香西咲さんたち被害者のうったえに呼応して、政府は種々の取り組みを進めています。3年前、野田聖子総務大臣は、自分も被害者である、と答弁しました

性犯罪の被害者に対する政府の施策は、漸進(ぜんしん)しています。
いまから3年前のことです。
ワンストップ支援センターの設立に関して、国会で以下のやりとりがありました。

ワンストップ支援センター

2018年2月2日 衆議院 予算委員会

(2018年2月2日 衆議院 予算委員会「会議録」より、引用。)

2018年2月2日 阿部知子 衆議院議員(立憲民主党)

(前略。)
続いて、生命にかかわる問題で、あるいは人間の一生の尊厳にかかわる問題で、いわゆる性暴力の問題がございます。

これは、この予算委員会、あるいは補正予算の審議の中でもお取り上げでありますので、総理も御存じと思いますし、前向きな答弁もいただいているかと思います。

沖縄では、1995年の少女暴行事件、これをきっかけに、もちろん普天間は、落下物もいろいろな事故も起こりますが、特にこの少女暴行事件をきっかけに、日米の間でSACO合意となって、事態が進んでまいりました。

しかし、1995年から今日まで、沖縄における性暴力事件は、2016年、うるま市で20の女性が軍属に暴行、殺害されるまで、現状でも、とても安心できる状態で暮らしているわけではありません。
このことは総理もよく御存じだと思います。

私は、普天間の第二小学校と同時に、沖縄で、性暴力の被害者の女性たち、あるいは男性でも子供でもいいんです、に寄り添うための強姦センター、REICOというところと、県がつくった性暴力支援センターに行ってまいりました。

時間の関係で幾つか質問を割愛してお話をいたしますが、野田男女共同参画担当大臣にお伺いいたします。

実は、2008年に、中学生の女の子、14歳が海兵隊によって強姦をされ、しかし、この事案は親御さんが、子供の将来を思ったかもしれません、告訴を取り下げて、結局、その女の子はどうやってその後の人生を生きているだろうかと思うような事案、これは報道されていますので知られているところですが。
一体、野田さんは、今、この数多い沖縄の事案についてどのように受けとめておられるのか。

特に、いわゆる暴行とか脅迫要件、無理無理あるいは暴力を用いてでなければ性暴力と認められない、法改正後もなおですね。
そうすると、親告罪はなくなっても、なかなか言い立てることができない状況もあるかと思います。

現状における性暴力の、沖縄だけでなくてもいいです、問題点、また性暴力被害者の支援のあり方の問題点などはどうお考えですか。

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2018年2月2日 野田聖子 総務大臣

阿部先生、熱心に以前から女性の性犯罪、性暴力に対する問題に取り組んでいただいていることに敬意を表するところであります。

もう言うまでもなく、性犯罪や性暴力は女性の人権を著しく踏みにじる、決して許されない行為なんです。

今お話がありましたように、性犯罪、性暴力というのは、被害者が被害を訴えることをちゅうちょし、今のまさにそのお話のとおり、また潜在化するケースが多くて、そのときに与えられた体の傷だけではなくて、多くの場合、精神的にも長期にわたる傷跡を残すということで、被害者御自身に大きな負担を強いる重大な、本当に重大な犯罪です。
このため、性犯罪、性暴力被害者への支援においては、最も重要なことは、被害者の心身の負担をできるだけ少なくすることだと思っています。

私自身は、性暴力ではなかったんですけれども、1年生のときに誘拐されたことがあります。
そのときのことをまだいまだ、50年たった今でもいろんなことを覚えていますし、嫌な気持ちになることがあるわけで、たまたま性暴力ではないけれども、そういうときに、どうしていいかわからない。
そこに私たちは、今、支援の手を差し伸べなきゃいけないということがあるんだと思います。
政府としては、被害直後からためらわずにしっかりと警察を始めとして御相談できるように、関係機関が密接に連携して、医療の面、そして精神の面、心理面ですね、あとは法的支援などが可能な限り一カ所で、誰か一人のところに行けば全部ワンストップでいくような、そういう支援センターを全国各地にきっちり整備をして、性犯罪、性暴力の被害者が負担なく支援を受けられる体制というのを構築していくことがまさに重要であると私は考えています。

