【香西咲さんたちのAV出演強要被害】文部科学省と内閣府は学生向けの教材を作成しました。次は法務省です。刑法の改正が待たれます

2021年3月17日 内閣府 第114回女性に対する暴力に関する専門調査会

いまから約2か月ほど前(2021年3月17日)のことです。
内閣府による第114回女性に対する暴力に関する専門調査会が開催されました。

(参考。当ブログ)
2021年5月15日(※4日前)

当ブログは、4日前、文部科学省の担当者の発言を引用しました。
もう一度、引きます。

(2021年3月17日 第114回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

2021年3月17日 文部科学省

文部科学省から、1点目、性犯罪に関して被害者が責められるということはあってはならないと考えておりますので、今作成しています教材の中でも、悪いのは加害者であって被害者は悪くありませんといった考え方を一貫して通すような、強調するような教材づくりを目指していきたいと考えております。

文部科学省と内閣府が共同で作成した教材につきましては、上述の当ブログの記事でご確認をしてください。

(参考。当ブログ)
2021年5月15日(※4日前)

本日は、第114回女性に対する暴力に関する専門調査会議事録のなかから、性犯罪に関する刑事法検討会の話題をみてみます。

性犯罪に関する刑事法検討会について

(2021年3月17日 第114回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

<5~6ページ>
2021年3月17日 法務省

法務省刑事局でございます。
法務省からの報告として、まず、「性犯罪に関する刑事法検討会」における検討状況の概要について御説明いたします。

資料5を御覧ください。

この法務省説明資料は、全部で6点の資料から成っており、これを用いて御説明いたします。

法務省では、現在、性犯罪に関する法改正の要否・当否について幅広く意見を伺って論点を抽出・整理し、議論を行うため、検討会を開催しております。

まず、資料5の1ページ目、資料1は、検討会の委員の構成でございます。
また、資料5の)資料2は、これまでの開催状況の概要をまとめたものでございまして、令和2年6月からこれまで(2021年3月17日)に13回の会合を開催し、各論点について3巡目の議論が続いているところでございます。

(参考。法務省の性犯罪に関する刑事法検討会
<開催状況>

第1回(2020年6月4日)※議事録公開
第2回(2020年6月22日)※議事録公開
第3回(2020年7月9日)※議事録公開
第4回(2020年7月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第5回(2020年8月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第6回(2020年9月24日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第7回(2020年10月20日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第8回(2020年11月10日)※議事録公開
第9回(2020年12月8日)※議事録公開
第10回(2020年12月25日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第11回(2021年1月28日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第12回(2021年2月16日)※議事録公開
第13回(2021年3月8日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第14回(2021年3月30日)※議事録準備中

第15回(2021年4月12日)※議事録準備中

2021年4月12日
 性犯罪に関する刑事法検討会
取りまとめ報告書(案)

・第16回(2021年5月21日開催予定)

2021年3月17日 法務省

次に、資料5の)4ページ以降ですけれども、資料3は、検討会で検討している論点を記載したものでございます。
刑事の実体法、つまり、罰則に関する論点と、手続法に関する論点のそれぞれについて、多岐にわたる議論が行われております。
それから、資料の7ページから70ページまで、かなり大部でございますが、資料4として意見要旨集をつけております。
これは検討会で表明された各委員の方々の意見を項目ごとに分類・整理したものでございまして、検討会では、意見要旨集を用いて議論が行われております。
時間の関係上、主立った論点の概要のみを御説明いたします。

まず、資料5の)12ページ以降でございます。

「暴行・脅迫や心神喪失・抗拒不能の要件の在り方」については、性暴力の本質は同意がないことにあるから、構成要件上被害者の不同意を要件とすべきであるといった意見が述べられている一方で、被害者の内心を認定する判断材料となり得る行為態様、被害者の不同意を根拠付ける状況・状態などを要件とすることが必要であるといった意見も述べられております。

続いて、資料5の)21ページ以降でございます。

「地位・関係性を利用した犯罪類型の在り方」については、若年者や障害者といった脆弱な方々を保護するために何らかの法的手当てが必要であるということについては概ね認識が共有されております。

