わいせつ精神科医を指弾した大岡敏孝衆議院議員の国会質疑を通覧します(その1)。わいせつ精神科医は、香西咲さんたち性犯罪の被害者を狙っています

わいせつ精神科医が患者に対しておこなっている性犯罪

4か月前(2021年2月26日)のことです。
自民党の大岡敏孝衆議院議員は、国会で、わいせつ精神科医が患者に対しておこなっている性犯罪を質(ただ)しました。

(参考。当ブログ)
2021年6月15日

<第分科会で大岡敏孝議員が質した精神科医の性犯罪>

2021年2月26日 会議録
2021年2月26日 インターネット審議中継

(参考。当ブログ)
2021年4月21日(その1)
2021年4月22日(その2)
2021年4月23日(その3)

分科会で大岡敏孝議員が質した精神科医の性犯罪>

2021年2月26日 会議録
2021年2月26日 インターネット審議中継

(参考。当ブログ)
2021年4月24日(その1)
2021年4月25日(その2)

大岡敏孝衆議院議員は、2021年2月26日の予算委員会第三分科会と予算委員会第五分科会で、わいせつ精神科医を指弾しました。
本日は、大岡議員が予算委員会第三分科会でおこなった質疑を通覧します。

2021年2月26日 衆議院 予算委員会第三分科会

(2021年2月26日 衆議院 予算委員会第三分科会「会議録」より、引用。)

2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

おはようございます。
滋賀県の衆議院議員、大岡敏孝でございます。

それでは、早速でございますが、法務に関わる予算に関しまして質問してまいりたいと考えております。

まず、現在も新型コロナウイルスの感染拡大、そして社会的な活動が抑制されておりまして、そのことに関する影響というのが国民の各層各位に出ております。

とりわけ、今回は心の問題、メンタルヘルスの問題について取り上げたいと思います。

また、これに関わる犯罪の問題、そして、もう少し踏み込んで申し上げると、心に困難や悩みを抱えている方の弱みにつけ込んで、そして立場や地位を利用して害を及ぼしているにもかかわらず、取締りの網から逃れてしまっている事例について取り上げたいと考えております。

まず最初に、法務省にお尋ねをしたいと思います。
女性や児童のメンタルヘルスの問題が大きくなっておりますけれども、これに伴って自殺が急増しています。

しかも、その自殺が、精神科医が関わる中で起きているというケースも多々見られるようになってきています。

ここは、調べてみると、本当に許せない事例がたくさんありまして、地位や関係性を利用して患者の女性と性的な関係を持ったり、場合によっては、診療を装って女子生徒にわいせつな行為をしたり、とんでもない事例というのが出てきているわけですね。

このように、外から見えない場所で行われる、また診療を装って犯罪が行われて立件しにくい案件につきまして、法務省、検察としてはどのように対応しているのか、また、今後、こうした犯罪が増えつつある中でどのように対応を強化されるのか、教えていただきたいと思います。

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2021年2月26日 川原隆司 法務省 刑事局長

お答えを申し上げます。

具体的事件の処理は、当該事件において行われた捜査によって収集された証拠に基づいて個別に判断される事柄でありますが、一般論として申し上げれば、検察当局においては、法と証拠に基づき、刑事事件として取り上げるべきものがあれば適切に対処しているものと承知しております。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

まあ、そのとおりなんだと思いますけれども、ただ、やはり、この事例はまさに、法と証拠、その法にも課題があり、証拠の収集にも課題があるから大きな問題になっているということは、是非、当局、認識をしっかりと持っていただきたいと思います。
その上で、医療を所管をしております厚労省に来ていただいておりますので、お尋ねをしたいと思います。
こうした事例を厚労省は、まず、どの程度把握しているのか。

また、日本においては、海外と違って、すごく、医師が診療だと言えばかなり広範囲に守られてしまっている実態がありまして、その立場を利用して、診療に偽装してわいせつ行為をやっているというケースが多々見られるわけです。

