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自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT事務局長の宮崎政久議員がかつておこなった国会質疑(その3)。香西咲さんたちは早晩、AV強要の苦しみから解放されることでしょう

2年前(2017年)の6月7日に衆議院法務委員会が開催されました。

2017年6月7日 動画 衆議院インターネット審議中継「法務委員会」

同委員会で、自民党の宮崎政久議員が、性犯罪に関する質疑をおこないました。

(参考。当ブログ)
2019年8月16日(その1)
2019年8月17日(その2)

本日も同委員会における質疑、応答をみていきます。
宮崎政久議員は現在、自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPTの事務局長をされています。

音声の文字化は、筆者。)
2017年6月7日 宮崎政久 衆議院議員(自民党)(現・自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長) 

はい、ありがとうございました。
つぎに、非親告罪化の件について、えー、ご質問させていただきます。

あの、今回、えー、強姦罪、準強姦罪、強制わいせつ罪、および準強制わいせつ罪を親告罪とする規定を削除して、非親告罪とするとともに、わいせつ目的、結婚目的の略取誘拐罪なども非親告罪、とする内容としております。

まあ、これまで、性犯罪が親告罪とされてきた趣旨は、まあ、一般に、
「公訴を提起することによって被害者のプライバシーなどが害されるおそれがあるので、被害者の意思を尊重して、被害者を保護するためである」
というふうに指摘がされております。

ただ、冒頭、申し上げたとおり、この、親告罪であるということが、被害に遭われたかたに非常に重いものを、まあ、不利益、と言えるようなものを背負わせている点もあったことも事実であります。
で、今回、このようなかたちで非親告罪化することの趣旨について、ご説明ください。

2017年6月7日 林真琴 法務省 刑事局長 

はい、あのー、委員ご指摘のとおり、現行法上、強姦罪等につきましては親告罪、とされておりまして、その趣旨は、
「公訴を提起することによって被害者のプライバシー等が害されるおそれがあって、被害者の意思を尊重するためである」
と。
このように解されてきたところでございます。

もっとも、近年の性犯罪の実情等に鑑みまして、その性犯罪被害者やその支援団体関係者等からのヒアリング等をおこなったところ、現在の実情といたしましては、犯罪被害によって肉体的、精神的に多大な被害をおった被害者にとっては、告訴するか否かの選択が迫られているように感じられたり、また、告訴したことにより被告人から報復を受けるのではないかとの不安を持つ場合があるなど、親告罪であることによりかえって被害者に精神的な負担を生じさせていること。
このことがすくなくない状況にいたっていると認められたところでございます。

えー、そこで、このような実情等に鑑みますと、
「これを非親告罪化して、親告罪であることにより生じている精神的負担を解消することが相当である」
と考えられたことから、今回の法改正により非親告罪化することとしたものでございます。

また現行法上、わいせつ目的または結婚目的の拐取(誘・略にかかる罪につきましても、強姦罪と同じく、いわゆる、性犯罪、と位置づけられ、親告罪、とされております。
その趣旨も一般に、強姦罪と同様に、被拐取者のプライバシーの保護のため、などとされております。

えー、このことからしますと、今回、強姦罪等を非親告罪化しようとする以上、これと同様に、わいせつ目的または結婚目的の拐取(誘・略にかかる罪につきましても非親告罪化するのが相当である、と考えたところでございます。

2017年6月7日 宮崎政久 衆議院議員(自民党)(現・自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長) 

まあ、わたしも冒頭、指摘させていただきましたとおり、親告罪であるということの意味は、プラスにもマイナスにもはたらく。
だから、今後もですね、もちろん被害に遭われたかたのなかにはさまざまなご見解のかたがおられるので、えー、刑事当局ではじゅうぶんその被害者のかたの心情をですね、じゅうぶん配慮していただきたい、というふうに思っております。

あの、この非親告罪化に関連してですね、法改正の前後での取り扱いについてお訊(たず)ねをしたい、と思います。

えー、この今回の附則の2条2項では、えー、改正法が施行される前の、まあ、行為、まあ、被害――被害者のかたからは被害ですけど――被害であったとしても、まあ、原則として非親告罪化する、としています。
まず、これがどういう趣旨であるのか、ということと併せてですね、えー、法改正前のものでも告訴がなくても処罰ができる、という点で、たとえばですね、これ、遡及的に被疑者、被告人に不利益になるという意味で罪刑法定主義に反するということはないのかどうか、併せてご説明いただきたいと思います。

2017年6月7日 林真琴 法務省 刑事局長 

はい、まず、趣旨でございますけれども、今般の強姦罪等の非親告罪化、これは被害者の精神的負担の軽減のためにおこなうものでございます。
こういった趣旨、目的に鑑みますと、被害者の負担を軽減するためにはできるかぎり広く非親告罪化することが適切である、と考えられましたところから、今回の法改正にさいして、附則の2条2項により、原則として、改正法施行前の行為についても非親告罪として取り扱う、こととしたものでございます。

えー、そして、改正法施行の時点において、えー、将来的に告訴がされる可能性がある事件につきましては、告訴がなされれば公訴が提起され有罪判決が出される可能性がある、ものでありまして、これを非親告罪化したとしましてもその被疑者、被告人の法律上の地位を著しく不安定にするものとは言えない、ことなどから、改正法施行時に告訴がされる可能性があるものについては、改正法施行前の行為を非親告罪として取り扱いましても、被疑者に不利益な改正法をさかのぼって適用するものではなく罪刑法定主義等に反するものではない、と考えているところでございます。

2017年6月7日 宮崎政久 衆議院議員(自民党)(現・自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長) 

ありがとうございました。

えー、つぎにですね、あの、被害者の方々へのですね、まあ、配慮に関する点についてお訊(たず)ねをしたいと思います。

まあ、被害に遭ったかたのなかには、まあ、被害に遭った直後、まあ、警察に行くこともできなくて、まあ、医療機関にだけなんとかやっと行くことができたという、まあ、例もすくなくないと思います。
まあ、こういった場合に、まあ、たとえば、まあ、体液であるとか髪の毛とか、まあ、そういう証拠になるもの、証拠の保全について、これ、しっかりやっていただくということがそののちの適正な処罰に向けたためには重要だと思います。

まず、現状、まあ、こういったことについて、えー、どういったとりくみがされているのか、警察当局にうかがいたいと思います。

2017年6月7日 高木勇人 警察庁長官官房審議官

警察庁におきましては、政府の犯罪被害者等基本計画にもとづきまして、医療機関における性犯罪証拠採取キットの試行整備を実施しているところでございます。

これは、協力の得られる医療機関等に対して性犯罪証拠採取キットをあらかじめ整備し、警察への届け出をおこなうかどうか迷っておられる性犯罪の被害者が当該医療機関を受診した場合に、医師等が被害者の同意を得た上で身体等に付着した証拠資料の採取等をおこない、証拠資料の滅失や被害の潜在化の防止を図るというものでございまして、現在、14都道県に所在する21の医療機関等で試行しているところでございます。

2017年6月7日 宮崎政久 衆議院議員(自民党)(現・自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長) 

まあ、この第3次犯罪被害者等基本計画、まあ、この推進、あの、非常に重要であります。
これまでとりくみがじゅうぶんでなかった、と言わざるをえない面もたくさんあります。
まあ、ワンストップ支援センターみたいなものをですね、しっかりと、あの、政府挙げて支援をしていくことは重要でありますので、まあ、ぜひ――いまの答弁に、あの、まあ、納得しているというわけではないんですけれども――引きつづきですね、この計画にしたがってすみやかに、あの、対処を進めてもらいたい、と。
これ、各省庁にまたがる点でありますので、ぜひよろしくお願いしたい、と思います。

まあ、同じ文脈で、えー、まあ、法務当局はどういうとりくみをしているのか、刑事局長にうかがいます。

2017年6月7日 林真琴 法務省 刑事局長 

あのー、まあ、法務当局といたしましては、やはり被害者の方々、この方々との関係でその、捜査、公判というものを担っていくわけでございますので、こういった場合につきましては、まずは被害者とコミュニケーションを非常に密にいたしまして、被害者の心情に配慮した捜査、公判に努めていくという必要がある、と考えております。
そういった場合にはその、関係者の名誉、プライバシー等の保護等については特に配慮しながら、捜査、公判の遂行に努めていく必要がある、と考えております。

2017年6月7日 宮崎政久 衆議院議員(自民党)(現・自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長) 

また、あの、被害に遭われた方々からですね、
「被害を届け出た事件が、結果、不起訴になったけれども、じゅうぶん説明を受けたとは思えない」
と。
「到底、納得できない」
という声も聞かれます。
今回、刑法の改正をもとめる活動をされているさまざまな団体からも、こういった趣旨の声を聞きました。

まあ、こういった指摘に対して、刑事局長のご認識を訊(き)きたいと思います。

2017年6月7日 林真琴 法務省 刑事局長 

いま委員ご指摘のような声につきましては、数年前からもこういった問題提起がなされておりまして、あの、検察におきましても、こういったその、性犯罪の被害者の捜査、公判に当たるに当たっては、犯罪被害者の希望に応じて、関係者の名誉、プライバシー等の保護の要請に配慮しつつも、その不起訴処分の内容でありますとか理由を丁寧に説明して、被害者のかたの気持ちにできるだけ応えられるよう努める、と。
こういったとりくみをこれまでもしてきたところでございます。
その旨の――検察の現場に対しての中央からの――通知等も発出しているところでございます。

あの、そういったなかでも、やはりまだ、
「不起訴になった理由をじゅうぶんに説明してもらえなかった」
「納得できなかった」
という点を聞くことがございますけれども、あの、納得できなかったかどうかというところはともかくといたしましても、その、理由をじゅうぶんに説明していない、という声につきましては、やはりこれまでのとりくみにつきましては、さらにこれをじゅうぶんにその、こういった丁寧な説明という、被害者の心情に配慮した捜査、公判というものに対してのとりくみをさらに進めていきたいと考えております。

2017年6月7日 宮崎政久 衆議院議員(自民党)(現・自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長) 

まあ、これは、まあ、先ほど質問したほかの質問とも共通するんですけれども、まあ、やはりこの犯罪の、まあ、性質をふまえてみて、よく、よく、その被害に遭われたかた、関係者のかたの声を本当に丁寧に深く聞いてもらうことが必要な犯罪類型だ、と思います。

そのことについて、まあ、いま答弁をいただきましたけれども、さらにですね、その趣旨が各所に徹底をしていただく必要がある、と私は思います。
それによって、こういった、
「じゅうぶんじゃない」
という声に応えたかたちでの、まあ、今回の法改正ということになると思いますので、ぜひ特段のとりくみをもとめるものであります。

——————————————————–

つづきは明日のブログでご紹介をさせていただきます。

(再掲)
2017年6月7日 宮崎政久 衆議院議員(自民党)(現・自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長) 

また、あの、被害に遭われた方々からですね、
「被害を届け出た事件が、結果、不起訴になったけれども、じゅうぶん説明を受けたとは思えない」
と。
「到底、納得できない」
という声も聞かれます。
(略)、やはりこの犯罪の、まあ、性質をふまえてみて、よく、よく、その被害に遭われたかた、関係者のかたの声を本当に丁寧に深く聞いてもらうことが必要な犯罪類型だ、と思います。

よく、よく、その被害に遭われたかた、関係者のかたの声を本当に丁寧に深く聞いてもらうことが必要な犯罪類型だ
AV出演強要について警察は、最近、方針をあらためました。

(参考。当ブログ)
2019年7月27日

(令和元年【2019年】7月11日 警察庁丁保発第63号「アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について【通達】」より、引用。)

2019年7月11日 警察庁 通達

アダルトビデオへの出演強要被害に係る相談者等から事情聴取を行う際には、相談者等の立場や主張を十分に酌み取るとともに、契約書があることを理由に相談に十分に応じないなどの不適切な対応は避けること。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年8月22日

同感です。
名前は伏せますが、ある警視庁担当が「この事( #AV強要 #強姦 )忘れないと幸せになれないよ?」と言ってのけた事を一生許せないです。作品も傷も絶対に消えません。
もう少し実力着いたら警察だろうと名前晒します。

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(再掲。2017年6月7日 宮崎政久議員)

(略)、やはりこの犯罪の、まあ、性質をふまえてみて、よく、よく、その被害に遭われたかた、関係者のかたの声を本当に丁寧に深く聞いてもらうことが必要な犯罪類型だ、と思います。

宮崎政久議員が事務局長をされている自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPTはいま、法案の準備をしています。

(2019年6月20日 ライトハウス「自民党:若者の性的搾取をなくすために、議員立法を目指すそうです」より、引用。改行を施しています。)

ライトハウス

先日(2019年6月13日)行われた、自民党の「性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」に、市民団体の一つとして参加させていただきました。
(略。)
そして、この議連の幹事長であり、AV出演強要問題対策プロジェクトチームのとかしきなおみ議員(PT座長)から、ビッグニュースを報告いただきました!
AV出演強要解決に向けて、AV業界での若者の望まない撮影被害をなくすための議員立法案の提出を目指すということです。
(後略。)

議員立法案の提出を目指す
一般的に、実務を担当するのは、事務局長です。
自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPTの事務局長は、宮崎政久議員です。
AV出演強要の被害者の方々の気持ちが晴れる法案になりそうな予感がします。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT事務局長の宮崎政久議員がかつておこなった国会質疑(その2)。香西咲さんにAV強要をおこなったやつらの末路がみえてきました

宮崎政久議員は現在、自民党AV出演強要対策PTの事務局長をされています。
※注 同PTの正式名称は、自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT、です。)
宮崎議員は性犯罪に対してどのような認識をおもちなのでしょうか。
昨日にひきつづき、2年前の衆議院法務委員会でかわされた質疑と応答をみてみます。

(参考。昨日の当ブログ)
2019年8月16日(その1)

