香西咲さんは芸能スカウトに騙されました。AV業界人の手口はほかにもあります。西原理恵子さん「(JKビジネスは)性暴力の入り口」「AVの強要ももちろんあります」

約2か月ほど前に政府は、性暴力に対するあらたなとりくみを策定しました。

(参考。当ブログ)
2020年8月14日(※昨日)

AV出演強要に対する啓発については、以下のとおりです。

(2020年6月11日 第2回性犯罪・性暴力対策強化のための関係府省会議「性犯罪・性暴力対策の強化の方針【案】」より、引用。)

2020年6月11日 性犯罪・性暴力対策強化のための関係府省会議
(社会全体への啓発) 【内閣府・警察庁・文部科学省・関係省庁】

「相手の同意のない性的行為をしてはならない」「性暴力はあってはならないものであり、悪いのは加害者である」という社会の意識を醸成することが大切であり、3年間の「集中強化期間」において、広報啓発活動を徹底的に強化する。

・令和2年11月の「女性に対する暴力をなくす運動」(11/12-11/25)において、「性暴力」をテーマとして、全国的な広報・啓発活動を強化する。
・毎年入学・進学時期である4月に実施している「AV出演強要・『JKビジネス』等被害防止月間」について、若年層の性被害に関するより広い問題を広報啓発するのに適した時期であることから、令和3年4月から、若年層の性暴力被害予防のための月間とすることとし、性暴力の加害者、被害者、傍観者にならないことの啓発を徹底する。

具体的には、AV出演の強要やJKビジネスなどの問題の更なる啓発に加え、レイプドラッグの問題や相手の酩酊状態に乗じた性的行為の問題、セクシュアルハラスメント、痴漢など、若年層の様々な性暴力の予防啓発や性暴力被害に関する相談先の周知、周りからの声掛けの必要性などの啓発を行う。
さらに、大学等において、入学後のオリエンテーション等の機会に、相手の同意のない性的行為をしてはならないことや性暴力被害時の対応などに関する啓発の強化を促進する。

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(再掲。政府)
『女性に対する暴力をなくす運動』(11/12-11/25)において、『性暴力』をテーマとして、全国的な広報・啓発活動を強化する

「女性に対する暴力をなくす運動」は毎年、11月におこなわれています。
ふと、2年前におこなわれた「女性に対する暴力をなくす運動」を思い出しました。

(参考。内閣府のホームページ)
平成30年度 女性に対する暴力をなくす運動

上述のページに、漫画家の西原理恵子さんが描かれた漫画とメッセージ(※動画)が掲載されています。
西原理恵子さんが動画のなかでのべられていることばを文字にさせていただきます。

西原理恵子さん メッセージ動画より。)

