AV出演強要は、依然として変わらずにつづいています。先日のぱっぷす(PAPS)のメルマガとwithnewsの記事でも、取り上げられました

AV出演強要の被害者を支援しているNPO法人のぱっぷす(PAPS)は、先日(2021年10月20日)、「メルマガvol.112」を配信しました。
ぱっぷす(PAPS)のメルマガは、同法人のホームページでも読むことができます。

(参考。ぱっぷすのホームページ)
メルマガvol.112

AV出演強要

ぱっぷす(PAPS)のメルマガvol.112によりますと、ぱっぷす(PAPS)には現在も、AV出演強要に関する相談が多く寄せられているそうです。
メルマガの本文の一部を抜粋します。

(2021年10月20日発行 ぱっぷす「メルマガvol.112」より、引用。)

「現在新規相談が急増!!」
2021年10月20日 ぱっぷす

このところ、ぱっぷすはメディア出演が多かったせいかどうか、新規相談が急増しており、対応に追われています。

8月は新規相談が54件、9月は56件となりました。

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2021年10月20日 ぱっぷす

<54件の相談内容>
相談内容としてはAV被害の相談(10件、18.5%)が相変わらず一番多くて、約2割になります。

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AV業界は依然としてAV出演強要をおこなっている、ということがわかります。

10日前のことです。
朝日新聞社のwithnewsは、AV出演強要に関するぱっぷす(PAPS)の活動を取り上げました。

2021年11月1日 withnews
「これは仕事だ」AV出演強要、契約までの手口「自己責任じゃない」

同記事のなかから一部分を抜粋します。

(2021年11月1日 withnews 「これは仕事だ」AV出演強要、契約までの手口「自己責任じゃない」より、引用。)

2021年11月1日 withnews

そんな中、AV出演や性産業にまつわるトラブル、リベンジポルノなどのデジタル性暴力について相談支援活動を行なっているのが、NPO法人「ぱっぷす」だ。「ぱっぷす」に寄せられる相談件数は年々増加傾向にある。
AV出演に関する相談件数も、ここ5年近くは横ばいの状況が続いているという。

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2021年11月1日 withnews

AV出演をめぐっては「本人が望んで出演したのではないか」「出演前に契約書を交わしているなら、強要とは言えないのでは?」と疑問を抱く人もいるだろう。
ところが、後藤さんが受けてきた相談の実態は、「本人が望んで出演」とは決して言えないものばかりだという。
「自ら望んでAV業界に入っていくのではなく、言葉巧みに丸め込まれていくケースがこんなにも多いのかと驚きました」(後藤【後藤稚菜】さん)

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2021年11月1日 withnews

金尻さんは「被害を訴えたら、出演したビデオが販売停止になり、きちんと事業者側が処罰されるような仕組みをつくる必要がある」と語る。
中には、出演強要の被害を申告し、販売を停止するようお願いしたところ、わざわざホームページのトップ画面に、該当の映像を掲載した悪質な業者もいるという。
「意に反するAV出演は許されず、契約は即時解除できるという判例は出ています。問題は、撮影された映像が販売されることについて規制がないことです。既に世に出てしまった映像についても、何か法的なアプローチが必要だと考えています」(金尻さん)

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(再掲。withnews)
金尻さんは『被害を訴えたら、出演したビデオが販売停止になり、きちんと事業者側が処罰されるような仕組みをつくる必要がある』と語る
問題は、撮影された映像が販売されることについて規制がないことです

現在、刑法を改正してAV出演強要を処罰しようとするうごきが進行しています。

(参考。当ブログ)
2021年11月9日

(参考。現時点までの流れ)
<刑法の性犯罪規定の改正>

性犯罪に関する刑事法検討会
  ※2021年5月21日 取りまとめ報告書を提出
上川陽子法務大臣
  ※2021年9月16日 諮問
法制審議会

上川陽子法務大臣は、2か月前(2021年9月16日)、法制審議会に対して、以下の10項目の諮問をおこないました。

(2021年9月16日 上川陽子法務大臣 諮問第117号より、引用。)

2021年9月16日 上川法務大臣 諮問第117号

諮問第117号

近年における性犯罪の実情等に鑑み、この種の犯罪に適切に対処するため、所要の法整備を早急に行う必要があると思われるので、左記の事項を始め、法整備の在り方について、御意見を承りたい。

     記

第1 相手方の意思に反する性交等及びわいせつな行為に係る被害の実態に応じた適切な処罰を確保するための刑事実体法の整備

1 刑法第176条前段及び第177条前段に規定する暴行及び脅迫の要件並びに同法178条に規定する心神喪失及び抗拒不能の要件を改正すること。

(参考。刑法)
第176条 13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6月以上10年以下の懲役に処する。13歳未満の者に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。

第177条 13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」という。)をした者は、強制性交等の罪とし、5年以上の有期懲役に処する。13歳未満の者に対し、性交等をした者も、同様とする。

第178条
1 人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、わいせつな行為をした者は、第176条の例による。
2 人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、性交等をした者は、前条の例による。

2 刑法第176条後段及び第177条後段に規定する年齢を引き上げること。

(参考。刑法)
第176条 13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6月以上10年以下の懲役に処する。13歳未満の者に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。

第177条 13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」という。)をした者は、強制性交等の罪とし、5年以上の有期懲役に処する。13歳未満の者に対し、性交等をした者も、同様とする。

3 相手方の脆弱性や地位・関係性を利用して行われる性交等及びわいせつな行為に係る罪を新設すること。
4 刑法第176条の罪に係るわいせつな挿入行為の同法における取扱いを見直すこと。

(参考。刑法)
第176条 13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6月以上10年以下の懲役に処する。13歳未満の者に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。

5 配偶者間において刑法第177条の罪等が成立することを明確化すること。

(参考。刑法)
第177条 13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」という。)をした者は、強制性交等の罪とし、5年以上の有期懲役に処する。13歳未満の者に対し、性交等をした者も、同様とする。

6 性交等又はわいせつな行為をする目的で若年者を懐柔する行為(いわゆるグルーミング行為)に係る罪を新設すること。
第2 性犯罪の被害の実態に応じた適切な公訴権行使を可能とするための刑事手続法の整備

1 より長期間にわたって訴追の機会を確保するため公訴時効を見直すこと。
2 被害者等の聴取結果を記録した録音・録画記録媒体に係る証拠能力の特則を新設すること。
第3 相手方の意思に反する性的姿態の撮影行為等に対する適切な処置を確保し、その画像等を確実に剥奪できるようにするための実体法及び手続法の整備

1 性的姿態の撮影行為及びその画像等の提供行為に係る罪を新設すること。
2 性的姿態の画像等を没収・消去することができる仕組みを導入すること。

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(再掲。諮問第117号)
性的姿態の撮影行為及びその画像等の提供行為に係る罪を新設すること
性的姿態の画像等を没収・消去することができる仕組みを導入すること

AV出演強要による被害が依然としてつづいている現在、法律による規制は急務です。
犯罪者たちを一網打尽にする法律がつくられることを切望します。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。

(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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