新年、おめでとうございます。
昨日(2020年12月31日)のブログで、AV出演強要をめぐる2020年のおおきな出来事を2つ書きました。
(参考。当ブログ)
・2020年12月31日(※昨日)
内容は、
「AV業界人の顧問弁護士を懲戒処分」
と
「刑法改正の検討会でAV出演強要が議題に」
です。
記事を公開したあと、海野さんからメッセージをいただきました。
ご紹介します。
海野さんは、複数のAV弁護士に対して懲戒を申し立てたかたです。
「AV業界人の顧問弁護士を懲戒処分」について
●2021年1月1日 海野さん
今後はAV弁護士が懲戒処分になったので、不当な条項や不当な事件の受任をすることも難しくなるのではないかと思われます。
今後は、事務所が別の方法で女優を管理して洗脳する方向にシフトしていくと思われます。 違約金だとか、親に言うぞなどということはできなくなるのではないでしょうか? とにかく、AV業界に反省はないので、同じような違約金が復活したり、悪徳AV弁護士が暗躍することも十分に考えられます。 弁護士の懲戒処分先例を基にこういう顧問業務や事件処理は受任してはいけないと弁護士の先生には考えて欲しいものです。 それにしても、悪徳AV弁護士はいるけど女優側で有能で社会正義に溢れた弁護士がいないのが残念です。 |
「刑法改正の検討会でAV出演強要が議題に」について
●2021年1月1日 海野さん
瀧本さんも、本来であれば溜池ゴローを強制性交罪で告訴もできたのでしょうが、今後の法改正でこういう溜池のような暴挙は不可能になると思われます。 ちなみに、上記(「当日次第の展開」の台本で…「断れなかった」元AV女優が告白 メーカー側は否定 社会問題化する出演強要)の記者は17年に宮本智を懲戒審査したという記事を書いた記者です。
会った時に、瀧本さんの話題を気にしていました。 重要な部分を抜粋します。
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AV業界は、
「四面楚歌」(助けがなく孤立している)
の状況となっています。
AV業界の味方であった杉田水脈衆議院議員も、疾(と)うの昔に日和(ひよ)っています。
国会における杉田水脈議員の発言をふりかえってみます。
<2018年3月9日 衆議院 内閣委員会>
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<2019年5月29日 衆議院 内閣委員会>
(2019年5月29日 杉田水脈 衆議院議員)
私は、AVの出演強要は絶対にあってはならないと思っておりますし、1件でもあってはいけないというふうに思っております。 |
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↓
<2019年5月29日 衆議院 内閣委員会>
(2019年5月29日 杉田水脈 衆議院議員)
大河原議員は、慰安婦問題とAV出演強要問題は何ら関係がございませんとおっしゃっておりましたが、私も全く同じ意見です。 |
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孔子(B.C.551年~B.C.479年)の言行などをまとめた「論語」のなかに、
「徳、孤(こ)ならず、必ず鄰(となり)あり」
ということばが記されています。
「徳のあるものは孤立しない。かならず理解者があつまってくる」
という意味です。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2020年9月29日>
世間に顔だしてないから忘れられがちだけど、 私AV強要の件以来、週刊文春の件以来まだまだずっと戦ってるから。 |
香西咲さんには「徳」があるので、理解者があつまってきます。
(再掲。海野さん)
「今後はAV弁護士が懲戒処分になったので、不当な条項や不当な事件の受任をすることも難しくなるのではないかと思われます」
「今後の法改正でこういう溜池のような暴挙は不可能になると思われます」
今年はAV出演強要の方々にとって飛躍の年となりそうです。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
<2018年11月1日>
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
<2018年11月1日>
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
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