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精神科医による性犯罪を憂慮する大岡敏孝衆議院議員の国会質疑(その1)。不良精神科医は、舌嘗めずりをして、香西咲さんたちのような性暴力の被害者を狙っています

精神科医のなかには、女性の患者を毒牙にかける者がいます。
先日の国会で、こうした精神科医による性犯罪が取り上げられました。

2021年2月26日 衆議院 予算委員会第三分科会

(参考)

動画 衆議院インターネット審議中継)

2021年2月26日
 衆議院 予算委員会第三分科会

自民党の大岡敏孝衆議院議員による質疑をみてみます。

精神科医による性犯罪

(2021年2月26日 衆議院 予算委員会第三分科会「会議録」より、引用。)

2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

おはようございます。
滋賀県の衆議院議員、大岡敏孝でございます。

それでは、早速でございますが、法務に関わる予算に関しまして質問してまいりたいと考えております。

まず、現在も新型コロナウイルスの感染拡大、そして社会的な活動が抑制されておりまして、そのことに関する影響というのが国民の各層各位に出ております。

とりわけ、今回は心の問題、メンタルヘルスの問題について取り上げたいと思います。

また、これに関わる犯罪の問題、そして、もう少し踏み込んで申し上げると、心に困難や悩みを抱えている方の弱みにつけ込んで、そして立場や地位を利用して害を及ぼしているにもかかわらず、取締りの網から逃れてしまっている事例について取り上げたいと考えております。

まず最初に、法務省にお尋ねをしたいと思います。
女性や児童のメンタルヘルスの問題が大きくなっておりますけれども、これに伴って自殺が急増しています。

しかも、その自殺が、精神科医が関わる中で起きているというケースも多々見られるようになってきています。

ここは、調べてみると、本当に許せない事例がたくさんありまして、地位や関係性を利用して患者の女性と性的な関係を持ったり、場合によっては、診療を装って女子生徒にわいせつな行為をしたり、とんでもない事例というのが出てきているわけですね。

このように、外から見えない場所で行われる、また診療を装って犯罪が行われて立件しにくい案件につきまして、法務省、検察としてはどのように対応しているのか、また、今後、こうした犯罪が増えつつある中でどのように対応を強化されるのか、教えていただきたいと思います。

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2021年2月26日 川原隆司 法務省 刑事局長

お答えを申し上げます。

具体的事件の処理は、当該事件において行われた捜査によって収集された証拠に基づいて個別に判断される事柄でありますが、一般論として申し上げれば、検察当局においては、法と証拠に基づき、刑事事件として取り上げるべきものがあれば適切に対処しているものと承知しております。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

まあ、そのとおりなんだと思いますけれども、ただ、やはり、この事例はまさに、法と証拠、その法にも課題があり、証拠の収集にも課題があるから大きな問題になっているということは、是非、当局、認識をしっかりと持っていただきたいと思います。
その上で、医療を所管をしております厚労省に来ていただいておりますので、お尋ねをしたいと思います。
こうした事例を厚労省は、まず、どの程度把握しているのか。

また、日本においては、海外と違って、すごく、医師が診療だと言えばかなり広範囲に守られてしまっている実態がありまして、その立場を利用して、診療に偽装してわいせつ行為をやっているというケースが多々見られるわけです。

医師が治療を目的として、まあ、最初は治療を目的として患者に接する中で、薬物等を使って、合意を取り付けたとして性的関係に及んでしまった場合、現在の医師法なり医療法なりの法令でもって、国や自治体がその医療機関に指導あるいは処分をするということは、今の時点で、できるんでしょうか。

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2021年2月26日 間 隆一郎 厚生労働省 大臣官房審議官

お答えいたします。

委員御指摘のように、医師法におきましては、罰金以上の刑に処せられた者、あるいは医師としての品位を損するような行為のあったときなどに該当するものについては、有識者から成る医道審議会の意見を聞いた上で、医業の停止あるいは免許の取消しといったような処分をすることができるというふうに定められております。

このうち、今委員御指摘のわいせつ行為を行っている事例を含めまして、罰金以上の刑に処せられた者についての行政処分を適正に行うために、医師については、罰金以上の刑について公判請求あるいは略式命令請求がされた場合には、公訴事実の要旨や判決結果等について法務省に情報提供を依頼し、情報把握を行っているところでございます。

また、医師法に基づく行政処分につきましては、個別の事案ごとに諸般の事情を総合的に勘案して行っているものでありますので、刑事あるいは民事の判決結果などを中心に事案の詳細を把握した上で、行政処分をしっかり行うということをやってきてございます。

一方、御指摘のような事例も含めまして、司法における事実認定がないケースにつきましては、そもそも事実をどのように把握するのか、事実認定をどのように行うのかという課題がありまして、行政処分について慎重な検討が必要となるというふうに考えております。

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2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

これは本当に、被害者が次々と出ていく中で、しっかりと対応していかなければならないと思っております。

そうした中、現在法務省では、検討会(性犯罪に関する刑事法検討会)において、性犯罪に関する刑法の議論が進んでいるというふうに承知をしております。

今回申し上げたとおり、医師と患者の地位や関係性を利用して性的関係を持つとか、あるいは、治療と称して薬物を使って、それで事実上合意を誘導して性的関係を持とうとしている場合、そうした精神疾患あるいは心の困難、あるいは障害を抱える患者のケースを想定したような議論がなされているのかどうか、教えていただきたいと思います。

当然のことながら、もう皆さん御承知だと思いますけれども、欧米においては、そもそもこの関係性を利用して性的関係になること自体を禁止されている。

精神科医と患者とか、先生と生徒とか、こうした関係でもって性的関係になること自体を禁止されているわけであって、私は当然、そちらに持っていくべきだというのが私の意見ですけれども、現在検討会(性犯罪に関する刑事法検討会)ではちゃんと議論がなされているのかどうか、教えていただきたいと思います。

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2021年2月26日 上川陽子 法務大臣

御質問でございますが、現在、法務省におきまして、性犯罪に関する刑事法検討会が開催をしております。

(参考。性犯罪に関する刑事法検討会
<開催状況>
第1回(2020年6月4日)※議事録公開
第2回(2020年6月22日)※議事録公開
第3回(2020年7月9日)※議事録公開
第4回(2020年7月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第5回(2020年8月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第6回(2020年9月24日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第7回(2020年10月20日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第8回(2020年11月10日)※議事録公開
第9回(2020年12月8日)※議事録公開
第10回(2020年12月25日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第11回(2021年1月28日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第12回(2021年2月16日)※議事録公開
第13回(2021年3月8日)※議事録準備中
第14回(2021年3月30日)※議事録準備中
第15回(2021年4月12日)※議事録準備中
・第16回(2021年5月21日開催予定)

その検討会の中で、準強制性交等罪の心神喪失、抗拒不能の要件の在り方でありますとか、また、御質問がございました地位、関係性を利用した犯罪類型の在り方についても論点として挙げられておりまして、その中で、被害者が障害を有する場合も含めて御議論がなされている状況であります。

御議論の中では、例えば、準強制性交等罪の抗拒不能の要件の明確化のため、薬物の影響でありますとか、また障害などを列挙すべきであるといった御意見、あるいは地位、関係性を利用した性犯罪につきましては、医療職心理職、福祉施設職員のように、相手方の生活や、また生命や精神状態を左右できる立場にいる人による行為を処罰できるようにすべきであるといったような御意見が述べられているものと承知をしております。

検討会(性犯罪に関する刑事法検討会)におきまして、委員御指摘の点も含めまして、活発な御議論がなされているということであります。

性犯罪に係る刑事法の在り方の検討につきましては、喫緊の課題であるということでございますので、スピード感を持ってしっかりと検討を深めてまいりたいと思っております。

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性犯罪に関する刑事法検討会は、先日(2021年4月12日)、
取りまとめ報告書(案)
を作成しました。
精神科医などによる地位や関係性を利用した性犯罪につきましては、現在のところ、以下の集約がされています。

(2021年4月12日 性犯罪に関する刑事法検討会「取りまとめ報告書(案)」より、引用。)

<17~18ページ>

(エ) その他の地位・関係性を利用する行為に対する罰則の在り方に関する議論

以上のほか、地位・関係性を利用する類型については、現行法の下でも、暴行・脅迫や抗拒不能の要件に該当すれば処罰対象となることを前提に、

① 明確な暴行・脅迫がなくても、加害者が言動を用いて力関係を作り出し、被害者の立場の弱さや利害関係・依存関係を利用した場合には、被害者は抵抗できないので、少なくとも、相手の人生や将来、経済状態等を決定する権限のある者、相手の生活・生命・精神状態を左右し得るような立場の者による性的行為は罰することが必要である

② 刑法第178条(準強制性交等罪)の「抗拒不能」の程度は、同法第177条の暴行・脅迫と同程度であるとされているため、地位・関係性が利用された場合について、心理的抗拒不能に当たると認定することは困難なことがあり、現にそのような事例は不起訴処分とされることが多いので、優越的な地位や関係性を利用した場合を新たに類型化する必要がある

といった意見が述べられ、地位・関係性の具体例としては、

③ 後見人と被後見人、雇用者と被雇用者、上司と部下、就職活動先のOB・OGと就職活動中の者、取引相手とフリーランスの者、医療機関の医療職心理職、福祉施設職員と患者・利用者が挙げられた。

また、具体的な規定の在り方については、

④ 職場の上司・部下といった具体的な地位・関係性を列挙した上で、「地位・関係性を利用・濫用し」などと規定し、その内実を解釈に委ねることが考えられる

⑤ 優越的地位を利用した類型の構成要件の規定の仕方は難しいが、ある程度開かれた構成要件とせざるを得ないように思われ、例えば、「優越的地位を利用して抵抗が困難な状態で」といった要件とし、これに、暴行・脅迫より弱い手段要件を組み合わせるといった方法が考えられる

といった意見が述べられた。

<18~19ページ>

(オ) 小括

これら以外の地位・関係性を利用する新たな罰則については、その要否・当否を検討した上で、これを設ける場合には、被害者に類型的な脆弱性がない場合であることにも留意しつつ、処罰範囲の外延を明確にするための適切な構成要件の在り方について更に検討がなされるべきである。

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精神科医などが地位や関係性を利用しておこなっている性犯罪の処罰につきましても、法制審議会へ諮問されるのは必定です。

はなしを大岡敏孝衆議院議員の国会質疑にもどします。

2021年2月26日 大岡敏孝 衆議院議員(自民党)

大臣から力強い御答弁をいただきました。
弱い人の立場、あるいは泣き寝入りをせざるを得なかった方々がたくさん出ている中で、是非、上川大臣、旗を振っていただいて、そうした方を守れるような法整備を進めていただきたいというふうに思います。

(参考)

動画 衆議院インターネット審議中継)

2021年2月26日
 衆議院 予算委員会第三分科会

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大岡議員の質問はさらにつづきます。
このつづきは明日のブログでみてみます。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2020年9月29日

世間に顔だしてないから忘れられがちだけど、
私AV強要の件以来、週刊文春の件以来まだまだずっと戦ってるから。

現在の日本は、AV出演強要犯と不良精神科医を野放しにしています。
一刻も早く、性犯罪大国、の汚名を返上してほしいものです。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

先日、上川陽子法務大臣は、国会で、敢えてAV出演強要に言及しました。近々、香西咲さんたちのAV出演強要被害は、法制審議会へ諮問されることでしょう

一昨日(2021年4月18日)の当ブログで、2021年3月10日の衆議院法務委員会における質疑と応答にふれました。

2021年3月10日 衆議院 法務委員会

(参考)

動画 衆議院インターネット審議中継)

2021年3月10日
 衆議院 法務委員会

同委員会で、上川陽子法務大臣は、刑法改正の審議について答弁しました。

(参考。当ブログ)
2021年4月18日

上川大臣の発言を再掲します。

(2021年3月10日 衆議院 法務委員会「会議録」より、引用。)

2021年3月10日 上川陽子 法務大臣

失礼いたしました。
先ほど私、検討会(性犯罪に関する刑事法検討会)の議論について二巡目というふうに申し上げましたけれども、三巡目に入っているということでございますので、訂正させていただきたいと思います。

(参考。性犯罪に関する刑事法検討会
<開催状況>
第1回(2020年6月4日)※議事録公開
第2回(2020年6月22日)※議事録公開
第3回(2020年7月9日)※議事録公開
第4回(2020年7月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第5回(2020年8月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第6回(2020年9月24日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第7回(2020年10月20日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第8回(2020年11月10日)※議事録公開
第9回(2020年12月8日)※議事録公開
第10回(2020年12月25日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第11回(2021年1月28日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第12回(2021年2月16日)※議事録公開
第13回(2021年3月8日)※議事録公開
第14回(2021年3月30日)※議事録準備中
第15回(2021年4月12日)※議事録準備中
・第16回(2021年5月21日開催予定)

2021年3月10日 上川陽子 法務大臣

法制審議会の諮問の内容につきましては、これも検討会(性犯罪に関する刑事法検討会)の結果を踏まえてということではありますが、この問題につきまして総合的にこれまで取り組んできておりますので、ここで、この問題は議論足らずなのでというようなことにならないような、そういうものに検討会(性犯罪に関する刑事法検討会)でしていただきたいなと実は思っております。

