わいせつ整体師の男がついに起訴される(その4)。性犯罪者は、香西咲さんたち被害者にとって、ゆるすことのできない輩です。裁判で有罪となることを切望します

今年(2021年)の5月22日に、朝日放送(ABC)は、
裁かれなかった性犯罪 “同意誤信”の壁 「わいせつアロママッサージ」で屈辱的行為  聴取音声データが明かす衝撃の不起訴理由【テレメンタリー2021】
という番組を放送しました。

引用

検察が一度不起訴にしたあるわいせつ事件について、異例の再捜査が進められている。事件当時30代の女性が、初めて訪れたアロママッサージ店で、整体師からわいせつ被害を受けた事件。男は「相手が同意をしていると思っていた」と供述したという。番組は検察が女性に対して行った被害者聴取の音声データを独自入手。見えてきたのは、被害者の前に立ちはだかる「同意誤信の壁」だった。起訴を求めてたたかう女性の姿を通じ、性犯罪捜査の実態に迫る。

ナレーター:折目真穂
制作:朝日放送テレビ(ABCテレビ)

一昨日より、この番組を3回に分けてみています。

(参考。当ブログ)
2021年7月4日(※一昨日。1回目)
2021年7月5日(※昨日。2回目)

本日は3回目です。

 2021年5月22日
 朝日放送
 裁かれなかった性犯罪 “同意誤信”の壁 「わいせつアロママッサージ」で屈辱的行為  聴取音声データが明かす衝撃の不起訴理由【テレメンタリー2021】(※23分35秒

2021年5月22日 ナレーション(折目真穂さん)

それは突然の連絡でした。
検察審査会が結論を出したのです。

本件不起訴処分は不当である

被疑者はわいせつな行為を行った後「拒絶されなかったから続けた」旨供述しているが、被害者が拒絶しないかどうかを探りながらわいせつな行為を始めた時点、つまりわいせつな行為の実行に着手した時点では「同意がない」ことは明白である

検察の不起訴処分をきびしく非難する内容でした。

議決書は、「性犯罪被害者保護の観点から」として、こうも指摘します。

なぜ検察官が事件を安易に不起訴にできたのか、市民感覚としては理解できない

これ以上、泣き寝入りする被害者を増やすべきではなく、もっと被害者に寄り添った再捜査をすべきである

(その3)
<16:10のあたりから>

(朝日放送の取材に対して)
性被害を受けた女性

最初に、不起訴、ってなったときは、もう本当に、もうこれ以上、何ももう自分にはできないんや、っていう絶望感でいっぱいでしたけど。
もう、もう1回チャンスをあたえられたかな、って思うのと、すごい救われた気がするー

2021年5月22日 ナレーション(折目真穂さん)

去年(2020年)12月24日、再聴取がはじまりました。

2020年12月24日 取材記者

今日はね、どんな話、した(=する)んでしょうかね?

(朝日放送の取材に対して)
2020年12月24日 性被害を受けた女性

そうですね。
ちょっと、想像がつかなくて。

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2020年12月24日 取材記者

何を話されました?
もう5時間近くなるんですけど。

(朝日放送の取材に対して)
2020年12月24日 性被害を受けた女性

そうですね。
うーん、なんか。
結局、調書を取ったんですけど、一(いち)から。
もう1回取り直し、っていう感じで。
調書自体、11頁。
こんだけ時間がかかるとは思っていなかったんで。

2021年5月22日 ナレーション(折目真穂さん)

聴取のなかで、あらためて盗撮動画をみることになりました。

(朝日放送の取材に対して)
2020年12月24日 性被害を受けた女性

もう、けっこう一部始終ですね。
最初、もう、胸からさわられた、って言っていたんですけど。
まあ、その、
「この場面は胸のどのへんですか?」
とか、
「まだ奥までは入っていないですか?」
「まだ胸をさわられているとは、まだ思っていないときですか?」
とか、けっこう細かく訊かれました。
気持ち悪いですよね。
やっぱり、相手の顔も映っていますから。
わかんないけど、その、隠しカメラのほうをみて、カメラが作動しているかどうかっていう確認をしていたのか。
それは、本人しかね、わからないと思いますけれど。
わたしの全裸も映っていました。
苦痛ですよね。
なんかー
なんで被害者ばっかりがこんな思いをしないといけないのかな、と。
すごい思いますよね。