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(再掲。野田聖子総務大臣。2018年2月2日)
可能な限り一カ所で、誰か一人のところに行けば全部ワンストップでいくような、そういう支援センターを全国各地にきっちり整備をして、性犯罪、性暴力の被害者が負担なく支援を受けられる体制というのを構築していくことがまさに重要であると私は考えています

この答弁から3年が経過しました。
現在はどのような状況なのでしょうか。
今年(2021年)の5月12日に開催された衆議院内閣委員会の会議録を参照します。

2021年5月12日 衆議院 内閣委員会

(参考。当ブログ)
2021年5月12日の衆議院内閣委員会
2021年8月4日(※改正ストーカー規制法について①)
2021年8月5日(※改正ストーカー規制法について②)
2021年8月6日(※性暴力被害について)
2021年8月7日(※改正ストーカー規制法について③)

(2021年5月12日 衆議院 内閣委員会「会議録」より、引用。)

2021年5月12日 牧島かれん 衆議院議員(自民党)

(前略。)
それでは、残りの時間で関連する項目について質疑をさせていただきます。

内閣府男女共同参画局にも来ていただいております。

4月は若年層の性暴力被害予防月間でありました。

(参考。内閣府)
令和3年度「若年層の性暴力被害予防月間」実施要綱

2021年5月12日 牧島かれん 衆議院議員(自民党)

SNSを利用した被害又は痴漢といった行為、根絶させなければなりませんし、被害に遭ってしまった方の相談、支援の体制も強化していく必要があります。

内閣府が実施する性犯罪、性暴力対策の強化、現状を御説明いただきたいと思います。

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2021年5月12日 林伴子 内閣府 男女共同参画局長

お答え申し上げます。

性犯罪や性暴力は、被害者にとって、身体面のみならず、多くの場合、精神面にも長期にわたる傷痕を残す、人権を踏みにじる、決して許すことのできないものと認識しております。

政府におきましては、性犯罪・性暴力対策の強化の方針に基づきまして、令和4年度までの3年間を性犯罪・性暴力対策の集中強化期間として取組を進めております。

性犯罪や性暴力の被害者に対しましては、全国47都道府県に性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターを設けております。
これは、被害直後から相談を受け、緊急避妊薬の処方や証拠採取などの医療的な支援、心理的な支援などを可能な限り一か所で提供するものでありまして、地域における被害者支援の中核的な役割を担っております。

内閣府におきましては、このワンストップ支援センターについて、性犯罪、性暴力被害者支援のための交付金を活用することによりまして、その安定的な運営や、速やかに的確な支援が提供できるような体制の整備を支援しているところでございます。

また、令和2年10月からは、ワンストップ支援センターの全国共通短縮番号を設けました。
シャープ8891、「はやくワンストップ」というふうに周知、広報しております。
あわせて、若い方々が相談しやすいよう、SNS相談、キュアタイムを実施しているところでございます。

ワンストップ支援センターの強化につきましては、先月、関係府省から成る会議性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター強化検討会議において更なる強化策を決定したところでございまして、引き続き、相談体制の整備により、性犯罪、性暴力被害者の支援の充実にしっかり取り組んでまいりたいと存じます。

(参考)
性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターの強化について(案)

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(再掲。林伴子 内閣府 男女共同参画局長。2021年5月12日)
全国47都道府県に性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターを設けております

ワンストップ支援センターの強化につきましては、先月、関係府省から成る会議性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター強化検討会議において更なる強化策を決定したところでございまして

性犯罪や性暴力の被害者に対するさらなる施策の拡充を期待しています。

(再掲。阿部知子衆議院議員。2018年2月2日)
実は、2008年に、中学生の女の子、14歳が海兵隊によって強姦をされ、しかし、この事案は親御さんが、子供の将来を思ったかもしれません、告訴を取り下げて、結局、その女の子はどうやってその後の人生を生きているだろうかと思うような事案、これは報道されていますので知られているところですが

こちらの事件も気になります。
明日のブログでみてみます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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