先月、上川陽子法務大臣は、法制審議会に対して刑法の性犯罪規定の改正を諮問しました(その8)。わいせつ精神科医の駆逐が待たれます

法務省は、刑法の性犯罪規定を改正しようとしています。
法務省内における現在までのうごきを確認します。

法務省内
<刑法の性犯罪規定の改正に向けて>

性犯罪に関する刑事法検討会で、改正の有無を審議
  ※2021年5月21日 取りまとめ報告書を提出
上川陽子法務大臣
  ※2021年9月16日 諮問
法制審議会

近々、法制審議会で、「改正法案の叩き台」づくりが始まります。

本日はひきつづき、「地位・関係性」を利用した性犯罪の処罰に関するうごきをみてみます。

(参考。当ブログ。性犯罪に関する刑事法検討会で出された意見と、上川陽子法務大臣の諮問)

<上川陽子法務大臣問がおこなった諮問>
2021年10月13日(1)
2021年10月19日(7)

<AV出演強要に関して(於;性犯罪に関する刑事法検討会)>
2021年10月14日(2)・・・3名の委員(東大教授、東大教授、京大教授)の意見
2021年10月15日(3)・・・齋藤梓委員、山本潤委員の意見
2021年10月16日(4)・・・小島妙子委員の意見

<「地位・関係性」を利用した性犯罪について(於;性犯罪に関する刑事法検討会)>
2021年10月17日(5)・・・齋藤梓委員、 上谷さくら委員、小島妙子委員の意見
2021年10月18日(6)・・・齋藤梓委員の意見

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「地位・関係性」を利用した性犯罪の諸問題につきましては、今年(2021年)、国会でも取り上げられました。
国会の会議録を参照します。

<第分科会で大岡敏孝議員が質した精神科医の性犯罪>

2021年2月26日 会議録
2021年2月26日 インターネット審議中継

(参考。当ブログ)
2021年4月21日(その1)
2021年4月22日(その2)
2021年4月23日(その3)

分科会で大岡敏孝議員が質した精神科医の性犯罪>

2021年2月26日 会議録
2021年2月26日 インターネット審議中継

(参考。当ブログ)
2021年4月24日(その1)
2021年4月25日(その2)

大岡敏孝衆議院議員は、2021年2月26日の予算委員会第三分科会と予算委員会第五分科会で、わいせつ精神科医による性犯罪を取り上げました。
大岡議員が予算委員会第三分科会でおこなった質疑をみてみます。

2021年2月26日 衆議院 予算委員会第三分科会

(2021年2月26日 衆議院 予算委員会第三分科会「会議録」より、引用。)

2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

おはようございます。
滋賀県の衆議院議員、大岡敏孝でございます。

それでは、早速でございますが、法務に関わる予算に関しまして質問してまいりたいと考えております。

まず、現在も新型コロナウイルスの感染拡大、そして社会的な活動が抑制されておりまして、そのことに関する影響というのが国民の各層各位に出ております。

とりわけ、今回は心の問題、メンタルヘルスの問題について取り上げたいと思います。

また、これに関わる犯罪の問題、そして、もう少し踏み込んで申し上げると、心に困難や悩みを抱えている方の弱みにつけ込んで、そして立場や地位を利用して害を及ぼしているにもかかわらず、取締りの網から逃れてしまっている事例について取り上げたいと考えております。

まず最初に、法務省にお尋ねをしたいと思います。
女性や児童のメンタルヘルスの問題が大きくなっておりますけれども、これに伴って自殺が急増しています。

しかも、その自殺が、精神科医が関わる中で起きているというケースも多々見られるようになってきています。

ここは、調べてみると、本当に許せない事例がたくさんありまして、地位や関係性を利用して患者の女性と性的な関係を持ったり、場合によっては、診療を装って女子生徒にわいせつな行為をしたり、とんでもない事例というのが出てきているわけですね。

このように、外から見えない場所で行われる、また診療を装って犯罪が行われて立件しにくい案件につきまして、法務省、検察としてはどのように対応しているのか、また、今後、こうした犯罪が増えつつある中でどのように対応を強化されるのか、教えていただきたいと思います。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

まあ、そのとおりなんだと思いますけれども、ただ、やはり、この事例はまさに、法と証拠、その法にも課題があり、証拠の収集にも課題があるから大きな問題になっているということは、是非、当局、認識をしっかりと持っていただきたいと思います。
その上で、医療を所管をしております厚労省に来ていただいておりますので、お尋ねをしたいと思います。
こうした事例を厚労省は、まず、どの程度把握しているのか。

また、日本においては、海外と違って、すごく、医師が診療だと言えばかなり広範囲に守られてしまっている実態がありまして、その立場を利用して、診療に偽装してわいせつ行為をやっているというケースが多々見られるわけです。