また、法制審議会の方でも幅広く検討していただけるような、そうした環境整備については努めてまいりたいと思います。

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現在、法務省の性犯罪に関する刑事法検討会において、刑法改正の審議がおこなわれています。
改正をめぐって、意見が対立しているものもあります。
上川大臣は、
法制審議会の方でも幅広く検討していただけるような、そうした環境整備については努めてまいりたいと思います
とのべました。
気概に溢れています。
上川大臣はこの日、さらに重要な発言をしています。
藤野保史衆議院議員とのやりとりをみてみます。

(参考)

動画 衆議院インターネット審議中継)

2021年3月10日
 衆議院 法務委員会

(2021年3月10日 衆議院 法務委員会「会議録」より、引用。)

2021年3月10日 藤野保史 衆議院議員(日本共産党)

このColaboというのは、全ての少女に衣食住と関係性をということを合い言葉に、困っている少女が搾取や暴力に行き着かなくてよい社会を目指して活動されております。

配付資料二を見ていただきますと、伴走型の支援のフロー図というのがあると思うんですね。
いろいろな関係機関がありますけれども、それより先に、手前で、アウトリーチというのを行いながら活動する。

というのは、やはり今、少女たち、少年たちもそうですけれども、そもそも自分が何に困っているのかとか、助けを求めていいんだとか、そういうことも思っていない子供たちがたくさんいるんですね。

だから、窓口で待っていて、相談においでではなくて、その施設で待っているとかではなくて、出会いに行って、こういうものがあるよ、支援があるよということを提案していけるような、そういう活動がしたいということで、例えば、夜間巡回バス、あるいはスタッフが声かけで夜の町で歩いていくとか、あるいは、バスやテントの中で、食事、物品、情報、こういうことを提供し、相談に乗っていくという活動をされております。

今、2018年度からというお話がありましたけれども、やはりコロナ禍の影響で、とりわけ休校要請のあった去年の3月から相談が急増しております。
昨年度は年間で590人だった相談が、昨年度って、もう一昨年度ですね。
20年度は1,200人を超えている、4,000回以上の具体的対応を行っているということでありました。
仁藤さんによりますと、緊急事態宣言下での利用者というのは、知的障害とか重い精神疾患を抱えて、性産業で搾取されながら、路上やネットカフェ生活をしている方がほとんどだったということであります。

私が行った1月13日というのは、新宿の歌舞伎町のシネシティ広場でこのアウトリーチ活動が行われまして、実はこのColaboというのは、今まで、新宿の区役所に横づけして、だから、ある意味後ろを守られているところでテントとかを作ってやっていたんですけれども、私が行ったときは360度見渡せる場所で、緊張しながらテントの設営などを行ったことを覚えております。

実は、私が行った日じゃないんですけれども、つい先日、3月4日には、この同じ場所でやったんですけれども、嫌がらせなのか何なのか分からないんですが、たばこの火か何かでこのテントの一部が燃やされる、こういう事件も起きております。
一つ間違えば大惨事になるような、本当にそういう危険と隣り合わせの活動だと思っております。

ただ、テントの中では、やはりいろいろな、弁当などもありますし、机もあるし椅子もある。
バスの車内には、生理用品だとか、あるいは妊娠検査薬、あるいはコスメ用品や靴や洋服など、あるいはWiFi、充電器などもあるということなんですね。

このアウトリーチという、声かけ活動というのが一つ大きな役割を果たしているんですが、私も同行させていただきました。
3時間ほど歌舞伎町を歩いたわけです。配付資料の三を見ていただければと思うんですが、これが現物なんですけれども、こういうものを渡すんですね、会った少女たちに。家に帰れない、住むところがない方へ、ホテルを無料で用意します、こういうのを渡していく。
なかなか受け取ってくれない子もいるんですが、渡せたら、ああ、よかったと言うんですね、支援している人たちは。
もしかしたら、後でこれを見て、このQRコードで、ツイッターとかいろいろありますから、これを見て連絡してくれるかもしれない。
そういう活動をされております。

実は、新宿とか渋谷には、JKビジネスとか違法風俗店のスカウトと言われる人たちが百人以上おりまして、毎晩少女たちに声をかけているんですね。
私も目にしました、その方々、スカウト。
やはり飲食店のあれとは全く違うんです、雰囲気が。
もう一目で分かる。

先ほどもお話がありましたけれども、様々な理由で家に帰れない、帰りたくない、そういう少女たちに対して、スカウトは、仕事を探していないかとか、おなかがすいていないかとか、こんなところにいたら補導されるよとか、巧妙に声をかけて、食事も提供する、宿泊場所も提供するんです。まさに少女たちが切実に必要としている衣食住と関係性を与えることを手段として、風俗産業などに取り込んでいく。

仁藤さんは、少女たちがColaboなどの支援につながる前に危険に取り込まれる、それが後を絶たないとおっしゃっていました。
まさにこの声かけ活動というのは、Colaboの支援につながるのか、それとも、スカウトを通じて搾取や暴力の危険に陥ってしまうのか、その攻防の最前線だというふうに痛感いたしました。

大臣、お聞きしますが、このColaboのこうした取組、どのようにお感じになりますか。

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上述のとおり、藤野議員は、Colaboの活動をとりあげました。
Colaboはよく、JKビジネス被害の関連で名前が出てきます。
若年層の女性を支援しています。
AV出演強要被害には直接、関与していません。
藤野議員の質問に対して、上川大臣はつぎのように答えました。

2021年3月10日 上川陽子 法務大臣

困難を抱える女性たち、とりわけ若い女性たち、この課題につきましては、AVの問題あるいはJKビジネスの問題、様々な問題を抱えながら、複合的に抱えている若い方、女性たちが町に繰り出して、またそこでいろいろな手にかかるというふうなことがございます。

そういう中で、世代が近い方たちが、Colaboの活動そのものでありますが、声をかけて、アウトリーチをして、そして、そこでテントの中にお連れをして、そしていろいろなお話をしながら、その方の心を解きほぐしながら、一時的な居住を提供したり、悩み事を相談したりという形で、極めて寄り添い型のアプローチで取り組んでいらっしゃるということでありまして、今の日本の社会制度の中でも極めて重要な役割を担っているということを私自身も感じてまいりました。

Colaboの皆さんからの御要望の中にも、ただ、一時的な居住は提供できるけれども、長い間はなかなか民間の団体では難しいということも御指摘がございまして、そうした、国との、また民間との役割分担ということにつきましてもしっかりと総合的に取り組んでいかなければ、悩み解決にも、またそうした方たちの問題の解決にもつながらないということでございます。

その意味では、総合的な支援体制の中に、しっかりとお力を頂戴して、そして、特にアウトリーチでつながるということの重要性ということは、これは大変重要であるというふうに思っておりますので、今回の予算の措置におきましても、是非その部分について委託をさせていただきながら、その特性を生かした活動の中で、しっかりと女性たちを守って、そして導いていただきたいというふうに思っております。
しっかりと対応させていただきたいと思います。

——————————————————–

上川大臣は、特に訊(き)かれていないAV出演強要にふれました。
困難を抱える女性たち、とりわけ若い女性たち、この課題につきましては、AVの問題あるいはJKビジネスの問題、様々な問題を抱えながら、複合的に抱えている若い方、女性たちが町に繰り出して、またそこでいろいろな手にかかるというふうなことがございます
と。

法務省の性犯罪に関する刑事法検討会はこのたび、取りまとめ報告書(案)を作成しました。
この案のなかに、AV出演強要が明記されました。
たとえば、
いわゆるアダルトビデオへの出演の強要については、性的行為と撮影行為が密接不可分の関係にあり、性的行為の同意の有無に疑念が生ずる事例が含まれていることから、まずは、強制性交等罪や準強制性交等罪の適用の問題として、暴行・脅迫や心神喪失・抗拒不能の要件についての議論を踏まえることが必要であるし、ひそかに撮影する類型や強制性交等の犯行状況を撮影する類型等について議論した上で、更に別の要件を設ける必要があるかを検討すべきであるといった意見が述べられた
との記述があります。
法務大臣には、AV出演強要問題を法制審議会に諮問するかどうかの権限があります。
法務大臣が諮問しなければ、法案はつくられません。
AV出演強要の処罰は霧散します。

(再掲。上川陽子法務大臣)
困難を抱える女性たち、とりわけ若い女性たち、この課題につきましては、AVの問題あるいはJKビジネスの問題、様々な問題を抱えながら、複合的に抱えている若い方、女性たちが町に繰り出して、またそこでいろいろな手にかかるというふうなことがございます

上川大臣は、AV出演強要に対して、並並ならぬ関心を持っています。
AV出演強要が法制審議会へ諮問されるのは必定です。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2020年9月29日

世間に顔だしてないから忘れられがちだけど、
私AV強要の件以来、週刊文春の件以来まだまだずっと戦ってるから。

悪党はかならず処罰されます。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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太田真也弁護士は、日本で一番多く弁護士の懲戒請求をおこなっているかたです。香西咲さんたち被害者も、弁護士に脅されたら、太田真也弁護士に相談しましょう

悪徳弁護士の非行に対して懲戒を請求できる制度があります。
当ブログでおなじみの海野さん(仮名)はこれまで、何度となく、悪徳弁護士への懲戒を勝ち取ってきました。

(参考。当ブログ)
<海野さん(仮名)がおこなったAV弁護士に対する懲戒申し立て>
2020年11月17日
2020年11月21日
2020年11月22日
2020年11月23日

(参考。当ブログ)
<海野さん(仮名)がおこなったゴーン被告の元弁護人に対する懲戒申し立て>
2021年4月15日

海野さん(仮名)とはちがい、市井(しせい)の者にとって、懲戒の申し立ては、敷居の高いものがあります。
結局、泣き寝入りをされるかたもいらっしゃることでしょう。
そういったとき、頼りになるのが、太田真也弁護士です。

(参考。YouTube)

 2021年1月24日
 YouTube
 さんそんチャンネル
「弁護士懲戒請求、太田真也弁護士にインタビュー」

さんそんチャンネルの山口三尊さんが、懲戒請求の件で、太田真也弁護士にインタビューをされています。
たいへん有益な内容です。
より多くの方々に知ってほしいと思いますので、音声を文字にさせていただきます。

(2021年1月24日 YouTube さんそんチャンネル「弁護士懲戒請求、太田真也弁護士にインタビュー」より。)

(※音声の文字化は、筆者。)

2021年1月24日 さんそんチャンネルさん

はい、皆さん、こんにちは。
さんそんチャンネルの山口三尊です。

今日はですね、秋葉原にあります太田真也先生の事務所におじゃましています。

いまからですね、弁護士懲戒請求についてですね、いろいろ、お伺いしていきたいと思います。
はい。

どうも、こんにちは。

——————————————————–

2021年1月24日 太田真也 弁護士

こんにちは。

——————————————————–

2021年1月24日 さんそんチャンネルさん

太田先生ですね、大渕愛子(弁護士)の懲戒ですとか、いろいろですね、弁護士懲戒にくわしい弁護士、というふうにうかがっていますけど、いままで何件ぐらいやっていらっしゃいますかね?

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2021年1月24日 太田真也 弁護士

そうですね、数えていないのでなんとも言えませんけれども。
まあ、10件、20件は下らない、と思いますね。

——————————————————–

2021年1月24日 さんそんチャンネルさん

おそらく、日本で一番、懲戒(請求)をやっている弁護士、と思うんですけども。

——————————————————–

2021年1月24日 太田真也 弁護士

まあ、まあ、そこはたぶん、そうでしょうね。
たぶんね。
あまりほかのひとがやるものではないですからね。

——————————————————–

2021年1月24日 さんそんチャンネルさん

はい。
弁護士懲戒請求、というのは、どういう制度なのかを教えてください。

——————————————————–

2021年1月24日 太田真也 弁護士

まあ、端的に言うと、弁護士さんに、なんかこうー
一番典型的なのはね、横領とか、事件をきっちりやってくれなかった、とか。
そういう非行があった場合に、弁護士会に対して、苦情、というかね、まあ、
「処分をしてください」
ということを申し立てる、という制度ですね。

——————————————————–

2021年1月24日 さんそんチャンネルさん

これ、具体的には、弁護士法の何条、ということになるのでしょうか?

——————————————————–

2021年1月24日 太田真也 弁護士

ええとね、ちょっと、いま条文が出ないので、あれなんですけど。
よくつかわれるのが、56条にー

(参考。弁護士法
第56条

1 弁護士及び弁護士法人は、この法律又は所属弁護士会若しくは日本弁護士連合会の会則に違反し、所属弁護士会の秩序又は信用を害し、その他職務の内外を問わずその品位を失うべき非行があつたときは、懲戒を受ける。

「品位を害する」
というところでつかわれるので。

制度自体は、その周辺に書いてある制度、ということになりますね。

——————————————————–

2021年1月24日 さんそんチャンネルさん

あっ、そうですか。
わかりました。

で、今回ですね、福永活也弁護士に関する懲戒請求書ですね、まあ、書いていただいたんですけれども。

(※参考)
福永活也弁護士に懲戒請求しました

その内容としてはどういうところがあげられるんでしょうか?

