香西咲さんを脅迫しているわいせつ精神科医と雇われ弁護士がいるようです。「飛んで火に入る夏の虫」です。とりあえずは行政処分が待っています

「盗人(ぬすっと)猛々(たけだけ)しい」
ということばがあります。
広辞苑には、
盗みをしながらずぶとく平気な顔をしている
悪事をとがめられて逆にくってかかる
と書かれています。
セクハラの場合、加害者は、「悪事をとがめられて逆にくってかかる」といった行動に出てきます。

伊藤詩織さんの事件

最近では、伊藤詩織さんの場合がそうでした。
加害者の男性は、セクハラ被害をおおやけにした伊藤詩織さんを刑事告発しました。
結果は、当然、不起訴です。
詳細につきましては、過日の当ブログをご覧ください。

(参考。当ブログ)
<伊藤詩織さんのセクハラ被害>
2020年12月30日

京都大学セクハラ事件

キャンパスセクハラ事件の嚆矢(こうし)は、京都大学で起きたセクハラ事件です。

(参考。当ブログ)
<京都大学セクハラ事件>
2020年7月2日(その1)
2020年7月3日(その2)
2020年7月4日(その3)
2020年7月5日(その4)

京都大学セクハラ事件でも、加害者の男性教授は、セクハラ被害をあきらかにした女性をうったえました。
当時の報道をふりかえってみます。

NHK
(1994年10月3日 NHK「京大セクハラ問題 総長 大学の広報誌で初の見解発表」より、引用。)
(※当該記事は、G-Searchデータベースサービスに所蔵されています。)

<一部分を抜粋>
1994年10月3日 NHK

「問題を指摘された教授はその後辞職し、逆に女性秘書らを名誉棄損で訴えています」

産経新聞
(1997年7月10日 産経新聞「矢野元京大教授の慰謝料請求認めず 京都地裁、セクハラ認定」より、引用。)
(※当該記事は、G-Searchデータベースサービスに所蔵されています。)

<一部分を抜粋>
1997年7月10日 産経新聞

元女性秘書へのセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)疑惑で辞職した矢野暢・元京大東南アジア研究センター教授(61)が、疑惑を追及した弁護士に慰謝料を求めた訴訟の判決が(1997年7月)9日、京都地裁であり、大出晃之裁判長は「セクハラは真実」として、矢野元教授の訴えを棄却した。

朝日新聞
(1997年9月20日 朝日新聞「矢野暢元京大教授のセクハラ認定 賠償請求3件すべて棄却」より、引用。)
(※当該記事は、G-Searchデータベースサービスに所蔵されています。)

<一部分を抜粋>
1997年9月20日 朝日新聞

下司正明裁判長は「矢野氏が地位を利用し、暴力を用いて元秘書に性的関係を強いていた」と認定、「公益のための公表で、名誉棄損の賠償請求は認められない」として請求を棄却した。

——————————————————–

1997年9月20日 朝日新聞

矢野氏は「関係は同意の上」と提訴していた。

矢野氏が元秘書の関係者らに損害賠償を求めた訴訟は、京都地裁でこの訴訟を含めて3件が争われたが、すべて棄却された。

いずれの判決もセクハラを事実と認定した。

——————————————————–

刑法の名誉棄損罪の規定を確認します。

(名誉毀損)
第230条
1 公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。

2 死者の名誉を毀損した者は、虚偽の事実を摘示することによってした場合でなければ、罰しない。

(公共の利害に関する場合の特例)
第230の2
1 前条第1項の行為が公共の利害に関する事実に係り、かつ、その目的が専ら公益を図ることにあったと認める場合には、事実の真否を判断し、真実であることの証明があったときは、これを罰しない。

2 前項の規定の適用については、公訴が提起されるに至っていない人の犯罪行為に関する事実は、公共の利害に関する事実とみなす。

3 前条第1項の行為が公務員又は公選による公務員の候補者に関する事実に係る場合には、事実の真否を判断し、真実であることの証明があったときは、これを罰しない。

(確認)
公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する
  ただし・・・・・・
前条第1項の行為が公共の利害に関する事実に係り、かつ、その目的が専ら公益を図ることにあったと認める場合には、事実の真否を判断し、真実であることの証明があったときは、これを罰しない

この条文につきましては、甲南大学名誉教授で弁護士の園田寿さんの解説が参考になります。
マリエさんの枕営業の告発に関するものです。
みてみます。

(2021年4月17日 Yahoo!ニュース「出川哲朗氏がマリエ氏を名誉毀損罪で告訴したらどうなるか(園田寿)」より、引用。)

前条第1項の行為が公共の利害に関する事実に係り、かつ、その目的が専ら公益を図ることにあったと認める場合には、事実の真否を判断し、真実であることの証明があったときは、これを罰しない
園田 寿さん(甲南大学名誉教授。弁護士)

(1) 公共の利害に関する事実

これは、その事実が社会一般の利害に影響を与えるという意味です。私人の一般的にはプライベートな行動であっても、政治家や大企業の幹部などのように、その人の行動が社会に大きな影響力をもっている場合には公共性が認められる場合があります。