医師が治療を目的として、まあ、最初は治療を目的として患者に接する中で、薬物等を使って、合意を取り付けたとして性的関係に及んでしまった場合、現在の医師法なり医療法なりの法令でもって、国や自治体がその医療機関に指導あるいは処分をするということは、今の時点で、できるんでしょうか。

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2021年2月26日 間 隆一郎 厚生労働省 大臣官房審議官

お答えいたします。

委員御指摘のように、医師法におきましては、罰金以上の刑に処せられた者、あるいは医師としての品位を損するような行為のあったときなどに該当するものについては、有識者から成る医道審議会の意見を聞いた上で、医業の停止あるいは免許の取消しといったような処分をすることができるというふうに定められております。

このうち、今委員御指摘のわいせつ行為を行っている事例を含めまして、罰金以上の刑に処せられた者についての行政処分を適正に行うために、医師については、罰金以上の刑について公判請求あるいは略式命令請求がされた場合には、公訴事実の要旨や判決結果等について法務省に情報提供を依頼し、情報把握を行っているところでございます。

また、医師法に基づく行政処分につきましては、個別の事案ごとに諸般の事情を総合的に勘案して行っているものでありますので、刑事あるいは民事の判決結果などを中心に事案の詳細を把握した上で、行政処分をしっかり行うということをやってきてございます。

一方、御指摘のような事例も含めまして、司法における事実認定がないケースにつきましては、そもそも事実をどのように把握するのか、事実認定をどのように行うのかという課題がありまして、行政処分について慎重な検討が必要となるというふうに考えております。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

これは本当に、被害者が次々と出ていく中で、しっかりと対応していかなければならないと思っております。

そうした中、現在法務省では、検討会(性犯罪に関する刑事法検討会)において、性犯罪に関する刑法の議論が進んでいるというふうに承知をしております。

今回申し上げたとおり、医師と患者の地位や関係性を利用して性的関係を持つとか、あるいは、治療と称して薬物を使って、それで事実上合意を誘導して性的関係を持とうとしている場合、そうした精神疾患あるいは心の困難、あるいは障害を抱える患者のケースを想定したような議論がなされているのかどうか、教えていただきたいと思います。

当然のことながら、もう皆さん御承知だと思いますけれども、欧米においては、そもそもこの関係性を利用して性的関係になること自体を禁止されている。

精神科医と患者とか、先生と生徒とか、こうした関係でもって性的関係になること自体を禁止されているわけであって、私は当然、そちらに持っていくべきだというのが私の意見ですけれども、現在検討会(性犯罪に関する刑事法検討会)ではちゃんと議論がなされているのかどうか、教えていただきたいと思います。

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2021年2月26日 上川陽子 法務大臣

御質問でございますが、現在、法務省におきまして、性犯罪に関する刑事法検討会が開催をしております。

その検討会の中で、準強制性交等罪の心神喪失、抗拒不能の要件の在り方でありますとか、また、御質問がございました地位、関係性を利用した犯罪類型の在り方についても論点として挙げられておりまして、その中で、被害者が障害を有する場合も含めて御議論がなされている状況であります。

御議論の中では、例えば、準強制性交等罪の抗拒不能の要件の明確化のため、薬物の影響でありますとか、また障害などを列挙すべきであるといった御意見、あるいは地位、関係性を利用した性犯罪につきましては、医療職心理職、福祉施設職員のように、相手方の生活や、また生命や精神状態を左右できる立場にいる人による行為を処罰できるようにすべきであるといったような御意見が述べられているものと承知をしております。

検討会(性犯罪に関する刑事法検討会)におきまして、委員御指摘の点も含めまして、活発な御議論がなされているということであります。

性犯罪に係る刑事法の在り方の検討につきましては、喫緊の課題であるということでございますので、スピード感を持ってしっかりと検討を深めてまいりたいと思っております。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

