香西咲さん「セクハラ、パワハラは何処に相談するのが一番効果的なのかな?」(その74)。いまもセクハラと向かい合っている佐藤香さんの場合②。「あなたはひとりじゃない」

昨日のつづきです。

(参考。当ブログ)
<ハラスメント被害について>
(1)2020年5月17日・・・・・・厚生労働省の相談窓口
(2)2020年5月18日・・・・・・東京管理職ユニオン①
(3)2020年5月19日・・・・・・角田(つのだ)由紀子弁護士①
(4)2020年5月20日・・・・・・上谷(かみたに)さくら弁護士
(5)2020年5月21日・・・・・・宮田桂子弁護士
(6)2020年5月22日・・・・・・弓田竜弁護士
(7)2020年5月23日・・・・・・神原元弁護士
(8)2020年5月24日・・・・・・太田真也弁護士
(9)2020年5月25日・・・・・・東京管理職ユニオン②
(10)2020年5月26日・・・・・・東京管理職ユニオン③
(11)2020年5月27日・・・・・・東京管理職ユニオン④
(12)2020年5月28日・・・・・・東京管理職ユニオン⑤
(13)2020年5月29日・・・・・・プレカリアートユニオン
(14)2020年5月30日・・・・・・東京管理職ユニオン⑥
(15)2020年5月31日・・・・・・迎合メールの無効性
(16)2020年6月1日・・・・・・角田(つのだ)由紀子弁護士②
(17)2020年6月2日・・・・・・宮崎学さん、小檜山博さん、宮本輝さんの論説
(18)2020年6月3日・・・・・・角田(つのだ)由紀子弁護士③
(19)2020年6月4日・・・・・・エセ労働組合について
(20)2020年6月5日・・・・・・東京管理職ユニオン⑦
(21)2020年6月6日・・・・・・東京管理職ユニオン⑧
(22)2020年6月7日・・・・・・東京管理職ユニオン⑨
(23)2020年6月9日・・・・・・東京管理職ユニオン⑩と、女性ユニオン東京①
(24)2020年6月10日・・・・・・東京管理職ユニオン⑪
(25)2020年6月11日・・・・・・東京管理職ユニオン⑫と、宗像恒次助教授の自己カウンセリングと親鸞
(26)2020年6月12日・・・・・・東京管理職ユニオン⑬と、野田正彰京都造形芸術大教授の論説
(27)2020年6月13日・・・・・・東京管理職ユニオン⑭と親鸞
(28)2020年6月14日・・・・・・東京管理職ユニオン⑮と、シモーヌ=ヴェイユ
(29)2020年6月15日・・・・・・東京管理職ユニオン⑯と、フロム
(30)2020年6月16日・・・・・・東京管理職ユニオン⑰と、アイリス=マードック
(31)2020年6月17日・・・・・・東京管理職ユニオン⑱と、カール=マルクス
(32)2020年6月18日・・・・・・セクハラ訴訟で勝訴
(33)2020年6月19日・・・・・・東京管理職ユニオン⑲と、ロマン=ロラン
(34)2020年6月20日・・・・・・東京管理職ユニオン⑳と、無償の愛
(35)2020年6月21日・・・・・・東京管理職ユニオン(21)と、遠藤司皇學館大学准教授の論説
(36)2020年6月22日・・・・・・東京管理職ユニオン(22)と、カミュ
(37)2020年6月23日・・・・・・東京管理職ユニオン(23)と、マキアヴェリ
(38)2020年6月24日・・・・・・東京管理職ユニオン(24)と、マザー=テレサ
(39)2020年6月25日・・・・・・東京管理職ユニオン(25)と、「キミがいれば」
(40)2020年6月26日・・・・・・東京管理職ユニオン(26)と、マキアヴェッリ
(41)2020年6月27日・・・・・・秋田県立農業短大事件①
(42)2020年6月28日・・・・・・秋田県立農業短大事件②
(43)2020年6月29日・・・・・・秋田県立農業短大事件③と、キャンパスセクハラ
(44)2020年6月30日・・・・・・東北大学セクハラ事件①
(45)2020年7月1日・・・・・・東北大学セクハラ事件②
(46)2020年7月2日・・・・・・京都大学セクハラ事件①
(47)2020年7月3日・・・・・・京都大学セクハラ事件②
(48)2020年7月4日・・・・・・京都大学セクハラ事件③
(49)2020年7月5日・・・・・・京都大学セクハラ事件④
(50)2020年7月6日・・・・・・キャンパスセクハラと、哲学者カントの思想①
(51)2020年7月7日・・・・・・キャンパスセクハラと、哲学者カントの思想②
(52)2020年7月8日・・・・・・鳴門教育大学セクハラ事件①
(53)2020年7月9日・・・・・・鳴門教育大学セクハラ事件②
(54)2020年7月10日・・・・・・鳴門教育大学セクハラ事件③
(55)2020年7月11日・・・・・・鳴門教育大学セクハラ事件④
(56)2020年7月12日・・・・・・東北生活文化大学セクハラ事件
(57)2020年7月13日・・・・・・宮城学院女子大学講師セクハラ事件
(58)2020年7月14日・・・・・・琉球大学セクハラ事件
(59)2020年7月15日・・・・・・セクハラ犯が支払う賠償金
(60)2020年7月16日・・・・・・セクハラ犯の異常性と、マイケル=サンデル
(61)2020年7月17日・・・・・・女性ユニオン東京②
(62)2020年7月18日・・・・・・奈良女子大学セクハラ事件
(63)2020年7月19日・・・・・・高知大学セクハラ事件①
(64)2020年7月20日・・・・・・高知大学セクハラ事件②
(65)2020年7月21日・・・・・・佐賀大学セクハラ事件①
(66)2020年7月23日・・・・・・佐賀大学セクハラ事件②
(67)2020年7月24日・・・・・・大阪市立大学セクハラ事件
(68)2020年7月25日・・・・・・大阪市立大学セクハラ事件(別件①)
(69)2020年7月26日・・・・・・大阪市立大学セクハラ事件(別件②)
(70)2020年7月27日・・・・・・辻本育子弁護士
(71)2020年7月29日・・・・・・セクハラの裁判
(72)2020年7月30日・・・・・・いまもつづくキャンパスセクハラ
(73)2020年8月2日・・・・・・佐藤香(さとうかおり)さん①