——————————————————–

2021年1月24日 太田真也 弁護士

そうですね、まあ、この前ね、ご本人がー
紹介してもらっていましたけれども。

(※再掲)
福永活也弁護士に懲戒請求しました

一番おおきいのは、暴言関係ですよね。
第三者に対するのと、弁護士に対するのと、いろいろとありましたけれども。
やっぱり、その、
「『底辺』とかね、『カス』とか、なんやかんや、言うちゃいかんよ」
というはなしが、まずひとつ、ですよね。

で、あとは、まあ、諸々(もろもろ)、ちっちゃいねー
不法行為を告知している、とかね。
不正競争防止法に反することをやっている、とか、いろいろ、そういうのがありますけれども。
あとは、届け出関係ですね。
営利事業の届け出をきっちりしていなかったよ、というのがあるのとか、会社法上の届け出もちゃんとしていなかったよ、というのがある、っていうのが中心的な内容でしたね。

——————————————————–

2021年1月24日 さんそんチャンネルさん

はい。
わかりました。
この手続きですけれども、今後どうなっていくのでしょうか?

——————————————————–

2021年1月24日 太田真也 弁護士

そうですね、まあ、先日出してもらったということなので、近いうちに福永先生のほうに、こういう懲戒が申し立てられましたよ、という通知が行ってですね、それに対して、福永先生のほうから答弁書が返ってくる、と。
で、その答弁書に対して、東京弁護士会なので反論ができますのでね。
こっちでまた反論を出していく、というのがしばらくつづいていくのかな、と思いますけれどもね。

——————————————————–

2021年1月24日 さんそんチャンネルさん

あ、弁護士会によって内容がちがっているのでしょうか?

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2021年1月24日 太田真也 弁護士

そうですね。
結局、懲戒請求、1本だけしか出せなくて、それ以後、反応がむずかしい、というところも正直、弁護士会によってはありますね。

——————————————————–

2021年1月24日 さんそんチャンネルさん

あ、なるほど。
東京弁護士会の場合はこちらから再判断ができる、と。

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2021年1月24日 太田真也 弁護士

そうですね。
ちゃんと向こうが出した答弁書とかもね、東京弁護士会は、こっちへ送ってきてくれるんです。
弁護士会によっては、何も送ってこないところもけっこうありますのでね。
そこは、ちがいがあるんですけれどね。

——————————————————–

2021年1月24日 さんそんチャンネルさん

で、福永先生にですね、内容証明郵便を送ったんですけれども、受け取り拒否をされたんですが。
これ、弁護士会からの書類を受け取り拒否する、ということは考えられるんでしょうか?

——————————————————–

2021年1月24日 太田真也 弁護士

ええとね、実は、なくはないんですわ。
よく、弁護士会館とか行くとね、その弁護士会のところで、公示送達みたいなものなんですけど、
「届かなかったので、何週間経ったので、もう届いたこととします」
とかね、いうのがあるんですね。
実は。
だから、本当にぜんぜん受け取らないと、どうしようもなくて。
放置すると、公示送達みたいな感じで受け取ったようなあつかいをされる、ということはあるので。
こっちからすれば、それで照会の目的を達成できる可能性が高くなるので、よいのですけれどね。
そういう可能性はある、と思います。

——————————————————–

2021年1月24日 さんそんチャンネルさん

なるほど。
これは、でも、受け取らなくても、公示送達のようなかたちで手続きは進んでいく、と。

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2021年1月24日 太田真也 弁護士

そうですね。
そういうことになる、と思います。

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2021年1月24日 さんそんチャンネルさん

期間はどれくらいかかりますかね?
処分が下りるまで。

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2021年1月24日 太田真也 弁護士

そうですね。
これがね、けっこう時間はかかるんですね。
だいたい平均的には、やっぱり、1年から2年くらい、っていうのが多いと思いますね。

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2021年1月24日 さんそんチャンネルさん

ああ、そうですか。
わかりました。
はい、どうもありがとうございました。

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2021年1月24日 太田真也 弁護士

どうも、どうも、ありがとうございます。

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2021年1月24日 さんそんチャンネルさん

はい、以上、太田先生におうかがいいたしました。

裏にですね、こういったアニメのー
これは太田先生がつくったやつですかね?

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2021年1月24日 太田真也 弁護士

そうですね、オリジナルのやつです。

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2021年1月24日 さんそんチャンネルさん

なんかが貼ってありますけれども。
あと、ポスターとかもですね、秋葉原、ということで貼ってある、ということです。
どうもご清聴ありがとうございました。
よかったら、チャンネル登録と高評価、よろしくお願いします。

(2021年1月24日 YouTube さんそんチャンネル「弁護士懲戒請求、太田真也弁護士にインタビュー」より。)
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(再掲。さんそんチャンネルさん)
(太田真也弁護士は)おそらく、日本で一番、懲戒(請求)をやっている弁護士、と思うんですけども

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年6月23日

(前略。)
数年前は監視が酷かったから。
少しネガティヴ吐いただけで相手方弁護士から電話かかってきたり。
監視は今も無くはないけど。

悪徳弁護士に鉄槌を下したいときは、太田真也弁護士です。
太田真也弁護士に依頼をしましょう。

(参考。当ブログ)
2020年8月26日
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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【法務省の刑法改正を審議する検討会の「取りまとめ報告書(案)」】(その3)。香西咲さんたちのAV出演強要被害の論議は、法制審議会の場へ移る運びです

6日前の2021年4月12日(月曜日)、法務省の性犯罪に関する刑事法検討会で、取りまとめ報告書(案)の審議がおこなわれました。

(参考。当ブログ)
取りまとめ報告書(案)について>
2021年4月13日
2021年4月16日

(参考。性犯罪に関する刑事法検討会
<開催状況>
第1回(2020年6月4日)※議事録公開
第2回(2020年6月22日)※議事録公開
第3回(2020年7月9日)※議事録公開
第4回(2020年7月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第5回(2020年8月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第6回(2020年9月24日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第7回(2020年10月20日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第8回(2020年11月10日)※議事録公開
第9回(2020年12月8日)※議事録公開
第10回(2020年12月25日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第11回(2021年1月28日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第12回(2021年2月16日)※議事録公開
第13回(2021年3月8日)※議事録準備中
第14回(2021年3月30日)※議事録準備中
第15回(2021年4月12日)※議事録準備中
・第16回(2021年5月21日開催予定)

取りまとめ報告書(案)につきましては、次回(2021年5月21日)の同検討会でも論議されて、
「取りまとめ報告書」
となる運びです。

そのあとのうごきは、以下のとおりです。

(参考。東京新聞。2020年3月31日)
「不同意性交罪 是非を議論へ 法務省、性犯罪検討会」

<一部分を抜粋>
2020年3月31日 東京新聞

法改正が必要と判断すれば、法相が法制審議会に諮問する。

法務大臣は、「取りまとめ報告書」のなかから、「法改正が必要と判断」した部分を抽出します。
抽出した箇所を法制審議会へ諮問します。
法制審議会は、意見をもとめられた箇所を審議して、改正草案を作成します。

AV出演強要の処罰につきましては、今回の取りまとめ報告書(案)の段階で、以下の記載がされています。

2021年4月12日 取りまとめ報告書(案)

<39ページ>

(8)性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方
ア 処罰規定
他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為や画像を流通させる行為を処罰する規定を設けるべきか

(ア) 議論の概要
他人の性的な姿態を撮影する行為のうち、処罰規定を設けるべきかを検討する対象行為として、
ア.強制性交等などの犯行の場面を撮影する行為、
イ.被害者に気付かれずに撮影する行為、

ウ.アダルトビデオへの出演の強要など欺罔や威迫によって同意させた上で撮影する行為、

エ.ユニフォーム姿のスポーツ選手の胸部や臀部を殊更にアップにして撮影したり、脚を開くなどの特定の姿勢を撮影したりする行為、
オ.街で子供に声を掛けて水着姿やブルマ姿の姿態を撮影する行為
が挙げられ、これらのうち、どのような行為を処罰することとし、処罰対象とすべき行為をどのように規定するかについて、保護法益の捉え方、いわゆる迷惑防止条例や私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律との関係等を含めて議論を行った。

また、撮影行為のほか、撮影された画像を流通させる行為などを処罰することの要否・当否についても議論を行った。

<41ページ>

また、前記(ア)ウのアダルトビデオへの出演の強要について、
⑦ だまして撮影場所に連れ込まれ、恐怖や困惑の中で撮影に応じざるを得ない状況に追い込まれて性的姿態を撮影される場合があるといった意見が述べられた

が、これに対しては、

⑧ いわゆるアダルトビデオへの出演の強要については、性的行為と撮影行為が密接不可分の関係にあり、性的行為の同意の有無に疑念が生ずる事例が含まれていることから、まずは、強制性交等罪や準強制性交等罪の適用の問題として、暴行・脅迫や心神喪失・抗拒不能の要件についての議論を踏まえることが必要であるし、ひそかに撮影する類型や強制性交等の犯行状況を撮影する類型等について議論した上で、更に別の要件を設ける必要があるかを検討すべきであるといった意見が述べられた。

——————————————————–

(参考。当ブログ)
取りまとめ報告書(案)について>
2021年4月13日
2021年4月16日

AV出演強要の処罰が法制審議会で審議されるのは必定です。

AV出演強要以外の論点についてはどうでしょうか。
意見が割れているものもあります。

いまから1か月余り前のことです。
上川陽子法務大臣は、衆議院の法務委員会で、法制審議会への諮問に関する答弁をおこないました。

2021年3月10日 衆議院 法務委員会

(参考)

動画 衆議院インターネット審議中継)

2021年3月10日
 衆議院 法務委員会

質疑者は、寺田学衆議院議員です。
会議録のなかから一部を引用します。

(2021年3月10日 衆議院 法務委員会「会議録」より、引用。)

2021年3月10日 寺田学 衆議院議員(立憲民主党)

(前略。)
(略)、私自身、秋田の横手というところで生まれまして、18歳まで過ごしていました。

浪人だったので東京に出ることになった3月のちょうど今頃ですけれども、東京に初めて独り暮らしで出る前の日に母親に呼ばれまして、夜中ですね、夜、まあ座りなさいと言われて、出ていく前に一言だけということを言われて、それは、これから独り暮らしをするけれども、レイプだけは絶対にするなといきなり言われたんです。

私も、別にそういうそぶりがあったわけでも何でもなく、いやいや、本当に冗談みたいに言っちゃ駄目ですよ、それはびっくりはしたんですけれども、本当にそれは衝撃があったので、心にずっと刻んでいました。

今思うと、私も今7歳の息子がいますけれども、物心ついたらちゃんと言おうかなと思っています。

やはり、そういうふうにしてちゃんと何か伝えていかないと、母親からそのときに言われたのは、何でそれをするなと言ったかというと、人間として最低の犯罪だ、それだけは絶対にするなと、ただそれだけでした。

——————————————————–

(中略。)

2021年3月10日 寺田学 衆議院議員(立憲民主党)

(前略。)
もう一点ですが、性犯罪に関する刑法の在り方。
今、法務省の方で検討会(性犯罪に関する刑事法検討会)を鋭意やっておられるのを聞いています。
不同意性交罪ということが一つの論点として議論されています。

今、いわゆる強制性交自体は、加害者側の方の威力であったり何かしらの対応があったかどうかということですけれども、根底には、不同意である、本人が同意していないということであれば犯罪ではないかという声が、やはりそういう法体系にするべきだと。
私自身が18歳の夜に言われたこと自体、まさしくそのことですから。

議論がいろいろあるのは分かりますけれども、私が子供に問われたらでもないですけれども、同意なき性行為は犯罪なのか、犯罪と思うかと問われたら、大臣、何と答えますか。

——————————————————–

2021年3月10日 上川陽子 法務大臣

今、一般的なお言葉でおっしゃいましたので、そのことの犯罪の定義とか、あるいは、同意なき性交等の行為という形の中でその定義についてもこれは詰めなければいけないことではあると思います。

しかし、こうした行為そのものは、やはり基本的人間の尊厳に関わる極めて重要な行為である、行為というか、それをじゅうりんする行為であるというふうに思っております。

——————————————————–

2021年3月10日 寺田学 衆議院議員(立憲民主党)

そういうような行為にもかかわらず、やはり、今までの裁判事例も含めて、無罪になったり、もっと言うと、さっき言ったとおり、そういう前提だからこそといって示談の方に強く誘導される形で表面化しなかったということはいっぱいあると思います。

多くの不同意性交罪、私はスウェーデンのモデルとかはすごいなと思いながら見ているんですけれども、イエス・ミーンズ・イエスという意味ですけれども。

こういう罪を設けることを求める署名自体が約7万人ぐらい集まったというふうに聞きました。大臣として、そういうような署名活動が行われている認知はございますか。

——————————————————–

2021年3月10日 上川陽子 法務大臣

多くの署名活動、6万件、また更に追加をして活動していらっしゃるということで、更なる、6万、7万の署名をお持ちいただいております。
拝見させていただいております。

——————————————————–

2021年3月10日 寺田学 衆議院議員(立憲民主党)

