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《刑法改正を審議する検討会の15回目の議事録~取りまとめ報告書【案】》(22)。泣き寝入りをしない香西咲さんたち被害者が再生できる刑法となってほしいものです

刑法の性犯罪の規定は、性犯罪者を守るために存在しています。
被害者は泣き寝入りをするしか術(すべ)がありません。
いま、この刑法を改正するうごきが進行しています。

(確認)
刑法が改正されるまでの手順
(1)性犯罪に関する刑事法検討会(※法務省内)

性犯罪に関する刑事法検討会、終わりました」(寺町東子弁護士

(2)法務省が改正要綱案を作成

「今日(2021年5月21日)取りまとめ報告書を法務大臣が受け取り、それを踏まえて、法務省が改正要綱案を作成し、法務大臣が法制審に諮問することになります」(寺町東子弁護士

(2021年)9月までに、検討会の結果を踏まえ、法務省がどのような改正要綱案をまとめて、法制審(法制審議会)に諮問するのか。注視していきましょう」(寺町東子弁護士

(3)法務大臣が法制審議会へ諮問

「法制審議会に進んだときに、通常は法務大臣からの諮問というかたちで、条文の案というのがつくられて、出てくるんですね。叩き台、みたいなものなんですけども」(山本潤 一般社団法人Spring代表理事

(4)国会で審議、採択
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現在、性犯罪に関する刑事法検討会取りまとめ報告書が公開されています。

(参考。法務省の性犯罪に関する刑事法検討会
<開催状況>

第1回(2020年6月4日)※議事録公開
第2回(2020年6月22日)※議事録公開
第3回(2020年7月9日)※議事録公開
第4回(2020年7月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第5回(2020年8月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第6回(2020年9月24日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第7回(2020年10月20日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第8回(2020年11月10日)※議事録公開
第9回(2020年12月8日)※議事録公開
第10回(2020年12月25日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第11回(2021年1月28日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第12回(2021年2月16日)※議事録公開
第13回(2021年3月8日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第14回(2021年3月30日)※議事録公開

第15回(2021年4月12日)※議事録公開

2021年4月12日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書(案)

第16回(2021年5月21日)※議事録公開

2021年5月21日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書

本日もひきつづき、第15回性犯罪に関する刑事法検討会議事録を参照します。

2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会

同検討会では、取りまとめ報告書(案)に関する論議がおこなわれました。

(参考。当ブログ)
取りまとめ報告書(案)に関する論議>
2021年5月31日(その1)
2021年6月1日(その2)
2021年6月2日(その3)
2021年6月3日(その4)
2021年6月4日(その5)
2021年6月5日(その6)
2021年6月6日(その7)
2021年6月7日(その8)
2021年6月8日(その9)
2021年7月13日(その10)
2021年7月14日(その11)
2021年7月15日(その12)
2021年7月16日(その13)
2021年7月17日(その14)
2021年7月18日(その15)
2021年7月19日(その16)
2021年7月20日(その17)
2021年7月21日(その18)
2021年7月22日(その19)
2021年7月24日(その20)
2021年7月25日(その21)

取りまとめ報告書(案)に関する論議(その22)

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<23ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

(前略。)
本日の最後に、「検討すべき論点」の第2の
「2 起訴状等における被害者等の氏名の取扱いの在り方」
については、当時の法務大臣の指示によって、法務省において、別途、法改正に向けた具体的な検討を行うことにしたという経緯がありました。

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昨年(2020年)の9月4日におこなわれた「法務大臣閣議後記者会見」をふりかえってみます。

(2020年9月4日 法務省 法務大臣閣議後記者会見より、引用。)

2020年9月4日 森まさこ 法務大臣
(前略。)
続いて、私から1件御報告がございます。
先般、「性犯罪に関する刑事法検討会」において、今後検討すべき論点が確定したところですが、そのうち、
「起訴状等における被害者等の氏名の取扱いの在り方」
については、法改正に向けた具体的な検討を加速することとしました。
(中略。)
多岐にわたる論点のうち、
「起訴状等における被害者等の氏名の取扱いの在り方」
については、他の論点との関連性が低く、独立して検討を進めることができるように思われますし、被害者保護の観点から、被害者の氏名等を一定の場合に被告人に秘匿するという方向性自体にはほぼ異論がないように思われます。

この論点については、平成28年の刑事訴訟法の改正当時からの検討課題であり、改正法の附則に基づく検討に資するために行われている、法曹三者及び警察庁の担当者による「刑事手続に関する協議会」においても、協議が行われてきたところであり、それらを活用することも可能であると思われます。

そこで、この度、私の判断で、
「起訴状等における被害者等の氏名の取扱いの在り方」
については、「性犯罪に関する刑事法検討会」において検討すべき他の論点についての検討を待たずに、別途、法改正に向けた具体的な検討を加速するよう、事務方に指示いたしました。

法務省としましては、今後とも、被害者保護のより一層の充実強化に向けて、適切に対応してまいります。
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2020年9月4日 記者
今、御発言がありましたが、被害者保護を目的とした起訴状などの被害者氏名の匿名化について、今後の具体的な検討の方向性やスケジュールをお聞かせください。
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2020年9月4日 森まさこ 法務大臣
法改正に向けた加速化という指示を私からしたところでございますので、法改正をするということになれば、いずれかの段階で法制審議会に諮問することが必要になると思われますが、まだ指示を出したばかりでございますので、今後のスケジュールは確定しておりません。
いずれにせよ、速やかに作業するように指示をしたところでございます。

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20日後(2020年9月24日)に開催された第6回性犯罪に関する刑事法検討会議事録を参照します。

(2020年9月24日 第6回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

2020年9月24日 岡田 参事官(法務省)
(前略。)
(略)「2 起訴状等における被害者等の氏名の取扱いの在り方」
については、(略)、法務大臣の指示により、別途、法改正に向けた具体的な検討を加速して行うこととなりました。
今後、この論点については、法務省において検討を進めていくこととなりますが、法改正に向けた方向性が定まりましたら、本検討会において、委員の皆様に御報告したいと考えております。
(後略。)
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2020年9月24日 井田良 座長(中央大学教授)
検討会の論点に含めたところではございますけれども、法務省の方で切り離して法改正に向けて手続を進めたいということですので、検討会としても問題ないのではないかと思います。
今の説明につきまして何か御質問はございますでしょうか。
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2020年9月24日 宮田桂子 委員(弁護士)
質問というよりは、意見です。
私は、冒頭で、この件については、別の協議会で協議していることについて御指摘申し上げました。
そのような状況を踏まえた上で、この検討会において、多数決で、起訴状における氏名秘匿の件はここで検討しようということになりました。
つまり、被害者の方々の生の声をここで明らかにするという御趣旨であったかと思います。
そのように、この検討会で多数決によって入れた論点を、後から大臣の方でひっくり返す。
検討会が自律的に議論すべきところについて、大臣が論点を変えさせる進行の仕方そのものに対して、私は疑義を持つものでございます。
もちろん、早く進行すること自体が悪いというつもりはありませんが、手続の問題として、これはいかがなものかと考えた次第でございます。
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2020年9月24日 岡田 参事官(法務省)
御意見については、事務当局として受け止めさせていただきます。
このような形で進めさせていただきますけれども、先ほど申し上げましたとおり、法務省における検討が進みましたら、また御報告をさせていただきたいと思っております。
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2020年9月24日 井田良 座長
その報告を受けた後、御意見があれば、この検討会でも存分に御意見を言っていただくということになろうかと思います。
よろしいでしょうか。
(一同了承)

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ふたたび第15回性犯罪に関する刑事法検討会の議事録に戻ります。

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<23ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

その検討について、事務当局から10分程度で報告をしていただきます。
お願いします。

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<23~24ページ>
2021年4月12日 浅沼 刑事法制企画官(法務省)

本検討会における「検討すべき論点」に掲げられております、
「起訴状等における被害者等の氏名の取扱いの在り方」
については、現在、法務省において法改正に向けた具体的な検討を進めているところであり、その検討状況について御説明します。

まず、本検討会の論点となっていた起訴状における被害者の氏名等の秘匿措置について御説明します。
刑事訴訟法上、公訴の提起は起訴状を提出してしなければならず、起訴状には、公訴事実を記載しなければならないこととされています。
そして、起訴状謄本は被告人に送達しなければならないことから、そのまま送達すると、公訴事実として記載された被害者の氏名等が被告人に知られることにより、性犯罪を始めとして、被害者の名誉・プライバシーを著しく害したり、加害行為等がなされるおそれがある場合があります。
そこで、起訴状謄本の送達に際して、被害者の氏名等が被告人に伝わらないようにするため、検察官が起訴するときに被害者の氏名等の記載のない起訴状抄本を提出し、裁判所は抄本を被告人に送達するとともに、被告人の防御への配慮として、弁護人には、被害者の氏名等を被告人に知らせてはならない旨の条件を付して起訴状謄本を送達する、被害者の氏名等が秘匿されることにより被告人の防御に実質的な不利益を生ずるおそれがあるときは、被告人側の請求により被害者の氏名等が明らかにされる仕組みとすることを検討しております。

次に、本検討会でも御指摘のあった、捜査手続における被害者の氏名等の秘匿措置について御説明します。
刑事訴訟法上、逮捕状及び勾留状には、被疑事実の要旨を記載することとされ、被疑者の弁解録取手続においては、司法警察員及び検察官は、被疑者に犯罪事実の要旨を告げることとされています。
また、被疑者の勾留質問手続において、裁判官は、被疑者に被疑事実を告げなければならないこととされています。
そして、逮捕状・勾留状の呈示、弁解録取手続又は勾留質問手続において、被疑事実の要旨や犯罪事実の要旨をそのまま呈示したり告知したりすると、起訴状の送達と同様、被害者の氏名等が被疑者に知られることにより、性犯罪を始めとして、被害者の名誉・プライバシーを著しく害するなどのおそれがある場合があります。
そこで、捜査段階において、被害者の氏名等が被告人に伝わらないようにするため、検察官又は司法警察員が、裁判官に対し、被害者の氏名等の記載のない逮捕状の抄本の交付を請求し、被疑者には裁判官から交付された抄本を呈示する、検察官が、裁判官に対し、勾留質問時の被疑事実の告知を被害者の氏名等を明らかにしない方法で行うことや被害者の氏名等の記載のない勾留状の抄本を交付することを請求し、裁判官はその方法で勾留質問を行い、被疑者には裁判官から交付を受けた抄本を呈示するなどの仕組みを設けるとともに、被疑者の防御への配慮として、被害者の氏名等が秘匿されることにより被疑者の防御に実質的な不利益を生ずるおそれがあるときは、被疑者側の請求により被害者の氏名等が明らかにされる仕組みとすることを検討しております。

さらに、起訴後に行われる証拠開示等の段階においても、被告人の防御への配慮をしつつ、被害者の氏名等が秘匿されるようにするため、証拠開示の際の被害者特定事項の秘匿の要請、証拠開示における秘匿措置、裁判書の交付請求などについても、必要な措置を採ることができる仕組みとすることについて検討しております。

ただ今御説明した仕組みについては、引き続き検討を進めているところであり、今後変更される可能性がございますが、現段階での検討状況の御報告は以上です。

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<24ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

この点について、何か御発言、御質問はございますか。

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上谷さくら 委員(弁護士)