2017年6月7日 動画 衆議院インターネット審議中継「法務委員会」

音声の文字化は、筆者。)
2017年6月7日 宮崎政久 衆議院議員(自民党)(現・自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長) 

えー、次に、強姦罪の暴行、脅迫要件について、えー、うかがいたいと思います。
えー、まず、強姦罪の成立に必要な暴行、脅迫の程度でありますけれども、これは判例ー
確立されておりまして、
「強盗罪のように相手方の反抗を抑圧する程度のものであることを要せず、反抗を著しく困難ならしめる程度のものであれば足りる」
と、まあ、解されてきたところでありますけれども。
まあ、今回の改正後の強制性交等罪についても、この点については変更がないのか。
刑事局長にお訊(たず)ねをします。

2017年6月7日 林真琴 法務省 刑事局長 

えー、強制性交等罪における「暴行又は脅迫を用いて」との文言は、改正前の強姦罪における「暴行又は脅迫を用いて」との文言と同じ意味である、と考えて、もちいております。
したがいまして、これまでの強姦罪等における解釈の変更、これを意図するものではございませんで、暴行、脅迫の程度は、委員ご指摘のとおり、
「相手方の反抗を著しく困難ならしめる程度のものであればたりる」
と解されるところでございます。

2017年6月7日 宮崎政久 衆議院議員(自民党)(現・自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長) 

それでは、じゃ、現在の実務においてですね、この、いまご説明のあった強姦罪の成立に必要な暴行、脅迫について、具体的にどういった事情を考慮して、まあ、事実認定をしていくのか。
刑事局長にご説明いただきたいと思います。

2017年6月7日 林真琴 法務省 刑事局長 

はい、あのー、暴行、脅迫が相手方の反抗を著しく困難ならしめる程度のものであるかどうか、これにつきましては、判例等によりまして、
「被害者の年齢、精神状態、行為の場所、時間等、諸般の事情を考慮して、社会通念にしたがって客観的に判断されなければならないもの」
と解されているところでございます。

2017年6月7日 宮崎政久 衆議院議員(自民党)(現・自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長) 

まあ、いま、まあ、概要をご説明いただいたわけでありますが、まあ、要は、
「さまざまな事情をあわせ、考慮する」
ということですが、まあ、この暴行、脅迫要件については、あー、被害者の方々のおはなしをうかがっていると、
「処罰すべきものがー」
まあ、
「処罰できていない」

まあ、
「激しい抵抗をしなければ暴行、脅迫が認定されないじゃないか」

まあ、こういったことから、
「この暴行、脅迫要件については撤廃をしてほしい」
「緩和をしてほしい」
という意見がたくさん寄せられています。

実は、今日も、この法務委員会の席に、これまで、えー、多大にこの改正に向けて活動されていただいた皆さん――いろいろな団体があるんですけれども、学者の先生、それぞれの団体の皆さん――が来ておられます。
まあ、わけても「刑法性犯罪を変えよう!プロジェクト」というのを進めておられた、まあ、4団体の皆さんは、いろんなものも――出版物も――出したりとか、いろいろなことをして、えー、ご尽力されてこられました。
今日、まあ、委員会も傍聴していただいております。
まあ、皆さんの取り組みに、あの、こころから敬意を表したい、そして感謝を申し上げたい、と思います。

実は、この暴行、脅迫要件、わたしもあの、弁護士として20年仕事をしているなかで、さまざま、事件に出会ったときに、加害者側から、まあ、
「合意があったと思った」
と。
まあ、こういう弁解とも関連する場合が非常に多いんです。

たとえば、具体的なケースでいいますと、まあ、被害者がこう、行きずりの被害に遭ったような場合ですね。

加害者が被害者に、暴力を振るったり、刃物を突きつける、と。
こういうようなことがあれば、暴行、脅迫というのは認められやすいわけでありますけれども。

じゃ、そこまでいかなかったケースはどうなるのか。
まあ、人気(ひとけ)のない夜道で、まあ、いきなり声をかけられて、腕をつかまれる。
まあ、普通の女性であれば、驚いて、恐怖で固まって、もう声も出ない状況になります。
よほど訓練を受けているとか、まあ、日ごろから、何かあったときにはきちっと対処しようというイメージトレーニングを重ねているような人でないかぎりは、まあ、逃げたり抵抗したりすることはできないわけです。
まさに反抗を著しく困難にされた状態と言えるわけでありまして、被害者の方のこの状況は、たとえば、「フリーズ」とかですね、「解離」。
まあ、こういったように言われる、まあ、言ってみれば、正常な反応、であります。

まあ、しかしながら、これが事件化されていって、まあ、たとえば事情を訊(き)く段階になったりすると、こう、
「なんで大声を出さなかったのか」
とか、
「通りかかったひとがいたのになんで助けをもとめなかったのか」
というふうに訊(き)かれることも多くて。
まあ、それをもって、まあ、
「合意があった」
と言い張る、まあ、加害者の側もおるわけであります。

まあ、しかし、通りがかりのひとに声をかけると言ってみても、まあ、そのひとが助けてくれる保証は、まあ、ありませんし、まあ、面倒なことに巻き込まれたくない、というひともいるでしょう。
また、助けをもとめたけれども、聞こえなかった、と。
そのひとに聞こえなかった、という場合には、まあ、加害者が今度は激高してもしかしたら殺されるんじゃないか、と。
こういう恐怖心を被害に遭われているかたがいだくのは、ある意味当然であります。
相手は行きずりで強姦をしてくるような人間、なんであります。

まあ、さらに、事案によっては、被害に遭われているかたが服を脱がされている、という場合もあるでしょうから、まあ、はずかしくて声をかけられない場合もあるでしょう。
それをもって、まあ、
「自分から声をかけなかった。助けを求めなかった。だから加害者が合意と思っても仕方がない」
まあ、こういうようなことになっているのではないか。
そんな声もあがっています。

法務当局の考えを刑事局長に訊(き)きたいと思います。

2017年6月7日 林真琴 法務省 刑事局長 

はい、あのー、
「暴行、脅迫の認定がきびしすぎる」
あるいは、
「激しく抵抗しなければ暴行、脅迫があると認定されない」
といった声、そういった批判の声があることはじゅうぶんに承知しております。

まあ、そのうえで、あの、暴行、脅迫の程度につきましては、あの、先ほども申し上げましたが、
「諸般の事情を考慮して、社会通念にしたがって客観的に判断されるべきものである」
と解されるところでございまして、えー、これは、具体的な状況によりますれば、えー、単にそれのみを取り上げて観察すれば反抗を著しく困難ならしめる程度には達していないようなものでありましても、たとえば、
「行為の時間、場所等、諸般の事情によっては反抗を著しく困難ならしめる程度の暴行、脅迫が認められうる」
こういうふうにされているところでございます。

えー、したがいまして、その、真に強姦罪等により処罰されるべき事案について、えー、暴行、脅迫要件のみが障害となって、えー、処罰されていないという状況にはないのではないか、と認識しているところでございます。

えー、たとえば、被害者が加害者との人間関係や恐怖感から抵抗できない場合において、被害者が抵抗していなかった。
このことのみをもって、暴行、脅迫が認められない、というものではなく、まあ、こういった場合につきましても、先ほどのような、その、客観的な事情、状況を考慮して、その、暴行、脅迫というものが認定されうる、と考えております。

あの、反抗を著しく困難ならしめる程度の暴行、脅迫の立証がたりない、として無罪となった事案のなかにおいても、その、暴行、脅迫の要件のみが認められない、ということを理由としているものではなくて、そのような場合には、被害者の供述の信用性がその事案において認められなかったものでありますとか、被害者が性交に同意していた可能性が否定できないことを理由として無罪とされているものもある、と考えております。

なお、その、暴行、脅迫の認定にあたりまして、
「犯罪被害に直面した被害者が反射行動により抵抗できなくなるというような場合がある」
ということ、
「そういった心理状態を適切に考慮する必要がある」
ということは、まことにそのとおりでございまして、えー、それは重要な指摘であろうかと考えております。

あの、法務、検察におきましても捜査、公判にたずさわる検察官に対して、えー、各種、経験年に応じた各種の研修をしておるわけでございますけれども、そういったなかにおきましても、こういった、その、被害者の心理状態、まあ、こういったものについての理解について、えー、今後もひきつづきその研修の充実というものを図ってまいりたいと考えております。

2017年6月7日 宮崎政久 衆議院議員(自民党)(現・自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長) 

いま、刑事局長が答弁された点ー
それでもですね、多くの方々から、
「必死に抵抗しなかったら暴行、脅迫要件が認められないんだ」
というきびしいご指摘があることは事実なんです。
どうかこれは重く受けとめていただいて、いま、まあ、さまざま研修等の言葉もいまありましたけれども、受け手がどう受けとめるか、事件に遭われて被害を申し出ているひとがどう受けとめるか、ということも重要な観点でありますので、ぜひこの辺の周知はしっかり図っていただきたいと思います。

同様の趣旨で、最高裁判所にもお訊(たず)ねをいたします。
裁判所においても、まあ、性犯罪に直面した被害者の心理であるとか、フリーズであるとか解離といった反応が生じることなど、事情をじゅうぶんに考慮したうえで暴行、脅迫要件の認定をしていくことが絶対に必要であると考えておりますが、最高裁のこの点についての見解をうかがいます。

2017年6月7日 平木正洋 最高裁判所事務総局 刑事局長 

えー、どのような場合に強姦罪の暴行、脅迫を認定するかは、個別の事件におきまして各裁判体が判断すべき事項ではございますが、一般論として申し上げますと、昭和33年6月6日の最高裁判決は、
「当裁判所判例は、刑法177条にいわゆる暴行脅迫は相手方の抗拒を著しく困難ならしめる程度のものであることを以つて足りると判示している。しかし、その暴行または脅迫の行為は、単にそれのみを取り上げて観察すれば右の程度には達しないと認められるようなものであつても、その相手方の年令、性別、素行、経歴等やそれがなされた時間、場所の四囲の環境その他具体的事情の如何と相伴つて、相手方の抗拒を不能にし又はこれを著しく困難ならしめるものであれば足りると解すべきである」
と判示しておりまして、各裁判体は、このような判例の趣旨もふまえながら暴行、脅迫の存否を適切に判断しているものと承知しておるところでございます。

(※参考。昭和33年6月6日 最高裁判決)
判決文

2017年6月7日 宮崎政久 衆議院議員(自民党)(現・自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長) 

最終的にさばきをくだす裁判所においても、今回の法改正の、冒頭、刑事局長が説明してくれた経緯、そして――まあ、今回のこの国会審議のなかで出ている――被害に遭われたかた、またこれを支援しているかた、さまざまな方々からこの暴行、脅迫要件については意見が出ていることが、まあ、研修等でですね、じゅうぶんにつたわるように、あの、配慮していただきたい。
そして、適正な裁判が進められるようにお願いをするものであります。

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(再掲)
2017年6月7日 宮崎政久 衆議院議員(自民党)(現・自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長) 

実は、この暴行、脅迫要件、わたしもあの、弁護士として20年仕事をしているなかで、さまざま、事件に出会ったときに、加害者側から、まあ、
「合意があったと思った」
と。
まあ、こういう弁解とも関連する場合が非常に多いんです。
加害者が被害者に、暴力を振るったり、刃物を突きつける、と。
こういうようなことがあれば、暴行、脅迫というのは認められやすいわけでありますけれども。

じゃ、そこまでいかなかったケースはどうなるのか。
まあ、人気(ひとけ)のない夜道で、まあ、いきなり声をかけられて、腕をつかまれる。
まあ、普通の女性であれば、驚いて、恐怖で固まって、もう声も出ない状況になります。

まさに反抗を著しく困難にされた状態と言えるわけでありまして、被害者の方のこの状況は、たとえば、「フリーズ」とかですね、「解離」。
まあ、こういったように言われる、まあ、言ってみれば、正常な反応、であります。

まあ、しかしながら、これが事件化されていって、まあ、たとえば事情を訊(き)く段階になったりすると、こう、
「なんで大声を出さなかったのか」
とか、
「通りかかったひとがいたのになんで助けをもとめなかったのか」
というふうに訊(き)かれることも多くて。
まあ、それをもって、まあ、
「合意があった」
と言い張る、まあ、加害者の側もおるわけであります。

「激しい抵抗をしなければ暴行、脅迫が認定されないじゃないか」

まあ、こういったことから、
「この暴行、脅迫要件については撤廃をしてほしい」
「緩和をしてほしい」
という意見がたくさん寄せられています。

——————————————————–

宮崎政久議員は性被害に遭った方々の痛みがわかるかたです。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月25日

富士山の樹海近くのスタジオに連れていかれてどうやって逃げろと?
周り何も無いですし。
怖い人20人近くいて声も出ないですよ。
男性にはこの怖さは分かりません。

(2016年10月17日 AFP「出演強要の罠、警告する日本のAV女優たち」より、引用。改行を施しています。)

香西咲さん

ただ泣くしかできず。
周りで20人くらいの大人たちがせかすように構えて待っている。
あの中で、女性1人で囲まれても、私じゃなくても断れない。

——————————————————–

宮崎政久議員は現在、自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPTの事務局長です。

(ライトハウスのツイートより、引用。)

ライトハウス
<2019年6月20日>

(再掲)

先日13日に行われた自民党「#性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」にて #AV出演強要 問題対策プロジェクトチームのとかしき議員から、ビッグニュースが!AV出演強要解決に向けて、AV業界での若者の望まない撮影被害をなくすための議員立法を目指すということです!

