昨日は、約2か月後(2020年12月)に策定が予定される第5次男女共同参画基本計画にふれました。
(参考。当ブログ)
・2020年10月13日
AV出演強要に関する文案は現時点で以下のようになっています。
(2020年10月8日 第5次男女共同参画基本計画の策定に当たっての基本的な考え方(案)【見え消し】より、引用。)
●2020年10月8日 第5次男女共同参画基本計画の策定に当たっての基本的な考え方(案)【見え消し】
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(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。 全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。 |
AV業界とAVマニアは、AV出演強要の事実を否定しています。
そのようなものは存在しない。
空言(そらごと)である、と。
政府はちがいます。
男女共同参画基本計画に、はじめて、「アダルトビデオ出演強要」という文字を記そうとしています。
文字だけではありません。
文面も峻厳です。
(再掲。第5次男女共同参画基本計画の策定に当たっての基本的な考え方【案】)
「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題、児童買春・児童ポルノ等をはじめ、子供、若年層に対する性暴力被害の予防等のための被害防止啓発、国民意識の向上の向けた取組、取締りを強化する」
「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等の若年層を対象とした性暴力被害に関し、実態把握や取締等の強化、教育・啓発の強化、相談体制の充実、保護・自立支援の取組強化等の施策を総合的に推進する」
第5次男女共同参画基本計画を審議する直近の会議は、6日前(2020年10月8日)に開催されました。
(参考)
□2020年10月8日 第7回 第5次基本計画策定専門調査会 議事次第&配布資料 |
議事録につきましては、前回(第6回)までのぶんが公開されています。
前回(第6回)の議事録には、AV出演強要以外で、興味深い記述があります。
当該部分を引用します。
(2020年7月21日 第6回 第5次基本計画策定専門調査会「議事録」より、引用。)
<3ページ>
●2020年7月21日 古瀬 推進課長
議事次第のほうに配付資料一覧がございますけれども、資料の1は、基本計画策定に当たっての基本的な考え方(素案)の【案】という本文になります。 |
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●2020年7月21日 佐藤博樹 会長(中央大学教授)
それでは、議事次第の2番目、基本的な考え方(素案)の【案】についての議論に移りたいと思います。 |
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<18~19ページ>
●2020年7月21日 種部恭子 委員(医療法人社団藤聖会女性クリニック We!TOYAMA 代表)
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性犯罪者は、AV業界以外にも存在しているようです。
12月に策定される第5次男女共同参画基本計画策定には、
「研究・医療・社会福祉施設やスポーツ分野等におけるセクシュアルハラスメントの実態を把握するとともに、被害者の精神的ケアのための体制整備を促進する。また、セクシュアルハラスメントの行為者に対し厳正に対処するとともに、行為に至った要因を踏まえた対応を行うなど再発防止対策の在り方を検討する」
との文言が掲載される予定です。
政府のあらたなとりくみに期待をしております。
それにしても、
「研究」
「医療」
「社会福祉施設」
「スポーツ」
の世界は、性犯罪者の巣窟であったとは。
寡聞にして存じ上げませんでした。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
<2018年11月1日>
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
<2018年11月1日>
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
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