大臣から力強い御答弁をいただきました。
弱い人の立場、あるいは泣き寝入りをせざるを得なかった方々がたくさん出ている中で、是非、上川大臣、旗を振っていただいて、そうした方を守れるような法整備を進めていただきたいというふうに思います。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

一方で、また厚労省にお尋ねをしたいと思います。
先日、ある鹿児島県の精神科クリニックにおきまして、院長が30人以上の女性患者と関係を持った、しかも、そのうち2人が自殺をしているという事件がありました。

結果として、医師として常軌を逸した行為そのものは罪に問われず、診療報酬の不正請求ということで逮捕、起訴されまして、有罪が確定をしております。

その後、この不正請求を理由として、医業停止3年の行政処分を受けているということでした。

まず、これは事実なのかどうか、教えていただきたいと思います。

あわせて、本来、私の感覚からすると不正請求以上に重罪だというふうに感じる性的な不適切な行為に関しては、処分の理由にされなかったのでしょうか。
これを理由とする処分はなかったのでしょうか。
このことも確認をさせていただきたいと思います。
御存じのとおり、医師法では第7条で、医師としての品位を損するような行為があったときは、厚生労働大臣は処分することができるという規定になっておりますが、これは当たらないのでしょうか。

当たらないとすれば、これ以上の品位を損するような行為があるのか、これが当たらないんだったら、一体、じゃ、何が当たるのかということを是非教えていただきたいと思います。

更に申し上げると、この規定を使って処分された事例があれば教えていただきたいと思います。

こうしたケースは、法務あるいは検察任せとせずに、今後、こうした事例は厚労省もしっかりと関係各所と連携をしながら情報収集に当たるべきだと思いますが、こうした事案への対応につきましても併せてお尋ねをしたいと思います。

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2021年2月26日 間 隆一郎 厚生労働省 大臣官房審議官

お答えいたします。

まず、御指摘の事案につきまして令和3年1月に行った行政処分は、司法処分が確定している診療報酬の不正請求による詐欺行為に着目して行ったものでございます。

医師法におきましては、先ほどもお答えいたしましたけれども、あるいは委員からも御指摘ありましたが、医師としての品位を損するような行為に該当する場合には、有識者から成る医道審議会の意見を聞いた上で処分をすることができるというふうにされております。

過去に、この医師としての品位を損するような行為を理由として、行政処分を行った例はあります。
数は多くございませんが、あります。
直近の例で申し上げますと、ちょっと古くなりますが、昭和57年に、医師がいわば診療放棄をしてしまった、要するに、辞めたと言って、いなくなってしまったというような事例について、免許取消しを行った事例がございます。

医師法に基づく行政処分につきましては、個別の事案ごとに諸般の事情を総合的に勘案して行っておりまして、議員の御指摘の性的な不適切な行為につきましては、先ほどお話がありましたが、診療報酬の不正請求の事案と異なりまして、現段階では司法等による事実認定は行われていないことから、私どもとしては、事実認定の手法等を検討し、その上で、品位を損するような行為に該当するか否かについて検討を行う必要があるというふうに考えてございます。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

ありがとうございます。
直近の例が昭和57年と。

もう御存じのとおり、昭和から平成になり、令和になりまして、時代が実は3つまたがっているんですけれども、直近の例が昭和ということでは、事実上、医師法7条というのは、運用されていないとまでは言いませんけれども、極めて運用しにくい状態が続いているということですね。