医師が治療を目的として、まあ、最初は治療を目的として患者に接する中で、薬物等を使って、合意を取り付けたとして性的関係に及んでしまった場合、現在の医師法なり医療法なりの法令でもって、国や自治体がその医療機関に指導あるいは処分をするということは、今の時点で、できるんでしょうか。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

これは本当に、被害者が次々と出ていく中で、しっかりと対応していかなければならないと思っております。

そうした中、現在法務省では、検討会(性犯罪に関する刑事法検討会)において、性犯罪に関する刑法の議論が進んでいるというふうに承知をしております。

今回申し上げたとおり、医師と患者の地位や関係性を利用して性的関係を持つとか、あるいは、治療と称して薬物を使って、それで事実上合意を誘導して性的関係を持とうとしている場合、そうした精神疾患あるいは心の困難、あるいは障害を抱える患者のケースを想定したような議論がなされているのかどうか、教えていただきたいと思います。

当然のことながら、もう皆さん御承知だと思いますけれども、欧米においては、そもそもこの関係性を利用して性的関係になること自体を禁止されている。

精神科医と患者とか、先生と生徒とか、こうした関係でもって性的関係になること自体を禁止されているわけであって、私は当然、そちらに持っていくべきだというのが私の意見ですけれども、現在検討会(性犯罪に関する刑事法検討会)ではちゃんと議論がなされているのかどうか、教えていただきたいと思います。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

大臣から力強い御答弁をいただきました。
弱い人の立場、あるいは泣き寝入りをせざるを得なかった方々がたくさん出ている中で、是非、上川大臣、旗を振っていただいて、そうした方を守れるような法整備を進めていただきたいというふうに思います。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

一方で、また厚労省にお尋ねをしたいと思います。
先日、ある鹿児島県の精神科クリニックにおきまして、院長が30人以上の女性患者と関係を持った、しかも、そのうち2人が自殺をしているという事件がありました。

結果として、医師として常軌を逸した行為そのものは罪に問われず、診療報酬の不正請求ということで逮捕、起訴されまして、有罪が確定をしております。

その後、この不正請求を理由として、医業停止3年の行政処分を受けているということでした。

まず、これは事実なのかどうか、教えていただきたいと思います。

あわせて、本来、私の感覚からすると不正請求以上に重罪だというふうに感じる性的な不適切な行為に関しては、処分の理由にされなかったのでしょうか。
これを理由とする処分はなかったのでしょうか。
このことも確認をさせていただきたいと思います。
御存じのとおり、医師法では第7条で、医師としての品位を損するような行為があったときは、厚生労働大臣は処分することができるという規定になっておりますが、これは当たらないのでしょうか。

当たらないとすれば、これ以上の品位を損するような行為があるのか、これが当たらないんだったら、一体、じゃ、何が当たるのかということを是非教えていただきたいと思います。

更に申し上げると、この規定を使って処分された事例があれば教えていただきたいと思います。

こうしたケースは、法務あるいは検察任せとせずに、今後、こうした事例は厚労省もしっかりと関係各所と連携をしながら情報収集に当たるべきだと思いますが、こうした事案への対応につきましても併せてお尋ねをしたいと思います。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

ありがとうございます。
直近の例が昭和57年と。

もう御存じのとおり、昭和から平成になり、令和になりまして、時代が実は3つまたがっているんですけれども、直近の例が昭和ということでは、事実上、医師法7条というのは、運用されていないとまでは言いませんけれども、極めて運用しにくい状態が続いているということですね。

先ほど答弁の中でおっしゃったように、結局、事実認定ができない。

この後の質問で言いますけれども、これは医師のまさに特殊性でございまして、医者はこういう問題事案を起こしても、3枚、カードを持っているわけですよ。
実際、3枚、カードを持っているわけです。
一番最初に切ってくるカードというのが、御存じのとおり、それは治療の範囲内だと言ってくるわけですよ。
どんな睡眠薬を飲ませようと、どんな意識をもうろうとする薬を飲ませようと、それは治療だと、1枚目のカードを切ってくるわけですよね。
次、2枚目のカード、これは同意があったと言うわけですよ。
不適切なことをやっても、同意がありましたと。
でも、それは、その同意というのは、薬を使って同意させたんだろうと誰が見たって思うことでも、同意があったと、2枚目のカードを切ってくるわけですね。
そして、3枚目のカードはというと、大体、まあ大体とまでは言いませんけれども、その手の悪い医師はお金をたくさん持っているケースが多い。
3枚目のカードは、弁護士を使って示談をしてくるわけですよ、お金をどんと積んで。
結局、この3枚のカードで法の網を抜けられてしまうというのが私はもう最大の問題点だし、これは、厚労省も法務省も是非御理解をいただいて、しっかりと対応を進めていただきたいと思います。
その上で、先に言ってしまった上で次の質問をさせていただきたいと思いますけれども、患者に対する強制わいせつで逮捕、送検された後、本人が事実を認めながら、事実は認めているわけです、事実を認めながら弁護士を使って示談をして、そして刑事裁判に至らず診療を続けているというケースがあります。