秘匿によって防御上不利益なときは、その特定事項を通知するというところについて、防御上不利益なときというのは、どういうケースが想定されているのでしょうか。

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<24ページ>
2021年4月12日 吉田 刑事法制管理官(法務省)

具体的にどのような文言を用いるかというのは検討中の段階であり、今後、その文言を確定しつつ、その意味内容も更に詰めるということになりますので、防御上の不利益の内容について、現時点では具体的なお答えは差し控えたいと思います。

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<24ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

ほかにございますか。よろしいですか。
それでは、
「起訴状等における被害者等の氏名の取扱いの在り方」
についての報告は、ここまでとさせていただきます。

では、次回は、修正した報告書案を基に、再度、取りまとめに向けた議論を行いたいと思います。

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(再掲。井田良 座長)
次回は、修正した報告書案を基に、再度、取りまとめに向けた議論を行いたいと思います

明日は、性犯罪に関する刑事法検討会の最後の会合でどのようなことが話し合われたのかをみてみます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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《刑法改正を審議する検討会の15回目の議事録~取りまとめ報告書【案】》(21)。香西咲さんたち被害者を救済していない刑法は、今後、変貌を遂げる予感がします

刑法の性犯罪の規定が改正されるのは必定です。

(確認)
刑法が改正されるまでの手順
(1)性犯罪に関する刑事法検討会(※法務省内)

性犯罪に関する刑事法検討会、終わりました」(寺町東子弁護士

(2)法務省が改正要綱案を作成

「今日(2021年5月21日)取りまとめ報告書を法務大臣が受け取り、それを踏まえて、法務省が改正要綱案を作成し、法務大臣が法制審に諮問することになります」(寺町東子弁護士

(2021年)9月までに、検討会の結果を踏まえ、法務省がどのような改正要綱案をまとめて、法制審(法制審議会)に諮問するのか。注視していきましょう」(寺町東子弁護士

(3)法務大臣が法制審議会へ諮問

「法制審議会に進んだときに、通常は法務大臣からの諮問というかたちで、条文の案というのがつくられて、出てくるんですね。叩き台、みたいなものなんですけども」(山本潤 一般社団法人Spring代表理事

(4)国会で審議、採択
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現在、性犯罪に関する刑事法検討会取りまとめ報告書が公開されています。

(参考。法務省の性犯罪に関する刑事法検討会
<開催状況>

第1回(2020年6月4日)※議事録公開
第2回(2020年6月22日)※議事録公開
第3回(2020年7月9日)※議事録公開
第4回(2020年7月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第5回(2020年8月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第6回(2020年9月24日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第7回(2020年10月20日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第8回(2020年11月10日)※議事録公開
第9回(2020年12月8日)※議事録公開
第10回(2020年12月25日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第11回(2021年1月28日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第12回(2021年2月16日)※議事録公開
第13回(2021年3月8日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第14回(2021年3月30日)※議事録公開

第15回(2021年4月12日)※議事録公開

2021年4月12日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書(案)

第16回(2021年5月21日)※議事録公開

2021年5月21日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書

本日もひきつづき、第15回性犯罪に関する刑事法検討会議事録を参照します。

2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会

同検討会では、取りまとめ報告書(案)に関する論議がおこなわれました。

(参考。当ブログ)
取りまとめ報告書(案)に関する論議>
2021年5月31日(その1)
2021年6月1日(その2)
2021年6月2日(その3)
2021年6月3日(その4)
2021年6月4日(その5)
2021年6月5日(その6)
2021年6月6日(その7)
2021年6月7日(その8)
2021年6月8日(その9)
2021年7月13日(その10)
2021年7月14日(その11)
2021年7月15日(その12)
2021年7月16日(その13)
2021年7月17日(その14)
2021年7月18日(その15)
2021年7月19日(その16)
2021年7月20日(その17)
2021年7月21日(その18)
2021年7月22日(その19)
2021年7月24日(その20)

取りまとめ報告書(案)に関する論議(その21)

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

(参考。報告書案の「終わりに」)

第4 終わりに

本検討会においては、刑事の実体法・手続法に関する多岐にわたる論点について、各委員がそれぞれの専門的知見に基づき、現行法の基本的枠組みや刑事法の諸原則との整合性にも留意しつつ、幅広い観点から活発に議論を行った結果、今後の法整備に向けた検討に際しての重要な視点や留意点を示すことができた。

法務省には、本検討会の検討結果を踏まえ、ここに課題として示されていない点も含めて更なる検討を行い、性犯罪がその被害者に対し深甚な苦痛を与えることに思いを致し、より適切に対処するための刑事法の改正に向けた取組を迅速に進めることを期待したい。

また、性犯罪に適切に対処するためには、言うまでもなく、刑事法の整備だけでなく、性犯罪の被害者に対する支援、性犯罪による被害や二次被害を生まないための教育・啓発、性犯罪者の再犯防止のための施策の充実を含めた総合的な取組が求められる。

政府においては、引き続き、そのような視点から、性犯罪の根絶に向けて取り組んでいただきたい。

本検討会は、現在の日本の社会環境や国民意識を踏まえ、刑事法の在り方について検討したものである。

社会や価値観の多様化に伴い、性犯罪に関する刑事法のあるべき姿も変化し得ることから、今後とも、性犯罪に係る実態に即した対処のための議論が続けられていくことを望むものである。

——————————————————–

<21ページ>
齋藤梓 委員(臨床心理士)

本当に必要なことがぎゅっとまとまった文章だなと思っているので、付け加えることがすごくあるということではないのですが、
刑事法の整備だけでなく
というところに、運用とか司法判断において科学的知見をきちんと踏まえていただきたいという、その科学的知見がもっときちんと調査研究によって積み重ねられることを、それは政府全体の方針もそうだと思うのですけれども、それを望みますというようなことを入れていただけると有り難いなと思いました。

——————————————————–

<21ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

承りました。
検討いたします。

——————————————————–

(再掲。齋藤梓 委員)
運用とか司法判断において科学的知見をきちんと踏まえていただきたいという、その科学的知見がもっときちんと調査研究によって積み重ねられることを、それは政府全体の方針もそうだと思うのですけれども、それを望みますというようなことを入れていただけると有り難いなと思いました

昨日の当ブログで参照したとおり、齋藤梓委員の発言のあと、山本潤委員も、同種の要望をおこなっています。
2021年5月21日に確定した取りまとめ報告書では、齋藤梓委員と山本潤委員の要望が取り入れられました。
あらたに以下の文章が追加されました。

取りまとめ報告書。2021年5月21日)
<61ページ>

十全なる被害者保護の実現のためには、科学的知見を踏まえ、被害者の負担にも配慮した適切な証拠採取や、心理学的・精神医学的知見をも踏まえた適切な事実認定・判断などを通じて、より適切な刑罰法規の適用がなされることが必要であるし、

——————————————————–

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

(略。)

<22ページ>
齋藤梓 委員(臨床心理士)

すみません、先ほどお伝えし忘れたのですけれども、最後の段落のところで、
社会や価値観の多様化に伴い
というのがあるのですが、デジタル性暴力など性犯罪の形式自体が多様になっているという観点が入ると、なお良いのではないかなと思いました。

——————————————————–

<22ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

どういう言葉があるといいですかね。
何か良い言葉がもしあれば。

——————————————————–

<22ページ>
齋藤梓 委員(臨床心理士)

科学技術の発展に伴って新しい形の性犯罪が現れている
というような文章があるといいのかなと思いました。

——————————————————–

<22ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

検討させていただきたいと思います。

——————————————————–

取りまとめ報告書(案)と、2021年5月21日に確定した取りまとめ報告書を比較、対照します。

取りまとめ報告書(案)。2021年4月12日)
<59ページ>

本検討会は、現在の日本の社会環境や国民意識を踏まえ、刑事法の在り方について検討したものである。
社会や価値観の多様化に伴い、性犯罪に関する刑事法のあるべき姿も変化し得ることから、今後とも、性犯罪に係る実態に即した対処のための議論が続けられていくことを望むものである。

  
取りまとめ報告書。2021年5月21日)
<61~62ページ>

本検討会は、現在の日本の社会環境や国民意識を踏まえて、性犯罪に関する刑事法の在り方について検討したものにほかならない。
しかし、時代の変化により性犯罪の態様も変わり得るし、社会や価値観の多様化に伴い、性犯罪に関する刑事法のあるべき姿も変化し得るであろう。
今後も継続して、性犯罪に係る実態に即した対処のための議論を行っていく必要があることを特に強調して、本報告書の結びとしたい。

上述のとおり、取りまとめ報告書では、
しかし、時代の変化により性犯罪の態様も変わり得るし、
の文言が付け加わりました。

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<22~23ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

いかがでしょうか。
「第4 終わりに」
のところで、皆さんから、かなりたくさんの御意見を頂いたと思うのですが、ほかにございますか。
よろしいですか。
それでは、
「第4 終わりに」
についての議論は、この辺りで一区切りとさせていただきたいと思います。

本日頂いた御意見を踏まえて報告書案を修正して、次回会合では改訂版をお示しし、できればそれを最終版としたいと思っております。

具体的な修正の仕方については、恐縮ですけれども、私に御一任いただいて、次回会合までに事前に改訂版の案を委員の皆様にお送りした上で、事務当局を通じて御意見を頂き、調整するようにしたいと思います。

これもお願いですけれども、多くの御意見を頂いたわけですが、その全てをそのまま反映できるものではないということも御理解いただきたいと思います。

報告書案については、事前に、一部の委員から、まとまりに欠ける、分かりにくいという御意見も述べられたと聞いています。
様々な御意見を正確に書き込もうと努力した結果として、まとまらない印象が出てくるという面もあると思います。
報告書という形にするためには多少の取捨選択は必須のことであって、いかにそれを偏りのない立場から、それも非常に難しいのですけれども、そのようにまとめるということで我々は努力したということを御理解いただきたいと思います。

議論の細かいことを見るのであれば、議事録を見ればよいわけですので、議事録とは別に取りまとめを行う以上は、議論全体の流れがどういうものであったか、あるいは、議論における各意見の位置付け、論点ごとのバランスのようなものも考慮しなければいけないのは当然であると思われます。
類似の意見は一つにまとめてみたり、あるいは言葉を少し削らせていただいて、趣旨を正確に理解できる最小限の内容にとどめたりする、そうしないと本当に膨大なものとなって、結局議事録の内容をそのまま足したようなものになってしまいますので、それでは取りまとめにはならないということで、この報告書案はそういった観点から作成したものであり、これを修正するに当たっても、そういった観点からの意見の採否・取捨選択ということは当然しなければなりませんので、このことは是非御理解いただきますようお願いいたします。

そういう形で進めさせていただくことでよろしいでしょうか。

(一同了承)

ありがとうございます。
それでは、そのように進めさせていただきます。

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明日も、第15回性犯罪に関する刑事法検討会議事録をみていきます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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《刑法改正を審議する検討会の15回目の議事録~取りまとめ報告書【案】》(20)。香西咲さんたち被害者の側に立った集約となっています

刑法の性犯罪の規定の改正に向けて、いま、物事が進行しています。

(確認)
刑法が改正されるまでの手順
(1)性犯罪に関する刑事法検討会(※法務省内)

性犯罪に関する刑事法検討会、終わりました」(寺町東子弁護士

(2)法務省が改正要綱案を作成

「今日(2021年5月21日)取りまとめ報告書を法務大臣が受け取り、それを踏まえて、法務省が改正要綱案を作成し、法務大臣が法制審に諮問することになります」(寺町東子弁護士

