香西咲さん「セクハラ、パワハラは何処に相談するのが一番効果的なのかな?」(その2)。一度、東京管理職ユニオンにご相談されることをお勧めいたします

昨日のつづきです。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2020年5月1日

セクハラ、パワハラは何処に相談するのが一番効果的なのかな?
もしご存知の方居たら教えてください。

昨日は、ハラスメントに関して、厚生労働省のホームページを参照しました。

厚生労働省 職場におけるハラスメントの防止のために(セクシュアルハラスメント/妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント/パワーハラスメント)

(参考。当ブログ)
2020年5月17日(※昨日)

もう一度、同省の文章を引きます。

厚生労働省

ハラスメントは、個人の問題ではなく会社の問題です。
会社の人事労務などの相談担当者や信頼できる上司に相談しましょう。
取引先や顧客などからセクシュアルハラスメントを受けた場合も、自分の勤める会社に相談してください。
労働組合に相談する方法もあります。

(再掲。厚生労働省)
労働組合に相談する方法もあります

現在、どれくらいの労働者が、労働組合に入っているのでしょうか。

(参考)
2019年12月19日 厚生労働省 令和元年(2019 年)労働組合基礎調査の概況

2019年12月19日 毎日新聞 労組の組織率、過去最低の16%台に パート推定組織率8.1%で変わらず

上述の資料や記事をご覧になるとわかります。
労働組合に入っているのは、100人のうちわずか16人です。
その16人の大半は、公務員や大企業の労働者です。
中小企業内に労働組合があるところは少数、という現状があります。
労働組合がない会社でセクハラやパワハラの被害に遭ったとします。
当該被害者は労働組合に相談する術(すべ)がありません。
大多数のひとはそのように考えます。
結論から先に言いますと、これはまちがいです。
日本の労働組合は企業別労働組合です。
それぞれの企業ごとに組織されています。
ここから錯覚が生じます。
自分の会社に労働組合がない場合は労働組合員になれない、と。
そのようなことはありません。
たとえばアメリカやヨーロッパなどの労働組合は産業別労働組合です。
労働者は自分の会社の労働組合でなく、自分が所属している産業の労働組合に加入します。
日本には現在、企業別以外の労働組合がいくつか存在しています。
有名なのが、東京管理職ユニオンです。
管理職ユニオンという名前をみて、
「管理職しか入れないのでは」
「自分は管理職でないから入れない」
と思うかもしれません。
これはちがいます。
東京管理職ユニオンは当初、リストラで首を切られた管理職を救うために結成されました。
ご承知のとおり、ほとんどの企業では、係長よりも上の役職になると労働組合に入れない、というふうになっています。
そこでつくられたのが、東京管理職ユニオンです。
現在、東京管理職ユニオンに加入している方々は、管理職よりも一般の労働者のほうが多い、と言われています。
東京管理職ユニオンは、設立時からずっと、設楽清嗣さんが書記長を務めてきました。
※注 現在は相談役。)

以前に当ブログで、「敗者復活―リストラ社員の大逆襲」(幻冬舎刊)にふれたことがあります。

(参考。当ブログ)
2016年8月9日
2016年9月19日
2018年4月9日
2019年2月26日
2019年3月9日

この本を上梓されたのは宮崎学さんと設楽清嗣さんです。

労働組合に入ると、どのような利点があるのでしょうか。
労働組合法を確認します。

労働組合法

労働組合法 第6条

労働組合の代表者又は労働組合の委任を受けた者は、労働組合又は組合員のために使用者又はその団体と労働協約の締結その他の事項に関して交渉する権限を有する

ハラスメントをされた被害者が使用者(事業者)に抗議をしても相手にされません。
一蹴されます。
その前に、会ってもくれないでしょう。
労働組合の場合は別です。
労働組合には、団体交渉権、という強力な権限が付与されています。
簡単に言いますと、組合員のために使用者(事業者)と交渉することができます。
もしも使用者(事業者)が労働組合の申し出を拒否したらどうなるのでしょうか。

労働組合法 第7条

第七条 使用者は、次の各号に掲げる行為をしてはならない。

二 使用者が雇用する労働者の代表者と団体交渉をすることを正当な理由がなくて拒むこと。

使用者(事業者)は団体交渉の申し出を拒否することができません。
拒否した場合は、不当労働行為、となります。
その後は以下の流れとなります。

(参考。千葉県)
不当労働行為の審査

東京管理職ユニオンのホームページをみてみます。

東京管理職ユニオン

東京管理職ユニオン ホームページ

<一部分を抜粋>
東京管理職ユニオン

職業・産業問わず個人で加入出来る一般労働組合

リストラ・降格・左遷・ハラスメントなどの
職場の労働問題を解決へ導いていきます!

