2007年の在日米兵による集団暴行事件。またしてもアメリカ軍は、日本が放免した犯人を処罰しました。日本は、香西咲さんたち被害者を絶望させない国になってほしいものです

昨日のブログで、2008年に在日米兵が女子中学生を暴行した事件にふれました。

(参考。当ブログ)
2021年8月10日

日本の検察はこの米兵を不起訴処分にしました。
アメリカ軍は黙過しませんでした。

(参考)
<沖縄米兵中学生暴行事件>
2008年2月11日 逮捕(※日本の警察)
  1日後
2008年2月12日 送検(※日本の検察)
  3日後
2008年2月15日 「少なくとも2週間は拘置する」(※日本の検察)
  14日後
2008年2月29日 不起訴、釈放(※日本の検察)。拘束(※米軍
  
2008年4月25日 「高等軍法会議にかける」(※米軍
  
2008年5月16日 禁固4年(※米軍
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日本の検察は容疑者を放免しました。
アメリカ軍は懲役4年の刑罰を科しました。

この件とは別に、日本では前年(2007年)、別のアメリカ兵による暴行事件が発生しました。
本日はこの性犯罪についてみていきます。

沖縄大学の研究紀要

沖縄大学法経学部紀要 第11号より、引用。)

<一部分を抜粋>
髙良沙哉 沖縄大学 教授(※現在)

2007年10月14日の午前3時半ごろ、広島市内の駐車場に駐車した車内で、19歳の 日本人女性が4名 (19歳、24歳、34歳、39歳)の米海兵隊員 らによって強姦される事件が発生した。
加害者は、山口県岩国市にある米海兵隊岩国基地所属の米兵らであり、被害者女性とは同日広島市中区で開催されていたダンスイベントで知り合った。
加害米兵らは、女性を乗せて車を走らせ、イベント会場から2キロほど離れた駐車場に停め、その車内で強姦に及んだという。
その後、加害米兵らは女性を駐車場に置き去りにしたまま、車で同区内の飲食店に行き暴力事件を起こしたあと、基地に帰ったところを広島県警から通報を受けていた米軍に拘束された。
本件は、公務外の犯罪であり被疑者らの身柄も米軍側にあったため、事件当初から被疑者の起訴前身柄引き渡しの問題が意識された。
広島地検は、4名の米兵を同年(2007年)11月6日に書類送検していたが、同(2007年11月)15日、被害女性の証言や記憶に暖味な点があるとして、嫌疑不十分でいずれも不起訴処分とした。
広島地検の不起訴処分後も、米軍は本件に関する捜査を継続した。

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(再掲)
広島地検の不起訴処分後も、米軍は本件に関する捜査を継続した

この事件は、このあと、どのように推移したのでしょうか。
AFPの記事を参照します。

AFP

(2008年2月15日 AFP「在日米軍が米兵4人の審問開始、日本人女性集団暴行容疑で」より、引用。)

<一部分を抜粋>
2008年2月15日 AFP

在日米軍は(2008年2月)15日、山口県にある米軍岩国基地の海兵隊員4人が前年(2007年)10月に広島市内で日本人女性(20)を集団暴行したとされる事件で、審問を開始したと発表した。
(中略。)
広島地検は(2007年)11月、女性の証言にあいまいな部分があるとして4人を不起訴処分とした。

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(2008年3月6日 AFP「岩国基地の米兵4人軍法会議へ、集団女性暴行で」より、引用。)

<一部分を抜粋>
2008年3月6日 AFP

前年(2007年)10月、広島市内で米海兵隊岩国航空基地(山口県岩国市)所属の海兵隊員4人が日本人女性(当時19)を集団暴行したとされる事件で、在日米軍は4人を軍法会議にかけることを決定した。
(中略。)
4人について広島地検は嫌疑不十分ですでに不起訴処分にしている。

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(2008年5月9日 AFP「女性暴行の海兵隊員に懲役2年と不名誉除隊、在日米軍」より、引用。)

<一部分を抜粋>
2008年5月9日 AFP

山口県にある米軍岩国基地の海兵隊員4人が前年(2007年)10月に広島市内で日本人女性(当時19)を集団暴行したとされる事件で、同基地の軍法会議は9日、Larry Dean兵長(20)に対し米統一軍事司法法典違反の罪(性的不法行為など)で禁固2年と不名誉除隊を言い渡した。

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(2008年6月11日 AFP「広島の女性集団暴行、米軍曹に懲役1年3月」より、引用。)

<一部分を抜粋>
2008年6月11日 AFP

前年(2007年)10月、広島市内で米軍岩国基地(山口県岩国市)所属の海兵隊員が日本人女性(当時19)を集団暴行したとされる事件で、統一軍事裁判法違反の罪に問われた4人のうち、カール・アンダーソン(Carl Anderson)一等軍曹(40)の軍法会議が(2008年6月)10日、同基地で開かれ、懲役1年3月と不名誉除隊が言い渡された。在日米軍当局が発表した。

4人のうち2人にはすでに前月、「同意なしの性行為」を行ったとして、それぞれ懲役2年懲役1年8月と懲戒除隊が言い渡されている。

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(2008年6月26日 AFP「広島の女性集団暴行、最後の軍曹に懲役1年の判決」より、引用。)

<一部分を抜粋>
2008年6月26日 AFP

2007年10月に広島市内で米軍岩国基地(山口県岩国市)所属の海兵隊員が日本人女性(当時19)を集団暴行したとされる事件で、軍法会議は(2008年6月26日)25日、レネイアス・ブラズウェル(Lanaeus Braswell)3等軍曹(25)に「みだらな行為」に関与したとして懲役1年と不名誉除隊を言い渡した。

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日本は、容疑者の4人を不起訴にしました。
アメリカ軍は日本に追随せず、4人を有罪としました。
ちなみに日本では、当該事件の被害者に対して、以下のような発言もありました。

(2007年10月23日 J-CASTニュース「『未成年は午前3時にうろつくな』 広島県知事発言は暴論なのか」より、引用。)

<一部分を抜粋>
2007年10月23日 J-CASTニュース

そして、07年(2007年)10月20日に広島市で「日本女性会議2007ひろしま」のイベントがあり、ここに藤田知事が出席。
あいさつの中で、(藤田雄山知事は)「朝3時に盛り場でうろうろしている未成年もどうかと思う」と発言したことが騒ぎになった。
読売新聞などは、 「被害女性に非があるともとれる発言をしていたことがわかった」 と07年(2007年)10月22日付で報道した。

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日本ではそう遠くない将来、刑法が改正される見込みです。

「今日(2021年5月21日)取りまとめ報告書を法務大臣が受け取り、それを踏まえて、法務省が改正要綱案を作成し、法務大臣が法制審に諮問することになります」(寺町東子弁護士

(2021年)9月までに、検討会の結果を踏まえ、法務省がどのような改正要綱案をまとめて、法制審(法制審議会)に諮問するのか。注視していきましょう」(寺町東子弁護士

近々、法務省の刑法改正要綱案があきらかになります。
今後、日本の刑法は、諸外国のようなまともな規定となるのでしょうか。
注目が集まります。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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