先日、アメリカのカリフォルニア州は、AV出演強要に関して、画期的な判決を出しました。しんぶん赤旗が報じました。「出演強要AV 削除可能に」

先日、アメリカで、出演を強要されたAVの削除に関する判決が出たようです。
田村智子衆議院議員のツイートを引用します。

田村智子衆議院議員のツイートより、引用。)

2021年12月20日 田村智子 衆議院議員(日本共産党)

今朝の #しんぶん赤旗 はいつもに増して読み応えあり。
欧州でのギグワークの最低賃金保障の動き↓

米国カリフォルニア州でのAV出演強要は、映像の著作権は被害者にあり動画削除の権利が明確にされた判決(8面)

そして #小池晃 さんの予算質問の詳報も。

(再掲。田村智子 衆議院議員)
米国カリフォルニア州でのAV出演強要は、映像の著作権は被害者にあり動画削除の権利が明確にされた判決(8面)

(新版)お魚と山と琵琶湖オオナマズの日々」というブログに、当該記事の切り抜きが掲載されていました。
参照します。

2021年12月20日 しんぶん赤旗
出演強要AV 削除可能に

米カリフォルニア州南部地区連邦地方裁判所はこのほど、ポルノサイト業者が虚偽の説明をして女性を強制的に出演させたAV(アダルトビデオ)の映像や画像がインターネット上に拡散されている問題について、撮影物の著作権は女性本人に属するとする判決を出しました。
これにより被害にあった400人の女性はネット上に拡散されている自らの映像や画像について法律デジタルミレニアム著作権法に基づいてサイトに削除を求めることができます。
同裁判所のランディ・グロスマン連邦検事代理は
「彼女らを苦しめている映像や画像について、管理権を取り戻す重要な判決だ。判決が犠牲者の人生の苦しい章を終わらせるために役立つことを願う」
と述べました。
判決はAV出演を強要した禁錮20年の有罪宣告をすでに受けているポルノサイト業者の男性に対する賠償請求を審理する裁判で出されました。
司法省が(2021年12月)15日に出した発表文によると、判決は、

▽業者が撮影した映像・画像の所有権は女性本人にある
▽女性と業者が結んだとされる「権利譲渡証書」や「合意」は無効
▽業者から第3者に対する映像・画像の使用許可は無効―

などとしました。

ネット上の著作権保護を目的にしたデジタルミレニアム著作権法に基づくとしています。
またこの業者に対し、被害者に1800万ドル(約20億円)の賠償を命じました。
この業者は2013~19年にかけて、衣服を身に着けた状態での仕事だなどとうその説明をして約400人の女性を集め、性行為を強要して撮影しました。
ネット上には出さないという虚偽の説明もしていました。

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日本では、現在、刑法の性犯罪規定を改正する作業が進行しています。
昨年(2021年)の9月に上川陽子法務大臣は、刑法の性犯罪規定の改正に関して、以下の10項目を諮問しました。

(2021年9月16日 上川陽子法務大臣 諮問第117号より、引用。)

2021年9月16日 上川法務大臣 諮問第117号

諮問第117号

近年における性犯罪の実情等に鑑み、この種の犯罪に適切に対処するため、所要の法整備を早急に行う必要があると思われるので、左記の事項を始め、法整備の在り方について、御意見を承りたい。

     記

第1 相手方の意思に反する性交等及びわいせつな行為に係る被害の実態に応じた適切な処罰を確保するための刑事実体法の整備

1 刑法第176条前段及び第177条前段に規定する暴行及び脅迫の要件並びに同法178条に規定する心神喪失及び抗拒不能の要件を改正すること。

(参考。刑法)
第176条 13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6月以上10年以下の懲役に処する。13歳未満の者に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。

第177条 13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」という。)をした者は、強制性交等の罪とし、5年以上の有期懲役に処する。13歳未満の者に対し、性交等をした者も、同様とする。

第178条
1 人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、わいせつな行為をした者は、第176条の例による。
2 人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、性交等をした者は、前条の例による。

2 刑法第176条後段及び第177条後段に規定する年齢を引き上げること。

(参考。刑法)
第176条 13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6月以上10年以下の懲役に処する。13歳未満の者に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。

第177条 13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」という。)をした者は、強制性交等の罪とし、5年以上の有期懲役に処する。13歳未満の者に対し、性交等をした者も、同様とする。

3 相手方の脆弱性や地位・関係性を利用して行われる性交等及びわいせつな行為に係る罪を新設すること。
4 刑法第176条の罪に係るわいせつな挿入行為の同法における取扱いを見直すこと。

(参考。刑法)
第176条 13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6月以上10年以下の懲役に処する。13歳未満の者に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。

5 配偶者間において刑法第177条の罪等が成立することを明確化すること。

(参考。刑法)
第177条 13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」という。)をした者は、強制性交等の罪とし、5年以上の有期懲役に処する。13歳未満の者に対し、性交等をした者も、同様とする。

6 性交等又はわいせつな行為をする目的で若年者を懐柔する行為(いわゆるグルーミング行為)に係る罪を新設すること。
第2 性犯罪の被害の実態に応じた適切な公訴権行使を可能とするための刑事手続法の整備

1 より長期間にわたって訴追の機会を確保するため公訴時効を見直すこと。
2 被害者等の聴取結果を記録した録音・録画記録媒体に係る証拠能力の特則を新設すること。
第3 相手方の意思に反する性的姿態の撮影行為等に対する適切な処置を確保し、その画像等を確実に剥奪できるようにするための実体法及び手続法の整備

1 性的姿態の撮影行為及びその画像等の提供行為に係る罪を新設すること。
2 性的姿態の画像等を没収・消去することができる仕組みを導入すること。

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(再掲。上川陽子法務大臣。諮問第117号
相手方の意思に反する性的姿態の撮影行為等に対する適切な処置を確保し、その画像等を確実に剥奪できるようにするための実体法及び手続法の整備
性的姿態の撮影行為及びその画像等の提供行為に係る罪を新設すること
性的姿態の画像等を没収・消去することができる仕組みを導入すること

(参考。現時点までの流れ)
<刑法の性犯罪規定の改正>

性犯罪に関する刑事法検討会
  ※2021年5月21日 刑法の性犯罪規定の改正に関する取りまとめ報告書を提出
上川陽子法務大臣
  ※2021年9月16日 諮問
法制審議会
  ・2021年10月27日 第1回刑事法(性犯罪関係)部会
  ・2021年11月29日 第2回刑事法(性犯罪関係)部会 ※ヒアリング
  ・2021年12月27日 第3回刑事法(性犯罪関係)部会
  ・2022年1月26日 第4回刑事法(性犯罪関係)部会・・・予定

上述のとおり、刑事法(性犯罪関係)部会において、刑法改正の最終の審議がおこなわれています。

(参考。組織図)
法務省
 |(設置)
法制審議会
 |(設置)
刑事法(性犯罪関係)部会

刑事法(性犯罪関係)部会が作成した改正刑法案の叩き台は実質、内閣が国会へ提出する法案となります。

(再掲。上川陽子法務大臣。諮問第117号
性的姿態の撮影行為及びその画像等の提供行為に係る罪を新設すること
性的姿態の画像等を没収・消去することができる仕組みを導入すること

(再掲。今回カリフォルニア地裁で出された判決)
業者が撮影した映像・画像の所有権は女性本人にある
女性と業者が結んだとされる『権利譲渡証書』や『合意』は無効
業者から第3者に対する映像・画像の使用許可は無効

刑事法(性犯罪関係)部会は、どのような叩き台をつくるのでしょうか。
期待が集まります。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。

(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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