様々な、制度設計の在り方であるとか議論というのはあるので、一足飛びに答えをすぐ出せるような状況にないとは思うんですけれども、じっくりと、やはり同意がない性行為は犯罪なんですよ。
それを、いかにその性暴力自体を全て性犯罪として捉えていくかということが私は大事だと思っているので、非常に重要な考え方だし、私は強く賛成します。

今、検討会(性犯罪に関する刑事法検討会)がありますので、検討会(性犯罪に関する刑事法検討会)の後に法制審(法制審議会)に臨むと思うんですが、是非法制審(法制審議会)に、少年法のときもあったようですけれども、被害者団体の方を法制審(法制審議会)のメンバーにも入れていただきたいと思っているんですが、いかがですか。

——————————————————–

2021年3月10日 上川陽子 法務大臣

今、性犯罪に関する刑事法の検討会(性犯罪に関する刑事法検討会)が開催されておりまして、その中には被害者の方(山本潤さん)にも当事者としての御発言をいただいているところであります。

今、そういう意味で、様々な論点で議論を、二巡目ということでありますが、していただいているということでありますので、その結果につきましてはしっかりと検証していただけるものというふうに思います。

その次の段階ということでの御指摘でございますが、ちょっと、今委員の構成につきましてお答えをする段階にないということについては御理解をいただきたいというふうに思っております。

いずれにしても、この検討会(性犯罪に関する刑事法検討会)、しっかりとした議論が、またスピーディーに行われることを支援しておりまして、期待しているところでございます。

——————————————————–

2021年3月10日 寺田学 衆議院議員(立憲民主党)

現段階で、(法制審議会の)構成員に対して予断を持ってお話しすることができない立場は十分理解しています。
要望として申し上げておきます。

もう一つ要望ですけれども、まさしく、不同意性交罪もそうですし、あと性同意年齢の引上げも含めて、いろいろ議論がなされています。

議論が分かれているもの自体を先送りするというのは一つの手法ですが、まさしく社会的なニーズというか強い要望もあるものですから。

大臣が今度法制審(法制審議会)に諮問されるお立場になると思いますので、意見が分かれているものであっても、社会として必要なものであるということであれば是非とも法制審(法制審議会)の審議課題にのせていただきたいという要望ですけれども、いかがですか。

——————————————————–

2021年3月10日 上川陽子 法務大臣

失礼いたしました。
先ほど私、検討会(性犯罪に関する刑事法検討会)の議論について二巡目というふうに申し上げましたけれども、三巡目に入っているということでございますので、訂正させていただきたいと思います。

法制審議会の諮問の内容につきましては、これも検討会(性犯罪に関する刑事法検討会)の結果を踏まえてということではありますが、この問題につきまして総合的にこれまで取り組んできておりますので、ここで、この問題は議論足らずなのでというようなことにならないような、そういうものに検討会(性犯罪に関する刑事法検討会)でしていただきたいなと実は思っております。

また、法制審議会の方でも幅広く検討していただけるような、そうした環境整備については努めてまいりたいと思います。

——————————————————–

2021年3月10日 寺田学 衆議院議員(立憲民主党)

議論が多く分かれるとは思うんです。
刑法学者、刑法の専門の方々にしてみると、及び検察の方、弁護士の方々、法律に本当にたけている方々にしてみると、どういうふうにして実態として運用するのかということが念頭にありながら組み立てていくんですけれども、やはりそれだけじゃ、やはり全てのニーズ、ニーズというか状況自体を把握するということができないと思うので、私は被害者団体の方々にはしっかり会っていただきたいというふうに思っています。
(後略。)

(後略。)
——————————————————–

寺田学議員の
意見が分かれているものであっても、社会として必要なものであるということであれば是非とも法制審(法制審議会)の審議課題にのせていただきたい
との要望に対して、上川陽子法務大臣は、
法制審議会の方でも幅広く検討していただけるような、そうした環境整備については努めてまいりたい
と答えました。

上川陽子法務大臣は、現時点で意見が対立している論点につきましても、法制審議会へ諮問する意向のようです。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2020年9月29日

世間に顔だしてないから忘れられがちだけど、
私AV強要の件以来、週刊文春の件以来まだまだずっと戦ってるから。

(再掲。取りまとめ報告書(案)
いわゆるアダルトビデオへの出演の強要については、性的行為と撮影行為が密接不可分の関係にあり、性的行為の同意の有無に疑念が生ずる事例が含まれていることから、まずは、強制性交等罪や準強制性交等罪の適用の問題として、暴行・脅迫や心神喪失・抗拒不能の要件についての議論を踏まえることが必要であるし、ひそかに撮影する類型や強制性交等の犯行状況を撮影する類型等について議論した上で、更に別の要件を設ける必要があるかを検討すべきであるといった意見が述べられた

AV出演強要の処罰に関しては反対意見が存在しません。
強姦罪(強制性交等罪)や準強姦罪(準強制性交等罪)が適用されることを期待しています。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

先日、本村伸子衆議院議員は国会で、AV出演強要を質しました。法務省内でも処罰が論議されています。香西咲さんたち被害者はかつての輝きをとりもどすことができます

9日前(2021年4月8日)のことです。
参議院で、田村智子参議院議員が、AV出演強要を取り上げました。

(参考)

動画 参議院インターネット審議中継)

2021年4月8日
 参議院 内閣委員会

全文につきましては、過日の当ブログをご覧ください。

(参考。当ブログ)
2021年4月14日
——————————————————–

同日(2021年4月8日)、衆議院でも、AV出演強要に関する質疑と応答がありました。
AV出演強要問題を質(ただ)したのは、本村伸子衆議院議員です。

(参考)

動画 衆議院インターネット審議中継)

2021年4月8日
 衆議院 総務委員会

衆議院の総務委員会におけるAV出演強要のやりとりを文字にさせていただきます。

2021年4月8日 衆議院 総務委員会
AV出演強要

(2021年4月8日 動画 衆議院インターネット審議中継「衆議院 総務委員会」より。)

(※音声の文字化は、筆者。)

2021年4月8日 本村伸子 衆議院議員(日本共産党)

実際にですね、AVの出演強要問題など、性暴力被害者支援に大変ご尽力をされておりますNPO法人のぱっぷす(PAPS)さんですねー
ポルノ暴力と性暴力を考える会ー
ぱっぷす(PAPS)さんが、海外のデリバリーネットワークに要請をしたんですけれども、回答があって、
「ネットワークプロバイダであることに注意してください」
と。
「わたしたちはホスティングプロバイダではありません」
「お客様のコンテンツを管理していません」
と、要請に応じてもらえなかったそうでございます。

で、海外をふくめ、深刻な性暴力被害の画像の削除ができるようにですね、被害者を救済できるしくみをつくっていただきたい、と思いますけれども、大臣、お願いしたいと思います。

——————————————————–

2021年4月8日 竹内芳明 総務省 総合通信基盤局長

お答えいたします。

さまざまな権利侵害についての事案が出てきてございます。

サービスを提供する側のネットワークサービスも多様化してきております。

そうした被害の実態というものも把握をいたしながら、どういった対応が効果的であるのか。
どのように対応していくか。
ということについては、ひきつづき、有識者会合の場においてですね、関係者の英知を結集して議論を進めてまいりたいと考えております。

——————————————————–

2021年4月8日 本村伸子 衆議院議員(日本共産党)

被害をうけた方々にとって、今回、非訟手続ということもあるんですけれども、裁判所での手続きをするということは、かなりのハードルになってまいります。
今回の法改正で、非訟手続が創設されたことによって、それ待ちになってはいけない、と。
人権侵害をおこなった発信者の、裁判ではない、任意のプロバイダからの情報開示が後退するようなことがあってはならない、というふうに考えております。
人権侵害をおこなった発信者の――プロバイダの裁判ではない――任意の情報開示、被害者の救済のとりくみがいっそう進められるようにしなければならない、と思いますけれども、ご答弁をお願いしたいとおもいます。

——————————————————–

2021年4月8日 竹内芳明 総務省 総合通信基盤局長

お答えいたします。
総務省では、昨年(2020年)9月に策定いたしました政策パッケージにおきまして、裁判外開示の促進について取り組んでいく、こととしています。

具体的には、事業者による開示要件の判断に資するよう
「プロバイダに助言をおこなう民間相談機関の充実」、
「裁判手続きにおける開示要件に該当すると判断された判例などをガイドラインに集積すること」
等の民間事業者におけるとりくみを総務省として支援していくこととしております。

この点、通信事業者の団体であります一般社団法人セーファーインターネット協会において設置されました有識者会議におきまして、任意開示の促進に向けた施策の検討がおこなわれており、その結果、今月(2021年4月)5日に、権利侵害明白性ガイドラインが策定、公表されたところでございます。

また、本ガイドラインに対する理解を深めるため、プロバイダからの本ガイドラインに対する相談を受け付ける相談窓口が設置された、と承知しております。

総務省としてはひきつづき、こうした民間事業者におけるとりくみを支援してまいりたい、と考えております。

——————————————————–

2021年4月8日 本村伸子 衆議院議員(日本共産党)

はい、資料の6番をみていただきたいいんですけれども。

これは総務省所管の違法・有害情報相談センターに寄せられたAV出演強要に関する相談者の数なんですけれども。

2018年度、4人。
2019年度、4人。
そして2020年度、4月から12月で、2人、ということですけれども。

しかし、2018年4月から2021年3月29日までに削除が確認されたURLの数は、11,331件なんです。

こういう再拡散した性的画像記録っていうのは、くりかえし投稿され、拡散され、被害が長期化になる、ということになってまいります。

で、その都度ですね、裁判をー
裁判所を通じて対応しなければならない、ということであれば、被害者の金銭的負担は増大をいたします。

くりかえし投稿、再拡散した性的画像記録について、被害者が金銭的負担なく救済される仕組みをつくるべきだというふうに思います。

大臣の見解をうかがいます。

また、AV被害の性的画像記録について、未来永劫拡散されてしまうことをふせぐためにですね、被害者救済のために削除制度の創設が必要だ、というふうに思いますけれども、見解を法務省にもうかがいたいと思います。

——————————————————–

2021年4月8日 竹内芳明 総務省 総合通信基盤局長

お答えいたします。

先ほど申し上げましたように、総務省といたしましては、政策パッケージにもとづきまして、この発信者情報開示による対応、あるいは、事業者の自主的なとりくみによる削除、あるいは裁判外での任意の発信者情報の開示、さまざまなとりくみを総合的に推進してまいりたい、というふうに考えております。

委員ご指摘の、裁判外でですね、しっかりと取り組みを事業者が進めやすい環境をつくって、被害者救済の迅速な解消、っていうことに取り組んできた、という点については、問題意識を共有いたしますが。
どういうふうにこれを取り組んでいくのか、具体的な手法をふくめてですねー
たとえば、最近では、事業者によってはAIを活用してですね、検知をし、被害が明白な場合には削除をしていくという取り組みも一定程度、進んできております。

こうしたー
あのー
これは、あの、どういう分野の被害かということはさておきですね、そういうAIを活用して、そういった技術も進んできておりますし、一定程度、実装も進んできております。

こういったものを今後、どのようにー
こういったプラクティス(取り組み)を水平展開していくのか。

そして、こうした取り組みだけで、仮に、不十分、というような判断がなされた場合に、制度的にどういうことを考えるのか。
全体のバランスもとれた議論をしていくことが重要、と考えております。

被害の広がりに対して、官民をあげてですね、しっかり取り組んでいくことが重要だ、とわたくしどもとしてもじゅうぶん認識をいたしております。

——————————————————–

2021年4月8日 菊池浩 人権擁護局長

お答えいたします。

法務省の人権擁護機関があつかう人権侵犯事件のなかには、過去に、私事性的画像記録に関する被害申告をした被害者から、再度、同様の投稿について被害申告をされることがあります。

このような場合には、過去の事案の調査結果をも活用することによりまして、効率的に調査をおこない、迅速に違法性の判断をおこなうことができるものと認識をしております。

法務省の人権擁護機関といたしましては、このような調査の効率化等により、私事性的画像記録に関する被害の深刻に対し、すみやかに対応できるようにしてまいりたいと考えております。

——————————————————–

2021年4月8日 本村伸子 衆議院議員(日本共産党)

被害者の迅速な救済がですね、とられるように、ひきつづき、また質問でとりあげたい、というふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。

——————————————————–

上述のとおり、本村伸子議員は、
AV被害の性的画像記録について、未来永劫拡散されてしまうことをふせぐためにですね、被害者救済のために削除制度の創設が必要だ、というふうに思います
とうったえました。
AV出演強要などの「性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方」につきましては、現在、法務省の検討会で論議がおこなわれています。

