《刑法改正を審議する検討会の15回目の議事録~取りまとめ報告書【案】》(13)。刑法は、性犯罪者の味方です。香西咲さんたち被害者を救う法律に変わることを切望します

刑法の性犯罪の規定は、そう遠くない将来、おおきく変わる予感がします。
刑法の改正の有無を審議していた法務省の性犯罪に関する刑事法検討会は、ひとまず、各委員から出された意見を
取りまとめ報告書(案)
というかたちで集約しました。

(参考。法務省の性犯罪に関する刑事法検討会
<開催状況>

第1回(2020年6月4日)※議事録公開
第2回(2020年6月22日)※議事録公開
第3回(2020年7月9日)※議事録公開
第4回(2020年7月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第5回(2020年8月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第6回(2020年9月24日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第7回(2020年10月20日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第8回(2020年11月10日)※議事録公開
第9回(2020年12月8日)※議事録公開
第10回(2020年12月25日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第11回(2021年1月28日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第12回(2021年2月16日)※議事録公開
第13回(2021年3月8日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第14回(2021年3月30日)※議事録公開

第15回(2021年4月12日)※議事録公開

2021年4月12日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書(案)

第16回(2021年5月21日)※議事録準備中

2021年5月21日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書

約3か月前(2021年4月12日)の検討会(第15回性犯罪に関する刑事法検討会)で、各委員は、同報告書(案)に対して、意見や要望をのべました。

2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会

本日も、同検討会の議事録を参照します。

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

(参考。当ブログ)
取りまとめ報告書(案)に関する論議>
2021年5月31日(その1)
2021年6月1日(その2)
2021年6月2日(その3)
2021年6月3日(その4)
2021年6月4日(その5)
2021年6月5日(その6)
2021年6月6日(その7)
2021年6月7日(その8)
2021年6月8日(その9)
2021年7月13日(その10)
2021年7月14日(その11)
2021年7月15日(その12)

取りまとめ報告書(案)に関する論議(その13)

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<14ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

ほかに、これまでのところで何か言い忘れたことはありますか。

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<14ページ>
2021年4月12日 山本潤 委員(一般社団法人Spring代表理事)

すみません、先ほどの補足なのですけれども、

(参考。当ブログ)
2021年7月14日(その11)

取りまとめ報告書(案)の)30ページの「⑥」で加害者にとって膣や肛門に物を入れるような行為に性的意味が乏しいというような議論がありましたが、被害者にとっては侵襲行為である以上、性的意味が乏しくない行為なので、そこはやはり、誰が主語であるのかということは入れていただきたいと思っています。

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<14ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

分かりました。
性的意味の問題は、実は非常に大きな問題で、理論的にもかなり議論になるところですので、それを含めて検討させていただきます。

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この件につきましては、2日前の当ブログ(2021年7月14日)でもふれています。
もう一度確認をします。

取りまとめ報告書(案)。2021年4月12日)
<30ページ>

⑥ 性的意味が乏しい行為を強制性交等の罪の対象に含めることは正当化し難く、また、ある類型の行為を強制性交等の罪の対象に含める場合には、その類型に該当する行為の全てが同程度の悪質性・当罰性を有することが必要であるところ、身体の一部や物を挿入する行為については、挿入するものの形状や挿入の態様によっては、性的な意味(わいせつ性)を有するかどうかについて評価が分かれ得るものがあるし、性交等と同等の法益侵害があるかについては議論の余地がある。

  
取りまとめ報告書。2021年5月21日)
<30ページ>

客観的に性的意味が乏しい行為を強制性交等の罪の対象に含めることは正当化し難く、また、ある類型の行為を強制性交等の罪の対象に含める場合には、その類型に該当する行為の全てが同程度の悪質性・当罰性を有することが必要であるところ、身体の一部や物を挿入する行為については、挿入するものの形状や挿入の態様によっては、性的な意味(わいせつ性)を有するかどうかについて評価が分かれ得るものがあるし、性交等と同等の法益侵害があるかについては議論の余地がある。

(再掲。山本潤 委員)
加害者にとって膣や肛門に物を入れるような行為に性的意味が乏しいというような議論がありました

法務省の性犯罪に関する刑事法検討会の事務局は、
客観的に
ということばを付け加えました。

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<14ページ>
2021年4月12日 山本潤 委員(一般社団法人Spring代表理事)

あと、性的同意年齢のところなのですけれども、年齢差要件を設けたときに、中間年齢を何歳にするのかまでは決まっていませんでしたけれども、成人とか、ある程度の年齢から、その下の保護すべき年齢を保護するというような意見は多数を占めていたと思ったのですけれども、それを意見として記載するか、どこかに含めていただければと思います。

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<14ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

そこまで議論が煮詰まっていないと思いますので、むしろ今後の検討課題になるのではないかと思います。

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<14ページ>
2021年4月12日 山本潤 委員(一般社団法人Spring代表理事)

「多数を占めていた」ではなくてもいいのですけれども、年齢差がある場合の年少者の保護についての意見を入れていただければと思います。

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<14ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

議事録を確認して、入れられるものがあれば、入れたいと思います。
先ほどまでの議論については、よろしいですか。

取りまとめ報告書(案)と、2021年5月21日に確定した取りまとめ報告書を比較、対照しました。
特に差異はありませんでした。

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<14ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

それでは、「(6) 法定刑の在り方」について、報告書案の修正に関する御意見がありましたら、発言をお願いします。

この「法定刑の在り方」から、最後の「司法面接的手法による聴取結果の証拠法上の取扱いの在り方」までについて、合計で30分程度の時間を予定しています。

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<14~15ページ>
2021年4月12日 山本潤 委員(一般社団法人Spring代表理事)

2名以上の者が現場において共同した場合についてなのですけれども、集団の場合であるとか、あるいは常習性・継続性がある場合に、そういうタイプの性犯罪を行ったことが分かるような罪名にする、あるいは罰条にするというような意見もあったと思います。
加重は難しいとしても、集団であることが分かる文言を入れてほしいという意見を出していますので、類型として復活するという意見もあったというような記載をしていただければ有り難いと思います。

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<15ページ>
2021年4月12日 井田 良 座長(中央大学教授)

もう一度議事録を確認して、検討いたします。

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取りまとめ報告書(案)と、2021年5月21日に確定した取りまとめ報告書を比較、対照します。

取りまとめ報告書の34頁にあらたな文言が追加されました。

取りまとめ報告書。2021年5月21日)
<34ページ>

④ 集団による犯行であることや常習性・継続性があることが罪名や罰条から明らかになるよう、致死傷の結果が生じた場合と並べて、集団である場合や常習性がある場合を加重事由として規定し、そのうち一つ以上の事由に該当する場合には加重をするという方法も考えられる
といった意見が述べられた。

明日も、取りまとめ報告書(案)に関する論議のつづきをみていきます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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