香西咲さんたちのAV強要被害。政府は、先日公開した資料のなかで、AV出演強要について「引き続き、問題の根絶に向けて取組を推進する」とのべました

政府は先日、男女共同参画に関する2つの資料を公開しました。

令和元年度に講じた男女共同参画社会の形成の促進に関する施策
令和2年度に講じようとする男女共同参画社会の形成の促進に関する施策

いずれにも、AV出演強要に関する記述があります。
順にみていきます。

令和元年度に講じた男女共同参画社会の形成の促進に関する施策

令和元年度に講じた男女共同参画社会の形成の促進に関する施策より、引用。)

<1ページ>
令和元年度に講じた男女共同参画社会の形成の促進に関する施策

「第4次男女共同参画基本計画」(平成27年12月閣議決定。以下「第4次基本計画」という。)策定から既に4年が経過した。
この間、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(平成27年法律第64号。以下「女性活躍推進法」という。)の制定・施行による各界各層の自主的な取組や女性活躍状況の「見える化」の促進を始め、政治分野の女性の参画状況の「見える化」、保育の受け皿確保に向けた取組など、女性活躍加速に向けた施策は着実に推進されている。

<197ページ>

第4節 性犯罪への対策の推進

1 性犯罪への厳正な対処等

捜査機関では、強制性交等罪(改正前の強姦罪)、強制わいせつ罪、児童福祉法の淫行をさせる罪等の関係諸規定を厳正に運用し、適正かつ強力な捜査を推進するとともに、適切な科刑の実現に努めている。

また、強姦罪の構成要件及び法定刑の見直し等並びに強姦罪等の非親告罪化を内容とする刑法の一部を改正する法律(平成29年法律第72号)が平成29(2017)年6月に成立し、同年7月に施行されたところ、同法の附則第9条においては、同法の施行後3年を目途として性犯罪に関する総合的な施策の在り方を検討することとされており、法務省では、平成30(2018)年4月に設置した「性犯罪に関する施策検討に向けた実態調査ワーキンググループ」において、性犯罪被害者を含む様々な立場の方からのヒアリングや各種調査研究を実施し、令和2年3月にその取りまとめ結果を公表した。

<198ページ>

また、若年層の女性に対する性的な暴力である、いわゆるアダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等については、平成29(2017)年5月、関係府省対策会議において策定した「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」に基づき、関係府省による連携の下、更なる実態把握、取締り等の強化、教育・啓発の強化、相談体制の充実、保護・自立支援の取組強化などの取組を推進している。
また、前記「今後の対策」において、毎年4月を「AV出演強要・『JKビジネス』等被害防止月間」と位置付け、必要な取組を集中的に実施している。
さらに、厚生労働省では、困難を抱えた若年被害女性等に対して、公的機関・施設と民間支援団体とが密接に連携し、アウトリーチから居場所の確保、公的機関や施設へのつなぎを含めたアプローチを行う仕組みを構築するためのモデル事業を実施している。

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(再掲)

令和元年度に講じた男女共同参画社会の形成の促進に関する施策

令和2年度に講じようとする男女共同参画社会の形成の促進に関する施策

つぎは、令和2年度に講じようとする男女共同参画社会の形成の促進に関する施策をみてみます。
ご存じのとおり、令和2年度は、今年(2020年)の4月1日から来年(2021年)の3月31日までです。

令和2年度に講じようとする男女共同参画社会の形成の促進に関する施策

令和2年度に講じようとする男女共同参画社会の形成の促進に関する施策より、引用。)

<250ページ>
令和2年度に講じようとする男女共同参画社会の形成の促進に関する施策

また、若年層の女性に対する性的な暴力である、いわゆるアダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題については、平成29(2017)年5月に策定した「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」等に基づき、SNSや薬物(レイプドラッグ)等に起因する問題も含め、引き続き、問題の根絶に向けて取組を推進する。

引き続き、問題の根絶に向けて取組を推進する
とあります。
政府は、今年度も、いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」(今後の対策)に書かれている施策を遂行する意向のようです。
気概が感じられます。
残念ながら「今後の対策」のなかの以下の施策につきましては、ほとんどが手付かず、となっています。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

2017年5月19日 内閣府、関係府省

被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討

アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。

(内閣府、関係府省)〔平成 29 年4月~〕

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

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(確認。「今後の対策」)

性的な暴力の被害につながる行為の規制

被害の回復

被害者の保護及び支援

政府はこのことについて、
法的対応を含め、必要な対応策を検討する
と言っています。
実施が待たれます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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