(参考。当ブログ)
<性犯罪に関する刑事法検討会におけるAV出演強要処罰の論議>
2021年3月5日

検討会は先日(2021年4月12日)、一定の方向性をしめしました。
検討会が公表した取りまとめ報告書(案)を参照します。

性犯罪に関する刑事法検討会

(2021年4月12日 性犯罪に関する刑事法検討会「取りまとめ報告書(案)」より引用。)

2021年4月12日 「性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方」(小括)

今後の検討に当たっては、性的姿態を撮影する罪の創設とともに、これにより生成された画像の没収(消去)を可能にする規定を設ける場合には、付加刑の没収として、データが保存された原本からデータが複製・移転された複写物についても没収(消去)ができるよう、データの複製・加工の容易性や原本との同一性にも留意しつつ、具体的な規定の在り方について更に検討がなされるべきである。

本村伸子議員のこのたびの質疑は、時宜(じぎ)にかなったものでした。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

——————————————————–

そう遠くない将来、画像の削除が可能となる規定がつくられることでしょう。
香西咲さんたちAV出演強要の被害者の方々は、かつての輝きをとりもどすことができます。
あともうすこしです。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

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【法務省の刑法改正を審議する検討会の「取りまとめ報告書(案)」】(その2)。順調に推移しています。香西咲さんたちを蹂躙したやつらはかならず処罰されます

4日前の2021年4月12日のことです。
刑法改正を審議している性犯罪に関する刑事法検討会は、これまでの議論を集約した最終報告案を公表しました。
検討会としての意思表示です。
これを読むと、今後の動向がわかります。
その翌日(2021年4月13日)、当ブログは、この最終報告案に関する記事を書きました。
自分では、公開した、と思っていました。
1日経って、公開していないことに気づきました。
すぐに、2021年4月13日の日付で公開しました。

(参考。当ブログ)
2021年4月13日

2021年4月13日の記事の存在を知らないかたがいらっしゃると思います。
本日、再掲させていただきます。

(再掲。2021年4月13日のブログ)

昨日(2021年4月12日)、法務省による第15回性犯罪に関する刑事法検討会が開催されました。

(参考。性犯罪に関する刑事法検討会
<開催状況>
第1回(2020年6月4日)※議事録公開
第2回(2020年6月22日)※議事録公開
第3回(2020年7月9日)※議事録公開
第4回(2020年7月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第5回(2020年8月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第6回(2020年9月24日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第7回(2020年10月20日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第8回(2020年11月10日)※議事録公開
第9回(2020年12月8日)※議事録公開
第10回(2020年12月25日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第11回(2021年1月28日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第12回(2021年2月16日)※議事録公開
第13回(2021年3月8日)※議事録準備中
第14回(2021年3月30日)※議事録準備中
第15回(2021年4月12日)※議事録準備中
・第16回(2021年5月21日開催予定)

昨日(2021年4月12日)の会議で、どのようなことが話し合われたのでしょうか。
議事概要を確認します。

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事概要」より、引用。)

2021年4月12日 議事概要

第15回会議では、
〇 取りまとめ報告書(案)について議論が行われ、
〇 起訴状等における被害者等の氏名の取扱いの検討状況について報告された。

(再掲。議事概要)
取りまとめ報告書(案)について議論

昨日(2021年4月12日)は、「取りまとめ報告書(案)」の審議がおこなわれたようです。
ちなみに、刑法改正の議論は、このあと、性犯罪に関する刑事法検討会から法制審議会の場へうつります。

(参考)
<刑法改正の審議>
性犯罪に関する刑事法検討会
  
法制審議会
  
③国会で採決

(参考。東京新聞。2020年3月31日)
「不同意性交罪 是非を議論へ 法務省、性犯罪検討会」

<一部分を抜粋>
2020年3月31日 東京新聞

性犯罪に関する刑事法検討会は)被害者に対する「暴行・脅迫」行為がなくても、同意がない性交だと認識できれば処罰する「不同意性交罪」の是非などを議論する見通し。

法改正が必要と判断すれば、法相が法制審議会に諮問する。

(再掲。東京新聞)
法改正が必要と判断すれば、法相が法制審議会に諮問する

以前、同検討会の山本潤委員はインターネットの番組でつぎのように語りました。

(2020年12月15日 ポリタスTV「抗拒不能要件はなくなるのか?|法務省で行われている性犯罪関連の刑法改正議論の現在地と、2017年改正で積み残された4つの課題について」より、引用。)

<01:22:16のあたりから>
2020年12月15日 山本潤 委員(一般社団法人Spring代表理事)

検討会がおわったら法制審議会にうつっていって、改正されないことはないのではないかな、と思うんですよね。

——————————————————–

このたびの「取りまとめ報告書(案)」で、気になるのは、AV出演強要も関係している
性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方
のとりあつかいです。
はたして、取りまとめ報告書(案)のなかに、「AV出演強要」ということばは記載されているのでしょうか。
もしもこのことばがなければ、AV出演強要を処罰する件は消滅した、ということになります。
思い出すのは、前回の刑法改正のさいに話題となった性交同意年齢の引き上げです。
このときも、法制審議会の前段の性犯罪の罰則に関する検討会において、性交同意年齢の引き上げの件が話し合われました。
その後、法制審議会の席で、性交同意年齢の引き上げは論議されませんでした。
そのときの事情を法務省の刑事局長はつぎのように語っています。

2017年2月22日 衆議院 予算委員会第三分科会

(2017年2月22日 衆議院 予算委員会第三分科会「会議録」より、引用。)

2017年2月22日 林眞琴 法務省 刑事局長

刑法の強姦罪につきまして、暴行または脅迫を用いることが構成要件とされていない年齢、今、性交同意年齢とかそのようなことで言われますけれども、この年齢の引き上げにつきまして、これまでの議論の経過及び今後の予定について申し上げます。

委員御指摘のとおり、昭和47年当時は、刑法を全面改正するという観点でこの部分が議論されたわけでございますが、近年に至りましては、法務省におきましても性犯罪の罰則に関する検討会というものがございました。

それに引き続いて法制審議会の審議というのがあるわけでございますが、この性犯罪の罰則に関する検討会でも、やはりこの年齢の問題は議論をされたわけでございます。

この点について、その検討会(性犯罪の罰則に関する検討会)では、13歳以上であっても中学生等は保護が必要であるという理由から、この年齢を引き上げるべきであるという意見があった一方で、これに対しまして、引き上げに係る年齢の被害者について、本当に一律に性交についての同意能力がないと言えるのかどうか、あるいはないと擬制できるのかどうか疑問である、こういった意見、あるいは、仮に15歳未満や16歳未満に年齢を引き上げるとすれば、児童の性的な保護、安全というものを刑法の性犯罪の保護法益に導入することになるなどとして、これに対しての慎重な意見というものがありまして、いずれかの意見が大勢を占めるには至らなかったわけでございます。

その結果、法務省におきましては、その検討会(性犯罪の罰則に関する検討会)を踏まえた上で、法制審議会に性犯罪に対処するための刑法一部改正についての諮問を行って答申を得ているわけでございますけれども、その中では、事前に行われました性犯罪の罰則に関する検討会年齢の引き上げをすべきという意見が多数を占めることはなかったことから、法制審議会への諮問においてはこの点については諮問に至らず、法制審議会においては主な議論の対象とならなかったものでございます。

法務省といたしましては、今般、刑法の一部を改正する法律案ということで、性犯罪の罰則の見直しについての法案を国会に提出すべく準備中でございますが、御指摘の年齢の引き上げの問題、これについては、現在この法改正の中には含めておりませんし、現時点で、今後これを法改正に向けて議論するという予定は持っておりません
(※2017年2月22日の衆議院予算委員会第三分科会での答弁)

——————————————————–

(再掲。林眞琴 法務省刑事局長。2017年2月22日)
事前に行われました性犯罪の罰則に関する検討会で年齢の引き上げをすべきという意見が多数を占めることはなかったことから、法制審議会への諮問においてはこの点については諮問に至らず、法制審議会においては主な議論の対象とならなかったものでございます

AV出演強要問題は法制審議会へ諮問されるのでしょうか。
昨日(2021年4月12日)公開された取りまとめ報告書(案)をみてみます。

2021年4月12日 取りまとめ報告書(案)

<39ページ>

(8)性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方
ア 処罰規定
他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為や画像を流通させる行為を処罰する規定を設けるべきか

(ア) 議論の概要
他人の性的な姿態を撮影する行為のうち、処罰規定を設けるべきかを検討する対象行為として、
ア.強制性交等などの犯行の場面を撮影する行為、
イ.被害者に気付かれずに撮影する行為、

ウ.アダルトビデオへの出演の強要など欺罔や威迫によって同意させた上で撮影する行為、

エ.ユニフォーム姿のスポーツ選手の胸部や臀部を殊更にアップにして撮影したり、脚を開くなどの特定の姿勢を撮影したりする行為、
オ.街で子供に声を掛けて水着姿やブルマ姿の姿態を撮影する行為
が挙げられ、これらのうち、どのような行為を処罰することとし、処罰対象とすべき行為をどのように規定するかについて、保護法益の捉え方、いわゆる迷惑防止条例や私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律との関係等を含めて議論を行った。

また、撮影行為のほか、撮影された画像を流通させる行為などを処罰することの要否・当否についても議論を行った。

<41ページ>

また、前記(ア)ウのアダルトビデオへの出演の強要について、
⑦ だまして撮影場所に連れ込まれ、恐怖や困惑の中で撮影に応じざるを得ない状況に追い込まれて性的姿態を撮影される場合があるといった意見が述べられた

が、これに対しては、

⑧ いわゆるアダルトビデオへの出演の強要については、性的行為と撮影行為が密接不可分の関係にあり、性的行為の同意の有無に疑念が生ずる事例が含まれていることから、まずは、強制性交等罪や準強制性交等罪の適用の問題として、暴行・脅迫や心神喪失・抗拒不能の要件についての議論を踏まえることが必要であるし、ひそかに撮影する類型や強制性交等の犯行状況を撮影する類型等について議論した上で、更に別の要件を設ける必要があるかを検討すべきであるといった意見が述べられた。

AV出演強要は、このたびの取りまとめ報告書(案)に明記されました。
法制審議会へ諮問されることは必定です。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2020年9月29日

世間に顔だしてないから忘れられがちだけど、
私AV強要の件以来、週刊文春の件以来まだまだずっと戦ってるから。

(再掲。取りまとめ報告書【案】。2021年4月12日)
アダルトビデオへの出演の強要については、性的行為と撮影行為が密接不可分の関係にあり、性的行為の同意の有無に疑念が生ずる事例が含まれていることから、まずは、強制性交等罪や準強制性交等罪の適用の問題
ひそかに撮影する類型や強制性交等の犯行状況を撮影する類型等について議論した上で、更に別の要件を設ける必要があるかを検討すべきである

文面からは、AV出演強要犯は漏らさずに処罰すべき、といった感じがつたわってきます。
議論は法制審議会の場へうつります。

——————————————————–

本日の記事はここから

上述のとおり、このあとの審議は法制審議会へうつります。
簡単に、4年前(2017年)の刑法改正のときの流れを確認します。
4年前(2017年)の国会で、法務省の刑事局長はつぎのように答弁しました。

2017年6月7日 動画 衆議院インターネット審議中継「法務委員会」

(※詳細につきましては、2019年8月16日の当ブログをご覧ください。)
音声の文字化は、筆者。)

2017年6月7日 林真琴 法務省 刑事局長 

はい、近年、現行法の性犯罪に関する罰則はかならずしも、その、現在の性犯罪の実態に即したものになっていない、という指摘がなされておりました。
そこで、性犯罪の実情等に鑑みまして、この事案の実態に即した対処をすることができるようにするため、今回の所要の法整備をおこなうものでございます。
経緯でございますけれども、今回の改正に当たりましては、まず、平成26年(2014年)10月から、刑事法研究者、法曹三者そして被害者支援団体関係者などからなります性犯罪の罰則に関する検討会を開催して、検討をおこないました。
その検討結果をふまえまして、平成27(2015年)年10月に法制審議会に諮問をおこないまして、平成28年(2016年)9月に法制審議会から答申がなされましたので、この答申をふまえまして、法務省におきまして必要な検討、準備をおこない、本法案の提出にいたったものでございます。

——————————————————–

2017年6月7日 林真琴 法務省 刑事局長 

そして、平成26年(2014年)10月から当省において開催いたしました性犯罪の罰則に関する検討会における検討、あるいはその後の法制審議会における調査審議におきましても、強姦罪の法定刑の下限を引き上げるべきである、という意見が多数を占めたところでございます。

——————————————————–

ちなみに、現在審議されているAV出演強要犯の処罰につきましては、処罰に反対する意見が存在しません。

(参考。当ブログ)
<性犯罪に関する刑事法検討会におけるAV出演強要処罰の論議>
2021年3月5日

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年2月27日

#青木亮 に関しては
週刊文春に始まり、霞ヶ関、警察庁…
#AV強要 加害者としての理解は広まって参りました。
#労働者派遣法違反 以外の罪も償って頂きたいと私は一生涯思い続ける事でしょう。

