加藤勝信内閣官房長官はかつて、AV出演強要の対策をとりまとめました。香西咲さんたち被害者はまだ回復していません。膠着しているAV問題が前へ進むことを願っております

昨日のつづきです。
9月16日に菅内閣が発足しました。
内閣の要は、内閣官房長官です。
菅義偉(すがよしひで)内閣総理大臣は、内閣官房長官に、加藤勝信(かとうかつのぶ)前厚労相を任命しました。

(参考)
菅内閣 閣僚等名簿

加藤勝信内閣官房長官は、以前、AV出演強要問題にかかわったことがあります。
本日は、男女共同参画担当大臣をされていたときの加藤大臣の発言をふりかえってみます。

加藤内閣府特命担当大臣 閣議後記者会見

2017年3月17日

記者
アダルトビデオへの出演強要を巡る問題についてお聞かせをいただきたいのですけれども、昨日、菅官房長官が記者会見の中で、来週にも関係省庁の局長級の連絡会議を開くというようなことをおっしゃいましたけれども、大臣の所管でも男女共同参画会議の専門調査会で、これまでこの問題について議論が進められてきたかと思うのですけれども、関係省庁の連絡会議の場で何をするのかというところと、あと具体的に施策、どういうふうに進めていきたいとお考えかということ、お聞かせください

2017年3月17日 加藤勝信 男女共同参画担当大臣

女性に対して本人の意に反してアダルトビデオなどに出演を強要するということは、「第4次男女共同参画計画」においても、「女性に対する暴力」に当たる、重大な人権侵害と位置付けておりまして、男女共同参画会議の専門調査会においても、実態把握をするため、民間団体などからヒアリングを実施し、その現状と課題について、3月14日報告書が取りまとめられたわけであります。
女性に対する暴力は、安倍内閣が進める女性活躍の前提となる、正に安全で安心な暮らしの基盤を揺るがす問題でありまして、政府挙げて、取締りの強化、相談体制の充実、教育・啓発の取組の強化に取り組んでいく必要があるということでございます。
それらを踏まえて、官房長官から先般、関係省庁の局長級会議を設置するよう指示があったわけであります。
特に年度当初の4月から、進学や就職等に伴って若い方々の生活環境が大きく変わる、東京に出てくるとか、そうした変化する時期でありますから、こうした被害に遭うリスクが高まることが予想されておりまして、新たな被害者を生まないための必要な広報・啓発に、そして取締りの強化、そして万一被害に遭われた場合の相談体制の充実、これらを直ちに行う必要があるというふうに考えておりまして、こうした一連の男女共同参画として担当しております私としても、関係省庁とも連携をして、すぐにやるべきもの、どういうものがあるのか、あるいは中期的なものもあるのだろうと思いますけれども、その辺の仕分けをしながら、早急にやるべきものはスピード感を持って取り組んでいきたいと思っております。

——————————————————–

2017年3月21日

2017年3月21日 加藤勝信 男女共同参画担当大臣

いわゆるアダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等に対応するため、関係府省対策会議を設置し、本日、総理大臣官邸において、第1回会合を開催することとなりました。
女性に対して本人の意に反してアダルトビデオなどに出演を強要するといった問題やいわゆる「JKビジネス」と呼ばれる営業により、児童が性的な被害に遭う問題などの若年層の女性に対する性的な暴力の問題は、いずれも「女性に対する暴力」に当たり、重大な人権侵害であります。
こうした問題に、関係省庁が連携して対応するため、官房長官の指示も踏まえ、私を議長とする関係府省対策会議を設置することといたしました。

——————————————————–

2017年4月18日

2017年4月18日 加藤勝信 男女共同参画担当大臣

まず閣議の前の犯罪対策閣僚会議において、児童の性的搾取等に係る対策の基本計画の策定に当たりまして、私の方から、現在4月を集中月間として、JKビジネス問題やアダルトビデオの出演強要問題等の若年層に対する性的な暴力の被害防止を図ることとしておりまして、政府一体となって各種取組を強化しているところであり、引き続き関係閣僚の皆さんに御理解と御協力のお願いを申し上げたところでございます。

——————————————————–

2017年4月21日

2017年4月21日 加藤勝信 男女共同参画担当大臣

冒頭、お手元に資料をお配りしておりますが、今月はアダルトビデオ出演強要問題等の被害防止を図る集中月間としております。
このAV出演強要問題に関し、来週26日水曜日、昭和女子大学との共催で、在学する女子大生約1,700名を対象に、「若年女性の性暴力被害の根絶を目指して」と題してシンポジウムを開催することにいたしました。
このシンポジウムでは、被害者を支援するNPO法人ライトハウス代表の藤原志帆子さん、ユーチューバーのくるみんアロマさんに御参加いただき、同年代の若い女性の方が被害に遭っているこの問題について、女子大生の皆さんが、自分のこととして理解を深めていただく機会にしたいと考えており、私も国会等諸般の情勢が許せば出席をしたいと考えております。
そして、シンポジウムの終了後、午後5時30分から、警察庁、警視庁とともに、渋谷駅周辺の街頭キャンペーンを行いたいと思います。
渋谷駅ハチ公前広場で啓発街頭イベントを行った後、渋谷センター街をパレードする予定であります。

