AV出演強要の事実が白日の下に晒されて4年が経過しました。
内閣府のホームページをみてみます。
(※下図は、内閣府のホームページから抜粋。)
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上図の一部を拡大します。
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当該リンクをクリックすると、特集アダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等のページに遷移します。
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上述のページ(政府広報オンライン)では、AV業界における騙しの手口が詳細に紹介されています。
いまから約1か月前のことです。
政府は、
「女性活躍加速のための重点方針2020」
を策定しました。
AV出演強要に関する部分を参照します。
2020年7月1日
女性活躍加速のための重点方針2020
(2020年7月1日 政府「女性活躍加速のための重点方針2020」より、引用。)
<7ページ>
●2020年7月1日 女性活躍加速のための重点方針2020
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政府は、7月1日に「女性活躍加速のための重点方針2020」をとりまとめました。
20日後、政府はさらに、別の資料でAV出演強要に言及しました。
該当する箇所を引用します。
2020年7月21日
第5次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方(素案)
(2020年7月21日 第5次基本計画策定専門調査会「第5次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方【素案】」より、引用。)
●2020年7月21日 第5次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方(素案)
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<50~51ページ>
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<51~52ページ>
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ふと、新約聖書のなかに記されているイエスのことばを思い出しました。
執筆者は、イエスの弟子のルカです。
(※ルカが記述した部分を「ルカ福音書」と言います。)
ルカは、イエスの言辞をつぎのようにつたえています。
「人を裁くな」
「人を罪に定めるな」
「赦(ゆる)してやれ」
と。
「赦(ゆる)してやれ」
政府にはこの考えがないようです。
(再掲。女性活躍加速のための重点方針2020)
「引き続き、こうした問題(AV出演強要)の根絶に向け、更なる実態把握や取締り等の強化、教育・啓発の強化、相談体制の充実、保護・自立支援の取組強化等の施策を総合的に推進する」
(再掲。第5次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方【素案】)
「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等の若年層を対象とした性暴力被害に関し、実態把握や取締等の強化、相談体制の充実、保護・自立支援の取組強化等の施策を総合的に推進する」
安堵させられます。
無法者は1匹残らず駆逐してほしいものです。
(ぱっぷす【PAPS】のツイートより、引用。)
●2018年10月14日 ぱっぷす(PAPS)
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ここではなしが変わります。
本日の毎日新聞の記事を参照します。
(2020年8月18日 毎日新聞「1歳息子と電車見物中、踏切に女子高生が 引っ張り出して自殺防ぐ 会社員に岡山県善行賞」より、引用。)
<一部分を抜粋>
●2020年8月18日 毎日新聞
同署によると相原さんは7月18日午後6時半ごろ、息子の颯介(そうすけ)ちゃん(1)らと自宅近くのJR線踏切で電車見物中、周囲をうろうろしている女子高校生(17)に気付いた。 |
高校生が遮断機が下りた踏切内に入ってしゃがみ込んだため、相原さんは急いで踏切内に入り、電車が来ないのを確認すると、高校生を踏切外に引っ張り出し救助した。 |
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相原さんは「怖いと思ったが、行くしかないと思った。女子高生が無事でよかった」と話した。 |
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AV業界人のように女性の命を奪う極悪人がいるいっぽうで、女性の命を救う一般人のかたもいらっしゃいます。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。 全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。 |
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AV業界はこの世の不要物です。
国家権力は振り上げている鉄槌をいつ下すのでしょうか。
楽しみです。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
<2018年11月1日>
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
<2018年11月1日>
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
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