(2021年)9月までに、検討会の結果を踏まえ、法務省がどのような改正要綱案をまとめて、法制審(法制審議会)に諮問するのか。注視していきましょう」(寺町東子弁護士

(3)法務大臣が法制審議会へ諮問

「法制審議会に進んだときに、通常は法務大臣からの諮問というかたちで、条文の案というのがつくられて、出てくるんですね。叩き台、みたいなものなんですけども」(山本潤 一般社団法人Spring代表理事

(4)国会で審議、採択
——————————————————–

現在、性犯罪に関する刑事法検討会取りまとめ報告書が公開されています。

(参考。法務省の性犯罪に関する刑事法検討会
<開催状況>

第1回(2020年6月4日)※議事録公開
第2回(2020年6月22日)※議事録公開
第3回(2020年7月9日)※議事録公開
第4回(2020年7月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第5回(2020年8月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第6回(2020年9月24日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第7回(2020年10月20日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第8回(2020年11月10日)※議事録公開
第9回(2020年12月8日)※議事録公開
第10回(2020年12月25日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第11回(2021年1月28日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第12回(2021年2月16日)※議事録公開
第13回(2021年3月8日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第14回(2021年3月30日)※議事録公開

第15回(2021年4月12日)※議事録公開

2021年4月12日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書(案)

第16回(2021年5月21日)※議事録公開

2021年5月21日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書

本日もひきつづき、第15回性犯罪に関する刑事法検討会議事録を参照します。

2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会

同検討会では、取りまとめ報告書(案)に関する論議がおこなわれました。

(参考。当ブログ)
取りまとめ報告書(案)に関する論議>
2021年5月31日(その1)
2021年6月1日(その2)
2021年6月2日(その3)
2021年6月3日(その4)
2021年6月4日(その5)
2021年6月5日(その6)
2021年6月6日(その7)
2021年6月7日(その8)
2021年6月8日(その9)
2021年7月13日(その10)
2021年7月14日(その11)
2021年7月15日(その12)
2021年7月16日(その13)
2021年7月17日(その14)
2021年7月18日(その15)
2021年7月19日(その16)
2021年7月20日(その17)
2021年7月21日(その18)
2021年7月22日(その19)

取りまとめ報告書(案)に関する論議(その20)

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<20ページ>
2021年4月12日 宮田桂子 委員(弁護士)

(前略。)
「第4 終わりに」のところなのですが、二つ目のパラグラフのところで、
被害者に対し深甚な苦痛を与えることに思いを致し
とあります。
これはもちろんなのですけれども、それだけではなくて、「えん罪を生まないための視点を忘れることなく」ということは、どこかに入れてほしいと思っています。
性犯罪でのえん罪に関して言えば、えん罪の対象者の苦痛がひどいのです。
ほかの事件と比べて社会復帰がものすごく困難になります。
その点については、後藤貞人さん(弁護士)ヒアリングなどもございましたので、何かの形でえん罪の防止という観点は明示していただけるとうれしいなと思いました。

<20~21ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

ありがとうございます。
私の気持ちとしては、「第4 終わりに」の2行目のところに、
現行法の基本的枠組みや刑事法の諸原則との整合性にも留意しつつ
とあるのは、えん罪防止を含めた現行法のいろいろな枠組み、あるいはいろいろな形のプリンシプルといいますか、そういうものを十分考えた上で、こういう提案をいたしますということです。

(参考。報告書案の「終わりに」)

第4 終わりに

本検討会においては、刑事の実体法・手続法に関する多岐にわたる論点について、各委員がそれぞれの専門的知見に基づき、現行法の基本的枠組みや刑事法の諸原則との整合性にも留意しつつ、幅広い観点から活発に議論を行った結果、今後の法整備に向けた検討に際しての重要な視点や留意点を示すことができた。

法務省には、本検討会の検討結果を踏まえ、ここに課題として示されていない点も含めて更なる検討を行い、性犯罪がその被害者に対し深甚な苦痛を与えることに思いを致し、より適切に対処するための刑事法の改正に向けた取組を迅速に進めることを期待したい。

また、性犯罪に適切に対処するためには、言うまでもなく、刑事法の整備だけでなく、性犯罪の被害者に対する支援、性犯罪による被害や二次被害を生まないための教育・啓発、性犯罪者の再犯防止のための施策の充実を含めた総合的な取組が求められる。

政府においては、引き続き、そのような視点から、性犯罪の根絶に向けて取り組んでいただきたい。

本検討会は、現在の日本の社会環境や国民意識を踏まえ、刑事法の在り方について検討したものである。

社会や価値観の多様化に伴い、性犯罪に関する刑事法のあるべき姿も変化し得ることから、今後とも、性犯罪に係る実態に即した対処のための議論が続けられていくことを望むものである。

あとは法務省にお任せしますので、法務省はもう刑事法の諸原則を考えなくていいので勝手にやってという趣旨ではもちろんないわけです。

法務省は、当然にそこは考えていただけるだろうと思うので、こういうような形で特に被害者のことのみを明示したということで書かせていただいているのです。

ですから、御趣旨は承りましたけれども、私は、これは簡潔ながらとても良い文章なのではないかと自画自賛しているのですが、もしほかに具体的に修文の御意見があれば、是非出していただきたいと思います。

——————————————————–

<21ページ>
2021年4月12日 金杉美和 委員(弁護士)

宮田委員の意見と重なります。

また、今、座長からも、そういった趣旨であるということで御説明いただきましたけれども、やはり、えん罪防止の視点ということは明文でもう少し分かりやすい形で入れていただきたいなというのが意見です。

具体的な修正案につきましては、意見書で述べさせていただいています。

性犯罪に関する取組を迅速に進めることを期待したいということは書いていただいた上で、ただし、その際には処罰されるべき範囲を明確にし、本来処罰されるべきでない行為が処罰されることのないよう、えん罪を生まないための制度とする視点が必要であることは言うまでもないという記載を御提案しております。

御検討いただければと思います。

——————————————————–

2021年5月21日に確定した取りまとめ報告書を確認します。
以下のことばが追加されました。
しかし処罰されるべきでない行為が処罰範囲に取り込まれることとならないよう留意しつつ

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

(中略。)

<21~22ページ>
2021年4月12日 山本潤 委員(一般社団法人Spring代表理事)

先ほどの宮田委員、金杉委員の意見のえん罪についてですけれども、被害者がうそつきと呼ばれ、その被害の訴えが信用されないということは、日本だけではなく世界で起こっています。

レイプ神話があるということを踏まえていただき、えん罪が起こってはいけないというのは当然のことなのですけれども、処罰されるべきものが処罰されていないという現状もあるので、そこを殊更に言うことが、被害者が被害を訴えられなくしているということにも思いを馳せてほしいと思います。
少なくとも同列に扱ってほしくないと思っています。

また、被害者に苦痛を与えるということを記載し、思いを致してくれたのも大変有り難いと思っています。

(参考。報告書案の「終わりに」)
性犯罪がその被害者に対し深甚な苦痛を与えることに思いを致し、より適切に対処するための刑事法の改正に向けた取組を迅速に進めることを期待したい

加えて、政府が性犯罪・性暴力対策強化の方針で書いているように、

(参考。性犯罪・性暴力対策強化の方針
被害者が勇気を出して相談しても、二次的被害が生じ、被害を誰にも話さなくなり、社会が被害の深刻さに気付かず、無知、誤解、偏見がそのまま温存されるといった悪循環に陥っている場合があること

先ほどのレイプ神話の話とも重なるのですけれども、どうして被害の訴えが認められず、司法でなかなか取り扱ってもらえないのかということは、女性に対する暴力の問題、ジェンダー・ベースド・バイオレンスであるということの問題と大きく関係しています。
SDGsにおいても目標5で、ジェンダーの平等を達成し、全ての女性と女児のエンパワーメントを図ることが挙げられています。
イスタンブール条約でも、女性に対する暴力について、人権侵害であり、女性に対する差別の一形態とし、公的生活若しくは私的生活のいずれで生じるかにかかわらず、女性に対する身体的、性的、精神的、経済的な危害若しくは苦痛、強制又は恣意的な自由のはく奪をもたらすか、もたらす可能性のあるジェンダーに基づくあらゆる行為と定義されているということも踏まえて、このような性暴力というのを許さないというようなことを明記していただければ大変有り難いと思います。
もちろん女性だけではなく、男性、男児、セクシャルマイノリティーの被害もありますので、このことも踏まえて、性暴力・性犯罪を容認しないという意思を示していただければうれしいと思います

また、更にその下の、具体的に適切に対処するためにということの具体的な支援なのですけれども、

(参考。報告書案の「終わりに」)
また、性犯罪に適切に対処するためには、言うまでもなく、刑事法の整備だけでなく、性犯罪の被害者に対する支援、性犯罪による被害や二次被害を生まないための教育・啓発、性犯罪者の再犯防止のための施策の充実を含めた総合的な取組が求められる

よりフォレンジックな診察ですね、被害の訴えがあったとしても、証拠がないとなかなか起訴することが難しいというのは世界で共通する課題でありますので、被害者の苦痛に配慮した性暴力診察とフォレンジック、法医学的な証拠採取というのが進められているところでもあります。
国連は、女性20万人に1か所、性暴力被害ワンストップ支援センターを設けるように提言しています。
この被害直後の証拠採取と刑法の構成、立証の問題というのは車の両輪としてリンクしていますので、そのような証拠が確保できるような体制整備についても言及していただければ大変うれしいと思っています

——————————————————–

(再掲。山本潤 委員)
性暴力・性犯罪を容認しないという意思を示していただければうれしいと思います

2021年5月21日に確定した取りまとめ報告書では、あらたに、以下の文言が付け加わりました。
以下の文言が追加されました。

取りまとめ報告書。2021年5月21日)
<61ページ>

「政府においては、性犯罪は決して許されるものではないという認識の下」

(再掲。山本潤 委員)
証拠が確保できるような体制整備についても言及していただければ大変うれしいと思っています

2021年5月21日に確定した取りまとめ報告書を確認します。
以下の文章が追加されました。

取りまとめ報告書。2021年5月21日)
<61ページ>

十全なる被害者保護の実現のためには、科学的知見を踏まえ、被害者の負担にも配慮した適切な証拠採取や、心理学的・精神医学的知見をも踏まえた適切な事実認定・判断などを通じて、より適切な刑罰法規の適用がなされることが必要であるし、

明日も、取りまとめ報告書(案)の「終わりに」に対する各委員の意見や要望をみてみます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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《刑法改正を審議する検討会の15回目の議事録~取りまとめ報告書【案】》(19)。香西咲さんたち被害者を愚弄している刑法は、どのように変わるのでしょうか

そう遠くない将来、悪法と言われている刑法の性犯罪の規定は、おおきく変わることでしょう。
立憲民主党の本多平直衆院議員と言えども、この改正の流れを押し止めることはできません。

(参考。当ブログ)
<本多平直衆院議員の発言>
2021年6月9日(その1)
2021年6月10日(その2)

(確認)
刑法が改正されるまでの手順
(1)性犯罪に関する刑事法検討会(※法務省内)

性犯罪に関する刑事法検討会、終わりました」(寺町東子弁護士

(2)法務省が改正要綱案を作成

「今日(2021年5月21日)取りまとめ報告書を法務大臣が受け取り、それを踏まえて、法務省が改正要綱案を作成し、法務大臣が法制審に諮問することになります」(寺町東子弁護士