セクハラの被害に遭った佐藤香(さとうかおり)さんは、解決後、地域ユニオンを設立しました。

(参考)
パープル・ユニオン

週刊金曜日の記事を参照します。

(2012年3月15日 週刊金曜日「セクハラと闘う労働組合――パープル・ユニオン結成」より、引用。)

<一部分を抜粋>
2012年3月15日 週刊金曜日

「女性であるだけで職場で繰り返される不当な扱いを許さない」とセクシュアル・ハラスメントやパワー・ハラスメント、賃金差別などの問題に取り組む、働く女性のための労働組合「パープル・ユニオン」が(2012年)2月26日、東京都内で結成総会を行なった。
執行委員長の佐藤香さんは、
「私自身セクハラの被害者。これは個人の問題ではなく社会問題だと気付いた。セクハラが労災申請できることを知らないという声が多い。同じ思いをしている人のためにも組合を通して現状を変えていきたい」
などと抱負を語った。

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同ユニオンは職種や雇用形態を問わず、会社の組合に加盟していても加入できる。
団体交渉や裁判などの支援や相談業務を行なう。
電話相談は月・水・金の14時~20時 TEL 03・5689・7040

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佐藤香(さとうかおり)さんは、昨年(2019年)の参議院選挙で、立憲民主党から立候補しました。
残念ながら当選することはできませんでしたが。

(参考。選挙結果)
参院選 2019 NHK選挙WEB

立憲民主党のホームページに、佐藤香(さとうかおり)さんのインタビュー記事が掲載されています。
一部を引用します。

(2019年4月12日 立憲民主党「『痛みをちからに』――日本初の訴訟をたたかい、支援の現場に10年。セクハラ・サバイバーからのメッセージ」より、引用。)

