朗報です。ゴーン被告の元弁護人の高野隆弁護士が、自身の民事裁判で敗訴しました。香西咲さんたちAV出演強要の被害者の方々も泣き寝入りをしなければ道は開けます

昨日(2021年4月14日)、東京地裁はある民事事件の訴訟において、原告勝訴、の判決を言い渡しました。
当該裁判で勝訴したのは、海野さん(仮名)です。
被告の高野隆弁護士は敗訴しました。
海野さん(仮名)は当ブログでもおなじみのかたです。

(参考。当ブログ)
<海野さん(仮名)がおこなったAV弁護士に対する懲戒申し立て>
2020年11月17日
2020年11月21日
2020年11月22日
2020年11月23日

昨年(2020年)、海野さん(仮名)は、ゴーン被告の弁護人をしていた高野隆弁護士をうったえました。
事の経緯を時系列でみてみます。

高野隆弁護士が民事訴訟で敗訴するまでの経緯

昨年(2020年)の1月4日のことです。
高野隆弁護士は自身のブログで、日本から逃亡したゴーン被告について言及しました。
高野弁護士は、ゴーン被告の弁護人をしていました。

2020年1月4日 刑事裁判を考える:高野隆@ブログ

(2020年1月4日 「彼が見たもの」より、引用。)

2020年1月4日 高野隆 弁護士

私の依頼人カルロス・ゴーン氏は、2019年12月29日、保釈条件を無視して、日本を密出国した。

(略。)

憲法や法律の条文と現実との乖離についても話した。

「・・・残念ながら、この国では刑事被告人にとって公正な裁判など期待することはできない。裁判官は独立した司法官ではない。官僚組織の一部だ。日本のメディアは検察庁の広報機関に過ぎない。しかし、多くの日本人はそのことに気がついていない。あなたもそうだ。20年間日本の巨大企業の経営者として働いていながら、日本の司法の実態について何も知らなかったでしょ。」

(略。)

実際のところ、私の中ではまだ何一つ整理できていない。が、一つだけ言えるのは、彼がこの1年あまりの間に見てきた日本の司法とそれを取り巻く環境を考えると、この密出国を「暴挙」「裏切り」「犯罪」と言って全否定することはできないということである。彼と同じことをできる被告人はほとんどいないだろう。しかし、彼と同じ財力、人脈そして行動力がある人が同じ経験をしたなら、同じことをしようとする、少なくともそれを考えるだろうことは想像に難くない。

(後略。)

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このブログの記事を読んだ海野さん(仮名)は、高野隆弁護士が所属する第二東京弁護士会へ懲戒を申し立てました。

2020年1月17日 産経新聞

(2020年1月17日 産経新聞「高野弁護士にも懲戒請求 ゴーン被告逃亡肯定『品位に反する』」より、引用。)

2020年1月17日 産経新聞

レバノンに逃亡した日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)の弁護人を務めていた高野隆弁護士に対し、東京都内の男性から「被告の逃走を肯定する発言をブログでしたのは重大な非行」などとして第二東京弁護士会に懲戒請求が出され、同会の綱紀委員会が調査を開始したことが(2020年1月)17日、関係者への取材で分かった。弘中惇一郎弁護士にも東京弁護士会に懲戒請求が出され、既に調査が始まっている。

 高野氏はゴーン被告逃亡発覚後の(2020年1月)4日、自身のブログで「公正な裁判は期待できない」などと日本の刑事司法制度を批判した上で「彼と同じ財力、人脈、行動力がある人が同じ経験をしたなら、同じことをしようとするだろうことは想像に難くない」などと発信した。

 関係者によると、懲戒請求書では高野氏について「被告を管理監督する立場にいながら、このような発言をすることは、あまりに無責任であり、違法行為を肯定する発言であり、助長する行為。弁護士としての品位に反する行為であるのは明白」などと指摘。高野氏が逃亡に関与した疑いもあるとして同弁護士会に調査を求めた。