(2021年)9月までに、検討会の結果を踏まえ、法務省がどのような改正要綱案をまとめて、法制審(法制審議会)に諮問するのか。注視していきましょう」(寺町東子弁護士

(3)法務大臣が法制審議会へ諮問

「法制審議会に進んだときに、通常は法務大臣からの諮問というかたちで、条文の案というのがつくられて、出てくるんですね。叩き台、みたいなものなんですけども」(山本潤 一般社団法人Spring代表理事

(4)国会で審議、採択
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現在、性犯罪に関する刑事法検討会取りまとめ報告書が公開されています。

(参考。法務省の性犯罪に関する刑事法検討会
<開催状況>

第1回(2020年6月4日)※議事録公開
第2回(2020年6月22日)※議事録公開
第3回(2020年7月9日)※議事録公開
第4回(2020年7月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第5回(2020年8月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第6回(2020年9月24日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第7回(2020年10月20日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第8回(2020年11月10日)※議事録公開
第9回(2020年12月8日)※議事録公開
第10回(2020年12月25日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第11回(2021年1月28日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第12回(2021年2月16日)※議事録公開
第13回(2021年3月8日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第14回(2021年3月30日)※議事録公開

第15回(2021年4月12日)※議事録公開

2021年4月12日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書(案)

第16回(2021年5月21日)※議事録公開

2021年5月21日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書

本日もひきつづき、第15回性犯罪に関する刑事法検討会議事録を参照します。

2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会

同検討会では、取りまとめ報告書(案)に関する論議がおこなわれました。

(参考。当ブログ)
取りまとめ報告書(案)に関する論議>
2021年5月31日(その1)
2021年6月1日(その2)
2021年6月2日(その3)
2021年6月3日(その4)
2021年6月4日(その5)
2021年6月5日(その6)
2021年6月6日(その7)
2021年6月7日(その8)
2021年6月8日(その9)
2021年7月13日(その10)
2021年7月14日(その11)
2021年7月15日(その12)
2021年7月16日(その13)
2021年7月17日(その14)
2021年7月18日(その15)
2021年7月19日(その16)
2021年7月20日(その17)
2021年7月21日(その18)

取りまとめ報告書(案)に関する論議(その19)

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<20ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

最後に、報告書案の「第4 終わりに」について、修正に関する御意見がございましたらお願いしたいと思います。
10分ほどでお願いします。

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2021年4月12日 上谷さくら 委員(弁護士)

事務局の皆さんも、多分これをまとめるのがものすごく大変で、「終わりに」のところは力尽きた感じがします。

(参考。報告書案の「終わりに」)

第4 終わりに

本検討会においては、刑事の実体法・手続法に関する多岐にわたる論点について、各委員がそれぞれの専門的知見に基づき、現行法の基本的枠組みや刑事法の諸原則との整合性にも留意しつつ、幅広い観点から活発に議論を行った結果、今後の法整備に向けた検討に際しての重要な視点や留意点を示すことができた。

法務省には、本検討会の検討結果を踏まえ、ここに課題として示されていない点も含めて更なる検討を行い、性犯罪がその被害者に対し深甚な苦痛を与えることに思いを致し、より適切に対処するための刑事法の改正に向けた取組を迅速に進めることを期待したい。

また、性犯罪に適切に対処するためには、言うまでもなく、刑事法の整備だけでなく、性犯罪の被害者に対する支援、性犯罪による被害や二次被害を生まないための教育・啓発、性犯罪者の再犯防止のための施策の充実を含めた総合的な取組が求められる。

政府においては、引き続き、そのような視点から、性犯罪の根絶に向けて取り組んでいただきたい。

本検討会は、現在の日本の社会環境や国民意識を踏まえ、刑事法の在り方について検討したものである。

社会や価値観の多様化に伴い、性犯罪に関する刑事法のあるべき姿も変化し得ることから、今後とも、性犯罪に係る実態に即した対処のための議論が続けられていくことを望むものである。

まだ案の段階ではあるのですけれども、これだけの議論をして、ところどころというか、その都度、立法化が技術的に難しい面はあるけれども、だからそれで何もしなくていいわけではなくて、被害者がどれだけつらいかという実情は共有したので、ここで知恵を絞らなければならないという意見が出ていたと思うのです。

そういったこの検討会の熱量が伝わるようにというか、多分、一般の人は、自分が関心のある論点以外は、「はじめに」と「終わりに」だけを読むと思うので、そこをもうちょっと一生懸命書いていただきたいなと思って、その点だけです。

——————————————————–

<20ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

具体的に御提案はありますか。
ここをこうしたら、かなり力が入る、熱量が伝わるというようなことはありますか。

——————————————————–

2021年4月12日 上谷さくら 委員(弁護士)

そうですね、分量も2ページぐらいは欲しいなという感じです。

——————————————————–

<20ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

分かりました。
検討したいと思います。
ほかに御意見はございますか。

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明日も、取りまとめ報告書(案)の「終わりに」に対する各委員の意見や要望をみてみます。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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《刑法改正を審議する検討会の15回目の議事録~取りまとめ報告書【案】》(18)。現行刑法は香西咲さんたち被害者を守ってくれません。早期の改正を期待しています

刑法の性犯罪の規定を改正するためには、段階を踏まなければなりません。

(確認)
刑法が改正されるまでの手順
(1)性犯罪に関する刑事法検討会(※法務省内)

性犯罪に関する刑事法検討会、終わりました」(寺町東子弁護士

(2)法務省が改正要綱案を作成

「今日(2021年5月21日)取りまとめ報告書を法務大臣が受け取り、それを踏まえて、法務省が改正要綱案を作成し、法務大臣が法制審に諮問することになります」(寺町東子弁護士

(2021年)9月までに、検討会の結果を踏まえ、法務省がどのような改正要綱案をまとめて、法制審(法制審議会)に諮問するのか。注視していきましょう」(寺町東子弁護士

(3)法務大臣が法制審議会へ諮問

「法制審議会に進んだときに、通常は法務大臣からの諮問というかたちで、条文の案というのがつくられて、出てくるんですね。叩き台、みたいなものなんですけども」(山本潤 一般社団法人Spring代表理事

(4)国会で審議、採択
——————————————————–

現在、性犯罪に関する刑事法検討会取りまとめ報告書が公開されています。

(参考。法務省の性犯罪に関する刑事法検討会
<開催状況>

第1回(2020年6月4日)※議事録公開
第2回(2020年6月22日)※議事録公開
第3回(2020年7月9日)※議事録公開
第4回(2020年7月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第5回(2020年8月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第6回(2020年9月24日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第7回(2020年10月20日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第8回(2020年11月10日)※議事録公開
第9回(2020年12月8日)※議事録公開
第10回(2020年12月25日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第11回(2021年1月28日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第12回(2021年2月16日)※議事録公開
第13回(2021年3月8日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第14回(2021年3月30日)※議事録公開

第15回(2021年4月12日)※議事録公開

2021年4月12日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書(案)

第16回(2021年5月21日)※議事録公開

2021年5月21日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書

本日もひきつづき、第15回性犯罪に関する刑事法検討会議事録を参照します。

2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会

同検討会では、取りまとめ報告書(案)に関する論議がおこなわれました。

(参考。当ブログ)
取りまとめ報告書(案)に関する論議>
2021年5月31日(その1)
2021年6月1日(その2)
2021年6月2日(その3)
2021年6月3日(その4)
2021年6月4日(その5)
2021年6月5日(その6)
2021年6月6日(その7)
2021年6月7日(その8)
2021年6月8日(その9)
2021年7月13日(その10)
2021年7月14日(その11)
2021年7月15日(その12)
2021年7月16日(その13)
2021年7月17日(その14)
2021年7月18日(その15)
2021年7月19日(その16)
2021年7月20日(その17)

取りまとめ報告書(案)に関する論議(その18)

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<19ページ>
2021年4月12日 川出敏裕 委員(東京大学教授)

取りまとめ報告書(案)の)57ページの「⑦」の記載について、

(参考。取りまとめ報告書(案)の57~58ページの「⑦」)
(3)司法面接的手法による聴取結果の証拠法上の取扱いの在り方
司法面接的手法による聴取結果を記録した録音・録画記録媒体について、特別に証拠能力を認める規定を設けるべきか

イ 具体的な要件の在り方等に関する議論


規定a
同法第321条第1項第3号(裁判官・検察官以外の者の面前における供述を録取した書面等に関するもの)のように、反対尋問の機会を与えることなく証拠能力を認める規定。

規定aについては、供述の信用性が担保されている情況を証拠能力の付与の前提としているので、更に被害者の証人尋問を行う必要性は低いと考えられる。

規定b
同法第321条の2(ビデオリンク方式による性犯罪の被害者等の証人尋問の状況を記録した媒体がその一部とされた調書について、被告人に反対尋問の機会を与えることを条件として証拠とすることを認めるもの)のように、反対尋問の機会を保障した上で、主尋問に代えて証拠能力を認める規定。

また、規定bについては、同法第321条の2の場合や通常の証人尋問でも時間的間隔が空くことはあり、現行法の伝聞例外と質的に異なるものではないし、司法面接的手法による聴取の対象として想定されている年少者については、聴取からの時間の経過に伴って記憶の減退や汚染の可能性が高まるので、そもそも、主尋問の時点における記憶を確認する必要があるとの指摘は必ずしも当たらない
といった意見が述べられた。

修正をお願いしたいと思います。

まず、最初の「規定a」の部分ですが、

(参考。規定a)
同法第321条第1項第3号(裁判官・検察官以外の者の面前における供述を録取した書面等に関するもの)のように、反対尋問の機会を与えることなく証拠能力を認める規定。

これは、上の「⑤」のところで、

(参考。取りまとめ報告書(案)の57ページの「⑤」)
⑤ 規定 については、諸外国の法制にも例が少なく、また、特信性の要件が認められたとしても、供述の信用性は別途問題となり、弁護人が供述者の証人尋問請求をした場合、記録媒体だけでは信用性の判断が難しく、証人の採用を検討せざるを得ないこともあるように思われるところ、伝聞例外の規定と証人尋問請求権との関係をどう整理するのかという問題がある。
また、規定 については、記録媒体を主尋問に代替させることが被害者の負担を軽減させるとは限らないのではないか、司法面接と尋問の時間的間隔が空き、主尋問がなく反対尋問を行うため、反対尋問の際に証人が司法面接時と反対尋問時のいずれの記憶を述べているのかが分かりにくく、供述の信用性の判断が困難になるのではないか、仮に証人が反対尋問前に記録媒体を確認するとすると、記録媒体の内容が記憶されてしまうのではないかといった問題があるほか、同法第321条の2は、裁判官や弁護人の面前で供述が行われている点が捜査官の面前での供述である司法面接的手法による聴取とは異なっていることなども踏まえて検討すべきである。

伝聞例外の規定と証人尋問請求権との関係をどう整理するかという問題があるという御指摘がありましたので、それを受けて、「規定a」を前提に両者の関係を整理するとすればこうなるだろうという趣旨で前回の検討会で申し上げた発言をまとめていただいたものだと思います。
しかし、このまとめ方ですと、「⑤」の御指摘への回答になっておりません。
そこで、この部分を、
「規定aについては、被害者の証人尋問を行うことによる弊害が大きいことと供述の信用性が担保されている情況を証拠能力の付与の前提としているので、更に被害者の証人尋問を行うことは証拠調べの必要性を欠くと考えられる。」
と、このように修正をお願いしたいと思います。