その上で、それ以外の者に対する行為について、どのような行為を処罰すべきであるかも含めて、様々な意見や検討課題が述べられております。

続いて、資料5の)32ページ以降ですけれども、「いわゆる性交同意年齢の在り方」でございます。

現行法で13歳とされている年齢を引き上げるべきかについて議論が行われており、義務教育が終わっている16歳程度とすべきであるといった意見が述べられている一方で、刑事責任年齢が14歳とされていることとの関係で、仮にその年齢を16歳とした場合には、14歳や15歳の者が同年代同士で性行為を行った場合に、両当事者がいずれも処罰対象となるため、何らかの法的手当てが必要となるといった意見が述べられております。

続いて、資料5の)47ページ以降でございます。

「配偶者間等の性的行為に対する処罰規定の在り方」については、配偶者などの関係にある者の間でも強制性交等罪などが成立することを明示する規定を設けるべきかが論点になっています。

この論点については、一般社会のみならず、司法関係者の間にも、配偶者や内縁など親しい関係にある者同士の行為には同意があるはずであるというバイアスがあり、そのような関係でも犯罪が成立することが法律に明示されていないことが被害の届出がなされないことや起訴がなされないことに影響しているといった意見が述べられておりまして、具体的な規定の在り方を含めて議論がなされています。

刑事法検討会に関する御報告は以上です。

——————————————————–

<27~28ページ>
可児 康則 名古屋第一法律事務所弁護士

法務省に対しての質問になります。

性犯罪に関する刑事法検討会での議論は、非常に注目していますし、期待して見ています。
今回配っていただいた意見要旨集も非常に興味深く拝見しました。

開催状況については資料2で御報告いただきましたが、今後のスケジュールについてもぜひ教えていただきたいなと思っています。

以上です。

——————————————————–

<28ページ>
2021年3月17日 法務省

法務省 御質問ありがとうございます。

検討会今後のスケジュールについては、現在、検討会において議論が進んでいる最中でございまして、検討会で議論の収束に向けた御判断がどのようになされるかということによりますので、現時点ではなかなか申し上げにくいということを御理解いただきたいと思います。

——————————————————–

性犯罪に関する刑事法検討会の事務局は、先月(2021年4月12日)、取りまとめ報告書(案)を公表しました。
AV出演強要につきましては、
いわゆるアダルトビデオへの出演の強要については、性的行為と撮影行為が密接不可分の関係にあり、性的行為の同意の有無に疑念が生ずる事例が含まれていることから、まずは、強制性交等罪や準強制性交等罪の適用の問題として、暴行・脅迫や心神喪失・抗拒不能の要件についての議論を踏まえることが必要であるし、ひそかに撮影する類型や強制性交等の犯行状況を撮影する類型等について議論した上で、更に別の要件を設ける必要があるかを検討すべきであるといった意見が述べられた
と記載されています。

(再掲。取りまとめ報告書(案)
<AV出演強要>

いわゆるアダルトビデオへの出演の強要については、性的行為と撮影行為が密接不可分の関係にあり、性的行為の同意の有無に疑念が生ずる事例が含まれていることから、まずは、強制性交等罪や準強制性交等罪の適用の問題として、暴行・脅迫や心神喪失・抗拒不能の要件についての議論を踏まえることが必要であるし、ひそかに撮影する類型や強制性交等の犯行状況を撮影する類型等について議論した上で、更に別の要件を設ける必要があるかを検討すべきであるといった意見が述べられた。

少なくとも、AV出演強要は、処罰の対象となることでしょう。
現在のような野放しでなくなることは必定です。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

(再掲。文部科学省。2021年3月17日)
性犯罪に関して被害者が責められるということはあってはならないと考えておりますので、今作成しています教材の中でも、悪いのは加害者であって被害者は悪くありませんといった考え方を一貫して通すような、強調するような教材づくりを目指していきたいと考えております

教材は完成しました。

(参考。当ブログ)
2021年5月15日

つぎは刑法の改正です。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。