AV業界での若者の望まない撮影被害をなくすための議員立法を目指す
自民党のアダルトビデオ出演強要問題を考えるPTはどのような法案を考えているのでしょうか。
そう遠くない将来、全貌があきらかになります。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT事務局長の宮崎政久議員がかつておこなった国会質疑(その1)。AV強要についても香西咲さんたち被害者が望む法律になってほしいです

自民党のアダルトビデオ出演強要問題を考えるPTは現在、AV出演強要に関する法案の提出めざしているようです。

(ライトハウスのツイートより、引用。)

ライトハウス
<2019年6月20日>

(再掲)

先日13日に行われた自民党「#性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」にて #AV出演強要 問題対策プロジェクトチームのとかしき議員から、ビッグニュースが!AV出演強要解決に向けて、AV業界での若者の望まない撮影被害をなくすための議員立法を目指すということです!

自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPTの事務局長は、宮崎政久衆議院議員です。
事務局長は一般的に、実務をつかさどります。
AV出演強要問題とは別に、宮崎議員は2年前の国会で、刑法の改正に関して質疑をおこないました。
ふりかえってみます。

2017年6月7日 動画 衆議院インターネット審議中継「法務委員会」

音声の文字化は、筆者。)
2017年6月7日 宮崎政久 衆議院議員(自民党)(現・自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長) 

自由民主党の宮崎政久です。
性犯罪を厳正に対処するための刑法の一部を改正する法律案について質疑をさせていただきます。

明治40年(1907年)に現在の刑法が制定されて、今日まで110年が経過をして、今回はじめて、性犯罪の構成要件などを大幅に見直す改正となりました。

何が罪となるのか。
いかなる重さで処罰されるのか。
これは国の意思でありまして、主権者である国民が定めるところであります。

この委員会でこの刑法の理念を審議して、議論して、そしてその結果が議事録にも記載されることは、ここにいる私たち国会議員の大きな責務であると認識をしております。

本日、私をふくめまして10名の質疑者が立ちますが、この法案をすみやかに成立をさせるべきである、という点では、与党も野党も共通した思いを持っているところである、と思っております。
充実した審議をもとめて、まずわたしから先陣をきらせていただきたい、と思います。

今回の改正内容、どれも重要なのでありますけれども、私はですね、特に2点、えー、評価をしたいと思っております。

ひとつは、法定刑の下限を引き上げた、という点であります。
これまで強姦罪は、強盗罪と区別、あの、比較をされて、
「財物をうばう強盗と性的自由をうばう強姦とで、なぜ強姦のほうが刑が軽いのか」
と。
こういう批判をされてきました。
また、法定刑の下限が懲役3年以上であることから、まあ、検察官の求刑も低目になるということもあり、執行猶予つきの判決が出やすい、という現実もあったことは事実であります。
性犯罪の被害に遭いますと、被害に遭われたかたは、まあ、学校や会社に行けなくなってやめてしまったり、異性と交際ができなくなって結婚をあきらめてしまったり。
まあ、その被害の結果は、きわめて甚大であります。
それなのに、被告人が裁判を経て執行猶予つきの判決を受ける、ということになれば、被害に遭われたかたからすれば、まあ、言ってみれば、無罪放免、になったような印象を受けますので、それが司法に対する不信感になったり被害の回復を阻害するという面があったわけであります。

もうひとつは、「親告罪でなく」した、という点であります。
被害に遭われたかたが、まあ、警察に相談に行くということは、まあ、その時点で相当な勇気を振り絞っているわけでありまして、まあ、警察に行きさえすればあとは捜査をして裁判になってくれる、というふうに信じておられるわけであります。
にもかかわらず親告罪だということで、あらためて、これを事件にするかどうかはあなたが決めてくれ、というようなことを言われるのは、まあ、被害者のかたにとっては、まあ、苦痛以外のなにものでもないし、まあ、せっかく勇気を出して警察に行ったのに途中でこころが折れてしまったり、悪い場合には、加害者からの逆恨みを恐れて告訴を断念する、という事態もないわけではないわけであります。
また、この事件が進展するなかで、告訴を取り下げるならば被害弁償を支払う、という持ちかけを受けて、まあ、泣く泣く告訴を取り下げて示談金を受け取ることにならざるを得ないケース、というものもあります。
本来であれば、罪を犯した者は刑事責任を負って、さらに損害賠償という民事上の責任を負うのが当然であるはずなのに、親告罪であったがために、刑事か民事か二者択一を迫られる。と。
こういった被害に遭われたかたもこれまで多かったわけです。

こういったこと自体、まあ、言ってみれば二次被害という状況でありますし、その後の被害の回復をしていただくのに多大の影響を、多大な悪い影響を及ぼした現実がありました。

まあ、今回、このこと以外にも大きな前進となる本改正をする。
このことには、性犯罪の被害に遭われた多くの皆さんが声をあげてくださったことが推進力となってきたことは事実であります。

これはもう、与野党問わず、皆さんの、被害に遭われた皆さんの声を聞いた、と認識をしておりますけれども。
私ども自由民主党においても――私は事務局長をさせていただいておりますが――司法制度調査会において、性犯罪の被害に遭われたかた、またこれを支援されているかた、法改正の運動に取り組んでおられるかた、また、熱意を持ってこの問題に取り組んでいる弁護士さん、まあ、こういった多くの皆様から、幾度となくヒアリングをさせていただいてその声を聞かせていただきました。
まあ、被害を声に出して人々にうったえるというのは、まあ、とてもつらく苦しいことであることは、想像にかたくないわけであります。

性犯罪の被害に遭われた皆さんが長い年月をかけてうったえてきた地道な取り組みの成果が、まあ、いま、ここでようやくいったん結実をしようとしていることに対して、まあ、心から敬意を表して、また、感謝の思いを胸にいたしまして、質疑に入りたいと思います。

まあ、本改正の概要等大枠につきましては、先日の衆議院の本会議において、金田法務大臣から丁寧にご答弁をいただいております。

まあ、本日は、まあ、刑事実務にわたる部分、言ってみれば細目的、技術的な事項にわたる部分も多くありますので、えー、政府参考人、主として刑事局長にお答えいただきたいと思っております。

まず、今回の刑法改正にいたる経緯と改正の趣旨、まず端的にご説明ください。

2017年6月7日 林真琴 法務省 刑事局長 

はい、あのー、近年、現行法の性犯罪に関する罰則はかならずしも、その、現在の性犯罪の実態に即したものになっていない、という指摘がなされておりました。
まあ、そこで、性犯罪の実情等に鑑みまして、この事案の実態に即した対処をすることができるようにするため、今回の所要の法整備をおこなうものでございます。

えー、経緯でございますけれども、今回の改正に当たりましては、まず、平成26年(2014年)10月から、えー、刑事法研究者、法曹三者そして被害者支援団体関係者などからなります性犯罪の罰則に関する検討会を開催して、えー、検討をおこないました。

えー、その検討結果をふまえまして、平成27(2015年)年10月に法制審議会に諮問をおこないまして、えー、平成28年(2016年)9月に法制審議会から答申がなされましたので、えー、この答申をふまえまして、法務省におきまして必要な検討、準備をおこない、本法案の提出にいたったものでございます。

2017年6月7日 宮崎政久 衆議院議員(自民党)(現・自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長) 

ありがとうございます。
えー、それでは、ここから、あの、法文のですね、具体的な構成要件等について、えー、質問をしてまいりたいと思います。

えー、まず、改正後の刑法第177条でありますけれども、まあ、この強姦罪をあらため強制性交等罪は、実行行為について、えー、性交、肛門性交または口腔性交をした、と定めておりますけれども、まあ、それぞれこの3つの、性交、肛門性交、口腔性交の、それぞれの定義についてご説明をお願いします。

2017年6月7日 林真琴 法務省 刑事局長 

はい、まず、性交とは、膣内に陰茎を入れる行為を言います。
えー、肛門性交とは、肛門内に陰茎を入れる行為を言います。
えー、また、口腔性交とは、口腔内に陰茎を入れる行為を言います。

2017年6月7日 宮崎政久 衆議院議員(自民党)(現・自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長) 

この強制性交等罪の条文、定めた定義は、いまのようなかたちでありますが、この形態で、女性が加害者となって男性に性交等を強いる場合、これもふくまれているということがあきらかになっているのかどうか、ご説明をお願いします。

2017年6月7日 林真琴 法務省 刑事局長 

はい、本条におきましては、だれの陰茎をだれの膣内、肛門内、口腔内に入れるか、については文言上限定しておりませんので、えー、自己の膣内等に被害者の陰茎を入れる行為をふくむと解することができる、と考えてもちいておるところでございます。

えー、したがいまして、今回の法案における性交、肛門性交または口腔性交とは、相手方の膣内、肛門内もしくは口腔内に自己の陰茎を入れる行為のほかに、自己の膣内、肛門内もしくは口腔内に相手方の陰茎を入れる行為をふくむものであると考えております。

2017年6月7日 宮崎政久 衆議院議員(自民党)(現・自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長) 

まあ、さまざまな態様にも、まあ、その、対応していくようなかたちで、まあ、今回の法改正がされておりますので、まあ、この辺の趣旨は法務当局でもじゅうぶん周知を図っていただきたいと思っております。

次に、法定刑の下限の引き上げについてうかがいたいと思います。
強姦罪の法定刑の下限を懲役3年から5年に、被害者が死傷した場合についてはその法定刑の下限を懲役5年から6年に、それぞれ引き上げるという内容になっております。
まず、その趣旨をご説明ください。

2017年6月7日 林真琴 法務省 刑事局長 

えー、強姦罪の法定刑については、たとえばその下限が引き上げられました平成16年(2004年)の刑法改正にかかる国会審議、および公訴時効等が改正されました平成22年(2010年)の刑法等改正に係る国会審議の際にも、衆参両議院における附帯決議におきまして、えー、他の罪の法定刑との均衡や被害の重大性をふまえたさらなる検討がもとめられている、など、さまざまな指摘がなされてまいりました。

えー、そして、えー、平成26年(2014年)10月から当省において開催いたしました性犯罪の罰則に関する検討会における検討、あるいはその後の法制審議会における調査審議におきましても、強姦罪の法定刑の下限を引き上げるべきである、という意見が多数を占めたところでございます。

えー、平成18年(2006年)から平成27年(2015年)までの実際の量刑を見ましても、法定刑の下限が懲役5年とされておりますところの強盗罪及び現住建造物等放火罪よりも、強姦罪の方が重い量刑がなされる事件の割合というものが高くなっております。

えー、このように、法定刑の引き上げをもとめる指摘が多くなされ、えー、現に重い量刑がなされている状況をふまえますれば、強姦罪の悪質性、重大性に対する現在の社会一般の評価は、少なくとも強盗、現住建造物等放火の悪質性、重大性に対する評価を下回るものではないと考えられ、現時点において強姦罪の法定刑の下限は低きに失して、国民の意識と大きく異なることとなっている、と言わざるをえないわけでございます。

そこで、強制性交等罪についての法定刑の下限を――強盗罪、現住建造物等放火罪と同様に――懲役5年に引き上げることが適当である、と考えたものでございます。

また、その結果的加重犯である強制性交等致死傷罪につきましても、強制性交等罪の法定刑の下限との均衡を図る観点から、懲役6年に引き上げることが適当である、と考えたものでございます。

2017年6月7日 宮崎政久 衆議院議員(自民党)(現・自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長) 

あの、冒頭、一番に指摘をさせていただきましたけれども、あの、まあ、法定刑の下限を引き上げる、まあ、これによって、まあ、裁判実務のあり方などもですね、影響を受けることはまちがいありません。
ですから、そういったことをですね、まあ、あの、ひとつひとつの裁判に対して立法府が注文をつける、というわけではありませんけれども、ぜひじゅうぶんにですね、配慮したかたちでの訴訟の運営がなされるべきである、ということも指摘をしたいと思います。

あわせて、ちょっと刑事局長にお訊(き)きしたいのは、現行法の178条の2、集団強姦罪等につきましては、まあ、今回の法改正に合わせて廃止をする、というような形になっております。
その趣旨をご説明ください。

2017年6月7日 林真琴 法務省 刑事局長 

えー、現在、集団強姦等の罪の法定刑の下限は4年、同罪にかかる強姦等致死傷の罪の法定刑の下限は6年、とされております。

えー、今回の法改正では、強姦罪を改正する強制性交等罪の法定刑の下限を懲役5年に、えー、強姦等致死傷罪を改正する強制性交等致死傷罪の法定刑の下限を6年にそれぞれ引き上げることとしておりまして、えー、集団強姦等の罪及び同罪に係る強姦等致死傷の罪を廃止したといたしましても、集団強姦等の罪については、現在の法定刑より下限が引き上げられることになります。

えー、同罪にかかります強姦等致死傷の罪につきましては、現在の法定刑の下限と同じこととなるわけでございますが、これにつきましては、前科等のない犯人が被害者に対して最善の慰謝の措置をつくすなどしたにもかかわらず、酌量減軽をしてもなお、およそ執行猶予を付しえないことには問題がある、との観点から、法定刑の下限について、酌量減軽をした場合において執行猶予を付することができる限界である懲役6年を超えるものとすることは相当ではない、と考えられます。

集団による強姦、という悪質性については、引き上げられた法定刑の範囲内で量刑上適切に考慮することによって、適切な科刑が可能となります。
したがいまして、強姦罪及び強姦等致死傷の罪の法定刑の下限を引き上げることにともない、集団強姦等の罪および同罪にかかる強姦等致死傷の罪については廃止することとしたものでございます。

2017年6月7日 宮崎政久 衆議院議員(自民党)(現・自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長) 