それから、後半の「規定b」の部分については、

(参考。規定b)
同法第321条の2(ビデオリンク方式による性犯罪の被害者等の証人尋問の状況を記録した媒体がその一部とされた調書について、被告人に反対尋問の機会を与えることを条件として証拠とすることを認めるもの)のように、反対尋問の機会を保障した上で、主尋問に代えて証拠能力を認める規定。

58ページの2行目の

(再掲)
また、規定bについては、同法第321条の2の場合や通常の証人尋問でも時間的間隔が空くことはあり、現行法の伝聞例外と質的に異なるものではないし、司法面接的手法による聴取の対象として想定されている年少者については、聴取からの時間の経過に伴って記憶の減退や汚染の可能性が高まるので、そもそも、主尋問の時点における記憶を確認する必要があるとの指摘は必ずしも当たらない。

「そもそも、主尋問の時点における」
というところの「主」という字を削っていただければと思います。
第14回会合での私の発言は、主尋問によって尋問の時点における記憶を確認する必要があるとの指摘は必ずしも当たらないということを申し上げたものですので、「主」を削っていただいた方が正確なまとめになります。

——————————————————–

<19ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

かしこまりました。

——————————————————–

取りまとめ報告書(案)と、2021年5月21日に確定した取りまとめ報告書を比較、対照します。

取りまとめ報告書(案)。2021年4月12日)
<57~58ページ>

⑦ 規定aについては、供述の信用性が担保されている情況を証拠能力の付与の前提としているので、更に被害者の証人尋問を行う必要性は低いと考えられる。

また、規定bについては、同法第321条の2の場合や通常の証人尋問でも時間的間隔が空くことはあり、現行法の伝聞例外と質的に異なるものではないし、司法面接的手法による聴取の対象として想定されている年少者については、聴取からの時間の経過に伴って記憶の減退や汚染の可能性が高まるので、そもそも、主尋問の時点における記憶を確認する必要があるとの指摘は必ずしも当たらない
といった意見が述べられた。

  
取りまとめ報告書。2021年5月21日)
<59ページ>

⑨ 規定aについては、被害者の証人尋問を行うことによる弊害が大きいことと供述の信用性が担保されている情況を証拠能力の付与の前提としているので、更に被害者の証人尋問を行うことは、証拠調べの必要性を欠くと考えられる。

また、規定bについては、同法第321条の2の場合や通常の証人尋問でも時間的間隔が空くことはあり、現行法の伝聞例外と質的に異なるものではないし、司法面接的手法による聴取の対象として想定されている年少者については、聴取からの時間の経過に伴って記憶の減退や汚染の可能性が高まるので、そもそも、尋問の時点における記憶を確認する必要があるとの指摘は必ずしも当たらない
といった意見が述べられた。

取りまとめ報告書ではあらたに、
被害者の証人尋問を行うことによる弊害が大きいことと
の文言が追加されました。
「主尋問」は、「尋問」に改められました。

明日も、取りまとめ報告書(案)に対する各委員の意見や要望をみていきます。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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《刑法改正を審議する検討会の15回目の議事録~取りまとめ報告書【案】》(17)。香西咲さんたち被害者に対して冷淡な刑法は、おおきく変わる予感がします

刑法の性犯罪の規定を改正するための手続きが着々と進行しています。

(確認)
刑法が改正されるまでの手順
(1)性犯罪に関する刑事法検討会(※法務省内)

性犯罪に関する刑事法検討会、終わりました」(寺町東子弁護士

(2)法務省が改正要綱案を作成

「今日(2021年5月21日)取りまとめ報告書を法務大臣が受け取り、それを踏まえて、法務省が改正要綱案を作成し、法務大臣が法制審に諮問することになります」(寺町東子弁護士

(2021年)9月までに、検討会の結果を踏まえ、法務省がどのような改正要綱案をまとめて、法制審(法制審議会)に諮問するのか。注視していきましょう」(寺町東子弁護士

(3)法務大臣が法制審議会へ諮問

「法制審議会に進んだときに、通常は法務大臣からの諮問というかたちで、条文の案というのがつくられて、出てくるんですね。叩き台、みたいなものなんですけども」(山本潤 一般社団法人Spring代表理事

(4)国会で審議、採択
——————————————————–

現在、性犯罪に関する刑事法検討会取りまとめ報告書が公開されています。

(参考。法務省の性犯罪に関する刑事法検討会
<開催状況>

第1回(2020年6月4日)※議事録公開
第2回(2020年6月22日)※議事録公開
第3回(2020年7月9日)※議事録公開
第4回(2020年7月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第5回(2020年8月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第6回(2020年9月24日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第7回(2020年10月20日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第8回(2020年11月10日)※議事録公開
第9回(2020年12月8日)※議事録公開
第10回(2020年12月25日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第11回(2021年1月28日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第12回(2021年2月16日)※議事録公開
第13回(2021年3月8日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第14回(2021年3月30日)※議事録公開

第15回(2021年4月12日)※議事録公開

2021年4月12日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書(案)

第16回(2021年5月21日)※議事録公開

2021年5月21日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書

本日もひきつづき、第15回性犯罪に関する刑事法検討会の議事録を参照します。

2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会

同検討会では、取りまとめ報告書(案)に関する論議がおこなわれました。

(参考。当ブログ)
取りまとめ報告書(案)に関する論議>
2021年5月31日(その1)
2021年6月1日(その2)
2021年6月2日(その3)
2021年6月3日(その4)
2021年6月4日(その5)
2021年6月5日(その6)
2021年6月6日(その7)
2021年6月7日(その8)
2021年6月8日(その9)
2021年7月13日(その10)
2021年7月14日(その11)
2021年7月15日(その12)
2021年7月16日(その13)
2021年7月17日(その14)
2021年7月18日(その15)
2021年7月19日(その16)

取りまとめ報告書(案)に関する論議(その17)

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<18ページ>
2021年4月12日 齋藤梓 委員(臨床心理士)

取りまとめ報告書(案)の)52ページの「②」なのですけれども、

(参考。取りまとめ報告書(案)の52ページの「②」)
② 個人差はあるが、被害を訴えたときに、警察官から、裁判で嫌な質問をされるとか過去の出来事を持ち出されるなどと言われて被害届を取り下げた例があると聞いているし、過去に複数人と性的関係を持っていることを理由に今回も同意があるとして被害者の訴えを信用しないことが司法の現場で起きていると思われるほか、被害者が逃げなかったことを理由の一つとして最高裁判所が無罪判決を言い渡した例があるなど、社会全体にジェンダーバイアスがある。

これは、私やほかの委員の発言がまとめられているのかと思うのですが、社会全体にジェンダーバイアスがあるといったときに、明確にきちんと伝えられたかどうか分からないのですけれども、私の意図としましては、ジェンダーバイアスはもちろんなのですが、セクシャリティーですとか特定の職業などに対するバイアスも含めて、性に関わる様々なバイアスについて発言したつもりでしたので、そうしたニュアンスを含めていただければと思います。

——————————————————–

<18ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

承知しました。
承りました。

——————————————————–

取りまとめ報告書(案)と、2021年5月21日に確定した取りまとめ報告書を比較、対照します。

取りまとめ報告書(案)。2021年4月12日)
<52ページ>

② 個人差はあるが、被害を訴えたときに、警察官から、裁判で嫌な質問をされるとか過去の出来事を持ち出されるなどと言われて被害届を取り下げた例があると聞いているし、過去に複数人と性的関係を持っていることを理由に今回も同意があるとして被害者の訴えを信用しないことが司法の現場で起きていると思われるほか、被害者が逃げなかったことを理由の一つとして最高裁判所が無罪判決を言い渡した例があるなど、社会全体にジェンダーバイアスがある。

  
取りまとめ報告書。2021年5月21日)
<53ページ>

② 個人差はあるが、被害を訴えたときに、警察官から、裁判で嫌な質問をされるとか過去の出来事を持ち出されるなどと言われて被害届を取り下げた例があると聞いているし、過去に複数人と性的関係を持っていることを理由に今回も同意があるとして被害者の訴えを信用しないことが司法の現場で起きていると思われるほか、被害者が逃げなかったことを理由の一つとして最高裁判所が無罪判決を言い渡した例があるなど、社会全体に、特定のセクシュアリティや職業への偏見、ジェンダーバイアスがある。

取りまとめ報告書ではあらたに、
特定のセクシュアリティや職業への偏見
の文字が追加されました。

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<18ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

ほかに御意見ございますか。よろしいでしょうか。

それでは、次に、
「(3) 司法面接的手法による聴取結果の証拠法上の取扱いの在り方」
について、報告書案の修正に関する御意見がありましたらお願いします。

——————————————————–

<18ページ>
2021年4月12日 小島妙子 委員(弁護士)

取りまとめ報告書(案)の)57ページの「④」の意見は、

(参考。取りまとめ報告書(案)の57ページの「④」)
④ 医師など専門的知識を有する中立の第三者が聴取を行い、同法(刑事訴訟法)第321条第1項第2号に準じた規定により伝聞例外を認める方法や、裁判所が関与して子供の供述を保全する方法が考えられるといった意見が述べられた。

私の意見を入れていただいたものだと思うのですけれども、子供への反対尋問というのは、子供に対する負担が非常に大きいことからという理由を入れていただきたいのと、私の意見は、何らかの形で裁判官面前調書に結び付けていかなければならないということで申し上げたので、刑事訴訟法321条1項2号ではなくて、同項1号と申し上げたので、そこは訂正をお願いしたいと存じます。

——————————————————–

<19ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

この意見は金杉委員の御意見でもあるようですが。

——————————————————–

<19ページ>
2021年4月12日 金杉美和 委員(弁護士)

取りまとめ報告書(案)の)57ページの「④」は、

(参考。取りまとめ報告書(案)の57ページの「④」)
④ 医師など専門的知識を有する中立の第三者が聴取を行い、同法(刑事訴訟法)第321条第1項第2号に準じた規定により伝聞例外を認める方法や、裁判所が関与して子供の供述を保全する方法が考えられる
といった意見が述べられた。

私もこういうことは申し上げましたけれども、同様の意見を小島委員も述べられていたという理解です。
両方の意見がまとめられているのかなと思っていました。

——————————————————–

<19ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

お二人の意見を合体したものになっているようでございます。

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<19ページ>
2021年4月12日 小島妙子 委員(弁護士)

私は、刑事訴訟法321条1項1号ということで申し上げたと思うので、反対尋問の負担が重いということと、司法基盤の充実ということを申し上げたので、それらをもう少し明確に入れていただければ有り難いです。

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<19ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

分かりました。
各意見を正確に反映したいと思います。

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取りまとめ報告書(案)と、2021年5月21日に確定した取りまとめ報告書を比較、対照します。

取りまとめ報告書(案)。2021年4月12日)
<57ページ>

④ 医師など専門的知識を有する中立の第三者が聴取を行い、同法(刑事訴訟法)第321条第1項第2号に準じた規定により伝聞例外を認める方法や、裁判所が関与して子供の供述を保全する方法が考えられる
といった意見が述べられた。

