AV弁護士が業務停止に(その2)。香西咲さんたちのAV出演強要に加担し犯罪を助長したAV弁護士は、首を洗って待っていなさい

5日前(2020年11月16日)のことです。
産経新聞は、AV弁護士の処分に関する記事を報道しました。

(2020年11月16日 産経新聞「『戒告軽すぎる』、AV出演助長の弁護士に業務停止処分 日弁連」より、引用。)

<一部分を抜粋>
2020年11月16日 産経新聞

日弁連は(2020年11月)16日、アダルトビデオ(AV)制作業の男がAV撮影目的で女性を募集していると知りながら、やめさせなかったとして、第二東京弁護士会から戒告の懲戒処分を受けた菅谷幸彦弁護士の処分を、より重い業務停止1カ月に変更したと明らかにした。

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第二東京弁護士会が今年(2020年)1月に戒告とし、懲戒請求者が異議を申し出ていた。

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(参考。当ブログ)
2020年11月17日(※AV弁護士の業務停止1カ月について【その1】)

(再掲。産経新聞)
懲戒請求者が異議を申し出ていた

本日は当該事案に対する日弁連の決定をみてみます。

日弁連

議決書

<一部分を抜粋>

2020年11月9日 日弁連 懲戒委員会
(主文)

1 第二東京弁護士会が2020年1月20日付けでなした対象弁護士に対する懲戒処分(戒告)を次のとおり変更する

2 対象弁護士の業務を1月停止することを相当とする。

2020年11月9日 日弁連 懲戒委員会
(理由)

第1 第二東京弁護士会の認定及び判断

対象弁護士に係る本件懲戒請求事件につき、第二東京弁護士会(以下「原弁護士会」という。)の認定した事実及び判断は、原弁護士会(第二東京弁護士会)懲戒委員会の議決書に記載のとおりであり、原弁護士会(第二東京弁護士会)は前記認定と判断に基づき、対象弁護士を戒告の処分に付した。

第2 異議申出の理由

異議申出人の本件異議申出理由は、要するに、

対象弁護士の行為は、弁護士職務基本規程第37条のほかにも、同規程第14条に違反し、対象弁護士は〇〇の違反行為を止めることもせず、結果的に被害を多数発生させたのであり、処分が不当に軽い

というにある。

(参考。弁護士職務基本規程)

37条
(法令等の調査)

1 弁護士は、事件の処理に当たり、必要な法令の調査を怠ってはならない。
2 弁護士は事件の処理に当たり必要かつ可能な事実関係の調査を行うように努める。

14条
(違法行為の助長)

弁護士は、詐欺的取引、暴力その他違法若しくは不正な行為を助長し、又はこれらの行為を利用してはならない。
第3 当委員会の認定した事実

1 当委員会が審査したところ、下記の事実が認められる。

(1)対象弁護士は、平成24年に〇〇の児童ポルノ禁止法違反等の刑事事件の弁護人になった後、同年3月29日付けで、〇〇との間で法律顧問契約を締結したが、同契約締結当初から、〇〇が、
(ア)成人向けのDVDに出演させるという本当の目的を隠し、コスプレモデル募集等の虚偽のウェブサイトを開設して、18才、19才を含む若年女性を反復継続して募集していたこと、
(イ)応募してきた女性に、性交あるいは性交類似行為を伴うアダルトDVDに出演させていたことを認識していた。

(2)それにもかかわらず、対象弁護士は、〇〇の顧問弁護士として、上記(ア)のような違法又は不正な募集行為を止めるよう〇〇に助言せず、その結果、〇〇は、判断能力が十分とはいえない18才等の未成年者をターゲットにして採用して、中には意に反してアダルトDVDに出演させられたという被害を訴える未成年者の被害者を生じさせた。

2 原弁護士会(第二東京弁護士会)の多数意見では、対象弁護士は、〇〇が職業安定法第63条第2号に該当する違法行為である「公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で労働者の募集を行っていた」という外形的事実を認識していたのであるから、〇〇の顧問弁護士として、同法による規制について必要な調査を行うべきであったにもかかわらず、これを行わず、〇〇に対して違法行為を行うことを止めることを助言等しなかったことは、弁護士職務基本規程第37条第1項に反し、品位を失うべき非行に該当するが、職業安定法第63条第2号の規定を知らなかったので、〇〇の行為が違法であるという認識を欠いていたと判断し、対象弁護士を戒告処分とした。

3 しかしながら、対象弁護士は、上記第3の1(1)(ア)の事実を認識しながら、〇〇に対し、このような違法又は不正な行為を止めるよう助言等することなく、平成24年3月に締結した法律顧問契約を維持し、また、金澤が当該DVDに出演した女性との間で、強要されたという主張がなされてトラブルになった際には、顧問弁護士としてその処理に当たるつもりでいたのであり、実際にもその処理に従事した。
したがって、対象弁護士は、職業安定法第63条第2号の規定を知らなかったとしても、〇〇の行っていた上記第3の1(1)(ア)の違法又は不正な募集行為に加担し、それを助長していたと認められ、対象弁護士の行為は、弁護士職務基本規程第14条にも違反するものである。

(参考。弁護士職務基本規程)

37条
(法令等の調査)

1 弁護士は、事件の処理に当たり、必要な法令の調査を怠ってはならない。
2 弁護士は事件の処理に当たり必要かつ可能な事実関係の調査を行うように努める。

14条
(違法行為の助長)

弁護士は、詐欺的取引、暴力その他違法若しくは不正な行為を助長し、又はこれらの行為を利用してはならない。
第4 結論

対象弁護士の行為は、〇〇の違法行為に加担し助長して若年女性の被害を生じさせたものであり、また、弁護士一般の社会的信用を著しく棄損する行為であり、戒告の処分は軽きに過ぎて不当であり、変更せざるを得ないものがある。業務停止1月とするのが相当である。
よって、主文のとおり議決する。

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(再掲。日弁連)
原弁護士会(第二東京弁護士会)多数意見では、対象弁護士は、〇〇が職業安定法第63条第2号に該当する違法行為である「公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で労働者の募集を行っていた」という外形的事実を認識していたのであるから、〇〇の顧問弁護士として、同法による規制について必要な調査を行うべきであったにもかかわらず、これを行わず、〇〇に対して違法行為を行うことを止めることを助言等しなかったことは、弁護士職務基本規程第37条第1項に反し、品位を失うべき非行に該当するが、職業安定法第63条第2号の規定を知らなかったので、〇〇の行為が違法であるという認識を欠いていたと判断し、対象弁護士を戒告処分とした

第二東京弁護士会の多数派は、「違法行為を行うことを止めることを助言等しなかった」点を重くみました。
当該弁護士を戒告としました。
少数派は、加えて、
違法行為に少なくとも荷担し、これを助長している
と主張して、業務停止1月以上の処分をもとめました。(※参考。2020年11月17日の当ブログ)

(再掲。日弁連)
違法又は不正な募集行為に加担し、それを助長していた
違法行為に加担し助長して若年女性の被害を生じさせた

今回、日弁連は、第二東京弁護士会の少数意見に与(くみ)しました。
業務停止1月としました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

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違法又は不正な募集行為に加担し、それを助長していた」弁護士は首を洗って待っていなさい。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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