えー、つぎに、強姦罪の暴行、脅迫要件について、えー、うかがいたいと思います。

——————————————————–

宮崎議員は、性犯罪の被害に対して熱心にとりくんでいる議員のうちのひとりです。
質疑、応答のつづきは、明日のブログでご紹介をさせていただきます。

(再掲。宮崎政久 議員)
被害を声に出して人々にうったえるというのは、まあ、とてもつらく苦しいことであることは、想像にかたくないわけであります

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年9月24日

でも具体的な内容書いてなかったし、一方的に怒られて、私なりの意見言ったら怒られちゃったし。
私なりに考えて気をつけていきます。

香西咲さん
2018年2月27日

あらゆる方面からされていますよ。
大変です。
大の大人達が総出で集団リンチ状態…

(再掲。宮崎政久 議員)
その被害の結果は、きわめて甚大であります。それなのに、被告人が裁判を経て執行猶予つきの判決を受ける、ということになれば、被害に遭われたかたからすれば、まあ、言ってみれば、無罪放免、になったような印象を受けますので、それが司法に対する不信感になったり被害の回復を阻害するという面があったわけであります

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年1月29日

いつもありがとうございます。
起訴されたとしても
加害者である #青木亮 は被害者の受けた苦しみや一生残る後遺症を味わう事は無いのですよね。
良くてたった数年の禁固刑
或いは私で稼いだAV一本分にも満たない罰金
( #労働者派遣法違反 で #略式起訴 された時はそうでした。)

報われません。

宮崎議員は、性犯罪の加害者がごく軽い罪で放免される現状を憂いています。
無罪放免、になったような印象を受けますので、それが司法に対する不信感になったり被害の回復を阻害するという面があったわけであります
と。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年2月27日

#青木亮 に関しては
週刊文春に始まり、霞ヶ関、警察庁…
#AV強要 加害者としての理解は広まって参りました。
#労働者派遣法違反 以外の罪も償って頂きたいと私は一生涯思い続ける事でしょう。

オリンピックまでにつくられるであろうAV出演強要を処罰する法律が、峻厳なものになることを期待しています。
AV出演強要という魂の殺人をおこなったやつらが罰金や執行猶予で済まされてよいはずがありません。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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AV強要。香西咲さんは人間とは思えない仕打ちを受け続けてきました。猪野亨弁護士「商売道具としての『女性』ですから、そこに最初から人格無視は必然なのです」

いまから3年前のことです。
AVプロダクションの社長ら3人が逮捕されました。

突然の逮捕は、耳目(じもく)を驚かせました。
当時、アダルトビデオ業界は、自分たちにやましいところはない、とのキャンペーンをおこなっている最中でした。

(参考)
2016年3月7日 J-CASTニュース「『AV出演強要』報告書に人気女優ら猛反発! 『偏りすぎ』『職業差別』指摘で人権団体と大論争に」

引用。改行を施しています。)

NPO法人「ヒューマンライツ・ナウ」(以下HRN)の発表した「アダルトビデオ(AV)強制出演」に関する報告書が、さらなる波紋を呼んでいる。
発表後、業界内を知り尽くした元人気AV女優や現役女優らが、報告書の「偏り」や調査不足をフェイスブックで指摘したのだ。
(後略。)

2016年3月11日 弁護士ドットコム「『AV業界全体が悪く思われるのはイヤ』現役女優に『出演強要の報告書』について聞く」

引用。改行を施しています。)

NPO法人ヒューマンライツ・ナウが3月3日、「若い女性たちがアダルトビデオへ出演を強要されている」という被害実態をまとめた調査報告書を発表した。
それ以降、インターネット上で、元AV女優や現役女優たちから、さまざまな声があがっている。
(後略。)


□2016年3月4日 Yahoo!ニュース「AV出演強要被害 テレビ出演を偽装しての撮影、出演者が自殺したケースも」


□2016年5月18日 ビジネスジャーナル「騙されAV出演し残虐的撮影、自殺や病気の被害が蔓延…契約解除させず何回も新作出演」

猪野亨さんという弁護士も、業界を擁護する声に対して否定的な見解をしめしておられました。
猪野さんのブログを参照します。

(2016年5月29日 猪野亨「断れない方が問題なのか つけ込むことの卑劣さ 松本圭世アナ『だまされる女性が悪いという風潮がある』」 より、引用。)

2016年5月29日 猪野亨 弁護士

今般、アダルトビデオでの出演強要が種々の論争を巻き起こしていますが、業界側が有名どころを動員して、「強要なんてない」というキャンペーンを行っているのは明らかに滑稽です。

裁判で出てきてしまった高額請求などは異常そのものであるし、従来から言われていたことが表明化したに過ぎないからです。

(※参考)
2015年9月9日 東京地方裁判所 判決文(※提供は内閣府。)

2016年5月29日 猪野亨 弁護士

もともと、このような業界を取り仕切るのですから、堅気の発想ではできません。このような強要問題が起きることはある意味では必然です。

2016年5月29日 猪野亨 弁護士

ちっとやそっとの「断り」で諦めていては出演を確保できませんし、ひいてはカネになりません。商売道具としての「女性」ですから、そこに最初から人格無視は必然なのです。

2016年5月29日 猪野亨 弁護士

特に女性には断れない人が少なくありません。力では適わないという脅えもあるでしょう。あるいはあからさまに断って相手を傷つけまいとする優しさです。そこにつけ込むのです。

2016年5月29日 猪野亨 弁護士

そして少しでも引きずり込めば後は脅しすかしでさらに引きずり込むというものですから、悪質なのです。

2016年5月29日 猪野亨 弁護士

そうでありながら、「断らない方が悪い」などというのは、悪徳業界に加担しているのと同じでしかなく、優しさの欠片もない発想です。

——————————————————–

冒頭でも記しました。
奇(く)しくも猪野亨弁護士がブログでこのように書いた10数日後、AVプロダクションの社長らが警察に連行されました。

(2016年6月13日 産経新聞「【AVプロ元社長逮捕】『サインしたじゃねえか!』 拒否する女性を数時間脅し撮影強行 同様の相談数十件」より。)

「女性は平成21年に別のモデルプロダクションからマークス社を紹介され、当時社長だった村山容疑者に『グラビアモデルとして契約してもらう』と説明され、契約書にサインした。女性は契約書をよく読ませてもらえず、写しも受け取っていなかったが、『成人向けの作品も出演する』とする文言が書かれていたという」

「村山容疑者らは女性をAVの撮影現場に連れていき、女性が拒否すると、『サインしたじゃねえか!』『違約金を払え』などと数人で取り囲んで数時間にわたって軟禁状態にし、撮影を強行したという」

(2016年6月14日 夕刊フジ「女性を食い物にするAV出演強要の手口 『サインしたじゃねぇか!』取り囲み軟禁」より。)

「契約書には『成人向けの作品も出演する』などAV出演をほのめかす文言が小さい文字で書かれていたが、女性はその写しを渡されなかった」

(再掲。猪野亨 弁護士)
今般、アダルトビデオでの出演強要が種々の論争を巻き起こしていますが、業界側が有名どころを動員して、『強要なんてない』というキャンペーンを行っているのは明らかに滑稽です。裁判で出てきてしまった高額請求などは異常そのものであるし、従来から言われていたことが表明化したに過ぎないからです

猪野亨弁護士は慧眼(けいがん)の士です。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月25日

富士山の樹海近くのスタジオに連れていかれてどうやって逃げろと?
周り何も無いですし。
怖い人20人近くいて声も出ないですよ。
男性にはこの怖さは分かりません。

(2016年7月17日 AbemaTIMES「【AV出演強要・脅迫・洗脳】人気AV女優が元所属事務所を告訴」より、引用。改行を施しています。)

香西咲さん

普通の子だと拒否できないです。
周りにスタッフが20人ぐらいいます。
撮影も急がされている状況で、拒否したら申し訳ないなと思う

(再掲。猪野亨 弁護士)
特に女性には断れない人が少なくありません。力では適わないという脅えもあるでしょう。あるいはあからさまに断って相手を傷つけまいとする優しさです。そこにつけ込むのです
——————————————————–

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月24日

青木は本当に自分の手を汚さない。やってくるのは洗脳と脅迫と泣き脅し。

(再掲。猪野亨 弁護士)
そして少しでも引きずり込めば後は脅しすかしでさらに引きずり込むというものですから、悪質なのです
——————————————————–

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年12月31日

①皆様にご挨拶
今年は激動の1年でした。
週刊文春さんが出た頃はまるで人身売買された私が悪いかの様な意見に心苦しめられました。
理解を得るまでにも時間がかかり、四面楚歌の状況に辛い事ばかりで死にたいとも思いました。

(再掲。猪野亨 弁護士)
『断らない方が悪い』などというのは、悪徳業界に加担しているのと同じでしかなく、優しさの欠片もない発想です
——————————————————–

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので

(再掲。猪野亨 弁護士)
もともと、このような業界を取り仕切るのですから、堅気の発想ではできません。このような強要問題が起きることはある意味では必然です
——————————————————–

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月14日

今まで人間とは思えない仕打ちを受け続けてきた事、やっと吐き出す事ができました。
こんな私ですが今も変わらず好きでいてくださる方、本当にありがとうございます。
何度も言うけれど今後私はその人たちを大切に生きていくのみです。
「おまえ明日死ぬかもしれないんだから(←青木亮の口癖)」

(再掲。猪野亨 弁護士)
商売道具としての『女性』ですから、そこに最初から人格無視は必然なのです
——————————————————–

アダルトビデオ業界はこの世に存在してはならない伏魔殿です。
犯罪者の巣窟です。
国民が望んでいるのは悪党の捕獲です。
組織的犯罪集団の殲滅です。
一匹残らず叩き潰すことを期待しています。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

AV強要(AV出演強要)。香西咲さんの正義が世論をうごかしました。自民党の女性局の事務局長をされている青山繁晴議員の活躍を期待しています

現在、自民党の女性局長は、三原じゅん子参議院議員です。
以前、当ブログで、三原議員の言辞にふれたことがあります。

(参考。当ブログ)
2019年6月29日

(2019年3月13日 三原じゅん子オフィシャルブログ「性暴力の無い社会を!」より、引用。)

2019年3月13日 三原じゅん子 参議院議員

とかしきなおみ先生がワンツー議連の中のPT(自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT)座長として議論を深めている性暴力問題の勉強会に出席させていただきました。
とかしき先生と連携を取りながら、女性を守る政策として.党女性局も全面的にバックアップさせて頂きます

(再掲。三原じゅん子 参議院議員)
党女性局も全面的にバックアップさせて頂きます

女性局には男性の議員も在籍しています。

(参考。自民党の女性局のサイト
・泉田裕彦 衆議院議員(元・新潟県知事)
・大野敬太郎 衆議院議員
・西田昭二 衆議院議員
・三谷英弘 衆議院議員
・和田 義明 衆議院議員
・宮崎政久 衆議院議員(自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長)
・青山繁晴 参議院議員(女性局 事務局長)
・大野泰正 参議院議員
・進藤 金日子 参議院議員(男性)
・堀井巖 参議院議員

上述のとおり、女性局の事務局長は青山繁晴議員です。

(2019年2月11日「青山繁晴議員のFacebook」より、引用。)

2019年2月11日 青山繁晴 参議院議員

(前略。)
不肖ぼくは、土曜日には、自由民主党の党大会の前日行事として、女性局、そして女性局と青年局の合同会議に参加しました。
ぼくは、女性局史上初の男性事務局長なのであります。
(後略。)

いまから4年前の2015年11月5日のことです。
この日、青山議員は、「明日の11月6日金曜も…」というタイトルのブログを公開しました。

引用
2015年11月5日 青山繁晴 参議院議員

…テレビ朝日系列の「ワイド・スクランブル」の生放送に参加します。
テーマは、ロシアの航空機墜落です。
ニュース項目の2本目なので、午前11時前後になると、ぼくが画面に現れると思います。
(後略。)

内容は自身が出演するテレビ番組の告知です。
この記事に対してある読者のかたがコメントを寄せました。
一部をご紹介させていただきます。

引用
2015年11月13日

AV女優は現代の性奴隷です。どうか助けてください【るり】

青山さん、毎日日本のために情報発信をしてくださってありがとうございます。青山さんは日本の良心です。

全くブログの内容と関係ないことを書くことをお許しください。

慰安婦が人権侵害と言われ人権団体が大騒ぎしているのにまさしく現代の性奴隷ことAV女優の問題を誰も取り上げてくれません。

私も数年前から時々省庁や政治家にメールしたり電話したりしていますが表現の自由といわれたりで誰も取り上げてくれません。
でも、AV撮影で数人の死者を出しています。(誰かを殺す場面を動画で配信したら、それは表現の自由で無罪になるのか?と言いたいです)

弁護士によると契約方法は何も知らない若い女性をスカウトし、契約しますが契約書のコピーを渡しません。その契約書には出ても良いと思う項目にチェックを入れることになっていますが、勝手に後でAVにチェックを入れます。

そのため、「AVがいやだ? チェックを入れてるだろ? 契約違反で数百万払え!!」と脅します。

女の子があまりの苦痛に裸で逃げ出したこともありますが、警察に助けを求めても追いかけてくる男たちに渡されたことがあるそうです。

以下、わずかながら動き出した団体も弁護士あるようですがあまりにも世論の力が足りないです。青山さん、政治家や関係団体、世論を動かしてください。在日ややくざが絡んでいるせいなのかマスコミでも問題が取り上げられません。

私はスカイプで外国の男性から日本のAVのことで侮辱されたこともあるし、日本の男は怖いと思われ、人によっては慰安婦の問題も「やっぱりあったんだ!」と信じさせる一因になっているように感じます。

どうか青山さん、多くの権力のある男たちはAVを見て楽しみたいのか中々かわいそうな女性たちを守ろうとしてくれません。正義の人、日本の良心である青山さんにどうか弱い立場の人たちを守ってくださるようにお願いします。

(後略。)

——————————————————–

(2019年6月20日 ライトハウス「自民党:若者の性的搾取をなくすために、議員立法を目指すそうです」より、引用。改行を施しています。)