  
取りまとめ報告書。2021年5月21日)
<58ページ>

④ 医師など専門的知識を有する中立の第三者が聴取を行い、同法(刑事訴訟法)第321条第1項第2号に準じた規定により伝聞例外を認める方法や、子供の供述の負担に配慮し、同項第1号に準じて裁判所が関与して子供の供述を保全する方法が考えられる
といった意見が述べられた。

上述のとおり、取りまとめ報告書では、
子供の供述の負担に配慮し、同項第1号に準じて
の文言が付け加わりました。

明日も、取りまとめ報告書(案)に対する各委員の意見や要望をみていきます。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

《刑法改正を審議する検討会の15回目の議事録~取りまとめ報告書【案】》(16)。香西咲さんたち被害者は、刑法の改正を待ち望んでいます

いま、刑法の性犯罪の規定を改正するための手続きが進められています。

(確認)
刑法が改正されるまでの手順
(1)性犯罪に関する刑事法検討会(※法務省内)

性犯罪に関する刑事法検討会、終わりました」(寺町東子弁護士

(2)法務省が改正要綱案を作成

「今日(2021年5月21日)取りまとめ報告書を法務大臣が受け取り、それを踏まえて、法務省が改正要綱案を作成し、法務大臣が法制審に諮問することになります」(寺町東子弁護士

(2021年)9月までに、検討会の結果を踏まえ、法務省がどのような改正要綱案をまとめて、法制審(法制審議会)に諮問するのか。注視していきましょう」(寺町東子弁護士

(3)法務大臣が法制審議会へ諮問

「法制審議会に進んだときに、通常は法務大臣からの諮問というかたちで、条文の案というのがつくられて、出てくるんですね。叩き台、みたいなものなんですけども」(山本潤 一般社団法人Spring代表理事

(4)国会で審議、採択
——————————————————–

現在、性犯罪に関する刑事法検討会取りまとめ報告書が公開されています。

(参考。法務省の性犯罪に関する刑事法検討会
<開催状況>

第1回(2020年6月4日)※議事録公開
第2回(2020年6月22日)※議事録公開
第3回(2020年7月9日)※議事録公開
第4回(2020年7月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第5回(2020年8月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第6回(2020年9月24日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第7回(2020年10月20日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第8回(2020年11月10日)※議事録公開
第9回(2020年12月8日)※議事録公開
第10回(2020年12月25日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第11回(2021年1月28日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第12回(2021年2月16日)※議事録公開
第13回(2021年3月8日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第14回(2021年3月30日)※議事録公開

第15回(2021年4月12日)※議事録公開

2021年4月12日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書(案)

第16回(2021年5月21日)※議事録準備中

2021年5月21日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書

本日もひきつづき、第15回性犯罪に関する刑事法検討会の議事録を参照します。

2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会

同検討会では、取りまとめ報告書(案)に関する論議がおこなわれました。

(参考。当ブログ)
取りまとめ報告書(案)に関する論議>
2021年5月31日(その1)
2021年6月1日(その2)
2021年6月2日(その3)
2021年6月3日(その4)
2021年6月4日(その5)
2021年6月5日(その6)
2021年6月6日(その7)
2021年6月7日(その8)
2021年6月8日(その9)
2021年7月13日(その10)
2021年7月14日(その11)
2021年7月15日(その12)
2021年7月16日(その13)
2021年7月17日(その14)
2021年7月18日(その15)

取りまとめ報告書(案)に関する論議(その16)

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<18ページ>
2021年4月12日 山本潤 委員(一般社団法人Spring代表理事)

取りまとめ報告書(案)の)50ページの1行目の「イ」のところで、
公訴時効期間を延長する方法が考えられ
に関して、

(参考。取りまとめ報告書(案)
<49~50ページ>
エ 性犯罪について公訴時効の完成を遅らせる場合の具体的な方策の在り方に関する議論

性犯罪一般について公訴時効の完成を遅らせる場合の具体的な方策の在り方については、
① 現行制度の枠内で公訴時効の完成を遅らせることとするのであれば、
「ア」公訴時効の起算点を遅らせる方法、
「イ」公訴時効期間を延長する方法
が考えられ、理論的に説明が付くのであれば、「ア」及び「イ」のいずれか一方の方法によることも両者を組み合わせることも可能と思われる。
さらに、現行法上、犯人が国外にいる場合には、事実上捜査を行うことができないため公訴時効が停止することとされているのと同様の考え方に立ち、性犯罪は被害認識や被害申告が困難であり、それゆえ事実上捜査を行うことができないことを根拠として、「ウ」性犯罪であること、あるいは被害者が一定の年齢未満であることを新たな停止事由とする方法
が考えられる。

私の方から、以前、20年間に延長することを希望しますという意見を述べたので、そちらはできれば記載していただけるとうれしいと思います。

——————————————————–

<18ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

承りました。
検討いたします。

——————————————————–

取りまとめ報告書(案)と、2021年5月21日に確定した取りまとめ報告書を比較、対照します。

取りまとめ報告書(案)。2021年4月12日)
<50ページ>

エ 性犯罪について公訴時効の完成を遅らせる場合の具体的な方策の在り方に関する議論

④ 加害者が親等である場合には、被害者である子供は、家庭的・社会的・経済的に加害者に依存している場合が多く、被害を申告することは難しいので、少なくとも、被害者が未成年である場合の公訴時効の起算点を25歳あるいは30歳まで遅らせるべきであるし、未成年者の特殊性・脆弱性を踏まえると、公訴時効期間を延長することも検討すべきである。

  
取りまとめ報告書。2021年5月21日)
<51ページ>

エ 性犯罪について公訴時効の完成を遅らせる場合の具体的な方策の在り方に関する議論

④ 加害者が親等である場合には、被害者である子供は、家庭的・社会的・経済的に加害者に依存している場合が多く、被害を申告することは難しいので、少なくとも、被害者が未成年である場合の公訴時効の起算点を25歳あるいは30歳まで遅らせるべきであるし、未成年者の特殊性・脆弱性を踏まえると、例えば、公訴時効期間を20年に延長することも検討すべきである。

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<18ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

ほかに御意見ございますか。よろしいですか。
それでしたら、
「(2) いわゆるレイプシールドの在り方」
について、報告書案の修正に関する御意見がありましたらお願いします。

——————————————————–

<18ページ>
2021年4月12日 山本潤 委員(一般社団法人Spring代表理事)

レイプシールドのところなのですけれども、二次被害がないようにするための対応として、どういうことをされているかなどの調査研究が必要であるということとか、研修なども踏まえてガイドラインなども必要ではないかという意見を述べましたので、それらもどこかに記載していただければと思っています。

——————————————————–

<18ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

承りました。

——————————————————–

2021年5月21日に確定した取りまとめ報告書を確認します。
あらたに以下の文章が追加されました。

取りまとめ報告書。2021年5月21日)
<54ページ>

(2)いわゆるレイプシールドの在り方
被害者の性的な経験や傾向に関する証拠を公判に顕出することを原則として禁止することとすべきか

イ 今後の運用の在り方に関する議論

② 司法の場での被害者に対する侮辱的発言に関する調査を行うことや、法曹三者でガイドラインを作成し、裁判官・検察官・警察官・弁護士等の研修を強化することなど、被害者が安心して刑事裁判の場に臨めるよう、積極的な取組を行うことが必要であるといった意見が述べられた。

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<18ページ>
2021年4月12日 金杉美和 委員(弁護士)

取りまとめ報告書(案)の)54ページの「⑥」の意見は、

(参考。取りまとめ報告書(案)の54ページの「⑥」

(2)いわゆるレイプシールドの在り方
被害者の性的な経験や傾向に関する証拠を公判に顕出することを原則として禁止することとすべきか

イ 今後の運用の在り方に関する議論

⑥ 弁護士については、弁護士会において、国選弁護人の登録に際し、被害者への対応の在り方を含めた刑事弁護に関する研修を義務付けることを検討しているといった意見が述べられた。

私が述べた意見の要約だと思いますが、ちょっと要約が不正確で、事実と異なってしまっていますので、修正を求めます。
修正案につきましては、意見書の6ページのとおりです。

——————————————————–

<18ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

承知しました。

——————————————————–

取りまとめ報告書(案)と、2021年5月21日に確定した取りまとめ報告書を比較、対照します。

取りまとめ報告書(案)。2021年4月12日)
<54ページ>

(2)いわゆるレイプシールドの在り方
被害者の性的な経験や傾向に関する証拠を公判に顕出することを原則として禁止することとすべきか

イ 今後の運用の在り方に関する議論

⑥ 弁護士については、弁護士会において、国選弁護人の登録に際し、被害者への対応の在り方を含めた刑事弁護に関する研修を義務付けることを検討しているといった意見が述べられた。

  
取りまとめ報告書。2021年5月21日)
<55ページ>

(2)いわゆるレイプシールドの在り方
被害者の性的な経験や傾向に関する証拠を公判に顕出することを原則として禁止することとすべきか

イ 今後の運用の在り方に関する議論

⑥ 弁護士については、弁護士会において、分かりやすい主張や尋問の在り方について研修を実施する場合があるところ、今後日本弁護士連合会が行う研修の充実や、弁護士会において、刑事弁護を行うに際して一定の研修の受講を要件とすることなどの検討を始めているところであり、これらの取組により、被害者への対応の在り方を含めた刑事弁護全体の底上げが図られると思われる
といった意見が述べられた。

明日も、取りまとめ報告書(案)に対する各委員の意見や要望をみていきます。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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《刑法改正を審議する検討会の15回目の議事録~取りまとめ報告書【案】》(15)。日本は現在、香西咲さんたちを蹂躙した犯人を野放しにしています

(確認)
刑法が改正されるまでの手順
(1)性犯罪に関する刑事法検討会(※法務省内)

性犯罪に関する刑事法検討会、終わりました」(寺町東子弁護士

(2)法務省が改正要綱案を作成

「今日(2021年5月21日)取りまとめ報告書を法務大臣が受け取り、それを踏まえて、法務省が改正要綱案を作成し、法務大臣が法制審に諮問することになります」(寺町東子弁護士

(2021年)9月までに、検討会の結果を踏まえ、法務省がどのような改正要綱案をまとめて、法制審(法制審議会)に諮問するのか。注視していきましょう」(寺町東子弁護士

(3)法務大臣が法制審議会へ諮問

「法制審議会に進んだときに、通常は法務大臣からの諮問というかたちで、条文の案というのがつくられて、出てくるんですね。叩き台、みたいなものなんですけども」(山本潤 一般社団法人Spring代表理事

(4)国会で審議、採択
——————————————————–

現在、性犯罪に関する刑事法検討会取りまとめ報告書が公開されています。

(参考。法務省の性犯罪に関する刑事法検討会
<開催状況>

第1回(2020年6月4日)※議事録公開
第2回(2020年6月22日)※議事録公開
第3回(2020年7月9日)※議事録公開
第4回(2020年7月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第5回(2020年8月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第6回(2020年9月24日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第7回(2020年10月20日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第8回(2020年11月10日)※議事録公開
第9回(2020年12月8日)※議事録公開
第10回(2020年12月25日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第11回(2021年1月28日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第12回(2021年2月16日)※議事録公開
第13回(2021年3月8日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第14回(2021年3月30日)※議事録公開

第15回(2021年4月12日)※議事録公開

2021年4月12日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書(案)

