本日、日本プロダクション協会のホームページを眺めていました。
同協会はAVのプロダクションの上部団体です。
AV人権倫理機構に属している組織です。
同協会のホームページのなかに「活動報告」というコーナーがあります。
今年(2020年)の3月に記載されたものをみました。
「2019年4月3日 自民党主催の第4回アダルトビデオ出演強要問題を考えるPTの会合に理事2名が参加しました」
との記事がありました。
標題のとおり、昨年(2019年)の4月の活動を報告したものです。
なぜ、いまになって公表したのでしょうか。
それはともかく、記事を読んでみます。
(2020年3月6日 日本プロダクション協会「2019年4月3日 自民党主催の第4回アダルトビデオ出演強要問題を考えるPTの会合に理事2名が参加しました」より、引用。)
●2019年4月3日 日本プロダクション協会
<全文>
衆議院第一議員会館にて行われたPTの会合を傍聴してきました。 |
衆議院議員進行の元各省庁を始め、NPO法人PAPSや弁護士の先生方の姿も見受けられました。 |
「AV被害」とひとくくりになっている中での被-害段階(※原文ママ)や海外プロバイダーにおけるデジタルタトゥー問題、アダルトビデオに対する正しい知識を周知する為に高校教育への導入検討などが報告されました。 |
——————————————————–
「2019年4月3日 自民党主催の第4回アダルトビデオ出演強要問題を考えるPTの会合に理事2名が参加しました」
同協会の2名の理事は、自民党のAV出演強要問題PTの会合を傍聴してきたようです。
思えば、昨年の半ばまでは時折、各所から、自民党の同PTに関する情報が出てきました。
簡単にふりかえってみます。
2018年6月4日
(2018年6月4日 性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟 ~1 is 2 many!(ワンツー)議連~ 決議より、引用。)
●2018年6月4日 自民党 性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟
|
——————————————————–
2018年12月6日
(2018年12月6日 堀内のり子 オフィシャルウェブサイト「『明るい社会保障改革研究会』『国民歯科問題議員連盟総会』『性暴力のない社会実現を目指す議員連盟』など」より、引用。)
●2018年12月6日 堀内詔子 衆議院議員
|
——————————————————–
2018年12月9日
(木村弥生 衆議院議員のツイートより、引用。)
●2018年12月9日 木村弥生 衆議院議員
|
——————————————————–
2019年2月5日
(2019年2月5日「Safer Internet Day 2019 シンポジウム」より、引用。)
●2019年2月5日 宮崎政久 自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長(衆議院議員)
|
|
——————————————————–
2019年3月13日
(2019年3月13日 三原じゅん子オフィシャルブログ「性暴力の無い社会を!」より、引用。)
●2019年3月13日 三原じゅん子 参議院議員
|
——————————————————–
2019年4月3日
(2020年3月6日 日本プロダクション協会「2019年4月3日 自民党主催の第4回アダルトビデオ出演強要問題を考えるPTの会合に理事2名が参加しました」より、引用。)
●2019年4月3日 日本プロダクション協会
|
——————————————————–
2019年6月13日
(2019年6月20日 ライトハウス「自民党:若者の性的搾取をなくすために、議員立法を目指すそうです」より、引用。)
●2019年6月20日 ライトハウス
|
——————————————————–
(再掲。ライトハウス)
「AV業界での若者の望まない撮影被害をなくすための議員立法案の提出を目指すということです」
上述のとおり、2019年の6月以降は情報が出てきません。
まったく。
なぜなのでしょうか。
推論します。
おそらく、法案づくりに入ったのでしょう。
法案作成の過程は外部に公開されません。
法案の内容につきましても外部に漏らすことはゆるされません。
関係者に守秘義務が課せられているものと思惟します。
はたして今国会にAV出演強要法案は提出されるのでしょうか。
(再掲)
●2019年2月5日 宮崎政久 自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長(衆議院議員)
(略)宮﨑氏は、同PTの活動について紹介し、立法を含めた被害者救済のための手段を積極的に検討する意欲を示すとともに、現実的な問題としてこの問題に関しては関係省庁が多く調整に難しさが伴うという問題点が指摘されました。 |
「被害者救済のための手段」
被害者の方々はいまも苦しんでします。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2020年5月14日>
早く死にたい |
●香西咲さん
<2020年5月14日>
おはようございます。 6時に目が覚めてからずっと嘔吐。 目が回る位の吐き気は久しぶりかも。 吐き疲れて何も考えずに爆睡できるならそれはそれで良いかな。 |
——————————————————–
政治による救済が待たれます。
——————————————————–
(哲学者のウィトゲンシュタインのことばより)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
——————————————————–
■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
<2018年11月1日>
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
<2018年11月1日>
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
香西咲さんを勝手に応援するサイトへ