先ほど答弁の中でおっしゃったように、結局、事実認定ができない。

この後の質問で言いますけれども、これは医師のまさに特殊性でございまして、医者はこういう問題事案を起こしても、3枚、カードを持っているわけですよ。
実際、3枚、カードを持っているわけです。
一番最初に切ってくるカードというのが、御存じのとおり、それは治療の範囲内だと言ってくるわけですよ。
どんな睡眠薬を飲ませようと、どんな意識をもうろうとする薬を飲ませようと、それは治療だと、1枚目のカードを切ってくるわけですよね。
次、2枚目のカード、これは同意があったと言うわけですよ。
不適切なことをやっても、同意がありましたと。
でも、それは、その同意というのは、薬を使って同意させたんだろうと誰が見たって思うことでも、同意があったと、2枚目のカードを切ってくるわけですね。
そして、3枚目のカードはというと、大体、まあ大体とまでは言いませんけれども、その手の悪い医師はお金をたくさん持っているケースが多い。
3枚目のカードは、弁護士を使って示談をしてくるわけですよ、お金をどんと積んで。
結局、この3枚のカードで法の網を抜けられてしまうというのが私はもう最大の問題点だし、これは、厚労省も法務省も是非御理解をいただいて、しっかりと対応を進めていただきたいと思います。
その上で、先に言ってしまった上で次の質問をさせていただきたいと思いますけれども、患者に対する強制わいせつで逮捕、送検された後、本人が事実を認めながら、事実は認めているわけです、事実を認めながら弁護士を使って示談をして、そして刑事裁判に至らず診療を続けているというケースがあります。

これは、この近くの、東京のある精神科のクリニックでございますけれども、これでも医師として品位が十分あるという、先ほどのお話なんでしょうか。

結局、品位がなくて処分されたやつというのは、診療放棄ですよね。

診療放棄と、来た客に対してわいせつな行為をする、場合によっては自殺まで追い込んでしまう、一体どっちが悪いんだと。

これは本人が認めているわけですよ。
認めていながらも処分されないということは、一体、この医師法7条というのはどこを基準にして品位があるとかないとか言っているのか、これを明確にしていただきたいと思います。

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2021年2月26日 間 隆一郎 厚生労働省 大臣官房審議官

個別の事案については現段階ではコメントは差し控えたいと思いますが、しかし、いずれにしても、個別、それぞれの事案の詳細を把握した上で適切に対応する必要があるというふうに思っています。

医師法に基づく行政処分につきましては、繰り返しになりますけれども、個別の事案ごとに諸般の事情を総合的に勘案して行っているものであり、現在、委員も先ほど御指摘があったと思いますが、刑事や民事の判決結果等を中心に、事案の詳細を把握した上で行政処分を行ってきているということでございます。

その上で、示談により刑事裁判に至らなかったというケースになりますと、そもそも、その事実をどのように把握するのか。

つまり、示談の条件にもよるんだろうと思いますけれども、そういう問題あるいは事実認定をどのように行うのかという課題がございますので、行政処分について慎重に検討していく必要があるというふうに考えております。

いずれにしましても、法に基づいた対応をしっかりやりたいというふうに思っております。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

本当に、このように医師法7条は事実上ざる化している、しかも、悪いやつが捕まらないということは、是非皆さん、認識をしていただいた上で、正しく運用して、別に悪くないやつを捕まえろと言っているわけじゃないんです、本人もやったのを認めているやつなんだから、きっちり処分してくれということをお願いしているわけでございまして、この運用につきましても、今後私もこれをしっかりとチェックをしてまいりますから、ここでこうして申し上げた、これが議論のスタートだと思って、しっかりと対応を進めていただきたいと思います。
その上で、今回は予算委員会でございますので、少し予算的なことをお尋ねしたいと思いますが、こうした心のケア、メンタルのケアにつきまして、国そして地方自治体、どの程度の予算を使っているのか。
また、その予算執行によってどういった結果を出せているのか。
この点について教えていただきたいと思います。

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2021年2月26日 赤澤公省 厚生労働省 社会・援護局障害保健福祉部長

お答え申し上げます。

うつ病などのメンタルヘルス対策についてでございますが、まず、都道府県、指定都市に設置されております精神保健福祉センター等におきまして相談対応を行っており、相談内容に応じて必要な助言を行ったり、適切な機関等につなぐなどの対応を行っております。