第16回(2021年5月21日)※議事録準備中

2021年5月21日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書

本日もひきつづき、第15回性犯罪に関する刑事法検討会の議事録を参照します。

2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会

同検討会では、取りまとめ報告書(案)に関する論議がおこなわれました。

(参考。当ブログ)
取りまとめ報告書(案)に関する論議>
2021年5月31日(その1)
2021年6月1日(その2)
2021年6月2日(その3)
2021年6月3日(その4)
2021年6月4日(その5)
2021年6月5日(その6)
2021年6月6日(その7)
2021年6月7日(その8)
2021年6月8日(その9)
2021年7月13日(その10)
2021年7月14日(その11)
2021年7月15日(その12)
2021年7月16日(その13)
2021年7月17日(その14)

取りまとめ報告書(案)に関する論議(その15)

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<16~17ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

では、これで実体法を終えて、次に、「2 刑事手続法について」の
「(1) 公訴時効の在り方」
について、報告書案の修正に関する御意見がありましたら、お願いします。

——————————————————–

<17ページ>
2021年4月12日 齋藤梓 委員(臨床心理士)

取りまとめ報告書(案)の)50ページの「⑥」なんですけれども、

(参考。取りまとめ報告書(案)の50ページの「⑥」)
⑥ 年齢とともに被害の開示ができるようになる実態に照らし、20歳代の若年成人については公訴時効が進行しないこととすべき

年齢とともに被害の開示ができるようになる実態に照らし
ということは、正にそのとおりなのですけれども、恐らく、私は、成人したからといってすぐに開示できるわけではないとか、一定の年齢を超えたからといってすぐに開示できるわけではないといったような趣旨の発言もしていたと思いますので、
「成人したからといってすぐに開示できるわけではないけれども、年齢とともに被害の開示ができるようになる実態に照らし」
などのように修正いただけると有り難いなと思いました。

——————————————————–

<17ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

承りました。

——————————————————–

取りまとめ報告書(案)と、2021年5月21日に確定した取りまとめ報告書を比較、対照します。

取りまとめ報告書(案)。2021年4月12日)
<50ページ>

⑥ 年齢とともに被害の開示ができるようになる実態に照らし、20歳代の若年成人については公訴時効が進行しないこととすべき。

  
取りまとめ報告書。2021年5月21日)
<52ページ>

⑥ 性犯罪の被害者の記憶の健忘や被害申告に要する期間に関する海外の研究や臨床の経験から、一定の年齢に達すれば被害の開示ができるようになるというわけではないが、20歳代後半や30歳代前半に初めて臨床に至る場合が多いことや、年齢とともに被害の開示ができるようになる実態に照らすと、少なくとも10年間は公訴時効の完成を遅らせるべきであり、未成年者のみならず、20歳代の若年成人についても公訴時効が進行しないこととすべきである。

齋藤梓委員の意見が取りまとめ報告書に反映されました。

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<17ページ>
2021年4月12日 佐藤陽子 委員(北海道大学教授)

私も取りまとめ報告書(案)の)50ページに関してです。
「⑤」は私の意見だと思うのですけれども、

(参考。取りまとめ報告書(案)の50ページの「⑤」)
⑤ 特に未成年者については、身体的虐待等と異なり、性犯罪の被害に遭っていることが外見上分かりにくく、周囲の者も本人も被害を認識できないという問題があるので、一定の年齢まで公訴時効の起算点を遅らせることが必要であり、諸外国の法制に倣い、例えば、被害者が30歳に達するまで全ての性犯罪について公訴時効の起算点を遅らせる方法や、被害者が18歳未満の者である場合に限り、28歳に達するまで公訴時効の起算点を遅らせるといった方法が考えられる

説明が足りなくて非常に申し訳なかったのですが、この書き方だと、私が30歳とか28歳といった特定の年齢にこだわっているように見えるかもしれないと思ったのですけれども、そうではなくて、別に25歳でも30歳でも、日本にふさわしい年齢であれば、それでいいと思っております。

ここの趣旨としましては、オーストリアのように18歳未満の未成年のときに被害に遭った場合に限って28歳に達するまで公訴時効の進行を止めるというような方法もあるけれども、そうすると18歳以上28歳に達するまでの人は、未成年の間に被害に遭った人よりも早い年齢で時効が完成してしまうため、そういうところも考えないと駄目ですよねという趣旨の発言でございます。

それがちょっと分かりにくい感じになっているので、分かりやすい感じでまとめていただければありがたいですし、あるいは、私が代案を出すというようなこともあるかと思いますので、その点、誤解がないようにできればなと思っているところでございます。
よろしくお願いいたします。

——————————————————–

<17ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

場合によっては御発言の趣旨をお伺いして、少し修文させていただくかもしれません。
承りました。

——————————————————–

取りまとめ報告書(案)と、2021年5月21日に確定した取りまとめ報告書を比較、対照します。

取りまとめ報告書(案)。2021年4月12日)
<50ページ>

⑤ 特に未成年者については、身体的虐待等と異なり、性犯罪の被害に遭っていることが外見上分かりにくく、周囲の者も本人も被害を認識できないという問題があるので、一定の年齢まで公訴時効の起算点を遅らせることが必要であり、諸外国の法制に倣い、例えば、被害者が30歳に達するまで全ての性犯罪について公訴時効の起算点を遅らせる方法や、被害者が18歳未満の者である場合に限り、28歳に達するまで公訴時効の起算点を遅らせるといった方法が考えられる。

  
取りまとめ報告書。2021年5月21日)
<51~52ページ>

⑤ 特に未成年者については、身体的虐待等と異なり、性犯罪の被害に遭っていることが外見上分かりにくく、周囲の者も本人も被害を認識できないという問題がある。
現行法において、18歳未満の者に対する性交等について監護者性交等罪が設けられていることや海外の立法例も踏まえ、例えば、未成年者の被害について成年に達するまで起算点を遅らせることが考えられる。

佐藤陽子委員とはちがい、齋藤梓委員は実情をよく理解されている、と感じました。

(再掲。齋藤梓 委員。取りまとめ報告書
年齢とともに被害の開示ができるようになる実態に照らすと、少なくとも10年間は公訴時効の完成を遅らせるべきであり、未成年者のみならず、20歳代の若年成人についても公訴時効が進行しないこととすべきである

明日も、公訴時効の延長に対する各委員の意見や要望をみてみます。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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《刑法改正を審議する検討会の15回目の議事録~取りまとめ報告書【案】》(14)。香西咲さんたち被害者のうったえがうねりとなり、刑法はおおきく変わろうとしています

法務省は、昨年(2020年)の3月31日に、刑法の改正を審議する検討会(性犯罪に関する刑事法検討会)を設立しました。

(参考。法務省の性犯罪に関する刑事法検討会
<開催状況>

第1回(2020年6月4日)※議事録公開
第2回(2020年6月22日)※議事録公開
第3回(2020年7月9日)※議事録公開
第4回(2020年7月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第5回(2020年8月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第6回(2020年9月24日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第7回(2020年10月20日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第8回(2020年11月10日)※議事録公開
第9回(2020年12月8日)※議事録公開
第10回(2020年12月25日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第11回(2021年1月28日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第12回(2021年2月16日)※議事録公開
第13回(2021年3月8日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第14回(2021年3月30日)※議事録公開

第15回(2021年4月12日)※議事録公開

2021年4月12日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書(案)

第16回(2021年5月21日)※議事録準備中

2021年5月21日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書

上述のとおり、2021年4月12日に、第15回性犯罪に関する刑事法検討会が開催されました。

2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会

同検討会では、取りまとめ報告書(案)に関する論議がおこなわれました。

(参考。当ブログ)
取りまとめ報告書(案)に関する論議>
2021年5月31日(その1)
2021年6月1日(その2)
2021年6月2日(その3)
2021年6月3日(その4)
2021年6月4日(その5)
2021年6月5日(その6)
2021年6月6日(その7)
2021年6月7日(その8)
2021年6月8日(その9)
2021年7月13日(その10)
2021年7月14日(その11)
2021年7月15日(その12)
2021年7月16日(その13)

本日もひきつづき、第15回性犯罪に関する刑事法検討会の議事録を参照します。

取りまとめ報告書(案)に関する論議(その14)

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<15ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

(略)、次に、
「(8) 性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方」
について、報告書案の修正に関する御意見がありましたら、お願いします。

——————————————————–

<15ページ>
2021年4月12日 金杉美和 委員(弁護士)

取りまとめ報告書(案)の)40ページの上から1行目なのですけれども、
などとして、処罰規定を設けるべきとする意見が多く述べられた
ということで、同意なく性的な姿態を撮影する行為を処罰する処罰規定を設けるべきとする意見が多数述べられたというように終わっています。

(参考。取りまとめ報告書(案)の39~40ページ)
(8)性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方
ア 処罰規定
他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為や画像を流通させる行為を処罰する規定を設けるべきか

(イ) 新たな処罰規定を創設することの要否・当否に関する議論
④ 撮影データやその記録媒体を没収・消去の対象とする前提として撮影行為を処罰対象とする必要性が高いなどとして、処罰規定を設けるべきとする意見が多く述べられた

こういった意見が多数であったということは私も理解しているので、これで構わないのですが、ただ、第13回会合で、私は、最後に、これまでは処罰の必要性について立法事実があると考えてきたので、強く反対はしませんでしたがということで、不同意性交や不同意の在り方の規定の議論状況からすると少し懸念がありますという意見を言わせていただきました。

その点を入れていただきたいなという意見です。修正案につきましては、意見書の5ページで具体的に述べさせていただいていますので、ここでは申し上げませんけれども、それに対して懸念を表する意見があったということは入れていただければなと思います。

私の意見に対しては、佐藤委員からも、そもそもそういう事態が生じないように処罰範囲を明確にする必要があると、そこが大前提で大切だという御指摘もありましたし、かつ、上谷委員からの御反論があったということも承知しています。

それも記載していただくのであれば、併せてでも構わないと思うのですが、触れてはいただきたいなと思います。

——————————————————–

<16ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

御意見としては、一切そういう規定を設けるべきではないという御意見だと理解してよろしいでしょうか、あるいは、適用範囲を限定した上で考えるべきだという御意見なのでしょうか。

——————————————————–

<16ページ>
2021年4月12日 金杉美和 委員(弁護士)

最後に述べた意見としては、この処罰規定は設けるべきではない、現在生じている不利益や法益侵害に対する対処としては、撮影行為そのものを処罰する規定を設けるのではなくて、流出させる行為を処罰する、あるいは有罪判決を前提としない行政没収等で対応すべきだという趣旨です。

——————————————————–

<16ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

承りました。

——————————————————–

先日(2021年5月21日)確定した取りまとめ報告書では、以下の記述となりました。

取りまとめ報告書。2021年5月21日)
<39~40ページ>

④ 撮影データやその記録媒体を没収・消去の対象とする前提として撮影行為を処罰対象とする必要性が高いなどとして、処罰規定を設けるべきとする意見が多く述べられた一方で、

⑤ 強制性交等罪の暴行・脅迫の要件の改正内容によっては、行為者の側が、認識の相違による被害申告等に備え、相手方の同意の存在を立証するため、撮影の同意を得ないまま性交等の一部始終を撮影することが起こり得るところ、そうであるとすれば、撮影行為を処罰する規定を設けるべきではない
(といった意見も述べられた。)

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<16ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

ほかにございますか。

——————————————————–

<16ページ>
2021年4月12日 上谷さくら 委員(弁護士)