(後略。)

(参考。当ブログ)
2020年1月18日
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18日後のことです。
懲戒を申し立てられた高野隆弁護士は、常軌を逸した行動に出ました。
第二弁護士会経由で届いた海野さん(仮名)からの懲戒請求書をインターネット上に公開しました。

2020年2月4日 刑事裁判を考える:高野隆@ブログ

(2020年2月4日 刑事裁判を考える:高野隆@ブログ「懲戒請求に対する弁明書」より、引用。)

2020年2月4日 高野隆 弁護士

****氏による懲戒請求に対して私が第二東京弁護士会綱紀委員会に提出した弁明書の内容は次のとおりです。

(後略。)

(参考。当ブログ)
2020年2月11日
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17日後、海野さん(仮名)は、高野隆弁護士をうったえました。
産経新聞の記事を参照します。

2020年2月21日 産経新聞

(2020年2月21日 産経新聞「ブログに懲戒請求者の実名公開 高野弁護士を提訴」より、引用。)

2020年2月21日 産経新聞

レバノンに逃亡した日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)の弁護人を務めていた高野隆弁護士が、自身のブログに無断で懲戒請求者の実名を公開したのはプライバシーの侵害だとして、東京都内の男性がブログ記事の削除と150万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたことが(2020年2月)21日、分かった。提訴は(2020年2月)20日付。

訴状などによると、男性は今年(2020年)1月、高野氏について「(ゴーン)被告の逃走を肯定する発言をブログでしたのは重大な非行」などとして、第二東京弁護士会に懲戒請求。同会の綱紀委員会が調査を開始した。これに対し、高野氏は自身のブログに懲戒請求書を写した画像を掲載し、懲戒請求者として男性の実名も公開した。男性は「本来は非公表の懲戒請求書と実名が無断でインターネットに公開され、プライバシーを侵害された」と主張している。

男性の代理人を務める太田真也弁護士は「懲戒請求は非公開が原則。懲戒請求書や懲戒請求者の実名を公開するのは望ましいことではない」としている。

(後略。)

(参考。当ブログ)
2020年2月22日
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当ブログの冒頭でも記したとおり、昨日(2021年4月14日)、当該裁判の判決が下りました。
共同通信と産経新聞の記事を引用します。

2021年4月14日 共同通信

(2021年4月14日 共同通信「ゴーン被告の元弁護人が敗訴 懲戒請求者の著作権侵害」より、引用。)

2021年4月14日 共同通信

金融商品取引法違反罪などに問われた元日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(67)のレバノン逃亡を巡り、弁護人だった高野隆弁護士に対し、懲戒請求した東京都の男性がブログ上から請求書のデータを削除するよう求めた訴訟の判決で、東京地裁は(2021年4月)14日、著作権の侵害を認め、高野氏にデータ削除を命じた。

(後略。)

2021年4月14日 産経新聞

(2021年4月14日 産経新聞「懲戒請求書公表は『著作権侵害』 ゴーン被告の元弁護人敗訴 東京地裁」より、引用。)

2021年4月14日 産経新聞

レバノンに逃亡した日産自動車元会長、カルロス・ゴーン被告(67)の弁護人を務めていた高野隆弁護士が、自身のブログに懲戒請求者の実名や懲戒請求書の内容を無断で公開したとして、東京都内の男性がブログ記事の削除などを求めた訴訟の判決が(2021年4月)14日、東京地裁であった。佐藤達文裁判長は著作権の侵害を認め、高野氏にブログから請求書の文書ファイルを削除するよう命じた。

(後略。)

第1審で、海野さん(仮名)が勝訴しました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2020年9月29日

世間に顔だしてないから忘れられがちだけど、
私AV強要の件以来、週刊文春の件以来まだまだずっと戦ってるから。

何事も泣き寝入りをしないことが肝要であるとわかりました。
まずは泣き寝入りをしないことから始めたいものです。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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