中国の前漢は、B.C.202年(※いまから2222年前)からはじまります。
初代皇帝は、戦国時代を制した劉邦(※死語のおくりなは高祖)です。
劉邦(高祖)の時代、陸賈(りくか)という政治家が活躍しました。
陸賈(りくか)の代表的な著作は、「新語」です。
「新語」のなかに、
「浮石沈木」
という記述があります。
読んで字のごとく、川の水面を重い石が流れて軽い木が水のなかへ沈む、という意味です。
物事が転倒していることを喩(たと)えています。
いまの日本もそうです。
ハラスメントをするものが跋扈して、被害者は沈黙を余儀なくされています。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2020年5月1日>
セクハラ、パワハラは何処に相談するのが一番効果的なのかな? もしご存知の方居たら教えてください。 |
(参考。当ブログ)
<ハラスメント被害>
(1)2020年5月17日・・・・・・厚生労働省の相談窓口について
(2)2020年5月18日・・・・・・東京管理職ユニオンについて
(3)2020年5月19日・・・・・・角田(つのだ)由紀子弁護士について
(4)2020年5月20日・・・・・・上谷(かみたに)さくら弁護士について
(5)2020年5月21日・・・・・・宮田桂子弁護士について
(6)2020年5月22日・・・・・・弓田竜弁護士について
(7)2020年5月23日・・・・・・神原元弁護士について
(8)2020年5月24日・・・・・・太田真也弁護士について
(9)2020年5月25日・・・・・・東京管理職ユニオンについて②
(10)2020年5月26日・・・・・・東京管理職ユニオンについて③
(11)2020年5月27日・・・・・・東京管理職ユニオンについて④
(12)2020年5月28日・・・・・・東京管理職ユニオンについて⑤
(13)2020年5月29日・・・・・・プレカリアートユニオンについて
(14)2020年5月30日・・・・・・東京管理職ユニオンについて⑥
(15)2020年5月31日・・・・・・迎合メールの無効性について
(16)2020年6月1日・・・・・・角田(つのだ)由紀子弁護士について②
(17)2020年6月2日・・・・・・宮崎学さん、小檜山博さん、宮本輝さんの論説について
(18)2020年6月3日・・・・・・角田(つのだ)由紀子弁護士について③
(19)2020年6月4日・・・・・・エセ労働組合について
(20)2020年6月5日・・・・・・東京管理職ユニオンについて⑦
(21)2020年6月6日・・・・・・東京管理職ユニオンについて⑧
(22)2020年6月7日・・・・・・東京管理職ユニオンについて⑨
(23)2020年6月9日・・・・・・東京管理職ユニオンについて⑩、女性ユニオン東京
(24)2020年6月10日・・・・・・東京管理職ユニオンについて⑪
(25)2020年6月11日・・・・・・東京管理職ユニオンについて⑫と、宗像恒次助教授の自己カウンセリングについて
(26)2020年6月12日・・・・・・東京管理職ユニオンについて⑬と、野田正彰京都造形芸術大教授の論説について
(27)2020年6月13日・・・・・・東京管理職ユニオンについて⑭
(再掲。香西咲さん)
「セクハラ、パワハラは何処に相談するのが一番効果的なのかな?」
朝日新聞の記事を参照します。
(2011年10月21日 朝日新聞「(働く)心を病んで:1 過酷な勤務・暴言…限界 勝訴、でも復職できず」より、引用。)
(※当該記事は、G-Searchデータベースサービスに所蔵されています。)
●2011年10月21日 朝日新聞
長時間労働やパワハラ、セクハラなどで、メンタルヘルス(心の健康)に不調を起こす人は増える一方だ。労働政策研究・研修機構の昨秋の調査(5250事業所回答)では、不調者のいる事業所は6割。うち3割が、3年前より人数が増えたと答えた。 |
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1人でも入れる労働組合「東京管理職ユニオン」(本部・東京都渋谷区)への相談者の4割は心の不調も訴える。正社員はとりわけ、転職の難しさや非正社員になる不安から、会社の無理な要求にも応えてしまいがちという。 |
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ある男性の場合
●2011年10月21日 朝日新聞
東京都の清水文美(ふみよし)さん(32)は高校卒業後、8年間のフリーター生活を経て、06年9月にコンビニ「SHOP99」の運営会社に入社した。 |
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腹痛や不眠、吐き気、食欲不振に悩まされたが、「やっとなれた念願の正社員。それに短期間で辞めたら転職で不利になる」と思っていた。 |
9月に病院で「うつ状態」と診断され、翌月から休職。 |
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未払い残業代の支払いなどを求め会社を訴え、今年5月に勝訴。 |
「僕は会社の『歯車』以下。燃え尽きたら何も残らない『燃料』だった」 |
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ある女性の場合
●2011年10月21日 朝日新聞
「ブス、業績不振はお前のせいだ」 「契約更新はないからな」 「メスブタ、死ね」 |
今春、西日本の派遣社員の40代女性は、派遣先で上司から1時間以上も罵声を浴びた。 |
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移ったこの会社では上司のパワハラなどで症状が悪化していた。 |
不況で夫の収入は月10万円減。家のローンも残る。病気を知られると、仕事を失いかねない。だから、倒れた翌日も、同僚には「忙しくてしんどかった」とごまかした。 |
しかし、上司の言葉通り、翌月で契約終了になった。 |
「ぼろぼろにされて、使い捨て。そして泣き寝入り。あまりに理不尽だと思う」 |
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まさに、
「浮石沈木」
です。
川の水面を重い石が流れて軽い木が水のなかに沈んでいます。
(再掲。朝日新聞)
「ぼろぼろにされて、使い捨て。そして泣き寝入り」
ここでアラン(1868年~1951年)とシモーヌ=ヴェイユ(1909年~1943年)のことばをご紹介します。
両人は哲学者です。
アラン(男性)
(アラン著 神谷幹夫訳「幸福論」岩波文庫刊より、引用。)
<『上機嫌』の章(244~245ページ)>
ほんとうの苦痛が訪れたら、その時自分のなすべきことはただ一つしかない。 人間らしく振舞い、強く生きること。 おのが意思と生命とを一つにして、不幸と敢然とたたかうことだ。 |
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シモーヌ=ヴェイユ(女性)
(シモーヌ=ヴェイユ著 田辺保訳「重力と恩寵」ちくま学芸文庫より、引用。)
あまりに状況がきびしいと、人は身を落とす。 そういう仕掛けになっているのは、高い感情によって与えられるエネルギーは――ふつう一般に――限度があるからである。 |
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何かの幸福のためではなく、必然に迫られて、――なにかに引かれてというのでなく、むりにも押しやられて、――今あるがままに自分の生存を保ち続けるために、――努力すること、それは常に奴隷であるということだ。 |
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たとえば、ほんのひととき、幸福になれるかもしれないひとりの人の人生そのひとときをなぜ破壊するのか。 |
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ゆるすこと。 そんなことはできない。 だれかがわたしたちに害を加えたとき、わたしたちの中にはさまざまな反応が生じる。 復讐したいというねがいは、何より本質的な均衡回復へのねがいである。 |
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均衡を回復したいと思っているかたは東京管理職ユニオンに相談されることをお勧めします。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
<2018年11月1日>
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
<2018年11月1日>
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
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