AV出演強要犯に適用されるのは、強姦罪(強制性交等罪)や準強姦罪(強制性交等罪)か、それとも新設される刑罰か。
今後は、法制審議会の論議に注目があつまります。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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朗報です。ゴーン被告の元弁護人の高野隆弁護士が、自身の民事裁判で敗訴しました。香西咲さんたちAV出演強要の被害者の方々も泣き寝入りをしなければ道は開けます

昨日(2021年4月14日)、東京地裁はある民事事件の訴訟において、原告勝訴、の判決を言い渡しました。
当該裁判で勝訴したのは、海野さん(仮名)です。
被告の高野隆弁護士は敗訴しました。
海野さん(仮名)は当ブログでもおなじみのかたです。

(参考。当ブログ)
<海野さん(仮名)がおこなったAV弁護士に対する懲戒申し立て>
2020年11月17日
2020年11月21日
2020年11月22日
2020年11月23日

昨年(2020年)、海野さん(仮名)は、ゴーン被告の弁護人をしていた高野隆弁護士をうったえました。
事の経緯を時系列でみてみます。

高野隆弁護士が民事訴訟で敗訴するまでの経緯

昨年(2020年)の1月4日のことです。
高野隆弁護士は自身のブログで、日本から逃亡したゴーン被告について言及しました。
高野弁護士は、ゴーン被告の弁護人をしていました。

2020年1月4日 刑事裁判を考える:高野隆@ブログ

(2020年1月4日 「彼が見たもの」より、引用。)

2020年1月4日 高野隆 弁護士

私の依頼人カルロス・ゴーン氏は、2019年12月29日、保釈条件を無視して、日本を密出国した。

(略。)

憲法や法律の条文と現実との乖離についても話した。

「・・・残念ながら、この国では刑事被告人にとって公正な裁判など期待することはできない。裁判官は独立した司法官ではない。官僚組織の一部だ。日本のメディアは検察庁の広報機関に過ぎない。しかし、多くの日本人はそのことに気がついていない。あなたもそうだ。20年間日本の巨大企業の経営者として働いていながら、日本の司法の実態について何も知らなかったでしょ。」

(略。)

実際のところ、私の中ではまだ何一つ整理できていない。が、一つだけ言えるのは、彼がこの1年あまりの間に見てきた日本の司法とそれを取り巻く環境を考えると、この密出国を「暴挙」「裏切り」「犯罪」と言って全否定することはできないということである。彼と同じことをできる被告人はほとんどいないだろう。しかし、彼と同じ財力、人脈そして行動力がある人が同じ経験をしたなら、同じことをしようとする、少なくともそれを考えるだろうことは想像に難くない。

(後略。)

——————————————————–

このブログの記事を読んだ海野さん(仮名)は、高野隆弁護士が所属する第二東京弁護士会へ懲戒を申し立てました。

2020年1月17日 産経新聞

(2020年1月17日 産経新聞「高野弁護士にも懲戒請求 ゴーン被告逃亡肯定『品位に反する』」より、引用。)

2020年1月17日 産経新聞

レバノンに逃亡した日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)の弁護人を務めていた高野隆弁護士に対し、東京都内の男性から「被告の逃走を肯定する発言をブログでしたのは重大な非行」などとして第二東京弁護士会に懲戒請求が出され、同会の綱紀委員会が調査を開始したことが(2020年1月)17日、関係者への取材で分かった。弘中惇一郎弁護士にも東京弁護士会に懲戒請求が出され、既に調査が始まっている。

 高野氏はゴーン被告逃亡発覚後の(2020年1月)4日、自身のブログで「公正な裁判は期待できない」などと日本の刑事司法制度を批判した上で「彼と同じ財力、人脈、行動力がある人が同じ経験をしたなら、同じことをしようとするだろうことは想像に難くない」などと発信した。

 関係者によると、懲戒請求書では高野氏について「被告を管理監督する立場にいながら、このような発言をすることは、あまりに無責任であり、違法行為を肯定する発言であり、助長する行為。弁護士としての品位に反する行為であるのは明白」などと指摘。高野氏が逃亡に関与した疑いもあるとして同弁護士会に調査を求めた。

(後略。)

(参考。当ブログ)
2020年1月18日
——————————————————–

18日後のことです。
懲戒を申し立てられた高野隆弁護士は、常軌を逸した行動に出ました。
第二弁護士会経由で届いた海野さん(仮名)からの懲戒請求書をインターネット上に公開しました。

2020年2月4日 刑事裁判を考える:高野隆@ブログ

(2020年2月4日 刑事裁判を考える:高野隆@ブログ「懲戒請求に対する弁明書」より、引用。)

2020年2月4日 高野隆 弁護士

****氏による懲戒請求に対して私が第二東京弁護士会綱紀委員会に提出した弁明書の内容は次のとおりです。

(後略。)

(参考。当ブログ)
2020年2月11日
——————————————————–

17日後、海野さん(仮名)は、高野隆弁護士をうったえました。
産経新聞の記事を参照します。

2020年2月21日 産経新聞

(2020年2月21日 産経新聞「ブログに懲戒請求者の実名公開 高野弁護士を提訴」より、引用。)

2020年2月21日 産経新聞

レバノンに逃亡した日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)の弁護人を務めていた高野隆弁護士が、自身のブログに無断で懲戒請求者の実名を公開したのはプライバシーの侵害だとして、東京都内の男性がブログ記事の削除と150万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたことが(2020年2月)21日、分かった。提訴は(2020年2月)20日付。

訴状などによると、男性は今年(2020年)1月、高野氏について「(ゴーン)被告の逃走を肯定する発言をブログでしたのは重大な非行」などとして、第二東京弁護士会に懲戒請求。同会の綱紀委員会が調査を開始した。これに対し、高野氏は自身のブログに懲戒請求書を写した画像を掲載し、懲戒請求者として男性の実名も公開した。男性は「本来は非公表の懲戒請求書と実名が無断でインターネットに公開され、プライバシーを侵害された」と主張している。

男性の代理人を務める太田真也弁護士は「懲戒請求は非公開が原則。懲戒請求書や懲戒請求者の実名を公開するのは望ましいことではない」としている。

(後略。)

(参考。当ブログ)
2020年2月22日
——————————————————–

当ブログの冒頭でも記したとおり、昨日(2021年4月14日)、当該裁判の判決が下りました。
共同通信と産経新聞の記事を引用します。

2021年4月14日 共同通信

(2021年4月14日 共同通信「ゴーン被告の元弁護人が敗訴 懲戒請求者の著作権侵害」より、引用。)

2021年4月14日 共同通信

金融商品取引法違反罪などに問われた元日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(67)のレバノン逃亡を巡り、弁護人だった高野隆弁護士に対し、懲戒請求した東京都の男性がブログ上から請求書のデータを削除するよう求めた訴訟の判決で、東京地裁は(2021年4月)14日、著作権の侵害を認め、高野氏にデータ削除を命じた。

(後略。)

2021年4月14日 産経新聞

(2021年4月14日 産経新聞「懲戒請求書公表は『著作権侵害』 ゴーン被告の元弁護人敗訴 東京地裁」より、引用。)

2021年4月14日 産経新聞

レバノンに逃亡した日産自動車元会長、カルロス・ゴーン被告(67)の弁護人を務めていた高野隆弁護士が、自身のブログに懲戒請求者の実名や懲戒請求書の内容を無断で公開したとして、東京都内の男性がブログ記事の削除などを求めた訴訟の判決が(2021年4月)14日、東京地裁であった。佐藤達文裁判長は著作権の侵害を認め、高野氏にブログから請求書の文書ファイルを削除するよう命じた。

(後略。)

第1審で、海野さん(仮名)が勝訴しました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2020年9月29日

世間に顔だしてないから忘れられがちだけど、
私AV強要の件以来、週刊文春の件以来まだまだずっと戦ってるから。

何事も泣き寝入りをしないことが肝要であるとわかりました。
まずは泣き寝入りをしないことから始めたいものです。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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先日、田村智子参議院議員が国会で、AV出演強要について質問をしました。このたびの田村智子議員の国会質疑は、香西咲さんたちAV出演強要の被害者を鼓舞させるものです

6日前(2021年4月8日)に、参議院で、内閣委員会が開催されました。
当該委員会で、田村智子議員が、AV出演強要被害について質問しました。

(参考。動画 参議院インターネット審議中継)
2021年4月8日 参議院 内閣委員会

AV出演強要に関する質疑、応答の部分を文字にさせていただきます。

2021年4月8日 参議院 内閣委員会
AV出演強要

(2021年4月8日 動画 参議院インターネット審議中継「参議院 内閣委員会」より。)

(※音声の文字化は、筆者。)

2021年4月8日 田村智子 参議院議員(日本共産党)

つぎに、コロナ渦との関係で、警察行政についてお訊(き)きをしたいんです。
DVや児童虐待から逃れるために家を出てしまう。
仕事を失って生活に行き詰まる。
いまこういう若い女性がふえている、という指摘もあり、きびしい状況に置かれていると思います。

で、コロナの前から、10代、20代の女性たちに居場所を提供するというひとや組織が、性的搾取を目的としている、ということは、支援団体から告発されてきました。

2016年には、我が党の池内さおり議員が、衆議院内閣委員会で、正面からこの問題を取り上げましたけれども、性的被害をふせぐ警察行政は、コロナ渦でいよいよ、重要性を増していると思います。

繁華街の路上で女性に声をかけるスカウト行為ー
そこから、AV出演への強要や性風俗店へのあっせん行為にもつながっています。
警察庁として、コロナ渦でどのような問題意識をもち、スカウト行為に対するとりしまりをおこなっているのでしょうか?

——————————————————–

2021年4月8日 小田部耕治 警察庁 生活安全局長

お答えいたします。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、女性の雇用や所得にも影響が及ぶなか、女性の弱みに乗じて敢行される犯罪について危惧されるところでございます。

ご指摘のスカウト行為につきましては、アダルトビデオの出演強要や、性風俗店での稼働につながるものであり、警察としましては迷惑防止条例、職業安定法、軽犯罪法等を適用してとりしまりをおこなっているところでございます。
ひきつづき厳正なとりしまりをおこなってまいりたい、と考えております。

——————————————————–

2021年4月8日 田村智子 参議院議員(日本共産党)

福岡県警は昨年(2020年)7月に、スカウト行為の一斉とりしまりもおこなった、ということなんですね。
これ、県迷惑条例違反で逮捕がされているんですけど。
コロナで仕事を失った女性に仕事を紹介しようと思った、という供述も報道されています。

わたしの事務所で新聞報道をざっと調べたところ、昨年(2020年)4月の緊急事態宣言後、スカウト行為の逮捕事例のなかに、都道府県の迷惑条例違反だけでなく、職業安定法違反容疑、という事案がいくつかみられました。

資料の1枚目ー
昨年(2020年)7月、埼玉県大宮署で、スカウト会社の役員ら6人が職安法違反で逮捕されていますけれども、これはどのような案件か簡潔にお願いします。

——————————————————–

2021年4月8日 小田部耕治 警察庁 生活安全局長

お答えいたします。
お訊(たず)ねの事件につきましては、被疑者らが同じスカウトグループに所属するものが、スカウトした女性を不特定の男優と性交等をする映像作品に出演するアダルトビデオ女優として雇用させる目的で、アダルトビデオプロダクションの代表者に対し、同女性をアダルトビデオ女優として紹介して、これを雇用させ、以(もっ)て公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で職業紹介をおこなった事件である、と承知しております。

——————————————————–

2021年4月8日 田村智子 参議院議員(日本共産党)

今年(2021年)2月には、東京都世田谷区でもスカウト会社社長ら8人の男性が職安法違反で逮捕されています。

職安法第63条は、「公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で、職業紹介、労働者の募集若しくは労働者の供給を行つた者又はこれらに従事した者」に対して、「1年以上10年以下の懲役又は20万円以上300万円以下の罰金に処する」と定めています。

この職安法違反でのスカウト行為の摘発について、直近の集計をお答えください。

——————————————————–

2021年4月8日 小田部耕治 警察庁 生活安全局長

都道府県警察からの報告によれば、令和元年中、アダルトビデオの出演や性風俗店での稼働にかかるスカウト行為につきまして、公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で職業紹介をおこなった、として、職業安定法違反で検挙しているものは6件でございます。

——————————————————–

2021年4月8日 田村智子 参議院議員(日本共産党)

2019年、6件、ということなんですけども。
わたしね、もっと本気でとりしまれば、もっと被害を防ぐことはできるのではないだろうか、と思えるんですよ。

職安法にある「公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務」というのは、個別の判断、ということなんですけれども、判例をみてみても、アダルトビデオへの出演、デリヘルへの仕事のあっせん、というのは、対象になっているんですね。

芸能プロダクションだ、と言って、女性をスカウトし、アダルトビデオへの出演を強要する、という事例は後を絶ちません。

スカウトする側が、AVへの出演である、ということを知りながら、それを隠してスカウトすることは、職安法違反として摘発することができる、っていうことなんですよね。

これ、大変重要だ、と思うんです。
スカウト行為は、都道府県迷惑防止条例でのとりしまり、というのもやられていますけれども。
これも大切なんですけれども。
これ、規制の対象に、地域によってばらつきがあるんですよ。

で、職安法違反は全国でのとりしまりが可能なんです。
警察庁としても、職安法違反での摘発事例を共有し今後のとりしまりに生かしていく、ということがもとめられていると思いますけれども、いかがですか?