2021年5月22日 ナレーション(折目真穂さん)

あるサイトがみつかりました。
大阪府内で営業をしているとするアロマセラピーの店のサイト。
連絡先の電話番号は、あの問題となった店と同じでした。

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2021年5月22日 ナレーション(折目真穂さん)

あらわれたのは、京都で店を営んでいた男性でした。

取材記者

盗撮とかですね、わいせつ行為をされたっていう話ー
そういう容疑がかかっていたわけですが。
そうされた事実はあるんですか?

整体師の男

いや、それは、あの、いま、ここでは答えたくないですけれど。

取材記者

あの、したか、していないか、も答えたくない?

整体師の男

はい。

取材記者

いまもアロママッサージ、されているんですか?

整体師の男

いや、していないです。

取材記者

あ、そうなんですか。
まさかいまも盗撮行為をしているとか、そういうことは?

整体師の男

だからこっちに来てから1回も(施術を)していない、って言っているじゃないですか。

2021年5月22日 ナレーション(折目真穂さん)

事件の話はしたくない、いまは営業していない、とくりかえしました。

伊藤和子 弁護士

こういうのって、ただ被害者ひとりの問題じゃないんですね。
これでゆるされるようなー
こういうことをしてもまだゆるされますよ、っていうメッセージを検察庁、送っているわけなんですよ。
それは、勇気を出して被害を告発した被害者の方々、そういう方々を泣き寝入りさせるだけじゃなくて、その行為がゆるされるというメッセージを通じて第2、第3の被害者を生み出してしまっている。
日本全体の性行為の同意に関する感覚よりも、さらに検察庁、司法のほうが後れをとっている。
司法、検察庁としては猛省すべきだな、っていうふうに思いますね。

2021年5月22日 ナレーション(折目真穂さん)

再聴取から3か月、季節は春になりました。
聴取のあと、検事からは一度も連絡がありませんでしたが、
「この日に電話が入る」
と事務官からつたえられました。

(朝日放送の取材に対して)
性被害を受けた女性

たぶん、どっちかの結果が出るんじゃないかな、って思っていますけれども。
もうわたし的には100%、だと。
最初から、不起訴だ、と思っているので。

取材記者

(携帯電話の呼び出し音が)鳴りました。

(朝日放送の取材に対して)
性被害を受けた女性

(電話をとっても)よいですか?

出ます?

性被害を受けた女性

もしもし。

はい。

はい。

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(朝日放送の取材に対して)
性被害を受けた女性

ありえない。
(嗚咽する)

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(朝日放送の取材に対して)
性被害を受けた女性

挨拶ですね。
担当が変わるので。
で、あたらしいかた、っていうのは、まだ決まっていない、と。
で、あたらしいかたが決まったらまたわたしのほうに連絡が来る、と。
起訴か不起訴かどっちなんやろう、っていう思いしかないのに、異動の挨拶はちょっとないですね。

わたしが涙ながらにうったえたこともあったなかで、また一(いち)からなん? って。

2021年5月22日 ナレーション(折目真穂さん)

先月(2021年4月)26日、3人目の検事による聴取がこの日おこなわれることになりました。

(朝日放送の取材に対して)
性被害を受けた女性

なんか訊かれても、答えるのって、同じ内容しかないかな、って、思って。

2021年5月22日 ナレーション(折目真穂さん)

京都地検は番組の取材に対し、
「検察審査会の議決については真摯に受け止め、所要の捜査をおこない、適切に対処したい」
と回答しています。

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先日、この整体師の男が起訴された、とのニュースが報じられました。

(参考。当ブログ)
2021年7月3日

(参考。これまでの流れ)
①警察が、利用客に対してわいせつな行為をした整体師の男を逮捕する。
  
②検察が、不起訴とする。
  
被害者の女性が、検察審査会に審査を申し立てた。
  
検察審査会が、「不起訴不当」を議決した。
  
⑤検察は再捜査をおこない、整体師の男を起訴した。
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つぎは裁判です。
裁判で犯人が有罪となることを願っております。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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