昨日(2020年11月16日)、産経新聞は、AV出演強要に関する記事を配信しました。
本日、知りました。
一部を引用します。
(2020年11月16日 産経新聞「『戒告軽すぎる』、AV出演助長の弁護士に業務停止処分 日弁連」より、引用。)
<一部分を抜粋>
●2020年11月16日 産経新聞
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(再掲。産経新聞)
「懲戒請求者が異議を申し出ていた」
本日、懲戒請求者のかたからご連絡をいただきました。
AV製作者の顧問弁護士をしていた男が業務停止1カ月になったと知りました。
産経新聞の記事にもあるように、この弁護士は、今年の1月に戒告となりました。
このことを知ったとき、ぼくは、欣喜雀躍(きんきじゃくやく)しました。
懲戒請求者のかたはちがいました。
この結果に満足しませんでした。
日弁連に対して異議を申し立てました。
ある支援団体のかたに書いてもらった意見書を添えて。
こうした奮励が、このたびの「業務停止1カ月」に結実しました。
当該弁護士の戒告処分に関して、神原元(かんばら はじめ)弁護士は以前、以下のツイートをされたことがあります。
●2020年1月29日 神原元(かんばら はじめ)弁護士
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(再掲。神原元 弁護士)
「AV業界に寄生して月百数十万円の顧問料を得ている弁護士もいる」
ちなみに、第二東京弁護士会は、AV業界の弁護士に対してこう言っています。
(参考。当ブログ)
<AV業界人の顧問弁護士に下った懲戒処分>
・2020年1月27日(その1)
・2020年1月28日(その2)
・2020年1月29日(その3)
・2020年1月30日(その4)
・2020年1月31日(その5)
・2020年2月1日(その6)
・2020年2月2日(その7)
(令和元年12月23日 第二東京弁護士会 懲戒委員会「議決書」より。)
<10ページ>
●令和元年12月23日 第二東京弁護士会 懲戒委員会
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(参考。職業安定法)
●第63条
次の各号のいずれかに該当する者は、これを1年以上10年以下の懲役又は20万円以上300万円以下の罰金に処する。
二 公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で、職業紹介、労働者の募集若しくは労働者の供給を行つた者又はこれらに従事した者 |
<12ページ>
●令和元年12月23日 第二東京弁護士会 懲戒委員会
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<12ページ>
●令和元年12月23日 第二東京弁護士会 懲戒委員会
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(再掲。第二東京弁護士会 懲戒委員会。令和元年12月23日)
「違法行為(職業安定法違反)を行うことを止めるよう助言等しなかった」
「対象弁護士が漠然とそのような事業(成人男性向けDVDとして制作、販売する事業)主の顧問弁護士になったことが、本件における根本的な問題ということができる」
第二東京弁護士会は、菅谷幸彦弁護士を戒告にしました。
同弁護士会のなかには、より重い処分をもとめる委員もいました。
(令和元年12月23日 第二東京弁護士会 懲戒委員会「議決書」より。)
<13ページ>
●令和元年12月23日 第二東京弁護士会 懲戒委員会
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「業務停止1月以上にせよ」との第二東京弁護士会の少数意見が、日弁連では多数意見となったようです。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2020年9月29日>
世間に顔だしてないから忘れられがちだけど、 私AV強要の件以来、週刊文春の件以来まだまだずっと戦ってるから。 |
「打ちてし止(や)まん」
ということばがあります。
敵を打ち砕かずにはおくものか、という意味です。(※デジタル大辞泉)
有りと有らゆる手をつかってAV業界という伏魔殿をこの世から抹消したいものです。
それにしてもこのたびの「業務停止1カ月」は朗報です。
福音です。
懲戒請求者のかたの尽力に頭が下がります。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
<2018年11月1日>
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
<2018年11月1日>
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
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