来年の1月から第5次男女共同参画基本計画が運用されます。AV出演強要とセクハラはゆるされません。香西咲さんたち被害者の救済が待たれます

昨日のブログでも軽くふれました。
昨年、芸能関係者の方々がこうむっているセクハラの実相が公表されました。

フリーランス・芸能関係者へのハラスメント実態アンケート 1,218名の声調査報告

「フリーランス・芸能関係者へのハラスメント実態アンケート自由記述回答より」

(参考。当ブログ)
2019年12月18日

もう一度、引きます。

芸能関係者へのセクハラ

(2019年 フリーランス協会「フリーランス・芸能関係者へのハラスメント実態アンケート自由記述回答より」より、引用。)

<一部分を抜粋>
芸能関係者

(女優。30代)
映画のキャスティング後に、撮影までの間にセックスを強要された。
(女優。40代)
女性 無理矢理身体を触られる。卑猥な話を仕事場で堂々とされて困った。断る余地なく嫌な仕事を勧められた、など。
(女優。30代)
出演・評価と引き換えに交際を要求され、ホテルに連れ込まれそうになりました。その場からは逃げられましたが、以降しばらくストーカー化しました。
(声優。30代)
枕営業の要求。応じなかったら悪いうわさを流されたり、仕事の邪魔をされた。
(女優。30代)
宿泊施設を兼ねた劇場に滞在して就寝していたら、そこに訪れていた男性アーティストが入ってきてキスをされた。
(ダンサー。20代)
自室に連れていかれて、マッサージをしてほしいと言われ、そのまま、最後までされなかったけど、行為に持っていかれた。
(女優。30代)
飲み会の帰りにタクシーで年配の俳優さんにキスされました。〇マネージャーに脱げないと仕事がない(私は脱げないと宣言していた)と言われた。
(女優。20代)
主催者の自宅で稽古をすると言われて行ったら、お酒を飲まされて性的な行為をさせられた。
(演奏者。40代)
舞台の仕事と引き換えに、愛人になることを要求された。コンサートの打ち合わせでTV 局の幹部からキスをされた、触られた など。
(声優。30代)
「今は売れている〇〇さんも、あの時は枕営業してたんだよ。だから今がある」等言われ、都度デートや体の関係を求められる。拒否すると、キレて悪口を言ってきたり、態度が豹変する。
(女優。40代)
性的関係を断ったら舞台の稽古―千秋楽まで仕事でみんなの前で罵倒、深夜に届く人格と仕事否定のメール、仕事が終わってからも共演者たちに悪口を言っている。〇(所作のレッスンでは)着物を着た所作で腰を落とす必要があるなどといい、自分のげんこつに女性器を当てろという指導。嫌だったが、当時自分も若くきっぱりと拒否が出来なかった。次の日も稽古予定があり、その日で退会しようかと考えていたら「稽古着の着物は今日ここに置いていけ」と強い指示。またも年の離れた男性かつ業界トップの専門家の迫力に負け着物を置いて次の日も稽古に。とうとう着物の肌着を取られ、下着を見られた。
(女優。20代)
恋人について詮索する。仕事をしていた映画監督が恋人の存在を知るや否や、私のことを好きになってしまったのでもう見ているのがつらいと進行中の作品をお蔵入りにする。演出家の愛人だと嘘の噂を流される。終電過ぎまで打合せをし、ホテルを取ると言われ行くと部屋が一つ。先輩俳優から深夜にLINE や電話で「エッチしよう」「家で飲もう」と言われる。
(ダンサー。20代)
打ち上げの席での過剰な身体接触。
(女優。30代)
レイプ、執拗なボディタッチやキスの要求、仕事を回してもらえない。
(演奏者。30代)
性的交渉を強要される、その上で公表したら仕事が無くなるのは当然と言われる(別の人間2名より同様のハラスメント)。
(女優。30代)
2人芝居の稽古中、演出兼相手役に2人きりの稽古場で無理やりキスされ襲われた(同様の手口数件あり)。決まってその後、お前の出来が悪いからだと、演技指導の一環であると罵声を浴びせてくる。
(女優。30代)
キャスティング権を持つ男性に逆らえず、性的関係を強要された。
(子役の付添人。30代)
撮影現場でプロデュースしたいと声をかけられ別日にレイプされた。
(女優。40代)
夜、マネージャーと二人きりで事務局にいる時に鍵をかけられ、仕事のダメ出しされながら服を脱がされ、体をじろじろ見られた。一生忘れられない、辛くて嫌な思い出。
(歌手。50代)
社長の愛人にならなければデビューさせない、愛人だから仕事を回すなど。

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昨日のブログでも書きました。
現在、第5次男女共同参画基本計画の策定作業が進められています。
同基本計画につきましては、当初の案がかなり変更になっています。
10月8日の第7回第5次基本計画策定専門調査会でしめされた
第5次男女共同参画基本計画の策定に当たっての基本的な考え方(案)【見え消し】
をみますと、原案がどのように修正されたのかがわかります。
上述の第5次男女共同参画基本計画の策定に当たっての基本的な考え方(案)【見え消し】のなかから、フリーランスとセクハラに関する部分をみてみます。
AV出演強要の記述につきましては、2020年10月13日の当ブログで確認をしてください。

フリーランスに関して ~修正

引用
原案

フリーランスの適正な拡大を図るための保護ツールの整備について、全世代型社会保障検討会議第二次中間報告を踏まえ、政府一体で一覧性のあるガイドラインを整備するとともに、必要な立法的対応の検討等を行う。

  ※修正
修正案

フリーランスとして安心して働ける環境を整備するため、フリーランスとの取引について、独占禁止法や下請代金支払遅延等防止法の適用に関する考え方を整理し、ガイドライン等により明確化する。
これらの法律の適用に加えて、フリーランスとして業務を行っていても、現行法上「雇用」に該当する場合には、労働関係法令が適用される。
こうした法令の適用関係を明らかにするとともに、独占禁止法、下請代金支払遅延等防止法、労働関係法令に基づく問題行為を明確化するため、実効性があり、一覧性のあるガイドラインについて、関係省庁連名で年内を目途に案を作成し、意見公募手続を開始する。
また、下請代金支払遅延等防止法の改正を含む立法的対応や労働者災害補償保険の更なる活用を図るための特別加入制度の対象拡大等を検討する。

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セクハラに関して ~追加

引用
原案

6 セクシュアルハラスメント防止対策の推進

(1)施策の基本的方向

(後略。)

  ※一文を追加
修正案

6 セクシュアルハラスメント防止対策の推進

(1)施策の基本的方向

セクシュアルハラスメントは、重大な人権侵害である

(後略。)

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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2020年9月29日

世間に顔だしてないから忘れられがちだけど、
私AV強要の件以来、週刊文春の件以来まだまだずっと戦ってるから。

政府は今後、セクハラに関してきびしい方針で臨むようです。
「不良精神科医よ、首を洗って待っていろ」
といったところでしょうか。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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