<一部分を抜粋>
2019年4月12日 佐藤香(さとうかおり)さん

わたしはこれまで、「女性と人権全国ネットワーク」の共同代表、NPO法人全国女性シェルターネットの事務局長とパープル・ユニオンという労働組合の執行委員長を務めてきました。

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パープル・ユニオンは2012年に設立された団体で、セクハラや不当解雇、パワハラの問題に関し、会社と労使交渉などを行ってきました。

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最初にセクハラの被害に遭ったのは、派遣社員として働いていたときです。
男性上司から、食事や旅行に執拗に誘われ、断ってもつきまとわれる日々が続きました。
体を触られたり、「愛している」というメールが届いたり、わたしにとっては恐怖の連続でした。

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しかし、1年ほど経つとセクハラはエスカレートし、だんだんと嫌がらせも始まった。

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セクハラが始まってから半年くらい経ったとき、わたしの異変に気づいた友人が心療内科の受診を勧めてくれました。

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病院では適応障害・強迫性障害と診断され、治療もしていきましたが、最終的にはもう勤務できる状態ではないといわれて、退職を余儀なくされました。

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弁護士に相談しても、「証拠がないから(行動を起こしても)あなたが傷つくだけだ」と言われました。
労災認定を申請するために労働基準監督署にも行きましたが、セクハラだけで労災認定された前例はないため、「長時間労働など、他の過失がなければ難しい」という結論で。

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「次に相談するところでわかってもらえなかったらもう自分の人生を終わりにしよう」とまで思いつめていた時、病院の受付で一枚のカードを目にしました。
それが、「北海道ウィメンズ・ユニオン」でした。

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(参考)
北海道ウイメンズ・ユニオンのホームページ(ブログ)

2019年4月12日 佐藤香(さとうかおり)さん

それまで相談したところと一番違ったのは「あなたは悪くない」と言ってくれたこと。

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最終的には、訴訟を起こすことを決めました。

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8年もかかりましたが2011年に勝訴しました。
セクハラによる労災が日本で初めて認められることになったんです。
これをきっかけに、セクハラを積極的に労災認定するよう、労災の基準が厚生労働省によって見直され始めました。

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セクハラや性暴力の被害を受けた方々に伝えたいことはありますか?

2019年4月12日 佐藤香(さとうかおり)さん

「あなたはひとりじゃない」って伝えたいです。
人は孤独だと、自分が抱えている生きづらさは自分だけの問題だと考えてしまう。
情報がなくて孤立してしまっている人も多い。
わたしもセクハラで苦しみ、人生のどん底にいたときはそうでした。
わたしは、様々な支援を通じて、同じような想いを抱えている人たちに会って解放されたんです。
「自分だけじゃなかったんだ!」って。
今も同じように苦しんでいる人が、この社会には大勢いる。
あなたはひとりじゃないし、多くの困難は個人じゃなく、社会のほうの問題だったりする。
一人ひとりの声をつなげれば、国だって動かせる。
わたしは本気でそう思ってます。

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佐藤香(さとうかおり)さんのインタビュー記事のなかから、一部分を抜粋させていただきました。

2019年4月12日 立憲民主党 「痛みをちからに」――日本初の訴訟をたたかい、支援の現場に10年。セクハラ・サバイバーからのメッセージ」

もしもよろしければ、全文をお読みになっていただければと思います。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2020年5月1日

セクハラ、パワハラは何処に相談するのが一番効果的なのかな?
もしご存知の方居たら教えてください。

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弁護士と向かい合ってはなしをしていると、陰鬱な気分になるひとが多いようです。
弁護士というのは一般的に、腹に一物(いちもつ)を持っている感じがします。
相談者は息苦しさを覚え、孤立感が増すことでしょう。
地域ユニオンはちがいます。
組合員は、陽気で、前向きなかたが多いです。

(再掲。佐藤香(さとうかおり)さん)
『あなたはひとりじゃない』って伝えたいです
わたしは、様々な支援を通じて、同じような想いを抱えている人たちに会って解放されたんです

セクハラの悩みをかかえているかたは、一度、地域ユニオンを訪ねてみるとよいでしょう。
お勧めは東京管理職ユニオンです。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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