現在、法務省内に設置されている性犯罪に関する刑事法検討会の場で、刑法の性犯罪の規定をかえるかどうかの審議がおこなわれています。
(参考。刑法のなかにある性犯罪の規定)
<現在>
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本日も不同意性交罪の新設に関する議論をみてみます。
(参考。当ブログ)
<不同意性交罪の新設について>
・2020年12月6日(※前段の意見)・・・・・・第4回目の議事録を参照
・2020年12月7日(※意見①)・・・・・・第5回目の議事録を参照(1)
・2020年12月8日(※意見②)・・・・・・第5回目の議事録を参照(2)
・2020年12月9日(※意見③)・・・・・・第5回目の議事録を参照(3)
・2020年12月10日(※意見④)・・・・・・第5回目の議事録を参照(4)
不同意性交罪の新設について
2020年8月27日
第5回 性犯罪に関する刑事法検討会
議事録
(2020年8月27日 第5回 性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)
<20ページ>
●2020年8月27日 井田 良 座長(中央大学教授)
では、時間の関係もありますので、(177条に関する論議は)ひとまずそのぐらいにして、次は、178条に関する問題について、御意見ございますでしょうか。 |
(参考。刑法)
●第178条
1 人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、わいせつな行為をした者は、第176条の例(6月以上10年以下の懲役)による。
2 人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、性交等をした者は、前条(177条)の例(5年以上の有期懲役)による。 |
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<20ページ>
●2020年8月27日 渡邊ゆり 委員(東京地方検察庁検事)
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<20~21ページ>
●2020年8月27日 小西聖子 委員(武蔵野大学教授)
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<21ページ>
●2020年8月27日 宮田桂子 委員(弁護士)
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<21~22ページ>
●2020年8月27日 井田 良 座長(中央大学教授)
私も、177条と178条というのは、我々が普通に考えている以上に、連続性というのでしょうか、共通性というのでしょうか、そういうものを持っているのではないかという感じがしております。 |
いずれにしても、議論が尽きないところでございますけれども、時間の関係もございますので、本日のところは、第2の「2」
についての議論はこの辺りで一区切りとさせていただきたいと思います。 |
文言と、解釈の実際との間にかなり乖離があるのだとか、それから、抗拒困難という言葉自体が、適切とはいえないメッセージを発しているのだというような、非常に貴重な御指摘もありました。 |
この点については、今日述べられました御意見や、他の論点についての一巡目の検討結果も踏まえて、二巡目の検討で更に深めてまいりたいと思います。 |
それでは、開会からかなり時間も経過しましたので、ここで、5分ほどの休憩をしたいと思います。再開後、第1の「3 地位・関係性を利用した犯罪類型の在り方」について検討を行いたいと思います。 |
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(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年7月25日>
富士山の樹海近くのスタジオに連れていかれてどうやって逃げろと? 周り何も無いですし。 怖い人20人近くいて声も出ないですよ。 男性にはこの怖さは分かりません。 |
(2016年10月17日 AFP「出演強要の罠、警告する日本のAV女優たち」より、引用。改行を施しています。)
●香西咲さん
ただ泣くしかできず。 周りで20人くらいの大人たちがせかすように構えて待っている。 あの中で、女性1人で囲まれても、私じゃなくても断れない。 |
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上述の性犯罪に関する刑事法検討会では、AV出演強要に関する論議もおこなわれています。
(参考。当ブログ)
・2020年11月18日
・2020年11月19日
いずれにせよ、AV出演強要で成り立っているAV業界はおわりでしょう。
これまでの歴史において、悪が栄えた例(ためし)はありません。
悪はかならず滅びます。
AV業界という悪についても然りです。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
<2018年11月1日>
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
<2018年11月1日>
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
香西咲さんを勝手に応援するサイトへ
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ceba182577c73bba7b2cb7e4cab8e3a4a0acd80?page=1
結局はAVの世界も金を狙っています。