ライトハウス

先日(2019年6月13日)行われた、自民党の「性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」に、市民団体の一つとして参加させていただきました。
(略。)
そして、この議連の幹事長であり、AV出演強要問題対策プロジェクトチームのとかしきなおみ議員(PT座長)から、ビッグニュースを報告いただきました!
AV出演強要解決に向けて、AV業界での若者の望まない撮影被害をなくすための議員立法案の提出を目指すということです。
(後略。)

(再掲)
2019年3月13日 三原じゅん子 参議院議員

とかしきなおみ先生がワンツー議連の中のPT(自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT)座長として議論を深めている性暴力問題の勉強会に出席させていただきました。
とかしき先生と連携を取りながら、女性を守る政策として.党女性局も全面的にバックアップさせて頂きます



(安倍晋三 内閣総理大臣)
この前の三原さんの参議院本会議での演説はすごい迫力でしたね。国民の代表としての自覚、国会で議論にのぞむ姿勢、非常に印象的でした

(再掲。青山繁晴議員のブログへのコメント)
多くの権力のある男たちはAVを見て楽しみたいのか中々かわいそうな女性たちを守ろうとしてくれません。正義の人、日本の良心である青山さんにどうか弱い立場の人たちを守ってくださるようにお願いします

(再掲)
2019年2月11日 青山繁晴 参議院議員

ぼくは、女性局史上初の男性事務局長なのであります。

青山繁晴議員の活躍を期待しております。

(再掲。青山繁晴議員のブログへのコメント)
わずかながら動き出した団体も弁護士あるようですがあまりにも世論の力が足りないです

あまりにも世論の力が足りないです
狭隘(きょうあい)な世論をうごかしたのが香西咲さんです。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月6日

週刊文春様の報道に私のAV強要の件が出始めている様です。
ファンの方々は読んでいて心が痛くなる内容だと思います。
ですがデビューから前の事務所を経て独立迄に受けた現実であり、これを経て今の私がある事を知って頂けたら幸いです。
またそれが今のAV業界の為にもなると信じてやみません。

——————————————————–

現在、AV出演強要は、当然の事実として語られています。

香西咲さんが世の中をかえました。
あとはアダルトビデオ業界を規制する法律ができるのを待つだけです。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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AV強要。東日本大震災のとき業界は、被災地の女性も毒牙にかけました。「もう元には戻らない」。いまはちがいます。悪が滅びたあと、香西咲さんたちは再び生まれることができます

日弁連の会長をしたことのある中坊公平氏は以前、
「弁護士、医者、牧師は、ひとの不幸を飯のタネにしている」
というようなことを言ったことがあります。

(2014年6月13日 独立行政法人 労働政策研究・研修機構「最新のコラム:職業としての医師――医療現場の一側面」より、引用。改行を施しています。)

2014年6月13日 奥田栄二 調査員 

(前略。)
なぜ、(弁護士と医師と牧師は)ビジネスオンリーではいけないのか?
中坊氏の考察によれば、これら三つの職業は、「人の不幸」が「飯のタネ」になっているからだ、という。
つまり、医師は人の病気、弁護士は人のトラブル、牧師は人の死――である。
最大の不幸に関係している職業だからこそ、「人の不幸をカネに換えるようなことはしていけない、おカネもうけのために仕事をしてはいけない」というのである。
(後略。)

「弁護士、医者、牧師」はたまに、ひとの役にたつこともあります。
現在、この日本に、なんの役にもたたず、「弁護士、医者、牧師」以上にあくどいやつらが存在しています。
アダルトビデオ業界に棲息している輩(やから)です。

(2012年3月 お茶の水大学「ジェンダー研究 第15号」より、引用。改行を施しています。)

<90~91ページ>
2012年3月 お茶の水大学 ジェンダー研究 第15号 

宮地尚子は、『現代思想』2011年8月号で、同年6月に知人の男性から次のような話を聞いたと記している。

「今、AVアダルトビデオ)の製作費が下がっているんだって。東北の被災地から来た女の子たちを、相場より安く雇えるからだって。友達が直接制作者からその話を聞いたんだけど、ひどい話だって、そいつも激怒していたよ。それに札幌なんかの歓楽街もフーゾクでにぎわっているらしいよ。女の子たちが流れてくるからね」

家庭内のケア労働の担い手であることを理由に不安定労働を割り当てられてきた女性は、震災でまず解雇の標的になり、家族のケアに足を取られて、労使交渉にも踏み切れず、また、仕事探しでも選択の幅を狭められる。
こうして仕事を探しにくい立場に立たされた女性の中には、不安定で危険の多い性産業に出向き「男性の癒し」を受け持って生活費を稼ぐ例も出ている。

(再掲。お茶の水大学 ジェンダー研究 第15号)
今、AVアダルトビデオ)の製作費が下がっているんだって。東北の被災地から来た女の子たちを、相場より安く雇えるからだって

東北の被災地から来た女の子たちを、相場より安く雇える
当時の東北地方の新聞をみてみます。
(※G-Searchデータベースサービスで検索しました。)

(2013年4月12日 山形新聞「『それでも彼女は生きていく』の著者・山川徹さん【上山市出身】に聞く」より、引用。改行を施しています。)

2013年4月12日 山形新聞 

「あの震災がなければAVに出ていなかったと思うんです」―。

職業としてAV女優を選んだ彼女たちの揺れ動く心の軌跡を丁寧にたどり、「復興」の意味を問い掛けた「それでも彼女は生きていく」が発刊された。

(略。)

被災した女性たちが上京して風俗やAVで働き始めている―。
震災直後からうわさはあった。
だが実際はどうなのか、誰も分からなかった。
山川さんはAVのプロダクション100社以上に電話をかけ、取材を申し込んだ。
しかし「応じたくない」「登録はしているが仕事をしていない」…。

(略。)

「彼女たちは震災から発生した現在にいる。もう元には戻らないことは、彼女たちが一番理解している」(略)。

(2013年4月21日 山形新聞「新刊評 それでも彼女は生きていく 山川徹〔著〕」より、引用。改行を施しています。)

2013年4月21日 山形新聞 

東日本大震災をきっかけに、AV(アダルトビデオ)の世界に足を踏み入れ、自らの裸や性行為をさらしてお金を稼ぐようになった女の子たちがいる――。
ルポライターの著者(上山市出身)は、被災地をめぐる旅の最中、そんなうわさを耳にする。

「東北学」をバックボーンに、東北から東京へ出た若者たちや被災地の人びとのリアルを活写してきた著者がとっさに思い浮かべたのは、1930年代初め、恐慌と凶作で困窮した東北の農村だった。
少女たちが、家の借金のために女中奉公や紡績女工、さらには花柳界へと身売りされていった現実。

もしうわさが本当なら、東北の悲しき歴史は、豊かになったはずの現代日本でふたたび繰り返されているということになる。

取材を始めた著者は、震災をきっかけにAVに出演したり、性風俗で働きだしたりしていた女性たちに難なく行き当たる。
うわさは本当だった。

著者は、この胸がふさがれるような現実を、彼女たち自身の言葉で記録しなければ、と思い立つ。

本書は、そんなふうにしてまとめられたルポルタージュだ。
宮城県や岩手県、福島県出身のごく普通の女の子たち7人の、AV女優として働くようになった経緯やその胸中が淡々と語られている。

(中略。)

インターネットの就職情報サイトで普通に求人が出ているという。

(後略。)

(※この記事はネット公開されていません。)

全国紙も参照します。

(2013年5月5日 朝日新聞「【書評】『それでも彼女は生きていく 3・11をきっかけにAV女優となった7人の女の子』 山川徹〈著〉」より、引用。改行を施しています。)

2013年5月5日 朝日新聞 

東日本大震災から4カ月ほどのある日、ルポライターの著者が現地でこんな噂(うわさ)を聞く。
「被災した女性たちが上京して風俗やAV(アダルトビデオ)で働き始めている」。
ここで著者は戦前の東北の〈娘身売り〉を想起した。
戦前に東北では貧困ゆえに娘を売った、という話を。

(中略。)

「震災の体験を風化させてはいけません」とお題目を唱えながら、すでに「なかったこと」として生きる都市の人間と、何も変わらない被災地の現実とのギャップも、身ひとつのリアルな移動者は教えている。

(※この記事はネット公開されていません。)

山川徹さんは「それでも彼女は生きていく」(双葉社刊)を上梓しました。
ダ・ヴィンチが作者の山川徹さんにインタビューをしました。

2014年12月10日 ダ・ヴィンチ「震災があったからAV女優の道を選んだ―ルポライターが彼女たちの物語を書いた理由」

当該記事のなかから一部分を抜粋します。

引用。改行を施しています。)
本書では、7人の少女たちの肉声が綴られています。そもそも、取材を始めたきっかけとは?

2014年12月10日 山川徹さん(ルポライター) 

きっかけは、東日本大震災から4カ月ばかりが経った夏の日に、「被災した女性たちが、上京してAV女優や風俗嬢になっている」という噂を被災地で耳にしたときです。
この噂を聞いた時、僕はきっと本当のことだろうと思った。
おそらく自分が書かなければ埋もれてしまう現実だと思った。

山川さんは、本書を書いて初めてAV業界について知ったことも多かったそうですね。取材をしてみての、率直な感想を教えてください。

2014年12月10日 山川徹さん(ルポライター) 

悲しかったですね。
どこかで信じたくない気持ちもあったし、取材をすればするほどみんなが普通の女の子だったから。

取材を終えて、何か気付きはありましたか?

2014年12月10日 山川徹さん(ルポライター) 

ただ、彼女たち全員が口にした「震災がなければAVの道を選ばなかった」という言葉は大切にしたかったんです。

『震災がなければAVの道を選ばなかった』という言葉以外に、彼女たちに共通項はありましたか?

2014年12月10日 山川徹さん(ルポライター) 

少し話はそれますが、先日も震災の現場に行った際、あるお坊さんと話をしていたんです。
彼が言うには、何か喪失感を得てくずれそうになったとき、人は物語を求める、と。
自分の行動に納得して動き出すためには、自分自身で物語を紡ぎ直して、現状に納得する必要があるそうなんです。
だから、みんな痛々しいほどに気丈で明るく前向きに振舞っていましたよ。
自分の選んだ人生を後悔なんてしていたら、前に進めないんですよ。
だから、「AVの道で頑張っていくんだ」「これだけの人がかかわるチームでものを作り上げているんだから、自分も頑張らないと」と、強く自己肯定しようとしているのを感じました。

——————————————————–

業界人やAVマニアはよく、アダルトビデオ業界は女性にとってのセーフティネットである、と言います。

(2019年2月10日 トカナ「『AV業界一嫌われているライター』が見た生身のAV女優と“死にたくなるほどの”現実! 中村淳彦インタビュー」より、引用。改行を施しています。)

本の中で、女優になったことで貧困状態から抜け出した女優のケースがありましたが、AV業界が貧困のセーフティーネットとして機能している部分はあるんでしょうか?

2019年2月10日 中村淳彦さん(ノンフィクション作家)

ほとんどないと思います。
もし貧困者に対する再分配が機能しているなら、AV強要問題が起こったとき、僕としてもフォローのしようがあった。
AVはもうお金がまわっていないので、貧困から救われたというのは本当に少ない。
(後略。)

(再掲。2012年3月 お茶の水大学「ジェンダー研究 第15号」。)

宮地尚子は、『現代思想』2011年8月号で、同年6月に知人の男性から次のような話を聞いたと記している。

「今、AVアダルトビデオ)の製作費が下がっているんだって。東北の被災地から来た女の子たちを、相場より安く雇えるからだって。友達が直接制作者からその話を聞いたんだけど、ひどい話だって、そいつも激怒していたよ」

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年11月19日

当然人にした事も全て自分に返ってくる。
要するに
人の裸で飯食ってる奴はろくな死に方しない

——————————————————–

性的搾取の限りを尽くしているAV業界はオリンピックまでに淘汰されることでしょう。

(再掲。2013年4月12日 山形新聞) 
もう元には戻らないことは、彼女たちが一番理解している

現在はちがいます。
AV業界が滅びたあと、女性は再生することができます。
再生とは、再び生まれる、という意味です。
ルネサンスです。
オリンピックに向けていま、着々と事が進んでいます。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
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藤原志帆子ライトハウス代表、金尻カズナPAPS理事長らがラジオに出演されました(その15)。AV強要を根絶するためには香西咲さんのような志をもつことが肝要です

先月の末から、ライトハウスの藤原志帆子代表、PAPSの金尻カズナ理事長、Colaboの仁藤夢乃代表の論説をみてきました。

(参考。当ブログ)

<2019年7月16日に放送された「渋谷の星」>
2019年7月28日(その1)
2019年7月29日(その2)
2019年7月30日(その3)
2019年8月1日(その4)
2019年8月2日(その5)

<ゲスト>
藤原志帆子 ライトハウス代表
金尻カズナ PAPS理事長
仁藤夢乃 Colabo代表

<2019年7月23日に放送された「渋谷の星」>
2019年8月3日(その6)
2019年8月4日(その7)
2019年8月5日(その8)
2019年8月6日(その9)

<ゲスト>
藤原志帆子 ライトハウス代表
金尻カズナ PAPS理事長
仁藤夢乃 Colabo代表

<2019年7月30日に放送された「渋谷の星」>
2019年8月7日(その10)
2019年8月8日(その11)
2019年8月9日(その12)
2019年8月10日(その13)
2019年8月11日(その14)

<ゲスト>
藤原志帆子 ライトハウス代表
金尻カズナ PAPS理事長
仁藤夢乃 Colabo代表

本日は完結編です。

渋谷のラジオ

2019年2019年7月30日(火)「渋谷の星

<パーソナリティ>
名倉一美

<アシスタント>
大山みりん

<ゲスト>
藤原志帆子 ライトハウス代表
金尻カズナ PAPS理事長
仁藤夢乃 Colabo代表

<インタビューア>
キクチマコト(フリーライター)

(2019年7月30日 渋谷のラジオ「渋谷の星」より。)
(※音声の文字化は、筆者。)
(※39:00のあたりから。)
2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

「渋谷の星」。
えー、しぶや区ニュース7月15日号から、10代の少女を性的搾取から守る3つの団体をご紹介しました。
えー、実はですね、ライトハウスの藤原さん。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

はい。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

ね。
藤原さんはですね、北海道出身なんですよ。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

おー、そうなんですね。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

えー、撮影のあいだにですね、
(藤原志帆子さんが)
「あー、わたしたち」

わたしもね、北海道なので。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

はい。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

「わたしたち北海道からね、渋谷に来て、がんばっているよね」
って言われたんですよね。
そのことばが温かくて。
なんか、ぽろっ、って涙が出そうになってしまって。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

あー、そうなんだ。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

みりんちゃんはね、あの、大阪から渋谷にいらしてね。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

そうなんですよ。
金尻さんがー

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

そうね。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

大阪からいらっしゃっている、ということで。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

一緒ですよね。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

ね。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

なんか、あの、ご両親に反対されたり、とかしませんでした?