これらの活動に係る予算につきましては一般財源化されておりまして、私どもで具体的な予算額は把握していないという状況でございます。

(大岡分科員「分からないの」と呼ぶ)

地方公共団体の方は、一般財源化されておりますので、各地方公共団体の予算として、私どもが補助金を出しているという関係ではございませんので、そこはそうだと思います。

それから、国の方で申し上げますと、令和3年度予算案で申し上げますと、うつなどのメンタルヘルス問題を抱える方に対する支援者として、心のサポーターを養成する研修を行うための予算、これが大体約3千万円を計上しております、等々の予算がございます。

それから、自殺対策で申し上げますと、地方自治体が行う自殺防止に関する相談、人材育成、普及啓発等の実施、それから電話やSNSを活用した自殺防止対策に取り組む民間団体の支援、それから指定調査研究等法人が行う自殺の調査研究、分析等に係る経費は、約34億円を計上しております。

御指摘のその効果ということでございますが……

(大岡分科員「134億、34億ですか」と呼ぶ)

34億円です。

うつ病対策や自殺対策の効果につきましては、一概に判断できるものではございませんが、例えば我が国の自殺者数で申し上げますと、平成22年から令和元年まで10年連続で減少したということは、こうした取組が寄与しているというふうに私どもは考えているところでございます。

いずれにいたしましても、厚生労働省といたしましては、引き続き自治体や関係機関と連携しながら、国民の皆様の心のケアに適切に取り組んでまいりたいと考えております。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

これね、申し訳ないんだけれども、私、ちゃんと通告していますから。
県とか市町村で使っている金額は分からないという答弁は、ちょっと不適切というか、不誠実だと思いませんか。
急に聞いたわけじゃないので、私。
しかも、国にも自殺対策の部署をつくっているわけですよね。
それで、県がどれだけ使うとるか分からぬ、市町村がどれだけ使うとるか分からぬけれどもやっておりますと言っても、これは申し訳ないけれども、それはやっているうちに入らないですよね。
これはもうちょっとちゃんと仕事をしていただきたいと思います。

しかも、10年連続で減っているということですけれども、現在、御存じのとおり、これは先日厚労省が発表したんじゃなかったでしたっけ、うつ病が増えているとか自殺が増えていると。
申し訳ないけれども、古新聞で議論しているわけじゃないので、足下のこともちゃんと言ってもらわないと。
去年やおととしの古新聞で議論しているんだったら、こんな予算委員会をやる必要ないんですよ。

ちょっと、もう一回答弁してもらってもいいですか。

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2021年2月26日 赤澤公省 厚生労働省 社会・援護局障害保健福祉部長 

お答え申し上げます。

自治体の予算につきましては一般財源化されておるという状況でございますが、先生から御指摘いただきましたので、ちょっと確認をさせていただきたいと思っております。

それから、自殺者数につきましては、このデータは令和元年までのデータということでございます。
御指摘いただきましたように、新型コロナウイルスの中で自殺者数が増えているということは、私ども厚生労働省としても重要な課題だと認識しております。

今、自殺者問題につきまして、私どもの厚生労働省としても様々な取組を進めておりますので、引き続き、この取組につきましてはしっかりと対応してまいりたいと思っております。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

では、その答弁を了として、しっかりと、国民生活も、まさに今も変化をしているし、迅速にこの変化に対して対応することというのが政府に最も求められていることですので、是非、緊張感を持って、余り古新聞ばかり読まずに、申し訳ないけれども、私、令和元年の新聞を基にした政策を言っているわけではございませんので、その点につきましてはしっかりと注意をしていただきたいと思います。
その答弁を受けまして、結局、効果が分からない中で、現在の対応としては、できるだけ早期に精神科医に接続をするというのが政策の中心になっていると思います。