前条第1項の行為が公共の利害に関する事実に係り、かつ、その目的が専ら公益を図ることにあったと認める場合には、事実の真否を判断し、真実であることの証明があったときは、これを罰しない
園田 寿さん(甲南大学名誉教授。弁護士)

(2) 目的の公益性

次に、その事実を公表するにいたった目的が公益のためであることが必要です。ただし、目的という主観内容によって事実の(客観的な)公共性が影響を受けることはないので、この要件は不要だという見解もありますが、条文に書かれていることを無視することは妥当ではなく、この要件は、表現の具体的な内容によって、無駄に論争をしかけるとか、感情的対立をあおり混乱させるためであるような無責任な言論は制限されるという趣旨だと解釈されます。

前条第1項の行為が公共の利害に関する事実に係り、かつ、その目的が専ら公益を図ることにあったと認める場合には、事実の真否を判断し、真実であることの証明があったときは、これを罰しない
園田 寿さん(甲南大学名誉教授。弁護士)

(3) 事実の真実性

以上の要件が肯定されて初めて法廷で事実の真実性を証明することが被告に許されます(順序が逆になると、公共性のない事実の真実性が法廷で証明され、プライバシーが決定的に傷つく可能性があります)。ただし、この証明は犯罪事実を証明する場合のような高度の証明(合理的な疑いを超える証明)までは要求されていません。

園田寿さんの解説をさらにみていきます。

(2021年4月17日 Yahoo!ニュース「出川哲朗氏がマリエ氏を名誉毀損罪で告訴したらどうなるか(園田寿)」より、引用。)

前条第1項の行為が公共の利害に関する事実に係り、かつ、その目的が専ら公益を図ることにあったと認める場合には、事実の真否を判断し、真実であることの証明があったときは、これを罰しない
園田 寿さん(甲南大学名誉教授。弁護士)

第一に、事実の公共性ですが、これはセクハラ行為があったということで、しかも一タレントの行為にとどまらず、元有名タレントのS氏にも関係することで、芸能界の裏でこのような悪しき慣行があったという主張ですので、社会全体の重大な関心事であるといえるでしょう。したがって、第一の要件はクリアされていると考えられます。

前条第1項の行為が公共の利害に関する事実に係り、かつ、その目的が専ら公益を図ることにあったと認める場合には、事実の真否を判断し、真実であることの証明があったときは、これを罰しない
園田 寿さん(甲南大学名誉教授。弁護士)

第ニに、目的の公益性ですが、「枕営業」という悪しき慣行を告発し、同じ思いをする女性が出てほしくないという動機ならば、目的の公益性も肯定されるでしょう。
(後略。)

前条第1項の行為が公共の利害に関する事実に係り、かつ、その目的が専ら公益を図ることにあったと認める場合には、事実の真否を判断し、真実であることの証明があったときは、これを罰しない
園田 寿さん(甲南大学名誉教授。弁護士)

第三に、真実性の証明ですが、このケースではこれが一番の問題だと思います。出川氏の言動は密室での出来事ですし、録音などがあれば別ですが、その場に複数の人がいたとしても、彼らが証人として「出川氏のセクハラ行為があった」ということを証言するかといえばかなり難しいのではないかと思われます。
そして、この点が証明されない限り、マリエ氏は名誉毀損罪の成立を反論することはできないことになります。

——————————————————–

(再掲。産経新聞)
大出晃之裁判長は『セクハラは真実』として、矢野元教授の訴えを棄却した

(再掲。朝日新聞)
下司正明裁判長は『矢野氏が地位を利用し、暴力を用いて元秘書に性的関係を強いていた』と認定、『公益のための公表で、名誉棄損の賠償請求は認められない』として請求を棄却した
矢野氏が元秘書の関係者らに損害賠償を求めた訴訟は、京都地裁でこの訴訟を含めて3件が争われたが、すべて棄却された。いずれの判決もセクハラを事実と認定した

セクハラの裁判において、被害者が敗訴した、という事例は寡聞にして存じ上げません。
被害者が勝訴します。
得られる賠償額は、人それぞれ、ですが。
真実性につきましては、裁判で証明されます。
今後、民事訴訟の結果は、医師の場合、行政処分へ反映される方向です。

(参考。当ブログ)
<わいせつ医師の行政処分について>
2021年6月11日
2021年6月12日
2021年6月14日

ふと、
「飛んで火に入る夏の虫」
ということばを想起しました。
自ら進んで禍(わざわい)に身を投ずる愚か者(※精神科医)がいるようです。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

香西咲さんを脅迫しているわいせつ精神科医と雇われ弁護士がいるようです。「飛んで火に入る夏の虫」です。とりあえずは行政処分が待っています」への1件のフィードバック

  1. 海野

    精神科医は性犯罪者が多いのは世界的な事例でも多いです。
    精神医学はおよそ医学とは言い難いです、現代医学で解明できない
    不明な事例を精神病として処理しているのです。

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。