——————————————————–

2021年4月8日 小此木八郎 国家公安委員長

本人の意に反してアダルトビデオに出演をさせられたり、性風俗店で稼働させられたりすることにつながりかねないスカウト行為については、女性の安全で安心な暮らしの基盤を揺るがす重大な問題である、とまず認識しています。

警察においては、もう委員、おっしゃったとおりですが、こうしたスカウト行為に対し、迷惑防止条例によるとりしまりのほか、職業安定法等の法令を適用してとりしまりを推進しておりますけれども、今後ともひきつづき各都道府県警察において検挙事例をふくめ、必要な情報を共有しつつ、厳正なとりしまりがおこなわれるよう、警察を、わたしとしても指導してまいります。

——————————————————–

2021年4月8日 田村智子 参議院議員(日本共産党)

それで、あの、本人が同意した契約書もあるんだ、って言われてしまって、本当に多くの女性たちが泣き寝入りのような状態にもおかれているんですよね。
長時間、その場に拘束するようなことをして、もう契約書を書かざるをえないような状況に追い込んでいって。
で、
「契約書があるのになんであなた断るんだ」
っていうふうにどんどん追い詰められていく、っていう事例があるんですよ。

だけど、スカウトする側があらかじめ、AVへの出演をさせる、っていう目的を持っていたら、これ、もう、違反事例になる、っていうことなんですよね。

騙して連れて行った。
違反事例として摘発ができる、ということなんですよ。

ですから、あの、これですね、あの、ぜひね、知らせてほしい、と思うんですね。
そういうことを。

これ、泣き寝入りになっているような女性に対してもね、たとえ契約書があったとしても、騙されて連れて行かれていたんだとすればね、それはもう、職安法違反なんだ、と。

そうすると、その組織的にスカウトやっているようなところをですね、あの、組織的に摘発することもできる、というふうに思うんですよ。

で、あの、みてみましたら、資料の2枚目と3枚目ー
大阪府警本部のホームページでは、
実態を偽って言葉巧みに勧誘し、性風俗店で働かせたり、アダルトビデオに出演させたりする者もいます
性風俗店や、キャバクラ、アダルトビデオへの出演等で働くように勧誘するスカウト行為は、違法であり安易に応じたり、連絡先を教えないようにしてください
と、違法なスカウト行為の注意喚起をしています。

コロナ渦で、職業安定法違反にもなるんだ、ということも書かれているんですね。

ぜひ、このね、スカウト行為のこうした逮捕事例ー
広く知らせていく。
で、被害を未然に防ぐ。
これ、必要だと思います。

で、あの、すでにね、出演を強要をされてしまった被害者も、告発をする、という、背中を押す、ということにもなっていく、というようにも思います。

特に10代や20代の女性にそういう情報が届くようなやりかたということも検討しながらお願いしたいと思うんですけど、いかがでしょうか?

——————————————————–

2021年4月8日 小此木八郎 国家公安委員長

あの、おっしゃったように、そのような行為の被害者にも加害者にもならないようにするための広報、啓発活動の推進はきわめて重要だと思います。
警察では、たとえば繁華街において、スカウト行為に対する警告の放送を流すこと。
駅構内のスカウト行為に対する警告の横断幕を設置すること。
スカウトには応じない旨を啓発するためのキャンペーン活動や、大学での講演をおこなうこと等の活動をおこなっております。
今後とも、工夫を凝らしながらも広報、啓発活動に取り組むよう警察を指導してまいります。

——————————————————–

2021年4月8日 田村智子 参議院議員(日本共産党)

先ほど、あの、事例であげましたね、あの福岡県の一斉検挙のなかでは、実は、スカウトする側に10代の男性、っていうのもいたんですよ。
逮捕された側に、10代の男性、っていうのがいたんですね。

わたし、やっぱり、職安法が懲役刑もふくめて刑罰の対象にしている、ということをー
これ、あの、女性だけでなく、男性の側にも、わたし、知らせていくことが必要だ、と思うんですね。
そういう行為をしたらあなたは懲役刑に処される可能性だってあるんだよ、と。
そうやって、若い男性たちも、スカウト行為にこうかかわっていかないような二重の意味での防犯の効果というのがある、と思うんです。

特に、コロナ渦の生活苦、ということもある。
そして、また、新学期がはじまって、東京都とかね、その繁華街のところに出てきてそういう被害に遭いやすい状況がいまあるだけにですね、ぜひ急いでそうした周知、広報などもおこなっていただきたい。
このことを要求いたしまして、質問をおわります。

(2021年4月8日 動画 参議院インターネット審議中継「参議院 内閣委員会」より。)
——————————————————–

(再掲。田村智子議員)
芸能プロダクションだ、と言って、女性をスカウトし、アダルトビデオへの出演を強要する、という事例は後を絶ちません

本人が同意した契約書もあるんだ、って言われてしまって、本当に多くの女性たちが泣き寝入りのような状態にもおかれているんですよね

スカウトする側があらかじめ、AVへの出演をさせる、っていう目的を持っていたら、これ、もう、違反事例になる、っていうことなんですよね。騙して連れて行った。違反事例として摘発ができる、ということなんですよ

泣き寝入りになっているような女性に対してもね、たとえ契約書があったとしても、騙されて連れて行かれていたんだとすればね、それはもう、職安法違反なんだ、と

すでにね、出演を強要をされてしまった被害者も、告発をする、という、背中を押す、ということにもなっていく、というようにも思います

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

——————————————————–

田村智子議員は、女性をAVに勧誘しているスカウトを職業安定法違反で処罰せよ、とうったえました。
プロダクションやメーカーのやつらにつきましては、そう遠くない将来、強姦罪や準強姦罪等が適用されることでしょう。
AVスカウトにつきましては、田村智子議員がおっしゃるとおり、全員、職業安定法違反で捕獲してほしいものです。

(再掲。田村智子議員)
スカウトする側があらかじめ、AVへの出演をさせる、っていう目的を持っていたら、これ、もう、違反事例になる、っていうことなんですよね。騙して連れて行った。違反事例として摘発ができる、ということなんですよ

泣き寝入りになっているような女性に対してもね、たとえ契約書があったとしても、騙されて連れて行かれていたんだとすればね、それはもう、職安法違反なんだ、と

すでにね、出演を強要をされてしまった被害者も、告発をする、という、背中を押す、ということにもなっていく、というようにも思います

このたびの田村智子議員の国会質疑は、AV出演強要の被害者の方々を鼓舞させるものでした。
被害者の方々におかれましては、泣き寝入りをすることなく、犯罪を告発してほしいものです。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

昨日、法務省の刑法改正を審議する検討会は、取りまとめ報告書(案)を公開しました。香西咲さんたちのAV出演強要問題は、法制審議会へ諮問されるのでしょうか

昨日(2021年4月12日)、法務省による第15回性犯罪に関する刑事法検討会が開催されました。

(参考。性犯罪に関する刑事法検討会
<開催状況>
第1回(2020年6月4日)※議事録公開
第2回(2020年6月22日)※議事録公開
第3回(2020年7月9日)※議事録公開
第4回(2020年7月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第5回(2020年8月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第6回(2020年9月24日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第7回(2020年10月20日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第8回(2020年11月10日)※議事録公開
第9回(2020年12月8日)※議事録公開
第10回(2020年12月25日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第11回(2021年1月28日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第12回(2021年2月16日)※議事録公開
第13回(2021年3月8日)※議事録準備中
第14回(2021年3月30日)※議事録準備中
第15回(2021年4月12日)※議事録準備中
・第16回(2021年5月21日開催予定)

昨日(2021年4月12日)の会議で、どのようなことが話し合われたのでしょうか。
議事概要を確認します。

(2021年4月12日 第15回性犯罪に関する刑事法検討会「議事概要」より、引用。)

2021年4月12日 議事概要

第15回会議では、
〇 取りまとめ報告書(案)について議論が行われ、
〇 起訴状等における被害者等の氏名の取扱いの検討状況について報告された。

(再掲。議事概要)
取りまとめ報告書(案)について議論

昨日(2021年4月12日)は、「取りまとめ報告書(案)」の審議がおこなわれたようです。
ちなみに、刑法改正の議論は、このあと、性犯罪に関する刑事法検討会から法制審議会の場へうつります。

(参考)
<刑法改正の審議>
性犯罪に関する刑事法検討会
  
法制審議会
  
③国会で採決

(参考。東京新聞。2020年3月31日)
「不同意性交罪 是非を議論へ 法務省、性犯罪検討会」

<一部分を抜粋>
2020年3月31日 東京新聞

性犯罪に関する刑事法検討会は)被害者に対する「暴行・脅迫」行為がなくても、同意がない性交だと認識できれば処罰する「不同意性交罪」の是非などを議論する見通し。

法改正が必要と判断すれば、法相が法制審議会に諮問する。

(再掲。東京新聞)
法改正が必要と判断すれば、法相が法制審議会に諮問する

以前、同検討会の山本潤委員はインターネットの番組でつぎのように語りました。

(2020年12月15日 ポリタスTV「抗拒不能要件はなくなるのか?|法務省で行われている性犯罪関連の刑法改正議論の現在地と、2017年改正で積み残された4つの課題について」より、引用。)

<01:22:16のあたりから>
2020年12月15日 山本潤 委員(一般社団法人Spring代表理事)

検討会がおわったら法制審議会にうつっていって、改正されないことはないのではないかな、と思うんですよね。

——————————————————–

このたびの「取りまとめ報告書(案)」で、気になるのは、AV出演強要も関係している
性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方
のとりあつかいです。
はたして、取りまとめ報告書(案)のなかに、「AV出演強要」ということばは記載されているのでしょうか。
もしもこのことばがなければ、AV出演強要を処罰する件は消滅した、ということになります。
思い出すのは、前回の刑法改正のさいに話題となった性交同意年齢の引き上げです。
このときも、法制審議会の前段の性犯罪の罰則に関する検討会において、性交同意年齢の引き上げの件が話し合われました。
その後、法制審議会の席で、性交同意年齢の引き上げは論議されませんでした。
そのときの事情を法務省の刑事局長はつぎのように語っています。

2017年2月22日 衆議院 予算委員会第三分科会

(2017年2月22日 衆議院 予算委員会第三分科会「会議録」より、引用。)

2017年2月22日 林眞琴 法務省 刑事局長

刑法の強姦罪につきまして、暴行または脅迫を用いることが構成要件とされていない年齢、今、性交同意年齢とかそのようなことで言われますけれども、この年齢の引き上げにつきまして、これまでの議論の経過及び今後の予定について申し上げます。

委員御指摘のとおり、昭和47年当時は、刑法を全面改正するという観点でこの部分が議論されたわけでございますが、近年に至りましては、法務省におきましても性犯罪の罰則に関する検討会というものがございました。

それに引き続いて法制審議会の審議というのがあるわけでございますが、この性犯罪の罰則に関する検討会でも、やはりこの年齢の問題は議論をされたわけでございます。

この点について、その検討会(性犯罪の罰則に関する検討会)では、13歳以上であっても中学生等は保護が必要であるという理由から、この年齢を引き上げるべきであるという意見があった一方で、これに対しまして、引き上げに係る年齢の被害者について、本当に一律に性交についての同意能力がないと言えるのかどうか、あるいはないと擬制できるのかどうか疑問である、こういった意見、あるいは、仮に15歳未満や16歳未満に年齢を引き上げるとすれば、児童の性的な保護、安全というものを刑法の性犯罪の保護法益に導入することになるなどとして、これに対しての慎重な意見というものがありまして、いずれかの意見が大勢を占めるには至らなかったわけでございます。

その結果、法務省におきましては、その検討会(性犯罪の罰則に関する検討会)を踏まえた上で、法制審議会に性犯罪に対処するための刑法一部改正についての諮問を行って答申を得ているわけでございますけれども、その中では、事前に行われました性犯罪の罰則に関する検討会年齢の引き上げをすべきという意見が多数を占めることはなかったことから、法制審議会への諮問においてはこの点については諮問に至らず、法制審議会においては主な議論の対象とならなかったものでございます。

法務省といたしましては、今般、刑法の一部を改正する法律案ということで、性犯罪の罰則の見直しについての法案を国会に提出すべく準備中でございますが、御指摘の年齢の引き上げの問題、これについては、現在この法改正の中には含めておりませんし、現時点で、今後これを法改正に向けて議論するという予定は持っておりません
(※2017年2月22日の衆議院予算委員会第三分科会での答弁)

——————————————————–

(再掲。林眞琴 法務省刑事局長。2017年2月22日)
事前に行われました性犯罪の罰則に関する検討会で年齢の引き上げをすべきという意見が多数を占めることはなかったことから、法制審議会への諮問においてはこの点については諮問に至らず、法制審議会においては主な議論の対象とならなかったものでございます