これは、この近くの、東京のある精神科のクリニックでございますけれども、これでも医師として品位が十分あるという、先ほどのお話なんでしょうか。

結局、品位がなくて処分されたやつというのは、診療放棄ですよね。

診療放棄と、来た客に対してわいせつな行為をする、場合によっては自殺まで追い込んでしまう、一体どっちが悪いんだと。

これは本人が認めているわけですよ。
認めていながらも処分されないということは、一体、この医師法7条というのはどこを基準にして品位があるとかないとか言っているのか、これを明確にしていただきたいと思います。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

本当に、このように医師法7条は事実上ざる化している、しかも、悪いやつが捕まらないということは、是非皆さん、認識をしていただいた上で、正しく運用して、別に悪くないやつを捕まえろと言っているわけじゃないんです、本人もやったのを認めているやつなんだから、きっちり処分してくれということをお願いしているわけでございまして、この運用につきましても、今後私もこれをしっかりとチェックをしてまいりますから、ここでこうして申し上げた、これが議論のスタートだと思って、しっかりと対応を進めていただきたいと思います。
その上で、今回は予算委員会でございますので、少し予算的なことをお尋ねしたいと思いますが、こうした心のケア、メンタルのケアにつきまして、国そして地方自治体、どの程度の予算を使っているのか。
また、その予算執行によってどういった結果を出せているのか。
この点について教えていただきたいと思います。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

これね、申し訳ないんだけれども、私、ちゃんと通告していますから。
県とか市町村で使っている金額は分からないという答弁は、ちょっと不適切というか、不誠実だと思いませんか。
急に聞いたわけじゃないので、私。
しかも、国にも自殺対策の部署をつくっているわけですよね。
それで、県がどれだけ使うとるか分からぬ、市町村がどれだけ使うとるか分からぬけれどもやっておりますと言っても、これは申し訳ないけれども、それはやっているうちに入らないですよね。
これはもうちょっとちゃんと仕事をしていただきたいと思います。

しかも、10年連続で減っているということですけれども、現在、御存じのとおり、これは先日厚労省が発表したんじゃなかったでしたっけ、うつ病が増えているとか自殺が増えていると。
申し訳ないけれども、古新聞で議論しているわけじゃないので、足下のこともちゃんと言ってもらわないと。
去年やおととしの古新聞で議論しているんだったら、こんな予算委員会をやる必要ないんですよ。

ちょっと、もう一回答弁してもらってもいいですか。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

では、その答弁を了として、しっかりと、国民生活も、まさに今も変化をしているし、迅速にこの変化に対して対応することというのが政府に最も求められていることですので、是非、緊張感を持って、余り古新聞ばかり読まずに、申し訳ないけれども、私、令和元年の新聞を基にした政策を言っているわけではございませんので、その点につきましてはしっかりと注意をしていただきたいと思います。
その答弁を受けまして、結局、効果が分からない中で、現在の対応としては、できるだけ早期に精神科医に接続をするというのが政策の中心になっていると思います。

しかし、先ほど申し上げたとおり、皆さんがパスしている先が、本当にまともな医者なのか、まともじゃないのか分からないという中でパスしているんじゃないかということを私は大変心配しております。

そこで、厚労省として、こうした対策で紹介をする相手先の精神科医や心療内科あるいは総合病院の、その担当している科、あるいはそこの医師が、診療の適正さや人権擁護の観点から、それにふさわしいのかふさわしくないのか、そうした評価をしっかりとやっているんでしょうか。
この点について教えていただきたいと思います。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

医師全体のレベルを上げるということは、それでいいかと思います。
ただ、私が問題視しておりますのは、今回のような、犯罪につながる、あるいは、指導しているにもかかわらず、診療しているにもかかわらず、自殺されてしまうというケースを問題視しておりまして、お尋ねしたいのは、全体の底上げの問題じゃなくて、不良というか、好ましくない医師を把握できているかどうか

ここには渡しちゃ駄目だ、ここには接続すると大変な事件になる可能性があるということで、悪い医者を皆さんの方で把握できているのかどうかということをお尋ねしております。

この点についてはどうなんでしょうか。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

ちょっと、私として100%納得できる答弁ではありませんけれども、ただ、問題は、少なくとも不良だけは除いておく
研修はしっかりやっていただく、これは大事なことです。
ただし、ここに持っていくと患者が被害に遭う、場合によっては、だって、若い女の子が、学生さんが、わいせつ行為とかされて、心に傷を負っちゃうわけですよ。

