3日前から、パープル・ユニオンについてみています。
(参考。当ブログ)
<パープル・ユニオンについて>
・2020年8月2日(※3日前) ・2020年8月3日(※2日前) ・2020年8月4日(※1日前) |
(参考。当ブログ)
<ハラスメント被害について>
(1)2020年5月17日・・・・・・厚生労働省の相談窓口
(2)2020年5月18日・・・・・・東京管理職ユニオン①
(3)2020年5月19日・・・・・・角田(つのだ)由紀子弁護士①
(4)2020年5月20日・・・・・・上谷(かみたに)さくら弁護士
(5)2020年5月21日・・・・・・宮田桂子弁護士
(6)2020年5月22日・・・・・・弓田竜弁護士
(7)2020年5月23日・・・・・・神原元弁護士
(8)2020年5月24日・・・・・・太田真也弁護士
(9)2020年5月25日・・・・・・東京管理職ユニオン②
(10)2020年5月26日・・・・・・東京管理職ユニオン③
(11)2020年5月27日・・・・・・東京管理職ユニオン④
(12)2020年5月28日・・・・・・東京管理職ユニオン⑤
(13)2020年5月29日・・・・・・プレカリアートユニオン
(14)2020年5月30日・・・・・・東京管理職ユニオン⑥
(15)2020年5月31日・・・・・・迎合メールの無効性
(16)2020年6月1日・・・・・・角田(つのだ)由紀子弁護士②
(17)2020年6月2日・・・・・・宮崎学さん、小檜山博さん、宮本輝さんの論説
(18)2020年6月3日・・・・・・角田(つのだ)由紀子弁護士③
(19)2020年6月4日・・・・・・エセ労働組合について
(20)2020年6月5日・・・・・・東京管理職ユニオン⑦
(21)2020年6月6日・・・・・・東京管理職ユニオン⑧
(22)2020年6月7日・・・・・・東京管理職ユニオン⑨
(23)2020年6月9日・・・・・・東京管理職ユニオン⑩と、女性ユニオン東京①
(24)2020年6月10日・・・・・・東京管理職ユニオン⑪
(25)2020年6月11日・・・・・・東京管理職ユニオン⑫と、宗像恒次助教授の自己カウンセリングと親鸞
(26)2020年6月12日・・・・・・東京管理職ユニオン⑬と、野田正彰京都造形芸術大教授の論説
(27)2020年6月13日・・・・・・東京管理職ユニオン⑭と親鸞
(28)2020年6月14日・・・・・・東京管理職ユニオン⑮と、シモーヌ=ヴェイユ
(29)2020年6月15日・・・・・・東京管理職ユニオン⑯と、フロム
(30)2020年6月16日・・・・・・東京管理職ユニオン⑰と、アイリス=マードック
(31)2020年6月17日・・・・・・東京管理職ユニオン⑱と、カール=マルクス
(32)2020年6月18日・・・・・・セクハラ訴訟で勝訴
(33)2020年6月19日・・・・・・東京管理職ユニオン⑲と、ロマン=ロラン
(34)2020年6月20日・・・・・・東京管理職ユニオン⑳と、無償の愛
(35)2020年6月21日・・・・・・東京管理職ユニオン(21)と、遠藤司皇學館大学准教授の論説
(36)2020年6月22日・・・・・・東京管理職ユニオン(22)と、カミュ
(37)2020年6月23日・・・・・・東京管理職ユニオン(23)と、マキアヴェリ
(38)2020年6月24日・・・・・・東京管理職ユニオン(24)と、マザー=テレサ
(39)2020年6月25日・・・・・・東京管理職ユニオン(25)と、「キミがいれば」
(40)2020年6月26日・・・・・・東京管理職ユニオン(26)と、マキアヴェッリ
(41)2020年6月27日・・・・・・秋田県立農業短大事件①
(42)2020年6月28日・・・・・・秋田県立農業短大事件②
(43)2020年6月29日・・・・・・秋田県立農業短大事件③と、キャンパスセクハラ
(44)2020年6月30日・・・・・・東北大学セクハラ事件①
(45)2020年7月1日・・・・・・東北大学セクハラ事件②
(46)2020年7月2日・・・・・・京都大学セクハラ事件①
(47)2020年7月3日・・・・・・京都大学セクハラ事件②
(48)2020年7月4日・・・・・・京都大学セクハラ事件③
(49)2020年7月5日・・・・・・京都大学セクハラ事件④
(50)2020年7月6日・・・・・・キャンパスセクハラと、哲学者カントの思想①
