今年も男女共同参画白書に、AV出演強要、が明記されました。当然です。香西咲さんたちのAV出演強要被害はまだ解決していないのですから

内閣府は先日、同府のホームページで、「男女共同参画白書 令和2年版」を公開しました。
ちなみに同白書は6月に発刊されました。
冊子化されたものは、7月から書店で販売されています。

「男女共同参画白書 令和2年版」は、
第1部 令和元年度に講じた男女共同参画社会の形成の促進に関する施策

第2部 令和2年度に講じようとする男女共同参画社会の形成の促進に関する施策
の2つからなります。
AV出演強要に関する記載もあります。
順にみていきます。

男女共同参画白書 令和2年版

同白書はまず、昨年度の施策をふりかえっています。

第1部 令和元年度に講じた男女共同参画社会の形成の促進に関する施策

<198ページ>
令和元年度に講じた男女共同参画社会の形成の促進に関する施策

2 被害者への支援・配慮等

(7) 専門家の養成、関係者等の連携等

内閣府では、性犯罪被害者等が安心して必要な相談・支援を受けられる体制を整備するために、地方公共団体の職員や性犯罪被害者等の支援を行う支援員を対象とした研修を行う「性犯罪被害者等支援体制整備促進事業」を実施し、先進的な取組等好事例を紹介するなどしている。

また、若年層の女性に対する性的な暴力である、いわゆるアダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等については、平成29(2017)年5月、関係府省対策会議において策定した「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」に基づき、関係府省による連携の下、更なる実態把握、取締り等の強化、教育・啓発の強化、相談体制の充実、保護・自立支援の取組強化などの取組を推進している。
また、前記「今後の対策」において、毎年4月を「AV出演強要・『JKビジネス』等被害防止月間」と位置付け、必要な取組を集中的に実施している。
さらに、厚生労働省では、困難を抱えた若年被害女性等に対して、公的機関・施設と民間支援団体とが密接に連携し、アウトリーチから居場所の確保、公的機関や施設へのつなぎを含めたアプローチを行う仕組みを構築するためのモデル事業を実施している。

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第2部は、今年度に実施を予定している施策について記述しています。

第2部 令和2年度に講じようとする男女共同参画社会の形成の促進に関する施策

<250ページ>
令和2年度に講じようとする男女共同参画社会の形成の促進に関する施策

第8章 女性に対するあらゆる暴力の根絶

第4節 性犯罪への対策の推進

内閣府では、地方公共団体の職員や性犯罪・性暴力被害者の支援を行う相談員を対象としたオンライン研修を行う。また、全国共通の短縮番号によるナビダイヤルを年度内に導入し、被害者がより相談しやすい環境を整える。性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターについて、センターの運営の安定化及び質の向上が図られるよう、性犯罪・性暴力被害者支援のための交付金により、24時間対応の推進や支援員の処遇改善等を含め、各都道府県の実情に応じた取組を支援し、性犯罪・性暴力被害者支援の更なる拡充を図る。

また、若年層の女性に対する性的な暴力である、いわゆるアダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等については、平成29(2017)年5月に策定した「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」等に基づき、SNSや薬物(レイプドラッグ)等に起因する問題も含め、引き続き、問題の根絶に向けて取組を推進する。

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内閣府は今年の6月に、上述の「男女共同参画白書 令和2年版」のほかに、
令和2年版 少子化社会対策白書

令和2年版 子供・若者白書
も刊行しています。
いずれも、AV出演強要に言及しています。
簡単に確認します。

(参考。当ブログ)
2020年9月16日

令和2年版 少子化社会対策白書

<142ページ>

令和2年版 少子化社会対策白書

犯罪等の被害の防止

・若年層に対する性的な暴力の防止

いわゆるアダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等の若年層の女性に対する性的な暴力については、2017年5月、関係府省対策会議において策定した「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」に基づき、関係府省による連携の下、更なる実態把握、取締り等の強化、教育・啓発の強化、相談体制の充実、保護・自立支援の取組強化などの取組を推進している。

また、前記「今後の対策」において、毎年4月を「AV出演強要・『JKビジネス』等被害防止月間」と位置付け、必要な取組を集中的に実施している。

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令和2年版 子供・若者白書

<77ページ>
令和2年版 子供・若者白書

3 被害防止のための教育

(5)女性に対する暴力の防止(内閣府、警察庁)
内閣府では、女性に対する暴力の加害者及び被害者になることを防止する観点から、若年層に対する効果的な予防啓発を行うため、若年層に対して教育・啓発の機会を持つ教育機関の教職員、地方公共団体において予防啓発事業を担当している行政職員、予防啓発事業を行っている民間団体等を対象として研修を実施した。

また、いわゆるアダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等の若年層の女性に対する性的な暴力については、平成29(2017)年5月、関係府省対策会議において策定した「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」に基づき、関係府省による連携の下、更なる実態把握、取締り等の強化、教育・啓発の強化、相談体制の充実、保護・自立支援の取組強化などの取組を推進している。
また、同対策において、毎年4月を「AV出演強要・『JKビジネス』等被害防止月間」と位置付け、必要な対策を集中的に実施している。
警察では、非行防止教室や防犯教室等様々な機会を捉え、ストーカー事案をめぐる情勢、具体的事例、対応方法等を伝えるなどして、被害者にも加害者にもならないための教育啓発を推進している。

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どちらもちからが入っています。

(再掲。男女共同参画白書 令和2年版)
引き続き、問題の根絶に向けて取組を推進する

いずれにせよ、AV出演強要対策は途上にある、ということがわかります。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

今年も、内閣府が発刊している白書に、AV出演強要、が明記されました。
当然です。
香西咲さんたちのAV出演強要被害はまだ解決していないのですから
各種の白書から、AV出演強要、という文字が消えてなくなることを待望します。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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