こんなものを容認するわけにはいかないので、不良をしっかり取り除く、これを今後心がけてやっていただきたいと思います。

最後に、法務省、そして法務大臣にお尋ねをしたいと思います。
先ほど申し上げたとおり、精神科医という、地位もある、立場もある、権力もある、そしてお金もある、こうした方々が、それらを使って、先ほど申し上げたようなカードを切ることによって、法の正義をすり抜けているという事例があります。
このことについて、法務省、当然、皆さんの最大の仕事は、法の正義、法によって公正と正義のある社会をつくっていくということがまさに皆さんの最大の課題、最大の職務だと思っておりますが、その視点から見てどのように感じておられるのか、教えていただきたいと思います。
そして最後に、大臣に、こうしたことから、次の被害者、次の示談、次のごまかしをつくり出さないためにはどうした対策を進めていけばいいのか。

とりわけ性犯罪医療に偽装した自己欲求を満たすだけの行為が、医者の地位や知識やお金や立場や権力を使ってすり抜けてしまっているということをどう改善していくのかにつきまして、是非ここは、最後は大臣の決意、熱意をお聞かせいただければと思います。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

それでは、上川大臣を先頭に、法務省、そして厚労省、しっかりと連携をして力を合わせていただきまして、このような被害者が救われるように、泣き寝入りが起きないように、是非、法の正義と公正でもって日本社会をよりよくしていくように御活躍いただきますことを期待をしまして、私の質問を終わらせていただきます。

ありがとうございました。

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冒頭でもふれました。
上川陽子法務大臣は、先月(2021年9月)、法制審議会に対して、刑法の性犯罪規定の改正に関する諮問をおこないました。
諮問の内容は以下のとおりです。

上川陽子法務大臣がおこなった諮問の内容

(2021年9月16日 上川陽子法務大臣 諮問第117号より、引用。)

2021年9月16日 諮問第117号

近年における性犯罪の実情等に鑑み、この種の犯罪に適切に対処するため、所要の法整備を早急に行う必要があると思われるので、左記の事項を始め、法整備の在り方について、御意見を承りたい。
     記
第1 相手方の意思に反する性交等及びわいせつな行為に係る被害の実態に応じた適切な処罰を確保するための刑事実体法の整備

刑法第176条前段及び第177条前段に規定する暴行及び脅迫の要件並びに同法178条に規定する心神喪失及び抗拒不能の要件を改正すること。

(参考。現行刑法)
第176条 13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6月以上10年以下の懲役に処する。13歳未満の者に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。

第177条 13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」という。)をした者は、強制性交等の罪とし、5年以上の有期懲役に処する。13歳未満の者に対し、性交等をした者も、同様とする。

第178条
1 人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、わいせつな行為をした者は、第176条の例による。
2 人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、性交等をした者は、前条の例による。
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刑法第176条後段及び第177条後段に規定する年齢を引き上げること。

(参考。現行刑法)
第176条 13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6月以上10年以下の懲役に処する。13歳未満の者に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。

第177条 13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」という。)をした者は、強制性交等の罪とし、5年以上の有期懲役に処する。13歳未満の者に対し、性交等をした者も、同様とする。
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相手方の脆弱性や地位・関係性を利用して行われる性交等及びわいせつな行為に係る罪を新設すること。

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刑法第176条の罪に係るわいせつな挿入行為の同法における取扱いを見直すこと。

(参考。現行刑法)
第176条 13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6月以上10年以下の懲役に処する。13歳未満の者に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。
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配偶者間において刑法第177条の罪等が成立することを明確化すること。

(参考。現行刑法)
第177条 13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」という。)をした者は、強制性交等の罪とし、5年以上の有期懲役に処する。13歳未満の者に対し、性交等をした者も、同様とする。
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性交等又はわいせつな行為をする目的で若年者を懐柔する行為(いわゆるグルーミング行為)に係る罪を新設すること。

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第2 性犯罪の被害の実態に応じた適切な公訴権行使を可能とするための刑事手続法の整備

より長期間にわたって訴追の機会を確保するため公訴時効を見直すこと。

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被害者等の聴取結果を記録した録音・録画記録媒体に係る証拠能力の特則を新設すること。

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第3 相手方の意思に反する性的姿態の撮影行為等に対する適切な処置を確保し、その画像等を確実に剥奪できるようにするための実体法及び手続法の整備

性的姿態の撮影行為及びその画像等の提供行為に係る罪を新設すること。

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性的姿態の画像等を没収・消去することができる仕組みを導入すること。

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上川陽子法務大臣は、「地位・関係性」を利用した性犯罪について、
相手方の脆弱性や地位・関係性を利用して行われる性交等及びわいせつな行為に係る罪を新設すること
と諮問しました。
わいせつ精神科医の駆逐が待たれます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。

(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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