香西咲さん「AV強要の件以来、まだまだずっと戦ってるから」。政府は、セクハラをおこなっている研究者や医療従事者らに対して、「厳正に対処する」と言っています

来年(2021年)の1月から、向こう5年間、新(第5次)男女共同参画基本計画が施行されます。
いま、同基本計画の12月の閣議決定にむけて、着々と、策定作業が進行しています。

(参考)
第5次基本計画策定専門調査会 開催状況及び会議資料

同基本計画には、今回はじめて、AV出演強要に関する事柄が掲載されます。
現在のところ、文面は、以下のとおりとなっています。

(2020年10月8日 第5次男女共同参画基本計画の策定に当たっての基本的な考え方(案)【見え消し】より、引用。)

2020年10月8日 第5次男女共同参画基本計画の策定に当たっての基本的な考え方(案)【見え消し】

3 子供、若年層に対する性的な暴力の根絶に向けた対策の推進
(1)施策の基本的方向

〇 いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題、児童買春・児童ポルノ等をはじめ、子供、若年層に対する性暴力被害の予防等のための被害防止啓発、国民意識の向上の向けた取組、取締り強化する。

(2)具体的な取組

⑪ いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等の若年層を対象とした性暴力被害に関し、実態把握や取締等の強化、教育・啓発の強化、相談体制の充実、保護・自立支援の取組強化等の施策を総合的に推進する。

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個人的には、AV出演強要のほかに、セクハラ関係の記述も気になりました。
素案を参照します。

(2020年7月21日 第5次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方(素案)【案】より、引用。)

2020年7月21日 第5次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方(素案)【案】

6 セクシュアルハラスメント防止対策の推進
(1)施策の基本的方向

教育研究医療・社会福祉施設やスポーツ分野等におけるセクシュアルハラスメント被害についても、効果的な防止対策を講ずる。

(2)具体的な取組

⑤ 研究医療・社会福祉施設やスポーツ分野等におけるセクシュアルハラスメントの実態を把握するとともに、被害者の精神的ケアのための体制整備を促進する。
また、セクシュアルハラスメントの行為者に対し厳正に対処するとともに、行為に至った要因を踏まえた対応を行うなど再発防止対策の在り方を検討する。

このことについて第5次基本計画策定専門調査会の種部恭子委員は、会議の席でつぎのようにのべています。

(2020年7月21日 第6回 第5次基本計画策定専門調査会「議事録」より、引用。)

<18~19ページ>
2020年7月21日 種部恭子 委員(医療法人社団藤聖会女性クリニック We!TOYAMA 代表)

もう一つ、3点目は、55ページになるのですけれども、女性に対する暴力、セクハラのところです。

(再掲)
第5次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方(素案)【案】
<55ページ>

6 セクシュアルハラスメント防止対策の推進
(1)施策の基本的方向

教育研究医療・社会福祉施設やスポーツ分野等におけるセクシュアルハラスメント被害についても、効果的な防止対策を講ずる。

(2)具体的な取組

⑤ 研究医療・社会福祉施設やスポーツ分野等におけるセクシュアルハラスメントの実態を把握するとともに、被害者の精神的ケアのための体制整備を促進する。
また、セクシュアルハラスメントの行為者に対し厳正に対処するとともに、行為に至った要因を踏まえた対応を行うなど再発防止対策の在り方を検討する。

ちょっと近いところで大きな問題があったので、医療界ではすごく問題になったのですけれども、医療におけるセクハラ、前に外科医が手術をしたときに、唾液が飛んでいたのか、なめられたのか、鑑別が難しいということで、一審が無罪だったのが、二審で有罪になっています。

これは、司法の在り方とか、捜査段階での問題もいろいろあるかと思うのですけれども、これについては、再発防止となっているのですけれども、そうではなくて、医療の側も、例えば、産婦人科医は、患者さんと2人切りには絶対にならないとしています。

そうすると、医療分野に人が少ないので、それをどこまで安全を確保できるかということがあるかと思うのですけれども、やはり、その中にあるハラスメントというのが看過できない大きな事件だったと思っています。

そうなりますと、全て十分な医師やら看護師やらスタッフがいないと予防ができないということになってしまうのですけれども、これは整理が必要なのではないかということを、今回の事件を通じて思いました。

ですので、セクハラの6の(2)の⑤のところに、セクハラのことで医療のことも取り上げてあるのですけれども、

(再掲)
第5次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方(素案)【案】

6 セクシュアルハラスメント防止対策の推進

(2)具体的な取組

⑤ 研究医療・社会福祉施設やスポーツ分野等におけるセクシュアルハラスメントの実態を把握するとともに、被害者の精神的ケアのための体制整備を促進する。
また、セクシュアルハラスメントの行為者に対し厳正に対処するとともに、行為に至った要因を踏まえた対応を行うなど再発防止対策の在り方を検討する。

あと、基本的方向にも書かれているのですが、

(再掲)
第5次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方(素案)【案】

6 セクシュアルハラスメント防止対策の推進
(1)施策の基本的方向

教育研究医療・社会福祉施設やスポーツ分野等におけるセクシュアルハラスメント被害についても、効果的な防止対策を講ずる。

被害防止ではなくて、予防できる環境ということですね。

そういうリスクのあるような環境をなくすために取り組んでいくとか、患者さんたち、あるいは女性たちも怖い思いをしないで、疑いの目を向けずに診療が受けられる、あるいは診療をする側も疑いの目が向けられないようにするような、何かガイドラインのようなものが必要なのではないかと思いました。

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(再掲。種部恭子)
医療におけるセクハラ、前に外科医が手術をしたときに、唾液が飛んでいたのか、なめられたのか、鑑別が難しいということで、一審が無罪だったのが、二審で有罪になっています

上述の事件はもちろん、氷山の一角、です。
日刊SPA!の記事を参照します。

(2016年10月18日 日刊SPA!「報道されてない「医師によるセクハラ」の実態――女性患者の胸に腕を…、ナースに変態プレイを強要!」より、引用。)

2016年10月18日 日刊SPA!

過去2年間に報道された「医療関係トラブル」を調べたところ、「医療ミス」が69%と圧倒的に多かったが、セクハラトラブルも5%を占めた。

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実際、つい先月にも長野県の精神科医が10代の女性患者に対し、体をさわるなどのわいせつ行為を行い、逮捕される事件が発生している。
だが、このデータは報道されるような事件をまとめたもので、水面下ではもっと件数が多いはず。
診察という手前、患者の意識を失わせることも、「裸になれ」と命じることもできるため、悪質なものも少なくない。

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「病院における医師の権力は絶対だから、病院内でナースや薬剤師に対して、セクハラするのは日常茶飯事。私が勤めていた病院でも、院長がとにかく女好きでナースや薬剤師に手を出しまくっていました。(中略)。でも、医者はストレスが多いのか、変態が非常に多いので、こういう話は結構ザラですよ」(32歳・薬剤師)

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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2020年9月29日

世間に顔だしてないから忘れられがちだけど、
私AV強要の件以来、週刊文春の件以来まだまだずっと戦ってるから。

この世の極悪人はAV業界人だけありません。
性犯罪者は、研究や医療などの世界にも存在します。
おそらく、自分はうったえられない、と思っているのでしょう。
嗤(わら)ってしまいます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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