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

わたしは出てくるとき、反対ー
そうですね、反対されましたね。
わたしもけっこう急に、出たい、って言ったので、なんかこう、なんでだ、っていうことになって。
まあ、ずっと、芸能をやりたい、とは言っていたんですけど、まあまあ、学業のほうを優先していて。
大学、行くかどうか、のときに1回、どうしよう、ってなったときにおとうさんが。
おとうさんがですね、ギターとか歌をうたうことがけっこう好きなんですね。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

へー。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

そういう、なんか、スナック、っていうか、バー、みたいなところがあるんですよ。
おとうさんが通っている。
そこでなんか、
「こういうミュージカルとかやりたい子、女のひととかもはたらいているから、まあ、ちょっとはなしを聞いて、まあ、どういう世界かを考えてみなさい」
っていうことで連れていってもらったんですね。

そしたらそこのママさんが、
「ま、いろいろ夢もあるしやりたいこともあるから、親のこととかもー」
まあ、なんか、
「聞き入れることはむずかしいかもしれないけど、ひとりで出てきてこうはたらきながら夢を追うっていうのは本当に大変だよ」
っていうのを4時間ぐらいおっしゃってくださったんですよ。
ママさんが。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

4時間も。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

そうなんですよ。
こう、まあ、わたしが。

そのママさんがなんでここではたらいている、っていうのも、まあ、やっぱり、
「そういうスクールとか通って生活していくのたいへんで、しかたなく、って言っちゃなんだけど。まあ、ここのお客さんは皆いいひとだからいいけど、やっぱりちょっとひとによっては触ったりとかするひともいる」
みたいな。
「でもそれをー」
なんかこう、
「受け入れなきゃいけない環境ではないあなたー」
なんかこう、いちおうこう、親のこう、なんて言うんだろう、
「ちゃんとみてくれるひととかがいるんだからー」
なんだろうな、
「そういう職業にー」
こう、
「選ばなくてもいい環境をちゃんと自分で律してみつけていきなさいよ」
っていうのをママさんから言ってくださって。

まあね、やっぱり、お給料とかをみると、すごい、ぜんぜんちがうんですよ。
ふつうの仕事と。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

うーん。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

けど、やっぱりね。
まあ、でも、どうなのかわからないですけどー

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

やっぱりね、おとうさまがそのスナックに連れて行ってくれた、っていうのはおおきいですよね。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

そうなんですよね。
なんだか。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

で、わたし、あの、みりんちゃんとかね、それから今日の御三方のおはなしをずっと聴いていて、少女が安心して帰る家があったらこんなトラブルにはたぶん巻き込まれないんじゃないかな、っていうのを非常に強く思ったんですよね。
だけど、そうは言っても、今夜泊まるところがない、今夜食べるものがない。
だから助けてあげなきゃいけないんだ。
そういう状況もわかりましたよね。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

ねー。
そうなんですよね。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

で、今日、あの、インタビューのなかに、その渋谷をね、パトロールしている皆さんといっしょに協力して、あの、スカウトマンの方々に声をかけていきたいな、っていうおはなしがありましたよね。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

うん、はい。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

それがね、広がっていくと、もっともっと安全な渋谷になるんじゃないかな、って。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

ね、なってほしいな。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

そう思いました。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

はい。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

えー、3週にわたってお送りしてまいりましたしぶや区ニュース7月15日号
えー、特集面にインタビューの記事が掲載されています。

(※下図は、しぶや区ニュース【2019年7月15日】より。)

ぜひ、併せてご覧ください。

——————————————————–

(2018年4月24日発売 週刊SPA!より、引用。)
(※この記事はネット配信されていません。)

2018年4月24日発売 週刊SPA!

(AVプロダクションの関係者)
「(略)、AVとまったく関係のないJKビジネスを同列に並べ、両者がともに犯罪行為だと印象づけるような宣伝はフェアじゃない。18歳以下の子供を使ったJKビジネスは100%違法行為ですが、AVの99%以上は18歳以上の女優の意思を、しっかり尊重して作られているんですから」

(再掲。AVプロダクションの関係者)
AVとまったく関係のないJKビジネス

AVとJKビジネスは、まったく関係がないのでしょうか。
内閣府は毎月1回、「共同参画」という情報誌を発刊しています。
2018年11月号のなかに以下の記述があります。

引用。改行を施しています。)

(西原 理恵子さん)
そして私が今一番心を痛めているのが、若い女の子が風俗や性的なもののターゲットになることです。
特に「JK ビジネス」、本当に心が痛みます。
初めは時給2000円とか3000円もらえるからと、仲のいい男の子や女の子に頼まれて断りきれず、さらに働くうちに店員さんたちと仲良くなってしまうと、どんどん断れなくなりますよね。
でもそれは恐ろしい性風俗や性暴力の入り口です。
あなたたちを狙って断れない状況に追い込みます。
AVへの出演強要や、売春にもつながります
絶対に「JKビジネス」というものに触れないで、近寄らないでほしいです。

AV出演強要を根絶するためにはJKビジネスも叩きつぶさなければならない、ということがわかります。

(2016年8月27日 弁護士ドットコム「<AV出演強要>香西咲さん引退後の夢『人生楽しみたい』『消せない過去として歩む』」より、引用。改行を施しています。)

記者
AV女優になりたい人が増えているといわれているが、もしそういう相談をされたらどう答えますか?

香西咲さん

まず1回は、絶対に止めますね。
一生ものだから。
一瞬で世界に拡散されてしまうものだから。
(後略。)

(再掲。西原 理恵子さん)
それは恐ろしい性風俗や性暴力の入り口です。あなたたちを狙って断れない状況に追い込みます

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2015年7月11日

①高齢者の銀行預金が振り込め詐欺で狙われるように
今若い女性は〝性〟を狙われるんだそう。AV出演を自分で決めたと思っていても実はそう洗脳されていた事も多いから周りにちゃんと相談して決めること。
AVの良い部分しか話してこない人には要注意。一生背負うものは大きい想像以上の覚悟が必要

——————————————————–

悪の芽は早いうちから摘むように皆でこころがけたいものです。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

藤原志帆子ライトハウス代表、金尻カズナPAPS理事長らがラジオに出演されました(その14)。香西咲さんたちAV強要の被害者にとって支援団体はこころづよい存在です

先日より、藤原志帆子ライトハウス代表、金尻カズナPAPS理事長、仁藤夢乃Colabo代表の論説をみています。

(参考。当ブログ)

<2019年7月16日に放送された「渋谷の星」>

<ゲスト>
藤原志帆子 ライトハウス代表
金尻カズナ PAPS理事長
仁藤夢乃 Colabo代表

2019年7月28日(その1)
2019年7月29日(その2)
2019年7月30日(その3)
2019年8月1日(その4)
2019年8月2日(その5)

<2019年7月23日に放送された「渋谷の星」>

<ゲスト>
藤原志帆子 ライトハウス代表
金尻カズナ PAPS理事長
仁藤夢乃 Colabo代表

2019年8月3日(その6)
2019年8月4日(その7)
2019年8月5日(その8)
2019年8月6日(その9)

<2019年7月30日に放送された「渋谷の星」>

<ゲスト>
藤原志帆子 ライトハウス代表
金尻カズナ PAPS理事長
仁藤夢乃 Colabo代表

2019年8月7日(その10)
2019年8月8日(その11)
2019年8月9日(その12)
2019年8月10日(その13)

本日は14回目です。

渋谷のラジオ

2019年2019年7月30日(火)「渋谷の星

<パーソナリティ>
名倉一美

<アシスタント>
大山みりん

<ゲスト>
藤原志帆子 ライトハウス代表
金尻カズナ PAPS理事長
仁藤夢乃 Colabo代表

<インタビューア>
キクチマコト(フリーライター)

(2019年7月30日 渋谷のラジオ「渋谷の星」より。)
(※音声の文字化は、筆者。)
(※33:42のあたりから。)
2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

いまシェルターは何か所あるんですか?

2019年7月30日 仁藤夢乃さん(一般社団法人 Colabo 代表)

ええと、そうですね、一時的に、あの、すごせる一時シェルターが2か所と、中長期のシェルターが、えー、6部屋、運営しているんですけど。
その、いつも満床なんですね。
なので、あの、今年度は中長期のシェルターを、まあ、9部屋ふやそうとしていま計画していまして。
もうそれになんか実は2千万円ぐらいお金がかかるんですけど、あの、もう物件を、あの、先走って買ってしまったので、あの、ぜひ寄付して応援してもらいたいですけど。
あの、それでも、中長期が15部屋で、ぜんぜんたりない、っていうふうに思います。

あの、東京都内で、JKビジネスという、その、少女たちの性的搾取をしていた店、一番多かったときに、2015年に、警察の発表で174店舗あったんですね。
で、ひとつの店舗に15人から40人くらいの少女がいる、って考えると、本当は支援者の側も――(JKビジネス店は)もう東京だけで174種類ぐらいあって――その、ご飯食べられるならここ、とか、泊まれるところはここ、とか、まあ、そういうふうになれたらいいな、と思っていますけれども。

現状では、ここにいらっしゃる皆さんと、ほかのいくつかみたいなところしか。
もう日本全国をみても、あまりない、っていう。

で、東京でも、それであの、3つか4つあって、それがいいほう、みたいな感じになってしまっているので、やっぱりその、本気出して支援もふやしていかなきゃいけないな、っていうことを思っています。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

1部屋、お1人、ですか?

2019年7月30日 仁藤夢乃さん(一般社団法人 Colabo 代表)

あ、そうですね。
わたしたちのシェルターは、あの、1人1部屋、ということで。
ええと、3LDKの家に、あの、鍵付きの個室が3部屋ついていて、それで、あの、キッチンとか、あの、リビング、お風呂、トイレとかっていうのがあるような物件に、あの、なっていますね。

あの、やっぱり、住める場所がない、っていうことが一番困ってて。
親から逃げたくても逃げる場所がない。

で、なかなか、その、家出したり性的搾取の被害に遭った子たちっていうのが、まあ、児童相談所やほかの児童福祉施設で、受け入れ先がみつからない、ってことがものすごく多くあるんですね。

だからもう、そういう子たちも安心してすごせて、まあ、そういう被害のこととかを、まあ、隠そうとしなくても、あの、ふつうに受け入れてくれるような、あの、仲間たちと出会える場所ということで、まあ、コラボはやっています。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

だいたい何日ぐらい泊まられているんですか?

2019年7月30日 仁藤夢乃さん(一般社団法人 Colabo 代表)

そうですね、緊急、一時のほうは、2週間ぐらいのあいだにつぎの行き先をなるべくみつける、っていうことをなるべく目標にしています。

で、中長期のほうは、あの、本当に、半年から2年ぐらい。
最初の3か月は家賃無料で住めるようにしていて、あの、あとは、自分でいたいだけいていいよ、っていうことでやっています。
支援におわり、っていうのもわたしたちはとくに決めていなくて、まあ、必要とされるかぎりは、まあ、伴走しつづけて。

あの、わたしたちの団体だけでなんとかする、っていうことではなくて、まあ、いろんなほかの、労働の問題で困れば、あの、そういうところを専門にしたNPOを紹介したりですとか、わたしたち以外のいろんな大人ともつながってもらえたらいいな、っていうふうに思って、あの、活動をしています。

で、あの、ちなみに年間の相談者数で言うと、2018年度は512人でした。

で、すごく、あの、いまふえているんですけど、あの、やっぱり、渋谷であの、性的搾取に遭った子もすごく多いので、それだけの子どもたちが困っているんだ、ってことも知っていただければ、と思います。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

金尻さんも15年間、活動なさっているんですか?

2019年7月30日 金尻カズナさん(NPO法人 ポルノ被害と性暴力を考える会【PAPS】理事長)

2004年からの活動ですので、そうです。
15年ですね。

2019年7月30日 仁藤夢乃さん(一般社団法人 Colabo 代表)

2004年は、わたしはまだ、街にいた。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

そうなんですね。
いらした?

2019年7月30日 仁藤夢乃さん(一般社団法人 Colabo 代表)

いましたね。

2019年7月23日 藤原志帆子さん(NPO法人 人身取引被害者サポートセンター ライトハウス 代表)

わたしと金尻さんは1か月ちがいで生まれて。
ずっと活動、一緒にしていますね。

(仁藤さんとは)ここで10ちがいますも。
たぶん、10ちがって。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

じゃたまに3名様でお会いになって、活動報告をなさったりとかしますか?