AV出演強要問題は法制審議会へ諮問されるのでしょうか。
昨日(2021年4月12日)公開された取りまとめ報告書(案)をみてみます。

2021年4月12日 取りまとめ報告書(案)

<39ページ>

(8)性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方
ア 処罰規定
他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為や画像を流通させる行為を処罰する規定を設けるべきか

(ア) 議論の概要
他人の性的な姿態を撮影する行為のうち、処罰規定を設けるべきかを検討する対象行為として、
ア.強制性交等などの犯行の場面を撮影する行為、
イ.被害者に気付かれずに撮影する行為、

ウ.アダルトビデオへの出演の強要など欺罔や威迫によって同意させた上で撮影する行為、

エ.ユニフォーム姿のスポーツ選手の胸部や臀部を殊更にアップにして撮影したり、脚を開くなどの特定の姿勢を撮影したりする行為、
オ.街で子供に声を掛けて水着姿やブルマ姿の姿態を撮影する行為
が挙げられ、これらのうち、どのような行為を処罰することとし、処罰対象とすべき行為をどのように規定するかについて、保護法益の捉え方、いわゆる迷惑防止条例や私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律との関係等を含めて議論を行った。

また、撮影行為のほか、撮影された画像を流通させる行為などを処罰することの要否・当否についても議論を行った。

<41ページ>

また、前記(ア)ウのアダルトビデオへの出演の強要について、
⑦ だまして撮影場所に連れ込まれ、恐怖や困惑の中で撮影に応じざるを得ない状況に追い込まれて性的姿態を撮影される場合があるといった意見が述べられた

が、これに対しては、

⑧ いわゆるアダルトビデオへの出演の強要については、性的行為と撮影行為が密接不可分の関係にあり、性的行為の同意の有無に疑念が生ずる事例が含まれていることから、まずは、強制性交等罪や準強制性交等罪の適用の問題として、暴行・脅迫や心神喪失・抗拒不能の要件についての議論を踏まえることが必要であるし、ひそかに撮影する類型や強制性交等の犯行状況を撮影する類型等について議論した上で、更に別の要件を設ける必要があるかを検討すべきであるといった意見が述べられた。

AV出演強要は、このたびの取りまとめ報告書(案)に明記されました。
法制審議会へ諮問されることは必定です。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2020年9月29日

世間に顔だしてないから忘れられがちだけど、
私AV強要の件以来、週刊文春の件以来まだまだずっと戦ってるから。

(再掲。取りまとめ報告書【案】。2021年4月12日)
アダルトビデオへの出演の強要については、性的行為と撮影行為が密接不可分の関係にあり、性的行為の同意の有無に疑念が生ずる事例が含まれていることから、まずは、強制性交等罪や準強制性交等罪の適用の問題
ひそかに撮影する類型や強制性交等の犯行状況を撮影する類型等について議論した上で、更に別の要件を設ける必要があるかを検討すべきである

文面からは、AV出演強要犯は漏らさずに処罰すべき、といった感じがつたわってきます。
議論は法制審議会の場へうつります。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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【性犯罪に関する刑事法検討会 意見要旨集(第12回会議分まで)】(5)。画像の没収や消去に関して、香西咲さんたちAV出演強要の被害者は安寧を取り戻すことができます

法務省の性犯罪に関する刑事法検討会による刑法改正の審議が精力的に進められています。

(参考。性犯罪に関する刑事法検討会
<開催状況>

第1回(2020年6月4日)※議事録公開
第2回(2020年6月22日)※議事録公開
第3回(2020年7月9日)※議事録公開
第4回(2020年7月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第5回(2020年8月27日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第6回(2020年9月24日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第7回(2020年10月20日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第8回(2020年11月10日)※議事録公開
第9回(2020年12月8日)※議事録公開
第10回(2020年12月25日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第11回(2021年1月28日)※議事録公開(AV出演強要についても論議)
第12回(2021年2月16日)※議事録公開

性犯罪に関する刑事法検討会 意見要旨集(第12回会議分まで)

第13回(2021年3月8日)※議事録準備中
第14回(2021年3月30日)※議事録準備中
・第15回(2021年4月12日開催予定)

上述のとおり、議事録と意見要旨集につきましては、12回目までのぶんが公開されています。
意見要旨集は、各委員からこれまでに出された意見を集約したものです。
論点ごとに整理されているのでわかりやすいです。

性犯罪に関する刑事法検討会 意見要旨集(第12回会議分まで)

性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方⑤

先日より、「性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方」に関する意見要旨をみています。

(参考。性犯罪に関する刑事法検討会 意見要旨集(第12回会議分まで)
<性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方>
※注 ( )内の日付は、当ブログが参照した月日である。

(1)他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為や画像を流通させる行為を処罰する規定を設けるべきか
① 被害の実態」(※4月7日
② 新たな罪の創設の要否・当否」(※4月7日
③ 新たな罪の保護法益」(※4月7日
④ 新たな罪の処罰対象とすべき行為(撮影行為)」(※4月8日
⑤ 新たな罪の処罰対象とすべき行為(撮影行為以外)」(※4月8日
⑥ 検討すべき課題」(※4月9日
⑦ その他」(※4月9日

(2)撮影された性的な姿態の画像の没収(消去)を可能にする特別規定を設けるべきか
① 捜査・公判における画像の没収・消去の実情」(※4月11日
② 没収・消去を可能にする特別規定を設けることの要否・当否」(※4月11日
「③ 複写物の没収」
「④ 有罪判決を前提としない画像の没収・消去」

本日は、
③ 複写物の没収
と、
④ 有罪判決を前提としない画像の没収・消去
に関するまとめを参照します。

(2)撮影された性的な姿態の画像の没収(消去)を可能にする特別規定を設けるべきか

性犯罪に関する刑事法検討会 意見要旨集(第12回会議分まで)より、引用。)

<30~33ページ>
8 性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方

(2)撮影された性的な姿態の画像の没収(消去)を可能にする特別規定を設けるべきか

③ 複写物の没収

〇 刑法19条(没収)によって没収できるのは有体物であり、かつ、犯罪行為と直接的な関連性を有するもの、すなわち原本に限られ、原則として複写物を没収することができず、データの消去を命ずる措置を刑罰として科すことが困難であるといった問題があるところ、データの複製が容易であることは性的な画像に限った話ではないから、複写物を没収の対象に含めることを検討するに当たっては、刑法典の没収規定全般に関する問題として検討するのかどうかについて議論の余地がある上、データの一部のコピー、データの修正・加工など、原本との同一性の認定が困難なケースにおいていかなる範囲で複写物を没収・消去の対象とするかについて、刑法19条(没収)の趣旨に遡った検討が必要。
〇 刑法19条(没収)の没収が原本に限られ、複写物は原則として没収対象に含まれないという問題を刑法の没収・追徴に関する一般的な問題として検討する余地もあるが、実務的に問題が生じており、被害が深刻であって緊急に対応する必要性が高いことに鑑み、まずは性的姿態の画像の複写物に限った特別な規定を設けることとすることには、十分な合理性・必要性がある。
〇 付加刑として性的画像の没収・消去を可能とする制度を設ける場合には、複写物やクラウド上に流出した画像も没収・消去の対象とするべき。
〇 複写物を没収する具体的な方法としては、複製行為を処罰対象とすることにより、複写物を犯罪生成物件として没収対象に含める方法と、撮影行為に関する没収対象物の範囲を拡大して複写物も含める方法とがあり得るが、複製行為といっても多様な状況下における多様な行為が想定され、これら全てを処罰対象にすべきかについては更に検討が必要である上、複製行為についての故意等の立証ができない場合には没収できないおそれがあることを踏まえると、後者の方法が立法論としては優れており、複製行為を処罰対象にしない場合でも複写物の没収を可能とするような特別な規定の創設を検討することが有益である。
〇 画像の一部の複製がなされた場合における、その没収の可否については、刑法19条(没収)の趣旨に立ち返って考える必要があるところ、没収は刑事罰である一方で、危険なものを除去するという保安処分的側面も有しており、ここでいう危険とは、性的な画像が流出すること等によって撮影対象者の性的な尊厳等が侵害されることにあると考えられることから、複製が行われた場合の没収の範囲もその侵害に見合うものである必要がある。
例えば、性的な部位や性的な姿態が写っている場合には、たとえ撮影対象者の顔が写っていなくてもそれを没収できるようにすることが考えられる一方で、性的な部位や性的な姿態が写っていない場合には、性的な意味での危険性がないため、没収は難しくなるのではないか。
〇 物の特定ができないと、裁判所に没収対象を特定して示すことができない上、特定されていない対象物について犯人以外の所有に属さないことを示すことも困難であることから、検察実務では、基本的に没収の対象となる物が押収されて特定されている場合に没収求刑をする取扱いとしている。
複写物の没収が可能となったとしても、実際に没収するに当たっては、複写物自体が特定されていることや、所有関係が明らかになっていることが必要と考えられ、インターネット上にある複写物のようにデータの所在が不明確である場合や、海外のサーバーにデータがあるような場合には、没収は難しく、基本的には、捜査の過程で押収された複写物の没収を考えることになると思わ
れる。

——————————————————–

④ 有罪判決を前提としない画像の没収・消去

〇 現行法の没収は付加刑とされているから、他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為を処罰する規定を設けたとしても、没収は、当該行為について有罪判決を得ることが前提となるが、捜査機関が性的な画像等を発見した時点で既に撮影の罪の公訴時効期間が経過している場合や撮影対象者が処罰を望まないという理由で起訴されない場合には、有罪判決を得ることができない。
また、同意なく撮影された性的な画像を取得する行為を処罰する規定を設ければ、犯罪取得物件あるいは犯罪生成物件として、取得者からの没収が可能になるが、取得者が同意なく撮影された画像であることの認識を有しない場合については、有罪判決を得ることができないこととなる。撮影する罪が犯され、その画像が残っていることによる法益侵害状態を解消する上で、その画像の剥奪が付加刑でなければならないとする必然性はないから、有罪判決を前提としない画像の没収ないし消去の仕組みを設ける必要がある。
〇 性的な姿態の画像がインターネット上に出回った場合、その運営会社に削除要請をしても対応のスピードが区々であるため、行政上の措置としてスピード感を持って削除できる制度を作らなければ、画像があっという間に拡散されるという現状には対応できない。
〇 有罪判決を前提とせずに記録媒体の所有権を剥奪し、又はデータを消去する仕組みを設ける場合には、財産権の制約になることから、その可否や法的根拠を検討するとともに、それと関連付けて剥奪・消去の要件や範囲を検討し、記録媒体の所有者や画像データの保有者に対する手続保障の在り方も考える必要がある。
〇 行政機関が、被害者本人の申出によって、プロバイダ等に性的画像の消去や削除を命じる法制度を作るべきである。
ストーカー行為等の規制等に関する法律(以下「ストーカー規制法」という。)に基づく禁止命令等の内容として、性的羞恥心を害する写真等を送付した場合について、そのネガやマスターテープを放棄することなどを命ずる仕組みもあることから、行政上の措置を講じるものとすることは日本の法制度としてあり得る。
〇 関税法上の輸入禁制品の行政没収に係る規定や、ストーカー規制法に基づく禁止命令等の内容として画像データの削除を命じる例が、具体的な制度の在り方を検討する際の手掛かりになる。
〇 関税法上の輸入禁制品の没収については税関長が、ストーカー規制法に基づく画像データ等の削除命令については都道府県公安委員会がその主体とされているところ、これは、これらの主体が、当該禁制品や画像データ等が対象物に該当するかどうかの判断を行うのに必要な情報を有しており、その判断を迅速かつ適正にできることを踏まえて定められたものと考えられる。
性的な姿態の画像の没収・消去が問題になるのは、盗撮等を含む性犯罪の捜査の過程で画像の存在が明らかになり、それが証拠物や没収すべきものとして差し押さえられている場合であると考えられるところ、それらが没収・消去の対象に該当するかどうかを最も的確に判断できるのは捜査機関であると考えられるから、捜査機関が主体となって、当該刑事事件の捜査・公判の過程で、押収された画像等について没収・消去等の措置を取ったり、押収はされていないが押収の対象となり得る画像等について消去を命じたりする仕組みとすることが考えられる。
〇 児童ポルノについては所持自体が許されないという非常に厳しい規制を設けているが、それ以外の画像の場合にそこまでの表現規制をしてもよいのかという問題がある。
諸外国には、国が性的被害に遭った人に消去費用を支援し、その費用を加害者に対して求償する制度があり、そのような民事の手続の中で被害者を支援する方法も考えられる。
また、仮に、盗撮画像の消去を命じる規定を設けることとする場合、命令を出す主体は捜査機関ではなく、裁判所のような中立な第三者にした方が公平かつ妥当な解決を図ることができる。

(参考。性犯罪に関する刑事法検討会 意見要旨集(第12回会議分まで)
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画像の没収や消去に関して、峻厳な規定が新設される予感がします。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

(参考。当ブログ)
<性犯罪に関する刑事法検討会におけるAV出演強要処罰の論議>
2021年3月5日

香西咲さんたちAV出演強要の被害者の方々は、そう遠くない将来、安寧(あんねい)を取り戻すことができます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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