(51)2020年7月7日・・・・・・キャンパスセクハラと、哲学者カントの思想②
(52)2020年7月8日・・・・・・鳴門教育大学セクハラ事件①
(53)2020年7月9日・・・・・・鳴門教育大学セクハラ事件②
(54)2020年7月10日・・・・・・鳴門教育大学セクハラ事件③
(55)2020年7月11日・・・・・・鳴門教育大学セクハラ事件④
(56)2020年7月12日・・・・・・東北生活文化大学セクハラ事件
(57)2020年7月13日・・・・・・宮城学院女子大学講師セクハラ事件
(58)2020年7月14日・・・・・・琉球大学セクハラ事件
(59)2020年7月15日・・・・・・セクハラ犯が支払う賠償金
(60)2020年7月16日・・・・・・セクハラ犯の異常性と、マイケル=サンデル
(61)2020年7月17日・・・・・・女性ユニオン東京②
(62)2020年7月18日・・・・・・奈良女子大学セクハラ事件
(63)2020年7月19日・・・・・・高知大学セクハラ事件①
(64)2020年7月20日・・・・・・高知大学セクハラ事件②
(65)2020年7月21日・・・・・・佐賀大学セクハラ事件①
(66)2020年7月23日・・・・・・佐賀大学セクハラ事件②
(67)2020年7月24日・・・・・・大阪市立大学セクハラ事件
(68)2020年7月25日・・・・・・大阪市立大学セクハラ事件(別件①)
(69)2020年7月26日・・・・・・大阪市立大学セクハラ事件(別件②)
(70)2020年7月27日・・・・・・辻本育子弁護士
(71)2020年7月29日・・・・・・セクハラの裁判
(72)2020年7月30日・・・・・・いまもつづくキャンパスセクハラ
(73)2020年8月2日・・・・・・セクハラ被害者の佐藤香(さとうかおり)さん①
(74)2020年8月3日・・・・・・セクハラ被害者の佐藤香(さとうかおり)さん②
(75)2020年8月4日・・・・・・セクハラ被害者の佐藤香(さとうかおり)さん③
パープル・ユニオンは、いまから8年前(2012年)に発足しました。
委員長は佐藤香(さとうかおり)さんです。
同労組は主に、セクハラ問題に取り組んでいます
佐藤香(さとうかおり)委員長は、会社員時代、セクハラの被害に遭ったことがあります。
週刊金曜日の記事を一部、引用します。
(2012年3月15日 週刊金曜日「セクハラと闘う労働組合――パープル・ユニオン結成」より、引用。)
<一部分を抜粋>
●2012年3月15日 週刊金曜日
執行委員長の佐藤香さんは、 「私自身セクハラの被害者。これは個人の問題ではなく社会問題だと気付いた。セクハラが労災申請できることを知らないという声が多い。同じ思いをしている人のためにも組合を通して現状を変えていきたい」 などと抱負を語った。 |
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セクハラの被害に遭ったとき、呻吟するのは、相談先です。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2020年5月1日>
セクハラ、パワハラは何処に相談するのが一番効果的なのかな? もしご存知の方居たら教えてください。 |
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佐藤香(さとうかおり)さんは、思い当たるところへ相談しました。
立憲民主党のホームページに掲載された佐藤香(さとうかおり)さんのインタビュー記事を参照します。
(2019年4月12日 立憲民主党「『痛みをちからに』――日本初の訴訟をたたかい、支援の現場に10年。セクハラ・サバイバーからのメッセージ」より、引用。)
派遣先と派遣元に相談
●2019年4月12日 佐藤香(さとうかおり)さん
派遣先と派遣元、両方に相談したんですが、加害者の上司は会社内で権限のある人間だったので、「あいつはそういうことをする人間じゃない」とか、「あいつは派遣社員のために努力しているんだ」などと言われました。 |
「今まで通り仲良くやってくれよ」と説得されることもありました。 |
会社内で相談しても、結局は加害者を擁護する人ばかりでした。 |
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無料相談
●2019年4月12日 佐藤香(さとうかおり)さん