取りまとめ報告書(案)の)42ページの「(オ) 小括」のところなのですけれども、
今後の検討に当たっては、被害者の意思に反する性的姿態の撮影行為を処罰する規定を設ける場合には

(参考。42ページの「小括」)
(オ) 小括
以上の議論を踏まえると、今後の検討に当たっては、被害者の意思に反する性的姿態の撮影行為を処罰する規定を設ける場合には、処罰の必要性のある範囲に限定するとともに、その要件の明確性に留意しつつ、適切な構成要件の在り方について更に検討がなされるべきである。
また、意思に反して撮影された性的姿態の画像を第三者に提供する行為などを処罰する規定を設ける場合も、同様に、適切な構成要件の在り方について更に検討がなされるべきである。

とあるのですけれども、私が受けた印象では、ただ今、金杉委員から基本的には必要ないという意見が出ましたけれども、ほとんどの人が処罰の規定を作る必要性が高いという認識に立って発言をされていたと考えています。

ですので、新しく創設する必要性が非常に高いのだという意見が大多数を占めており、その上で、その規定を設ける場合にはというようなニュアンスにしていただきたいというのが私の要望です。

——————————————————–

<16ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

小括に書き込むべきだということですか。

——————————————————–

<16ページ>
2021年4月12日 上谷さくら 委員(弁護士)

小括です。

——————————————————–

<16ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

ここは目立つからということでしょうか。

——————————————————–

<16ページ>
2021年4月12日 上谷さくら 委員(弁護士)

はい。
多分、全部読めない人がたくさんいると思うので。

——————————————————–

<16ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

御意見として承りました。
検討させていただきたいと思います。

——————————————————–

取りまとめ報告書(案)と、2021年5月21日に確定した取りまとめ報告書を比較、対照しました。
文面は変わりませんでした。

<16ページ>
2021年4月12日 宮田桂子 委員(弁護士)

今の小括に書き込むべきという上谷委員の意見には反対であることを取りあえず述べたいと思います。

取りまとめ報告書(案)の)40ページの一番上の行の「処罰規定を設けるべきとする意見が多く述べられた」のところなのですが、

(参考。取りまとめ報告書(案)の39ページ~40ページ)
(8)性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方
ア 処罰規定
他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為や画像を流通させる行為を処罰する規定を設けるべきか

(イ) 新たな処罰規定を創設することの要否・当否に関する議論
④ 撮影データやその記録媒体を没収・消去の対象とする前提として撮影行為を処罰対象とする必要性が高いなどとして、処罰規定を設けるべきとする意見が多く述べられた

私は一巡目の議論のときに、刑罰よりは行政処分や民事での対応といった刑罰以外の対応を考えるべきだという意見を述べておりますので、この点を、まとめの中に入れていただくのでも結構ですし、ほかの意見があったという形でも、書き方はお任せしますが、そういう意見もあったと記載していただければと思います。

2021年5月21日に確定した取りまとめ報告書を確認します。
同報告書の40頁に、以下の文章が追加されました。

取りまとめ報告書。2021年5月21日)
<40ページ>

⑥ 刑罰による対応ではなく、有罪判決を前提としない行政上の措置や、国が画像の消去費用を負担して加害者に求償するといった民事扶助等の対応を考えるべきである
といった意見も述べられた。

<16ページ>
2021年4月12日 宮田桂子 委員(弁護士)

このようにお願いするのは、書き方の技術的な問題ですけれども、インターネットへの掲示という被害者に最もダメージを与えるような行為に関して、被害者の方たちが、「(8)」の「ア」のまとめの中、あるいは「イ」の方の没収のところで十分な言及がされていないと感じるのではないかと思ったわけです。

渡邊委員が述べたところと私が述べたところがあったと思うのですが、現行刑法でもやれる方法として、公然わいせつ罪などで処罰する方法があり、そのことを例えば取りまとめ報告書(案)の)42ページの「⑲」の後ろ辺りに入れてみる、あるいは、インターネットへの対応についてのところも、例えば、インターネット捜査についての抜本的な法整備が必要だと書いておくと、被害者の方々が大きな被害を無視されなかったということで御安心いただけるのではないかと感じました。

——————————————————–

こちらにつきましても、2021年5月21日に確定した取りまとめ報告書の42ページに、以下の文言が追加されました。

取りまとめ報告書。2021年5月21日)
<42ページ>

⑲ 性的画像をインターネット上に流通させる行為については、刑法第175条のわいせつ物頒布等の罪や同法第230条の名誉毀損罪による処罰が可能である。

——————————————————–

<16ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

承りました。
議事録を確認して検討したいと思います。

——————————————————–

明日も、第15回性犯罪に関する刑事法検討会の議事録をみていきます。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
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2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

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《刑法改正を審議する検討会の15回目の議事録~取りまとめ報告書【案】》(13)。刑法は、性犯罪者の味方です。香西咲さんたち被害者を救う法律に変わることを切望します

刑法の性犯罪の規定は、そう遠くない将来、おおきく変わる予感がします。
刑法の改正の有無を審議していた法務省の性犯罪に関する刑事法検討会は、ひとまず、各委員から出された意見を
取りまとめ報告書(案)
というかたちで集約しました。

(参考。法務省の性犯罪に関する刑事法検討会
<開催状況>

第1回(2020年6月4日)※議事録公開
第2回(2020年6月22日)※議事録公開
第3回(2020年7月9日)※議事録公開
第4回(2020年7月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第5回(2020年8月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第6回(2020年9月24日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第7回(2020年10月20日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第8回(2020年11月10日)※議事録公開
第9回(2020年12月8日)※議事録公開
第10回(2020年12月25日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第11回(2021年1月28日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第12回(2021年2月16日)※議事録公開
第13回(2021年3月8日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第14回(2021年3月30日)※議事録公開

第15回(2021年4月12日)※議事録公開

2021年4月12日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書(案)

第16回(2021年5月21日)※議事録準備中

2021年5月21日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書

約3か月前(2021年4月12日)の検討会(第15回性犯罪に関する刑事法検討会)で、各委員は、同報告書(案)に対して、意見や要望をのべました。

2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会

本日も、同検討会の議事録を参照します。

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

(参考。当ブログ)
取りまとめ報告書(案)に関する論議>
2021年5月31日(その1)
2021年6月1日(その2)
2021年6月2日(その3)
2021年6月3日(その4)
2021年6月4日(その5)
2021年6月5日(その6)
2021年6月6日(その7)
2021年6月7日(その8)
2021年6月8日(その9)
2021年7月13日(その10)
2021年7月14日(その11)
2021年7月15日(その12)

取りまとめ報告書(案)に関する論議(その13)

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<14ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

ほかに、これまでのところで何か言い忘れたことはありますか。

——————————————————–

<14ページ>
2021年4月12日 山本潤 委員(一般社団法人Spring代表理事)

すみません、先ほどの補足なのですけれども、

(参考。当ブログ)
2021年7月14日(その11)

取りまとめ報告書(案)の)30ページの「⑥」で加害者にとって膣や肛門に物を入れるような行為に性的意味が乏しいというような議論がありましたが、被害者にとっては侵襲行為である以上、性的意味が乏しくない行為なので、そこはやはり、誰が主語であるのかということは入れていただきたいと思っています。

——————————————————–

<14ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

分かりました。
性的意味の問題は、実は非常に大きな問題で、理論的にもかなり議論になるところですので、それを含めて検討させていただきます。

——————————————————–

この件につきましては、2日前の当ブログ(2021年7月14日)でもふれています。
もう一度確認をします。

取りまとめ報告書(案)。2021年4月12日)
<30ページ>

⑥ 性的意味が乏しい行為を強制性交等の罪の対象に含めることは正当化し難く、また、ある類型の行為を強制性交等の罪の対象に含める場合には、その類型に該当する行為の全てが同程度の悪質性・当罰性を有することが必要であるところ、身体の一部や物を挿入する行為については、挿入するものの形状や挿入の態様によっては、性的な意味(わいせつ性)を有するかどうかについて評価が分かれ得るものがあるし、性交等と同等の法益侵害があるかについては議論の余地がある。

  
取りまとめ報告書。2021年5月21日)
<30ページ>

客観的に性的意味が乏しい行為を強制性交等の罪の対象に含めることは正当化し難く、また、ある類型の行為を強制性交等の罪の対象に含める場合には、その類型に該当する行為の全てが同程度の悪質性・当罰性を有することが必要であるところ、身体の一部や物を挿入する行為については、挿入するものの形状や挿入の態様によっては、性的な意味(わいせつ性)を有するかどうかについて評価が分かれ得るものがあるし、性交等と同等の法益侵害があるかについては議論の余地がある。

(再掲。山本潤 委員)
加害者にとって膣や肛門に物を入れるような行為に性的意味が乏しいというような議論がありました

法務省の性犯罪に関する刑事法検討会の事務局は、
客観的に
ということばを付け加えました。

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<14ページ>
2021年4月12日 山本潤 委員(一般社団法人Spring代表理事)

あと、性的同意年齢のところなのですけれども、年齢差要件を設けたときに、中間年齢を何歳にするのかまでは決まっていませんでしたけれども、成人とか、ある程度の年齢から、その下の保護すべき年齢を保護するというような意見は多数を占めていたと思ったのですけれども、それを意見として記載するか、どこかに含めていただければと思います。

——————————————————–

<14ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

そこまで議論が煮詰まっていないと思いますので、むしろ今後の検討課題になるのではないかと思います。

——————————————————–

<14ページ>
2021年4月12日 山本潤 委員(一般社団法人Spring代表理事)

「多数を占めていた」ではなくてもいいのですけれども、年齢差がある場合の年少者の保護についての意見を入れていただければと思います。

——————————————————–

<14ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

議事録を確認して、入れられるものがあれば、入れたいと思います。
先ほどまでの議論については、よろしいですか。

取りまとめ報告書(案)と、2021年5月21日に確定した取りまとめ報告書を比較、対照しました。
特に差異はありませんでした。

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<14ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

それでは、「(6) 法定刑の在り方」について、報告書案の修正に関する御意見がありましたら、発言をお願いします。

この「法定刑の在り方」から、最後の「司法面接的手法による聴取結果の証拠法上の取扱いの在り方」までについて、合計で30分程度の時間を予定しています。

——————————————————–

<14~15ページ>
2021年4月12日 山本潤 委員(一般社団法人Spring代表理事)

2名以上の者が現場において共同した場合についてなのですけれども、集団の場合であるとか、あるいは常習性・継続性がある場合に、そういうタイプの性犯罪を行ったことが分かるような罪名にする、あるいは罰条にするというような意見もあったと思います。
加重は難しいとしても、集団であることが分かる文言を入れてほしいという意見を出していますので、類型として復活するという意見もあったというような記載をしていただければ有り難いと思います。

——————————————————–

<15ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

もう一度議事録を確認して、検討いたします。

——————————————————–

取りまとめ報告書(案)と、2021年5月21日に確定した取りまとめ報告書を比較、対照します。

取りまとめ報告書の34頁にあらたな文言が追加されました。

取りまとめ報告書。2021年5月21日)
<34ページ>

④ 集団による犯行であることや常習性・継続性があることが罪名や罰条から明らかになるよう、致死傷の結果が生じた場合と並べて、集団である場合や常習性がある場合を加重事由として規定し、そのうち一つ以上の事由に該当する場合には加重をするという方法も考えられる
といった意見が述べられた。

明日も、取りまとめ報告書(案)に関する論議のつづきをみていきます。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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