先日、政府は、AV出演強要に対する昨年度のとりくみを公表しました。
(参考。当ブログ)
・2020年10月9日(※警察が検挙したAV業界人の人数)
・2020年10月10日(※法的対応への進捗状況)
・2020年10月17日(※厚生労働省、消費者庁などの対応)
政府がネットで公開した資料は以下のとおりです。
(いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等に関する関係府省対策会議が2020年10月8日に公開した資料)
<昨年度(2019年4月1日~2020年3月31日)の実績>
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本日は、昨年度政府がAV出演強要に関しておこなった広報や啓発等についてみてみます。
(「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」令和元年度フォローアップ実施結果【全体版】より、引用。)
<一部分を抜粋>
●関係府省対策会議
(2017年に策定した「今後の対策」)
3 教育・啓発の強化
(1) 広報・啓発活動の強化 ② 青少年の非行・被害防止全国強調月間(毎年7月)、子供・若者育成支援強調月間(毎年11 月)、女性に対する暴力をなくす運動(毎年 11 月12 日~同月 25 日)等の関係する月間等の機会を活用し、引き続き、アダルトビデオ出演強要問題や「JK ビジネス」問題等の被害防止を図るための具体的な取組を実施する。 イ 本年11月に実施する「子供・若者育成支援強調月間」において、子供を犯罪や有害環境等から守るための取組を重点項目に位置付け、その中で子供の性被害防止を最重点に設定する。 |
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(フォローアップ【※昨年度の実績】)
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●関係府省対策会議
(2017年に策定した「今後の対策」)
3 教育・啓発の強化
(2) 新たな被害者を生まないための教育啓発の推進 ① 学校における防犯教育を推進するため、都道府県教育委員会等が実施する教員等の研修を促進し、防犯教育の講師となる教員等の安全に関する指導力及び安全能力の向上を図る。 ③ 警察、教育委員会、学校等の関係機関や企業等が相互に連携し、学校や企業で行われるオリエンテーションや研修などの様々な機会を捉えて、被害防止教育を実施する。 ④ 若年層に対する教育・啓発の機会を多く持つ教員等や、地方公共団体において予防啓発事業を担当している行政職員等を対象として、女性に対する暴力の予防啓発に関する研修を実施する。 |
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(フォローアップ【※昨年度の実績】)
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●関係府省対策会議
(2017年に策定した「今後の対策」)
4 相談体制の充実
(1) 相談窓口の整備及び積極的な周知 ① 被害者等が、相談したい内容に応じ、適切に相談することができるよう、以下のとおり、関係機関における相談窓口の整備やその周知を図る。 イ 全国に設置している警察相談専用電話「#9110」や、都道府県警察の本部、警察署、交番等の警察の各種相談窓口について、警察のホームページを始めとした様々な媒体を活用し、アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題に係る相談を 24 時間受け付けていることや、プライバシーが守られていることについて、積極的に周知する。(警察庁) |
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(フォローアップ【※昨年度の実績】)
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●関係府省対策会議
(2017年に策定した「今後の対策」)
3 教育・啓発の強化
(6) 効果的な広報啓発の在り方の検討 様々な状況におかれた被害者に必要な情報が届くよう、効果的な広報・周知方策について検討する。(内閣府) |
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(フォローアップ【※昨年度の実績】)
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(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。 全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。 |
(再掲。「(6) 効果的な広報啓発の在り方の検討」→フォローアップ)
「令和3年4月から、若年層の性暴力被害予防のための月間とする」
4月の被害防止月間は、さらに内容が充実するようです。
(再掲。「(6) 効果的な広報啓発の在り方の検討」→フォローアップ)
「AV出演の強要やJKビジネスなどの問題の更なる啓発に加え、レイプドラッグの問題や相手の酩酊状態に乗じた性的行為の問題、セクシュアルハラスメント、痴漢など、若年層の様々な性暴力の予防啓発や性暴力被害に関する相談先の周知、周りからの声掛けの必要性などの啓発を行う」
「レイプドラッグ」
「相手の酩酊状態に乗じた性的行為」
「セクシュアルハラスメント」
これは、悪徳精神科医の手口でもあります。
こうした奸計(かんけい)につきましても、おおいに啓発をおこなってほしいものです。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
<2018年11月1日>
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
<2018年11月1日>
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
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