2019年7月23日 藤原志帆子さん(NPO法人 人身取引被害者サポートセンター ライトハウス 代表)

支援者はけっこう共有されているんじゃないですか。
何人かー

2019年7月30日 仁藤夢乃さん(一般社団法人 Colabo 代表)

やっぱり、あの、すごい、こういう活動をしている団体が、すごくすくないので。
やっぱり、連携っていうのは、それぞれの団体としてやっていかないとできないので、はい、やっています。

2019年7月30日 金尻カズナさん(NPO法人 ポルノ被害と性暴力を考える会【PAPS】理事長)

でも、実際あの、本当、相談に追われる、ってどういうことかー
あの、認識すると、なかなかこう密なコミュニケーションをとりたんですけれども、ホント相談に追われるとですね、本当にもう毎日が相談になってしまうので。
こう、こういうふうなかたちでコミュニケーションがとれたこと自体がすごくうれしかったですし、またぜひぜひコミュニケーションをとれたらな、と思っております。

——————————————————–

(再掲。金尻カズナさん)
ホント相談に追われるとですね、本当にもう毎日が相談になってしまうので

毎日が相談
このような状況にもかかわらず、支援団体の方々は無償で相談に乗っています。
頭が下がります。

(2019年5月27日 東京アンブレラ基金「『明日の朝、家まで迎えに行くから』と言われ……。 AV出演強要や自画撮り被害、日本にもある『人身取引』 」より、引用)

「また、ここ数年で相談が急増しているのが、AV出演強要問題だ。メディアに大きく取り上げられたこともあり、現在では相談件数はいちばん多い」

「ライトハウスの事務所の壁には、これまでに被害者から相談を受けたAVプロダクションやメーカーのリストが貼られてるが、そこには何十社もの会社名がずらりと並んでいる」

(2017年2月9日 毎日新聞「AV問題:搾取される“女優” 支援団体に聞く・下」より、引用。改行を施しています。)

宮本節子 PAPS世話人

金尻さんは「明日撮影させられそうで、逃げたいんです」という時にも駆け付けて救出するし、真夜中のメールや電話への対応も一人で引き受けています。
シフトを組めるほどの人数がいないからです。
「いつも同じ人が受ける」というのは相談者にとっていいことですが、支援者の彼女にとってはすごく過酷な生活なので、つぶれないうちに対策を考えなくてはいけません。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年11月20日

なるほど
確かにAVを守る側に相談する訳ないですね。私も相談してません。納得。

(再掲。PAPS)
業界団体を経由するのではなくて

ほかにも避けたほうがよいひとたちがいるようです。

「PAPSメルマガ vol.74 第4回 ぱっぷす活動報告会のお知らせ」より、引用。改行を施しています。)

この度PAPSでは、削除要請に関する助成金を得ることができ、実験的に2019年6月~2020年3月までの間、無料・非営利で削除要請を行えるようになりました。
しかし、複数の相談者は、PAPSにたどり着く前に、削除業者や荒稼ぎする弁護士に依頼してしまったことで多額の請求をされるなどの新たな問題も垣間見えてきました。

支援団体は、人々からの寄付によって活動をおこなっています。

(2017年2月9日 毎日新聞「AV問題:搾取される“女優” 支援団体に聞く・下」より、引用。改行を施しています。)

PAPSは運営費をどうやって工面しているのですか?

宮本節子 PAPS世話人

カンパだけです。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年12月28日

皆様考え方が寄り添う部分もあれば、そうでない部分もあります。だから私も個人です。
寄付とは各団体にとって大変有難い事でしょう。個人的な意見ですが、
表の人物だけでなく背景にいる人物まで名前と顔を出して闘っている事、
また目標と寄付金の使用目的がより明確な団体が宜しいかと思います。

——————————————————–

さすがです。
論理的です。
これからも「目標と寄付金の使用目的がより明確な団体」に対して寄付をつづけさせていただきます。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

藤原志帆子ライトハウス代表、金尻カズナPAPS理事長らがラジオに出演されました(その13)。香西咲さんに「おれたちが家族だ」と言ったAV強要魔が処罰されるのは必定です

本日も7月30日に放送された「渋谷の星」をみていきます。

渋谷のラジオ

2019年2019年7月30日(火)「渋谷の星

<パーソナリティ>
名倉一美

<アシスタント>
大山みりん

<ゲスト>
藤原志帆子 ライトハウス代表
金尻カズナ PAPS理事長
仁藤夢乃 Colabo代表

<インタビューア>
キクチマコト(フリーライター)

(参考。当ブログ)

<2019年7月16日に放送された「渋谷の星」>
2019年7月28日(その1)
2019年7月29日(その2)
2019年7月30日(その3)
2019年8月1日(その4)
2019年8月2日(その5)

<ゲスト>
藤原志帆子 ライトハウス代表
金尻カズナ PAPS理事長
仁藤夢乃 Colabo代表

<2019年7月23日に放送された「渋谷の星」>
2019年8月3日(その6)
2019年8月4日(その7)
2019年8月5日(その8)
2019年8月6日(その9)

<ゲスト>
藤原志帆子 ライトハウス代表
金尻カズナ PAPS理事長
仁藤夢乃 Colabo代表

<2019年7月30日に放送された「渋谷の星」>
2019年8月7日(その10)
2019年8月8日(その11)
2019年8月9日(その12)

<ゲスト>
藤原志帆子 ライトハウス代表
金尻カズナ PAPS理事長
仁藤夢乃 Colabo代表

(2019年7月30日 渋谷のラジオ「渋谷の星」より。)
(※音声の文字化は、筆者。)
(※26:59のあたりから。)
2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

87.6MHz。
渋谷のラジオがお送りする「渋谷の星」。
えー、担当はわたくし、名倉一美とー

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

大山みりんです。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

えー、今日は、しぶや区ニュース7月15日号、最新号から、10代の少女を性的搾取から守る3つの団体をご紹介しています。

えー、仁藤さんがね、代表をおつとめの、えー、団体、コラボという団体ですけれども、Tsubomi Cafeというバスカフェを運営しています。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

はい。
この表紙にあるやつですよね。

(参考。下図は、しぶや区ニュース【2019年7月15日】より。)

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

そうです。
表紙に、かわいらしいバスが映っていますよね。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

ね、ピンク色の。
はい。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

で、このバスのなかで、あの、飲み物を飲んだり、えー、食べ物を召し上がったり、とかするわけじゃないんですよ。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

あ、そういうカフェではないんだ。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

うふふふ。
あの、バスのなかではおもに、着替えをしたりするスペースになっていまして。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

あっ、そうなんだ。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

そうなんです。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

へー。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

バスの外にテントをはって、そこで、あの、自由に召し上がっていただくと。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

あー、料理まではいちおう、出るっちゃ出る。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

料理も、あの、ちゃんと並んでますのでね。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

へー。
じゃ、バスのなかはそういう、なんかこう、くつろげ区間みたいな感じー

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

そうですね。
おもに着替えですね。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

ふーん、そうなんだ。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

着替えのスペースになっていて。
まあ、外からみえないようになっていますからね。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

へー。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

で、最初、あの、バスが到着して、あの、わたしたち実は、お手伝いをさせていただいたんですよ。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

あ、すごい。
貴重な体験。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

そう。
テントの設営をね。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

へー。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

で、あの、わたし、テントとかつくったことなかったので、なかなかたいへんだったんですけど。
あの、手を怪我するから軍手をして、とかって言われて、軍手をいただいて。
で、あの、テントね、張ったら、やっぱり飛ばないように重しをね、柱のところに載せますよね。
それ1個、20キロあったんですよ。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

あははは。
すごっ。
じゃ、けっこうおおきなテントなんですね。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

おおきいです。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

ああ、そうなんだ。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

そうね、キャンプ用のテーブルが、5個か6個かもっとかな、入るぐらい。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

えー、それは軍手、必要になってきますね。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

そうなんですけどね。
その20キロの重しをもったとたんにね、皆さんが、
「な、名倉さん、もたなくてもいいです」
とかって言われて。
ね、50代のわたしをこういたわってくださってね。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

ひとりでもとうとしたんですか、名倉さん。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

皆、ひとりでもっているんですよ。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

えー、そうなんだ。
20キロを。
えー、すごい。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

しかも、男手がないんですよ。
皆さん、女性で。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

あー、たくましい。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

そう、バスのドライバーさんだけが、男性だったんですよ。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

へー。
あ、バスはこう、いつもはないところに運転して設置するんですか?

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

そうなんです。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

へー。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

あの、ちゃんとね、がらがらがら、ってあける門があって、そこをあけてバスが入って来るんですよ。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

あー、そうなんだ。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

そうそう。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

へー。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

で、週に1回、あの、もしくはあの、隔週で1回、水曜日かな、夕方6時からそこでやっているんですけど。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

あー、そうなんだ。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

場所がですね、あの、ホームページをみていただければわかりますけど、コラボさんのね。
ええと、神宮前6丁目の、神宮通公園、っていう公園があるんですよ。
まあ、そんなにおおきくないんですけど、細長い公園があって、そこでやっているんですよね。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

へー、けっこうもう来てらっしゃいました?
若い子たち。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

ねえもうね、オープンが午後6時で。
夕方6時からもうすぐに。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

は、そうか、皆、利用しているんだ。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

制服を着た中学生かな、高校生かな、ちょっとわからないんですけどね。

それで、ここはあの、取材してはいけない場所なんですよね。
だから今回、特別に入れていただいて。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

ありがたいですね、はい。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

そうですね。
で、ふだんはあの、10代以外のご見学とか、ご参加、あと差し入れ、それからスタッフさんへの挨拶、バスの撮影、いっさいおことわりだそうです。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

あー、でもそれ、利用する側にとってはすごく安心できる場ですよね。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

そう、そう。
で、そのカフェも、ちゃんとテントをはりめぐらせて外からみえないようになっているんですよ。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

ちゃんと配慮してくれているんですね。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

そうですね。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

あー、そっか。
え、それホント、いま行ったことなくて、なやんで、もし、ちょっとなぁ、って思っている子がいたら行ってほしいですね。
今週にでも。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

そうですね。
つぎは8月ですね。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

あ、そうか、来週か。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

来週は新宿、と聞いていますけれども。
そのあたりはね、あの、ホームページでご確認いただければと思います。

で、バスのなかなんですけど、どんなものがあるのか、ともうしますと、下着があったり、あと化粧品。
化粧品もあるんですよね。
基礎化粧品とか。
ま、メイク用品もちょっとありましたけれどもね。
あと、あの、生理用品。
重要ですねよ。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

たしかに。
うーん。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

で、あの、寄せ書きがね、あの、バスのなかにありまして、それを特別にみせていただいたんですけれども。
やっぱり、あの、着替えがあって助かった、と。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

あー、そうだね。
え、服も置いてある?
下着だけですか?

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

ええとね、そうね、Tシャツがあったかな。
でも、おもに下着ですよね。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

うーん、でもそういうのが大事ですよね。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

うーん、ソックスとかありましたよ。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

あー、あーはんはん。
へー、そういうの、やっぱね、大事ですよね。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

そうですね。
あとは、そうね、あの、寄せ書きのなかに、ハングルで書かれてて。
韓国語で。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

留学?

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

わたし、そう、留学生かな、って思ってお訊(き)きしたんですけど、
「名倉さん、何言っているですか。いまの中高生はね、皆、韓国語できるんですよ」
って。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

え、そういうこと。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

そういうこと。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

移民とかじゃなくて。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

ぜんぜん。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

えーっ。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

そうなんですって。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

韓流でも、いまそんなところまできているんですか?

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

学校で習ったりするみたいですよ。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

えー、そうなんだ。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

そういうふうに聞きました。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

はー、末恐ろしい。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

いやー、だからね、すばらしいな、と思って。
恐ろしい、じゃないですよ。
すばらしい、ですよ。

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

すばらしい。
末すばらしい。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

ちゃんと勉強もね、なさっているんだなぁ、ってー

2019年7月30日 大山みりんさん(アシスタント)

あー、本当だな。

2019年7月30日 名倉一美さん(パーソナリティ)

感じましたね。

さあ、このバスカフェ、あの、Tsubomi Cafe、くわしい情報は、コラボのホームページをぜひご覧ください。

あとはですね、あの、えー、バスカフェのほかにシェルターも運営していまして、えー、わたくしが仁藤さんにくわしくおはなしをおうかがいしました。
えー、「しぶや区ニュース」の音声の撮影も併せてお届けします。
カメラマンはタダさんです。
どうぞ。

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つづきは明日のブログでご紹介をさせていただきます。
業界人もしたたかです。
女性を引き込むために手管(てくだ。「人をだます手段」)をもちいています。

(2016年8月25日 ウィズニュース「AV強要、元タレントも被害 ミスコン受賞歴、歌手の夢捨てられず…」より引用。改行を施しています。)

5月には、関係者10人ほどが集まって、東京・西麻布のレストランで、私のためにサプライズパーティーを開いてくれた。
出席者は
「俺たちは家族だから」
「私たちは家族だから」
と語りかけ、
「一緒に夢をつかもう」
と盛り上がりました。

香西咲さんのときもそうでした。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月25日

前社長の洗脳口癖
『俺達はお前の家族だ。お前の夢を応援する』
『夢の為なら法に触れなければ手段を選ぶな』
『夢の為ならほかの奴らなんてどーでもいい、使え』
その他の特徴として
会話のペースをコチラに掴ませない。
はぐらかすのが上手。

香西咲さん
2016年8月15日

実家や帰る家があるって 当たり前の事の様で実は凄く幸せな事。
私にはそんな物はない。
『お前の夢を応援しない奴は例え血が繋がっていようと家族じゃない、俺達が本当の家族だ』
と言い聞かされて以来、失ってもうすぐ6年かぁ…

香西咲さん
2016年7月7日

(前略。)
私は行ける所まで頑張るのみです。
今後は友達関係や家族関係…
再構築していきたいな。

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(ライトハウスのツイートより、引用。)

ライトハウス
<2019年6月20日>

(再掲)

先日13日に行われた自民党「#性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」にて #AV出演強要 問題対策プロジェクトチームのとかしき議員から、ビッグニュースが!AV出演強要解決に向けて、AV業界での若者の望まない撮影被害をなくすための議員立法を目指すということです!