しかし、先ほど申し上げたとおり、皆さんがパスしている先が、本当にまともな医者なのか、まともじゃないのか分からないという中でパスしているんじゃないかということを私は大変心配しております。

そこで、厚労省として、こうした対策で紹介をする相手先の精神科医や心療内科あるいは総合病院の、その担当している科、あるいはそこの医師が、診療の適正さや人権擁護の観点から、それにふさわしいのかふさわしくないのか、そうした評価をしっかりとやっているんでしょうか。
この点について教えていただきたいと思います。

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2021年2月26日 間 隆一郎 厚生労働省 大臣官房審議官

お答えいたします。

私の方から、医師の質の向上といった観点からのお答え、全般についてのお答えをまず、させていただきたいと思います。

医師法におきましては、国及び医学医術に関する学術団体等は、公衆衛生の向上及び増進を図り、国民の健康な生活を確保するため、医師がその資質の向上を図ることができるよう、適切な役割分担を行うとともに、相互に連携を図りながら協力するよう努めることとされております。

このような観点から、医師法に基づき診療に従事しようとする医師が受けなければならないこととされる臨床研修制度におきましても、医師が基本的な診療能力を身につけることを到達目標としており、研修期間を通じて指導する医師が臨床研修医の評価を行っております。

また、平成30年度に開始された新専門医制度におきましては、精神科も含めまして、医師の質の担保が目的の一つとされておりまして、中立的な第三者機関であります一般社団法人日本専門医機構におきまして、養成プログラムの評価、認定と専門医の認定及び更新を統一的に行うことで、臨床における専門的な診療能力の養成を行ってございます。

この新専門医制度において、厚生労働省は、医師法の定めによりまして、医師が医療に関する最新の知見及び技術に関する研修を受ける機会を確保できるように、必要な措置の実施を日本専門医機構や学会に対して要請をしてございます。

こうした制度を通じまして、医師の質の確保に引き続き取り組んでいきたいというふうに考えております。

医師全般についての仕組みについて、御説明申し上げました。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

医師全体のレベルを上げるということは、それでいいかと思います。
ただ、私が問題視しておりますのは、今回のような、犯罪につながる、あるいは、指導しているにもかかわらず、診療しているにもかかわらず、自殺されてしまうというケースを問題視しておりまして、お尋ねしたいのは、全体の底上げの問題じゃなくて、不良というか、好ましくない医師を把握できているかどうか

ここには渡しちゃ駄目だ、ここには接続すると大変な事件になる可能性があるということで、悪い医者を皆さんの方で把握できているのかどうかということをお尋ねしております。

この点についてはどうなんでしょうか。

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2021年2月26日 赤澤公省 厚生労働省 社会・援護局障害保健福祉部長

先ほど間の方から申し上げたのは一般的な話でございますが、精神医療という面で申し上げますと、精神医療の世界では、措置入院それから医療保護入院といった、本人の意思によらない入院や一定の行動制限を行うことがございますので、患者の人権擁護の観点から、これらの業務を行う医師は精神保健指定医であることが求められております。

この精神保健指定医は、一定の精神科実務経験等を有し、患者の人権にも十分に配慮した医療を行うのに必要な資質を備える者といたしまして、厚生労働大臣が指定をしております。

この厚生労働大臣の指定につきましても、やはり、人権等々、非常に配慮しないといけないので、令和元年の7月から制度を見直しまして、実際に経験した症例を基に策定したケースレポートについて、人権も含む精神保健福祉法の理解、それから臨床精神医学上の妥当性等の観点を評価して、それから本人に対する口頭での試問、面接試験を実施することで、十分な内容かどうかを確認しております。

この指定医も、指定後5年ごとに研修受講を義務づけておりまして、質の確保を図っているということでございます。

こういう指定医制度も、先ほども間の方から申し上げました一般的な医師に対する権限と、こういう指定医制度、精神保健福祉法に基づく指定医制度を合わせた形で個々の医師に対する対応というのが必要なんじゃないかと思っておりまして、そこはしっかり取り組んでまいりたいと考えております。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