——————————————————–

2017年4月28日

記者
朝日新聞の平林と申します。一昨日、渋谷駅でアダルトビデオとJKビジネスについて街頭活動と、あと昭和女子大学でのシンポジウムがあったわけですけれども、政府としては5月に本格的な対策をまとめるということで、それに向けて大臣の現段階でのお考えとか、お気持ちなどがあれば教えてください

2017年4月28日 加藤勝信 男女共同参画担当大臣

4月を集中月間として、警察等でも取締りや補導の強化等を実施したり、それから、政府においても相談窓口の周知を図る等、SNSとかあるいはそうした啓発サイトをより活用する。
そして、今御指摘のあったように、ある意味では広くより知っていただくということ、また、そういう事態がままある渋谷というところでキャンペーンをさせていただきました。
そこでは本当に地元の方も大変多くの方に御参加をいただいたというふうに思っておりますし、今回のこうした一連の様々な行動を通じて、その経験も持ち寄って取りまとめの作業に入っていきたいというふうに思っております。
すぐやれるもの、少し時間掛かるものというのがあると思いますけれども、しっかりと取りまとめをさせていただいて、こうした被害が起こらないように、また、起きた場合においても相談がしっかりできることによって、その被害を最小限という形にとどめるべく、どういうことがやれるのか、これをしっかりと盛り込んでいきたいと思います。

記者
対策作りを巡っては、内閣府だけではなくて、警察ですとか、厚労省ですとか、法務省とか、様々な府省庁が絡んでくると思うのですけれども、その辺でなかなか対策をとるのは難しいのではないかという声もありますが、その辺について課題はいかがでしょうか

2017年4月28日 加藤勝信 男女共同参画担当大臣

逆に今回こういう形で私が座長という形で全体を取りまとめるということで、それぞれのやっている一つ一つの施策が有機的につながっていくということにもつながっていくと思いますし、言わば縦と横と様々な視点で見ながら、現在取り組んでいる施策において、穴がないのか、あるいはもっとこういった面で強化できるのではないか、場合によってはもっと人それぞれが連携をとってやれるのではないか、様々な視点からしっかり議論をして、先ほど申し上げたように被害を起こさない、あるいは被害が起きても相談等をすることによってそれを最小限に食い止める、こういう中身にしていきたいと思います。

——————————————————–

2017年6月6日

2017年6月6日 加藤勝信 男女共同参画担当大臣

閣議の前に、「すべての女性が輝く社会づくり本部」の第6回会合を開催いたしました。
この会合では、「女性活躍促進のための重点方針2017」を決定いたしました。
また、女性活躍推進法の施行状況について、私と厚生労働大臣政務官からそれぞれ報告をいたしました。
最後に総理から、重点方針2017に基づき、女性活躍情報の見える化を徹底し、労働市場や資本市場における活用を促していくこと、「子育て安心プラン」に基づき安定的な財源を確保しつつ、待機児童解消等の施策を推進すること、「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」に基づき施策を推進すること、パスポートにおいて届出による旧姓を併記できるよう手続を簡素化すること、各閣僚においては、この重点方針に基づき女性活躍の後押しをする政策を具体化し実行してほしい、の発言がございました。

——————————————————–

2017年8月1日

記者
この1年間を振り返って、大臣としてやってきたこと、できたこと、又はもう少しこうやれればよかったと思うこと、あればよろしくお願いします

2017年8月1日 加藤勝信 男女共同参画担当大臣

いわゆる性暴力の関係では、平成29年度から、性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター、この開設を更に進めていくためにも、促進交付金を創設させていただいたところでありますし、また、アダルトビデオ出演強要問題や、いわゆるJKビジネスと呼ばれる営業により児童が性的な被害に遭う問題、これに対しても緊急対策今後の対策等を打ち出させていただきました。

——————————————————–

菅内閣 閣僚等名簿より。)

内閣総理大臣 菅義偉(すがよしひで)
内閣官房長官 加藤勝信
法務大臣 上川陽子

いずれも、AV出演強要問題に対して強い関心をしめしてこられました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

このたび、菅内閣が発足しました。
膠着しているAV出演強要対策が前へ進むことを願っております。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。