パワハラセクハラ・マタハラ・モラハラ・・・
ハラスメントに関する解決への道。

(例)パワハラ

まずはあなたの事案が、パワハラの「6つの行動類型」に当たるかどうかを確認してみましょう。

パワーハラスメントの6つの類型(厚生労働省)

・(1)身体的な攻撃(暴行・傷害)
・(2)精神的な攻撃(脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言)
・(3)人間関係からの切り離し(隔離・仲間外し・無視)
・(4)過大な要求(業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害)
・(5)過小な要求(業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと)
・(6)個の侵害(私的なことに過度に立ち入ること)

該当していれば、会社の行為は違法性が高いということになり、明らかに対策が必要あると言えます。
最もお勧めしたい対策は労働組合への加入ですが、もちろん他の方法と同様に加入したからといって必ず解決するというわけではありません。
組合以外の相談先としては、職場の相談窓口、自治体にある電話相談窓口、都道府県労働局、労働基準監督署の総合労働相談コーナーなどが考えられます。
この他にも自身で調査した情報から複数を選択するなども検討するのが良いでしょう。
注意するべき点を挙げるなら、例えば職場の相談窓口、上司、人事に報告相談という選択をした場合についてです。当然ではありますが、これらは会社と一体であることが多く、相談したことによって会社から報復された例もあります。かえって事態を悪化させてしまっては元も子もありません。

こういったケースのパワハラ事件で組合が団体交渉を行う場合、会社に対して様々な観点から事件についての説明を求めることになるのですが、会社は整合性のある説明ができず、大抵(会社が雇った)弁護士が(まるで後付したかのような)無理がある言い訳をすることになります。解決までの過程で組合は証拠を積み重ね、違法性を明らかにしていくのことになるのですが、大事なのは事前の当該労働者による証拠集めといえます。
録音記録や日時・場所・言動内容を明記したメモ等、証拠の積み重ねが、後々、組合と会社との話し合いや司法や行政で争いとなった場合にも強力な武器になります。
組合へ加入することのメリットは、こうした基本的な戦略や知識が得られるのみではなく、早期からの対策も含め参加することによって戦術レベルの知識や技術などが自然と身に付くこと、また加入したことによって新たな権利が発生し、主張できる権利の幅が広がるといったところにもあるのです。

パワーハラスメントは、反社会的な行為です。本来、会社には、労働契約法5条が定める「安全配慮義務」等多くの遵守すべき法令があり、会社は社員が安全、安心に働けるような環境を整備する義務があるのです。
しかし、会社がハラスメントを行って社員を退職へ誘導するのであれば、社員は泣き寝入りすべきではありません。
労働組合へ加入し、パワーハラスメントなどの防止、労働条件の改善を求めて、交渉すべきであると考えます。

東京管理職ユニオンに入るにはどれくらいのお金が必要なのでしょうか。

よくあるご質問より、引用。)

加入するには費用はいくらかかりますか?

東京管理職ユニオン

管理職ユニオンに加入するには、入会金として10.000円、毎月の組合費として5,000円が必要です。
基本的に、最初は事務所にお越しいただき、加入申込書に記入していただきながら現金で納めていただきます。
次月からは銀行・信金・ゆうちょ等での引き落としによって組合費を納めていただきます。
なお、加入する前のご相談には一切費用はかかりません。

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ご相談をするなかで、どの方法が貴方の希望に近いのかを見つけられたらいかがでしょうか。
必要ならば、弁護士や行政機関、カウンセラーなどのご紹介もいたします。
まずはご相談下さい

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(再掲。東京管理職ユニオン)
組合以外の相談先としては、職場の相談窓口、自治体にある電話相談窓口、都道府県労働局、労働基準監督署の総合労働相談コーナーなどが考えられます。この他にも自身で調査した情報から複数を選択するなども検討するのが良いでしょう

(再掲)
香西咲さん
2020年5月1日

セクハラ、パワハラは何処に相談するのが一番効果的なのかな?
もしご存知の方居たら教えてください。

一度、東京管理職ユニオンにご相談されることをお勧めいたします。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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