「セクシュアルハラスメントは、重大な人権侵害である」(その2)。この世には香西咲さんたちを蹂躙したAV強要犯のほかに、セクハラ精神科医という悪党も存在します

昨日のブログでふれたとおり、1年11か月前(2019年1月21日)の女性に対する暴力に関する専門調査会で、木幡美子委員はこう言いました。
(セクハラは)重大な人権侵害とか、そのようにはなかなか言えないものなのですか
と。
1か月前(2020年10月8日)のことです。
別の会議(第7回第5次基本計画策定専門調査会)で、政府は、セクハラについて以下の考えを披瀝しました。
セクシュアルハラスメントは、重大な人権侵害である
と。

(再掲)
2019年1月21日
 第98回 女性に対する暴力に関する専門調査会
 木幡美子 委員(株式会社フジテレビジョン総務局CSR推進部部長)

何かもう一歩踏み込んで、(セクハラが)許されないのは当たり前なので、重大な人権侵害とか、そのようにはなかなか言えないものなのですか

  
2020年10月8日
 第7回 第5次基本計画策定専門調査会
 第5次男女共同参画基本計画の策定に当たっての基本的な考え方(案)【見え消し】

6 セクシュアルハラスメント防止対策の推進

(1)施策の基本的方向

セクシュアルハラスメントは、重大な人権侵害である。

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(セクハラは)重大な人権侵害とか、そのようにはなかなか言えないものなのですか

1年11か月前(2019年1月21日)の女性に対する暴力に関する専門調査会では、ほかに、どのような発言があったのでしょうか。
議事録をふりかえってみます。

(2019年1月21日 第98回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

<25ページ>
2019年1月21日 阿部裕子 委員(特定非営利活動法人かながわ女のスペースみずら理事)

(前略。)
そして、肝心のことなのですけれども、セクハラ、パワハラについては許されないと法律上に明確化するということで、これは大変一歩も二歩も前進したと思うのですが、日本にはセクハラ罪はないという発言が堂々と行われるということは、一方で大変軽んじられているという印象は否めないと思っております。
被害の実態把握をした上で、ぜひ引き続き禁止規定の検討のための検討委員会の設置ないしは、例えば2年後なり3年後にもう一度見直すというような、要は、中長期はいつなのかと。
先送りのような印象を受けるわけですから、見直しについて具体的な見通しを立てていただきたいということが意見です。
以上です。

<28ページ>
2019年1月21日 木幡美子 委員(株式会社フジテレビジョン総務局CSR推進部部長)

私は報告書の中に、ぜひ被害者がいかにつらい思いをしているかということも盛り込んでいただきたいなと。
どういうことかといいますと、昨年、非常にセクハラの問題がたくさん報道されて、ニュースでも情報番組でも連日やっていたのに、何で日本ではこれに対してもっと被害者をみんなで守ろうといった強い意志が社会全体で湧き上がってこないのかと非常に不思議に思っていたのです。
諸外国では、ここでもお話がありましたが、何かあるとそれに対して世の中を突き動かすような正義感がバランサーとして働いて法律ができていったとか、そういったお話があったと思うのですけれども、被害者がどれだけつらい思いをしているのかは、なかなかこの問題で伝わっていないのではないかと思っていまして、被害者の方が本当に優越的地位の人から執拗に性的嫌がらせを受けて、それを耐え続けている。そういう精神的な苦しみ。
こうこうこうだからだめなのだというところで、被害者側の立場というか、そういったものも少しでも盛り込めたら変わってくるし、これからいろいろなものをアピールしていく際に、なぜだめなのだというところを少し詳しく書いていくことも必要ではないかと思います。
阿部委員からもあったように、セクシュアル・ハラスメント、パワー・ハラスメント、総じて日本の中ではすごく軽く捉えられているような気もします。
セクハラ、パワハラ、短縮して流行語にもなったりするということで、そこをもう一度改めて、これは非常に重大な人権侵害だというメッセージを伝えていくべきで、そのためには難しいのかもしれませんが、法整備というか、できることからでいいかと思うのですけれども、法律が変わることは非常に大きなインパクトがあると思っております。
あとは、あらゆる現場で女性をふやしていく意思決定のプロセス、その場に女性が本当に少ないですから、それをふやしていって、男女平等ランキング149国中110位という恥ずかしい結果になっておりますので、こういう社会全体を変えるということも同時にやっていかなければいけないと思います。

<28ページ~29ページ>
2019年1月21日 辻村みよ子 会長(明治大学教授)

ありがとうございました。
被害者を守るための方策をかなり明確に論じていく必要があるということ。
それから、阿部委員がおっしゃったように、軽く扱われているのはなぜかということですね。
これについては幾つか理由があると思います。
恐らく厚労省などが努力してセクハラはいけないことだということをこれまで宣伝してきたのですけれども、○○ちゃんというちゃんづけであったり、内閣府のポスターのでように、きょうの洋服かわいいねみたいなことも場合によってはセクハラになるのですよといって広報してきたことが、メリット、デメリット、両方あったと思うのです。
それは意識を変えるためにはよかった面もありますけれども、裏を返せば、非常に軽い問題だと認識されたことがあったのではないかと思います。
財務省の事件でも、真相はわかりませんが、この程度のことで優秀な行政官がいなくなったりするのは国家にとっては損失だという発想があったのかもしれませんし、「この程度のこと」というところが、女性の尊厳とか人権という、世界的に見ればこの程度ではなく一番問題だったのですけれども、どうもそう見られないことがあります。
以前から山﨑先生もおっしゃったように、これまで言われているセクハラの中にグラデーションがあって、ジェンダー・ハラスメントの部類と非常に深刻なレイプなどに通じるような人権侵害もあるのだということをある程度分けて論じながら、全体について注意を喚起していくことが必要かと思います。

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冒頭で記したように、第5次男女共同参画基本計画のなかに、「セクシュアルハラスメントは、重大な人権侵害である」との文言が入る見込みです。
第5次男女共同参画基本計画は、来年(2021年)の1月から5年間、運用されます。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2020年9月29日

世間に顔だしてないから忘れられがちだけど、
私AV強要の件以来、週刊文春の件以来まだまだずっと戦ってるから。

セクハラを禁止する規定ができることを期待しております。
世の中には、患者を食い物にしている変態セクハラ精神科医という悪党も存在しています。
こうした輩(やから)にはぜひ、刑務所に入っていただきたいものです。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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