現在、法務省内で、刑法の性犯罪の規定を見直すかどうかの論議が進んでいます。
実際に審議をおこなっているのは、性犯罪に関する刑事法検討会です。
今年(2020年)の3月31日に設立されました。
同検討会は、AV出演強要に対する処罰の在り方も議論しています。
(参考)
□法務省 性犯罪に関する刑事法検討会
<開催状況>
・第1回(2020年6月4日)※議事録公開
・第2回(2020年6月22日)※議事録公開
・第3回(2020年7月9日)※議事録公開
・第4回(2020年7月27日)※議事録公開
・第5回(2020年8月27日)※議事録公開
・第6回(2020年9月24日)※議事録公開
・第7回(2020年10月20日)※議事録準備中
・第8回(2020年11月10日)※議事録準備中
・第9回(2020年12月8日開催予定)
第6回目の検討会で、AV出演強要に関して重要な意見をのべた委員がいます。
橋爪隆委員(東大教授)です。
そのあと、2人の委員が橋爪委員の発言をとりあげました。
議事録を参照します。
2020年9月24日
法務省
第6回 性犯罪に関する刑事法検討会
(2020年9月24日 第6回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)
<34~35ページ>
●2020年9月24日 宮田桂子 委員(弁護士)
「今、橋爪委員が、アダルトビデオについて、性行為の強要まであれば強制性交等罪等の成立があるのではないかとおっしゃいました」 |
——————————————————–
<35ページ>
●2020年9月24日 川出敏裕 委員(東京大学教授)
「それから第3は、アダルトビデオの出演強要のような事案で、欺罔や威迫によって、性的な姿態を撮影することに同意させられるという類型になります」
「この類型につきましては、先ほど橋爪委員から御指摘があったように、欺罔や威迫による性行為等についても広く強制性交等罪等が成立するという規定を設ければ、第2の類型(犯人が自ら強制性交等罪等の犯行状況を撮影する類型)として処理することが可能なのです」 |
——————————————————–
橋爪隆委員(東大教授)が強制性交等罪の適用について語った箇所を抜粋します。
<34ページ>
●2020年9月24日 橋爪隆 委員(東京大学教授)
|
——————————————————–
橋爪隆委員の
「AV出演強要については強制性交等罪(強姦罪)や準強制性交等罪(準強姦罪)の適用を検討すべき」
との意見に対して、委員のあいだから異論や反対意見は出ませんでした。
AV強要に関する橋爪隆委員の論説をすべてみてみます。
<33~34ページ>
●2020年9月24日 橋爪隆 委員(東京大学教授)
|
——————————————————–
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2018年2月14日>
早く #青木亮 を強姦罪で逮捕して欲しいです。そして平穏を取り戻して次の人生へ進みたいと切に思います。 |
——————————————————–
(再掲)
□法務省 性犯罪に関する刑事法検討会
<開催状況>
・第1回(2020年6月4日)※議事録公開
・第2回(2020年6月22日)※議事録公開
・第3回(2020年7月9日)※議事録公開
・第4回(2020年7月27日)※議事録公開
・第5回(2020年8月27日)※議事録公開
・第6回(2020年9月24日)※議事録公開
・第7回(2020年10月20日)※議事録準備中
・第8回(2020年11月10日)※議事録準備中
・第9回(2020年12月8日開催予定)
性犯罪に関する刑事法検討会は、公訴時効の在り方も論議しています。
(※第5回性犯罪に関する刑事法検討会で提示された「検討すべき論点」より。)
○ 強制性交等の罪について、公訴時効を撤廃し、又はその期間を延長すべきか |
公訴時効の撤廃、についても注目があつまります。
——————————————————–
■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
<2018年11月1日>
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
<2018年11月1日>
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
香西咲さんを勝手に応援するサイトへ