《刑法改正を審議する検討会の15回目の議事録~取りまとめ報告書【案】》(19)。香西咲さんたち被害者を愚弄している刑法は、どのように変わるのでしょうか

そう遠くない将来、悪法と言われている刑法の性犯罪の規定は、おおきく変わることでしょう。
立憲民主党の本多平直衆院議員と言えども、この改正の流れを押し止めることはできません。

(参考。当ブログ)
<本多平直衆院議員の発言>
2021年6月9日(その1)
2021年6月10日(その2)

(確認)
刑法が改正されるまでの手順
(1)性犯罪に関する刑事法検討会(※法務省内)

性犯罪に関する刑事法検討会、終わりました」(寺町東子弁護士

(2)法務省が改正要綱案を作成

「今日(2021年5月21日)取りまとめ報告書を法務大臣が受け取り、それを踏まえて、法務省が改正要綱案を作成し、法務大臣が法制審に諮問することになります」(寺町東子弁護士

(2021年)9月までに、検討会の結果を踏まえ、法務省がどのような改正要綱案をまとめて、法制審(法制審議会)に諮問するのか。注視していきましょう」(寺町東子弁護士

(3)法務大臣が法制審議会へ諮問

「法制審議会に進んだときに、通常は法務大臣からの諮問というかたちで、条文の案というのがつくられて、出てくるんですね。叩き台、みたいなものなんですけども」(山本潤 一般社団法人Spring代表理事

(4)国会で審議、採択
——————————————————–

現在、性犯罪に関する刑事法検討会取りまとめ報告書が公開されています。

(参考。法務省の性犯罪に関する刑事法検討会
<開催状況>

第1回(2020年6月4日)※議事録公開
第2回(2020年6月22日)※議事録公開
第3回(2020年7月9日)※議事録公開
第4回(2020年7月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第5回(2020年8月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第6回(2020年9月24日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第7回(2020年10月20日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第8回(2020年11月10日)※議事録公開
第9回(2020年12月8日)※議事録公開
第10回(2020年12月25日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第11回(2021年1月28日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第12回(2021年2月16日)※議事録公開
第13回(2021年3月8日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第14回(2021年3月30日)※議事録公開

第15回(2021年4月12日)※議事録公開

2021年4月12日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書(案)

第16回(2021年5月21日)※議事録公開

2021年5月21日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書

本日もひきつづき、第15回性犯罪に関する刑事法検討会議事録を参照します。

2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会

同検討会では、取りまとめ報告書(案)に関する論議がおこなわれました。

(参考。当ブログ)
取りまとめ報告書(案)に関する論議>
2021年5月31日(その1)
2021年6月1日(その2)
2021年6月2日(その3)
2021年6月3日(その4)
2021年6月4日(その5)
2021年6月5日(その6)
2021年6月6日(その7)
2021年6月7日(その8)
2021年6月8日(その9)
2021年7月13日(その10)
2021年7月14日(その11)
2021年7月15日(その12)
2021年7月16日(その13)
2021年7月17日(その14)
2021年7月18日(その15)
2021年7月19日(その16)
2021年7月20日(その17)
2021年7月21日(その18)

取りまとめ報告書(案)に関する論議(その19)

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<20ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

最後に、報告書案の「第4 終わりに」について、修正に関する御意見がございましたらお願いしたいと思います。
10分ほどでお願いします。

——————————————————–

2021年4月12日 上谷さくら 委員(弁護士)

事務局の皆さんも、多分これをまとめるのがものすごく大変で、「終わりに」のところは力尽きた感じがします。

(参考。報告書案の「終わりに」)

第4 終わりに

本検討会においては、刑事の実体法・手続法に関する多岐にわたる論点について、各委員がそれぞれの専門的知見に基づき、現行法の基本的枠組みや刑事法の諸原則との整合性にも留意しつつ、幅広い観点から活発に議論を行った結果、今後の法整備に向けた検討に際しての重要な視点や留意点を示すことができた。

法務省には、本検討会の検討結果を踏まえ、ここに課題として示されていない点も含めて更なる検討を行い、性犯罪がその被害者に対し深甚な苦痛を与えることに思いを致し、より適切に対処するための刑事法の改正に向けた取組を迅速に進めることを期待したい。

また、性犯罪に適切に対処するためには、言うまでもなく、刑事法の整備だけでなく、性犯罪の被害者に対する支援、性犯罪による被害や二次被害を生まないための教育・啓発、性犯罪者の再犯防止のための施策の充実を含めた総合的な取組が求められる。

政府においては、引き続き、そのような視点から、性犯罪の根絶に向けて取り組んでいただきたい。

本検討会は、現在の日本の社会環境や国民意識を踏まえ、刑事法の在り方について検討したものである。

社会や価値観の多様化に伴い、性犯罪に関する刑事法のあるべき姿も変化し得ることから、今後とも、性犯罪に係る実態に即した対処のための議論が続けられていくことを望むものである。

まだ案の段階ではあるのですけれども、これだけの議論をして、ところどころというか、その都度、立法化が技術的に難しい面はあるけれども、だからそれで何もしなくていいわけではなくて、被害者がどれだけつらいかという実情は共有したので、ここで知恵を絞らなければならないという意見が出ていたと思うのです。

そういったこの検討会の熱量が伝わるようにというか、多分、一般の人は、自分が関心のある論点以外は、「はじめに」と「終わりに」だけを読むと思うので、そこをもうちょっと一生懸命書いていただきたいなと思って、その点だけです。

——————————————————–

<20ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

具体的に御提案はありますか。
ここをこうしたら、かなり力が入る、熱量が伝わるというようなことはありますか。

——————————————————–

2021年4月12日 上谷さくら 委員(弁護士)

そうですね、分量も2ページぐらいは欲しいなという感じです。

——————————————————–

<20ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

分かりました。
検討したいと思います。
ほかに御意見はございますか。

——————————————————–

明日も、取りまとめ報告書(案)の「終わりに」に対する各委員の意見や要望をみてみます。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。