ちょっと、私として100%納得できる答弁ではありませんけれども、ただ、問題は、少なくとも不良だけは除いておく
研修はしっかりやっていただく、これは大事なことです。
ただし、ここに持っていくと患者が被害に遭う、場合によっては、だって、若い女の子が、学生さんが、わいせつ行為とかされて、心に傷を負っちゃうわけですよ。

こんなものを容認するわけにはいかないので、不良をしっかり取り除く、これを今後心がけてやっていただきたいと思います。

最後に、法務省、そして法務大臣にお尋ねをしたいと思います。
先ほど申し上げたとおり、精神科医という、地位もある、立場もある、権力もある、そしてお金もある、こうした方々が、それらを使って、先ほど申し上げたようなカードを切ることによって、法の正義をすり抜けているという事例があります。
このことについて、法務省、当然、皆さんの最大の仕事は、法の正義、法によって公正と正義のある社会をつくっていくということがまさに皆さんの最大の課題、最大の職務だと思っておりますが、その視点から見てどのように感じておられるのか、教えていただきたいと思います。
そして最後に、大臣に、こうしたことから、次の被害者、次の示談、次のごまかしをつくり出さないためにはどうした対策を進めていけばいいのか。

とりわけ性犯罪医療に偽装した自己欲求を満たすだけの行為が、医者の地位や知識やお金や立場や権力を使ってすり抜けてしまっているということをどう改善していくのかにつきまして、是非ここは、最後は大臣の決意、熱意をお聞かせいただければと思います。

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2021年2月26日 川原隆司 法務省 刑事局長

お答え申し上げます。

具体的事件の処理につきましては、当該事件において行われた捜査によって収集された証拠に基づいて個別に判断される事柄でありますので、その当否をお答えすることは困難であるということを御理解賜りたいと思います。

その上で、先ほど示談というお話もございましたが、一般論として申し上げれば、検察官は、起訴、不起訴の判断に当たりましては、犯人の性格、年齢及び境遇、犯罪の軽重及び情状並びに犯罪後の情況等、諸般の事情を総合的に考慮しているものと承知しております。

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2021年2月26日 上川陽子 法務大臣

委員から御指摘がございましたこの性犯罪、性暴力でありますが、人の尊厳に関わる大変重要な案件でございまして、この侵害、また、その傷が長期間にわたりまして重大な苦痛を与え続けるということでございます。

医師等がその立場や患者の脆弱さを悪用して性的行為に及ぶことは、あってはならないというふうに思っております。

先ほど来申し上げてきた、性犯罪に関する、ただいま刑事法の検討会(性犯罪に関する刑事法検討会)を開催しておりまして、まさにその点につきましての論点として挙げているところでありますので、スピード感を持ってしっかりと検討していただくよう、期待をしております。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

それでは、上川大臣を先頭に、法務省、そして厚労省、しっかりと連携をして力を合わせていただきまして、このような被害者が救われるように、泣き寝入りが起きないように、是非、法の正義と公正でもって日本社会をよりよくしていくように御活躍いただきますことを期待をしまして、私の質問を終わらせていただきます。

ありがとうございました。

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大岡議員のこの質問につきましては、動画でみることをお勧めします。

(参考)
2021年2月26日 インターネット審議中継

大岡議員の憤怒が鮮烈に伝わってきます。
大岡議員の怒りに呼応するかのようにして、政治もうごいています。

(参考。当ブログ)
厚生労働省があらたに進めるわいせつ精神科医の行政処分
2021年6月11日
2021年6月12日

性犯罪に関する刑事法検討会取りまとめ報告書に明記されたわいせつ精神科医の処罰
2021年6月14日

わいせつ精神科医という性犯罪者に未来はないと思います。
この度は御愁傷様でございます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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