内閣府は先日、同府のホームページで、「男女共同参画白書 令和2年版」を公開しました。
ちなみに同白書は6月に発刊されました。
冊子化されたものは、7月から書店で販売されています。
「男女共同参画白書 令和2年版」は、
「第1部 令和元年度に講じた男女共同参画社会の形成の促進に関する施策」
と
「第2部 令和2年度に講じようとする男女共同参画社会の形成の促進に関する施策」
の2つからなります。
AV出演強要に関する記載もあります。
順にみていきます。
男女共同参画白書 令和2年版
同白書はまず、昨年度の施策をふりかえっています。
第1部 令和元年度に講じた男女共同参画社会の形成の促進に関する施策
<198ページ>
●令和元年度に講じた男女共同参画社会の形成の促進に関する施策
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第2部は、今年度に実施を予定している施策について記述しています。
第2部 令和2年度に講じようとする男女共同参画社会の形成の促進に関する施策
<250ページ>
●令和2年度に講じようとする男女共同参画社会の形成の促進に関する施策
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内閣府は今年の6月に、上述の「男女共同参画白書 令和2年版」のほかに、
「令和2年版 少子化社会対策白書」
と
「令和2年版 子供・若者白書」
も刊行しています。
いずれも、AV出演強要に言及しています。
簡単に確認します。
(参考。当ブログ)
・2020年9月16日
<142ページ>
●令和2年版 少子化社会対策白書
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<77ページ>
●令和2年版 子供・若者白書
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どちらもちからが入っています。
(再掲。男女共同参画白書 令和2年版)
「引き続き、問題の根絶に向けて取組を推進する」
いずれにせよ、AV出演強要対策は途上にある、ということがわかります。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。 全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。 |
今年も、内閣府が発刊している白書に、AV出演強要、が明記されました。
当然です。
香西咲さんたちのAV出演強要被害はまだ解決していないのですから
各種の白書から、AV出演強要、という文字が消えてなくなることを待望します。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
<2018年11月1日>
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
<2018年11月1日>
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
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