「無料相談ではただ話を聞いてもらうだけで終わってしまいました」 |
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医療機関
●2019年4月12日 佐藤香(さとうかおり)さん
「医療機関では『なぜ、嫌だと言えなかったの?』と問いただされる」 |
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弁護士
●2019年4月12日 佐藤香(さとうかおり)さん
弁護士に相談しても、「証拠がないから(行動を起こしても)あなたが傷つくだけだ」と言われました。 |
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労働基準監督署
●2019年4月12日 佐藤香(さとうかおり)さん
労災認定を申請するために労働基準監督署にも行きましたが、セクハラだけで労災認定された前例はないため、「長時間労働など、他の過失がなければ難しい」という結論で。 |
わたしはやけになってしまって、思わず「じゃあわたしが死んだら労災認定してくれるんですか?」と聞きました。 |
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所詮は他人事です。
佐藤香(さとうかおり)さんは方々で、体(てい)よくあしらわれました
当時の心境を佐藤香(さとうかおり)さんはつぎのように語っています。
●2019年4月12日 佐藤香(さとうかおり)さん
むしろ、相談するたびに期待しては絶望し、傷が深くなっていった。 |
仕事を失い、生活も厳しくなり、追い詰められました。 |
「次に相談するところでわかってもらえなかったらもう自分の人生を終わりにしよう」とまで思いつめていた時、病院の受付で一枚のカードを目にしました。 |
それが、「北海道ウィメンズ・ユニオン」でした。 |
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北海道ウィメンズ・ユニオンは、個人で加入することができる労働組合です。
この種の労働組合は、地域労組、とよばれています。
北海道新聞の記事をみてみます。
(2011年6月28日 北海道新聞「*動かす*セクハラ認定 道広げる」より。)
(※注 孫引きです。働く女性の全国センターに掲載されている記事を引用しました。)
<一部分を抜粋>
●2011年6月28日 北海道新聞
「(相談窓口の)シャッターがどんどん降りていく中、開いていたのはユニオンだけ。命を拾われた」 |
団交を重ねながら、退職翌年に行った同労基署への労災申請は棄却。 |
不服として行った労働局への審査請求も、東京の労働保険審査会への再審査請求も、ことごとく棄却された。 |
残された道は裁判だけ。 |
昨年(2010年)1月、国を相手取り、労災不認定の取り消しを求める行政訴訟を東京地裁に起こした。セクハラでは全国初だった。 |
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同ユニオン(北海道ウィメンズ・ユニオン)の小山洋子委員長は、近藤恵子書記長とセクハラ労働相談の事例を集め、厚労省へ実情説明に通った。 |
全国組織などと連携して衆議院議員会館で集会を開き、議員や官僚に労災認定基準の見直しを訴えた。 |
同年(2010年)11月10日、国は判決を待たず、佐藤さんを労災認定する方針を表明。 |
組合員約60人の小さなユニオン(北海道ウィメンズ・ユニオン)が国を動かした瞬間だった。 |
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地域労組が佐藤香(さとうかおり)さんを救いました。
明日は、この北海道ウィメンズ・ユニオンについてみてみます。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
<2018年11月1日>
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
<2018年11月1日>
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
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