西原理恵子さん

こんにちは。
漫画家の西原理恵子です。
11月12日から25日は、女性に対する暴力をなくす運動期間、です。
暴力、っていうのはね、いろいろな種類があるんですね。
ただ殴られたりするだけが暴力じゃないんです。
いろんなかたちがあります。
怒鳴られたり、とか、セクハラされたり、ストーカーされたり。
それから、いろんな売春を強要されたり、とか。
本当に、殴らない以外のたくさんの暴力があるっていうことを、まず、皆さんに知っていただきたいと思います。
それから、そういう暴力行為以外に多いのは、恋人や元カレとか、そういう親しいひとたちにされてしまう暴力っていうのが非常に多いということも、まず、頭に入れておいてください。
彼氏だと、他の人との交際を制限されるとか、携帯を全部覗かれてしまうとか。
夫であると、生活費を渡さない。
あとそれから、人格をひどく否定したり、ものすごくひどいことを言ったり。
小声でもそうなんですよ。
人格を否定されてしまったりするという、あなたが非常につらい思いをするときっていうのは、それはすべて、暴力になります。
よく覚えておいてください。
そしてですね、いま、おばちゃんなんかがこころを痛めているのがですね、若い女の子ですね。
風俗とか性的なもののターゲットになります。
JKビジネス、わたし、本当に心が痛みます。
「時給2000円もらえる、3000円もらえる」
って言って、仲のいい男の子や女の子に頼まれてしまって断られなかったり。
でも、そういう簡単なアルバイトをしている。
そして、店員さんや皆さんと仲良くなってしまうと、どんどん断れなくなりますよね。
その奥はもう、かならず、恐ろしい性風俗とか、そういう性暴力の入り口です。
絶対にあなたたちを狙って断れない状況に追い込みます。
AVの強要ももちろんありますし、売春なんかも絶体にあります。
絶対に「JKビジネス」というものに触(さわ)らないで、触(ふ)れないで、近寄らないでほしいです。
そしてその入り口が、いま言う、SNSですね。
あのひとたち、本当に用意周到に待っています。
あなたたちを。
つながらないで。
怪しい知らないひとたちと絶対につながらないようにしてください。
それから、これから大学生になっていく女の子たちにも、いま多いのが、合コンですね。
お酒に酔ってあなたの体を触ったり、脱がされたり、あるいは、お酒に何か薬を入れられてしまったり。
ニュースでたくさんみます。
でもほとんどの女の子がそれを、悪いことだ、とか、いやなことだ、と思っても言えないんですね。
言えないからこそ、どんどんひどくなっていくんです。
すこしでも、おかしいな、と思ったら、秘密でね、自分の名前を明かさずに相談ができる窓口があります。

(参考。平成30年度 女性に対する暴力をなくす運動 リーフレット【裏面】)
女性に対する暴力 相談窓口(※開いたあと、拡大できます。)

西原理恵子さん

もしあなたがひどい目に遭ったときにまず最初に相談する、って言ったら、お友達とかー
それから、親戚はしないかなー
お友達とか、そういう親しいひとに相談しますよね。
でも、親しい人たちってね、みんな素人、なんです。
素人は的確な答えがかならず出せるものではないです。
素人ってけっこうまちがったことを言います。
私のまわりの親戚のおばちゃんだって、夫に殴られたら、
「我慢しなさい」
「あんたも悪かったことがあったんでしょ?」
「もうちょっと、もう1回だけやり直してみようよ」
とか、ぜったいにまちがった答えが返ってくるんです。
問題は素人同士が解決してよいものでは絶対にないです。
かならず専門家に相談して的確な判断をアドバイスとしてもらってください。
あなたが正しい判断をするということは、それは、ものすごい大事なことです。
まちがったらー
そのまま、まちがえたまま、逃げ遅れてしまう可能性が非常にあります。
相談は、ひとりで悩まず、まわりのひとに相談しておわらずに、かならずもう一歩、専門家のもとに。

(参考。平成30年度 女性に対する暴力をなくす運動 リーフレット【裏面】)
女性に対する暴力 相談窓口(※開いたあと、拡大できます。)

西原理恵子さん

我慢をするのは勇気じゃないです。
我慢することはまちがっています。
かならず、おかしいな、と思ったら相談してください。
その場でおおきな声を張り上げることはできなくても、相談して正しい知識を持つということは、あなたの武器になります。
これからの女の子のためにも、ぜひ、勇気を出してここに電話をする。

(参考。平成30年度 女性に対する暴力をなくす運動 リーフレット【裏面】)
女性に対する暴力 相談窓口(※開いたあと、拡大できます。)

西原理恵子さん

チャレンジしてみてください。
それから、あなたの武器として身に付けてください。
よろしくお願いします。

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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2020年5月1日

セクハラ、パワハラは何処に相談するのが一番効果的なのかな?
もしご存知の方居たら教えてください。

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(再掲。西原理恵子さん)
親しい人たちってね、みんな素人、なんです
素人は的確な答えをがかならず出せるものではないです
素人ってけっこうまちがったことを言います
相談は、ひとりで悩まず、まわりのひとに相談しておわらずに、かならずもう一歩、専門家のもとに

セクハラ等のハラスメントにつきましては、東京管理職ユニオンのような地域労組にご相談することをお勧めします。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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