員。立憲民主党) >>9
  ↓
④2022年3月28日 参議院 決算委員会(塩村あやか 参議院議員。立憲民主党) >>10
  ↓
⑤2022年3月29日 衆議院 消費者問題特別委員会(本村伸子 衆議院議員。日本共産党) >>11
  ↓
⑥2022年3月29日 参議院 法務委員会(安江伸夫 参議院議員。公明党)



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これまで"ワードプレス"を使ってブログの記事を書いてきました。
2022年5月15日(月)のことです。
突如、"ワードプレス"が初期化されました。
ブログの記事のデータがすべて消えました。
当方が借りているサーバーの仕様変更が原因のようです。
バックアップデータからの復旧を試みました。
叶いませんでした。
茫然自失となりました。
これまで書き溜めてきた記事は、もう元に戻りません。
心機一転、ブログをリニューアルをすることにしました。
これからは、"ワードプレス"でなく、“てがろぐ”を用いて、また一から書いていきます。
今後は、これまでのような長文でなく、短めの文章を心掛けたいと思います。

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