昨日は、加藤勝信内閣官房長官が男女共同参画担当大臣のときにとりくんだAV出演強要対策にふれました。
昨年、片山さつき男女共同参画担当大臣(※当時)は、当時の加藤元大臣のとりくみを称揚しました。
片山大臣の記者会見要旨を参照します。
(2019年4月2日 内閣府「片山さつき大臣記者会見要旨」より、引用。)
●2019年4月2日 片山さつき 男女共同参画担当大臣
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(再掲。片山さつき 男女共同参画担当大臣)
「加藤前々大臣のときから非常に力を入れて取り組んでおりまして」
加藤勝信男女共同参画担当大臣のとりくみに対する評価は高いようです。
当時、加藤大臣の「上司」であったのが、菅義偉(すがよしひで)内閣官房長官です。
菅長官はかつて、定例の記者会見の場で、AV出演強要についてつぎのようにのべました。
2017年3月16日 内閣官房長官記者会見
(2017年3月16日午前 動画「内閣官房長官記者会見」より。)
(※音声の文字化は、筆者。)
(※15分のあたりから。)
●記者
「女性らがアダルトビデオへの出演を強要されているという被害がふえているという問題でですね、昨日公明党のプロジェクトチームが、被害防止救済のための提言を長官に提出したと思います。安倍政権のテーマであります女性活躍、働き方改革にもかかわる問題だと思いますが、この問題のご所見と具体的にとりくむとすればどういったタイミングで進められるのかを教えてください」
●2017年3月16日 菅義偉(すがよしひで)内閣官房長官
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上述の動画(※15:03のあたりから)をご覧になるとわかります。
菅義偉(すがよしひで)内閣官房長官は、AV出演強要について、
「女性に対する暴力にあたる重大な人権侵害である」
と声を荒げました。
この思いをうけて具体的な対応にあたったのが、加藤勝信男女共同参画担当大臣です。
(参考)
<3年前>
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(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。 全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。 |
このたび、ふたたび、菅(すが)、加藤の系統が復活しました。
今回は前回よりもさらに強力になって。
(参考)
<現在>
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政府のとりくみはさらに前へ進むのでしょうか。
香西咲さんたちのAV出演強要被害にそろそろ決着を付けてほしいものです。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
<2018年11月1日>
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
<2018年11月1日>
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
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