通常、父親・母親・兄・姉が娘をAVメーカーに売り飛ばしますかね?
スカウトやプロダクションはありえないことをおこなっています。
オリンピックまでに業界人を処罰する法律がつくられようとしています。
「おれたちが家族だ」と言って性的搾取をおこなっている悪党が退治されるのは必定です。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

藤原志帆子ライトハウス代表、金尻カズナPAPS理事長らがラジオに出演されました(その12)。政府はAV強要に関して自己責任論を否定しています。香西咲さんの声が届きました

渋谷区は伏魔殿(ふくまでん)のうちのひとつのようです。
伏魔殿(ふくまでん)とは、広辞苑によりますと、
悪事や陰謀などが陰で絶えずたくらまれている所
です。
PAPSの金尻カズナ理事長は「渋谷の星」というラジオ番組のなかでこうのべています。
実際その、まあ、性的搾取の事業者も、たとえばアダルトビデオのプロダクションとかも、渋谷にたくさんあるんです。2016年のときにカウンティングしたら、42社あったんですね。渋谷はほかの街とはちがって特別な街でもあるので、その実態をまず知っていただく、っていうことですね
と。(※参考。昨日の当ブログ

渋谷はほかの街とはちがって特別な街でもあるので、その実態をまず知っていただく、っていうことですね
「渋谷の星」には金尻カズナさんのほかに、藤原志帆子ライトハウス代表と仁藤夢乃Colabo代表が出演されています。
本日も、御三方のおはなしを拝聴させていただきます。

(参考。当ブログ)
<2019年7月16日に放送された「渋谷の星」>
2019年7月28日(その1)
2019年7月29日(その2)
2019年7月30日(その3)
2019年8月1日(その4)
2019年8月2日(その5)

<2019年7月23日に放送された「渋谷の星」>
2019年8月3日(その6)
2019年8月4日(その7)
2019年8月5日(その8)
2019年8月6日(その9)

<2019年7月30日に放送された「渋谷の星」>
2019年8月7日(その10)
2019年8月8日(その11)

渋谷のラジオ

2019年2019年7月30日(火)「渋谷の星

<パーソナリティ>
名倉一美

<アシスタント>
大山みりん

<ゲスト>
藤原志帆子 ライトハウス代表
金尻カズナ PAPS理事長
仁藤夢乃 Colabo代表

<インタビューア>
キクチマコト(フリーライター)

(2019年7月30日 渋谷のラジオ「渋谷の星」より。)
(※音声の文字化は、筆者。)
(※20:33のあたりから。)
2019年7月30日 仁藤夢乃さん(一般社団法人 Colabo 代表)

わたしたちはでも、まあ、中高生向けに活動しているんで――ああ、ホントこれを聴いたかたでも――中学校とか高校とか、10代の子ども向けの講演は、どんな条件でもかならず行くようにしています。

いまの支援のありかた、って、待っていて、来てはなしをしてくれたらはなしを聞くよ、って相談のありかたなので。
そうじゃなくて、わたしたちの側から出ていって、こういうところにこんなひとたちがこんな雰囲気で活動しているんだよ、っていうのを、やっぱりわたしたちのほうから顔をみせてつたえないと、相談窓口があるから相談してね、と言われても、
「いやー、どこのどんな大人が出てくるのかわかんない」
ということもあって、あの、なかなかその一歩が踏み出せない。
また、その、電話して、予約して、その時間どおりに行く、とかっていうのもなかなかむずかしかったりするので、なのでわたしたちは、その、
「水曜日の夜、渋谷と新宿でバスカフェをやっています」
って。
で、それは、支援団体らしくしないこともけっこう目的にしていて。

わたしたちが出会う子はすごく、支援されることとか、まあ、相談することとっていうのを悪いことだ、って思っている子、すごく多いんです。
それは、いままで育ってきた環境のなかで、甘えるな、とか、逃げるな、とか、ひとに迷惑をかけるな、って、すごく言われてきて。
で、おまえが悪いんだから、って自己責任論のなかで育ってきたので、ひとを頼っちゃいけないんだ、と思ったときに、そういうスカウトが、仕事を紹介してあげる、って言うと、自分のちからでなんとかやれるかも、と思ってしまって、危険にとりこまれる、っていうことがあるので。

わたしたちは逆に、支援団体です、というようなことはいっさい言わずに、10代無料の夜カフェ(Tsubomi Cafe)です、っていうふうにして、あの、困っている子だけじゃなくて、ホントどんな子たちもウエルカムで。
いま困っていない子たちも、あの、ぜんぜん来ていい。
だからふつうの高校生もいっぱい来てくれるんですけど。
でも、そういう困ったときじゃ、もう遅くて。
その前に出会って、あの、なんかあったときに思い出してもらえる顔のひとつになれたらいいな、と思って活動をしています。

なので、きっと、これを聴いてくださっている皆さんは、わたしたちが出会えない子どもたちに出会っているひとたちだ、と思うんですよね。
だからそういう自分が出会っている子たちだけに対してでもいいから、なんかあったときは、あの、相談してね、とか、お腹が空いたらご飯でも食べにおいで、とか、なんかそういう声かけと関係性をもちつづけるってことをしてもらえるといいなぁ、って思います。

けっこう中高生になってくると、地域のあつまりとかお祭りにも来なくなったり、とか、挨拶をしてもちょっと思春期もあってちゃんと反応してくれなかったり、とかあると思うんですけど、うざがられてもいいんで、なんか、あの、気にかけているよ、っていうメッセージを、あの、発信しつづけてもらったり。
あと逆に、役割をその子たちにつくって、手伝ってよ、っていう言い方で、まあ、仲間にしていくみたいな。

なんかそういうこともすごく裏社会のスカウトは上手にやって彼女たちをとりこんでいるので、わたしたちの側がそれをしていけるといいなぁ、っていうことも思います。

2019年7月23日 藤原志帆子さん(NPO法人 人身取引被害者サポートセンター ライトハウス 代表)

日本は性教育がすごく遅れている、って言われていて、そのなかでいきなり性的搾取の被害に遭ってしまうので。
情報のないところでいきなり、いい仕事があるよ、から、「脱いで」

ホントにベースがないところがホントに問題だと思うんですよね。

で、わたしたちも講演に行く先は児童養護施設がけっこう多いんですよ。
児童養護施設の子どもたちは、あの、後ろ盾のない18歳で。
園を卒業したら後ろ盾がないので、本当に1回就職にそのあと失敗したらホストクラブやホステスだとかそういう仕事がもしかしたらすごく近道になってしまっている子たちが多くて。
実際に卒園後すぐに、先輩がリクルートしにも来たりするんですって。
そういった子たちを守るために、あの、性教育をしっかりやっていて、それでプラス、性的搾取をなくすために、って、よんでくれるんですけれども。

やっぱり、そこぐらい本当に近くに来てしまっているというか、ホント子どもたち自身に直接はたらきかける機会っていうのをわたしたちだけではできないので、皆さんでやってもらったり。
性教育、それから本当に、中高ではなく、保育園、小学生ぐらいのときから。
子どもの暴力予防プログラム、みたいなの、いっぱいあるじゃないですか。
あの、民間でやっているCAP、「Child Assault Prevention」プログラムとか。

渋谷区さんもぜひ、全区の小学校でやってもらいたいですけど。

本当に、こういったふうに触られたり、こういうふうに声かけられたら、ぜったいに、ノー、って言っていいんだよ、とか、こんなふうに触られかたしたら信頼できる大人にはなしかけに行こう、だとか、逃げるときの声の出し方、だとか、なんかそういうふうに、このタッチはいいタッチ、このタッチは悪いタッチみたいな、ホントにそういうところから子どもたちにつたえているワークショップで。
そういったものをやるとやっぱり、何か被害に遭ったときに、あ、信頼できる大人にはなしてみよう、だとか、そういえばチャイルドラインってあったな、ってわかったり。
そういったことをすごく大事だな、と思います。

2019年7月30日 仁藤夢乃さん(一般社団法人 Colabo 代表)

性風俗店とか、その、性売買、性的搾取、っていうその現場が、そういう困っている子たちの受け皿になっているんじゃないか、っていうようなことを言うひとたちが、あの、いるんですね。
それは、あの、もともと、業界側があの、風俗はセーフティネットなんだ、とかって最近言いはじめているんですけど。
でもそれは、セーフティネットではなくて、搾取のための手段なんですよね。
だからやっぱり、貧困の子がはたらいているならそれでいいんじゃないか、とかっていう目線ではなくて、貧困におちいっているひとたちがそういうところに行き着かなくてもいいような社会にするにはどうしたらいいのかっていう、あの、目線が必要だなってこともすごく思っています。

2019年7月30日 金尻カズナさん(NPO法人 ポルノ被害と性暴力を考える会【PAPS】理事長)

教育に関して言いますと、被害に遭わない教育も大切ですけども、加害者にならないっていう教育も重要なんですね。

あと、スマホ時代はまったくちがう時代だ、ということを認識してほしい、っていうこと。
で、ぱっぷすは出前講座をしています。
高校とかですね、ぜんぜん中高関係なくですね、こういったかたちでおはなししたい、って言ったら飛んでまいりますので。
まあ、性的搾取に巻き込まれないための、まあ、教育とか。
巻き込まれたあとどうしたらいいのか、っていうふうなことをですね、あの、こう、ロールプレーとかもしていますので、ぜひ、そういった講座をしてほしいっていう学校に、問いかけていただければ、学校の先生もうごかせると思います。

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(再掲。仁藤夢乃さん)
わたしたちが出会う子はすごく、支援されることとか、まあ、相談することとっていうのを悪いことだ、って思っている子、すごく多いんです。それは、いままで育ってきた環境のなかで、甘えるな、とか、逃げるな、とか、ひとに迷惑をかけるな、って、すごく言われてきて。で、おまえが悪いんだから、って自己責任論のなかで育ってきたので、ひとを頼っちゃいけないんだ、と

自己責任論は小泉内閣(2001年4月26日~2006年9月26日)のあたりから強く主張されるようになりました。
それまでは、
人命は地球より重い
という考え方が主流でした。

(2013年2月24日 産経新聞「人命は地球より重いのか」より、引用。改行を施しています。)

2013年2月24日 産経新聞

昭和52年(1977年)9月、パリ発東京行き日航機をハイジャックした日本赤軍に対し、当時首相だった福田は「(人質になった方々の)人命は地球より重い」と述べ、過激派服役囚を超法規的措置で釈放した上、身代金600万ドルを支払った。
ダッカ日航機ハイジャック事件である。
ハイジャック機は最終的にアルジェリアの空港に着陸し、犯行グループは投降した。

人命を優先した福田赳夫(ふくだたけお)元首相とはちがい、小泉純一郎元首相は自己責任論の信奉者です。
冷淡です。
このあたりが、毀誉褒貶相半ばする所以(ゆえん)です。
それはさておき、自己責任論を利用するのがアダルトビデオ業界です。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年6月12日

もちろん自発的に頑張ってる人もいます。
但しその『自発的』か『強要』かは他人から見たら解り得ない世界です。
友達でも家族でも。本人しか解り得ません。

香西咲さん
2016年11月14日

悪徳AVプロダクションの常套手段の1つ。
家族や友達と遮断し自分はAVの世界でしか生きていけないかのように思い込ませる。
そうすると女優は逃げたくてもなかなか逃げられない。

(再掲。仁藤夢乃さん)
わたしたちが出会う子はすごく、支援されることとか、まあ、相談することとっていうのを悪いことだ、って思っている子、すごく多いんです。それは、いままで育ってきた環境のなかで、甘えるな、とか、逃げるな、とか、ひとに迷惑をかけるな、って、すごく言われてきて。で、おまえが悪いんだから、って自己責任論のなかで育ってきたので、ひとを頼っちゃいけないんだ、と

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年6月12日

一般の皆様にお伝えしたい事。
これを機に『騙される方が悪い』と言う風潮やめて頂きたいですね。
素人の常識なんて簡単に覆されます。
『気を付けて』って言われて気を付けられるレベルではありません。
相手はプロ。何枚も何枚も上手をいってきます。

AV出演強要について政府は、自己責任論を否定しました。

(2019年4月22日 第100回女性に対する暴力に関する専門調査会

議題、資料
議事録

資料4-7より)

(再掲)

訴求ポイント

・性的な行為について、自分が嫌なことは拒否でき、また、相手側も嫌がることをやってはいけないこと。
・専門的な支援を行う相談先があるので、不安なことがあれば、ひとりで悩まず相談してほしいこと。
AVJK問題は被害者の自己責任とする風潮を改め、社会の問題意識を高めること。

内閣府の男女共同参画局長もテレビ番組のなかでつぎのようにのべています。

(2019年4月15日 政府インターネットテレビ「ピックアップ!~霞が関からのお知らせ~ひとりで悩まず相談を!いわゆるAV出演強要・JKビジネス問題」より。)

(※音声の文字化は、筆者。)
池永肇恵 内閣府男女共同参画局長

4月は、AV出演強要・JKビジネス等被害防止月間です。
とりしまりや被害防止のための教育、啓発の強化、相談体制の充実など、政府一体となって対策にとりくんでいます。

被害をうけたかたは、自分が気をつけていれば、などと、自分をせめたりしないでください。
悪いのは、たくみに騙してくる加害者です

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(再掲。香西咲さん)
これを機に『騙される方が悪い』と言う風潮やめて頂きたいですね

香西咲さんの声が政府に届きました。
あとはAV出演強要を処罰する法律の制定です。
こちらもそう遠くないうちに実現することでしょう。
業界人が息絶えていく様(ざま)を傍(はた)から眺めさせていただきます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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