3日前、北原みのりさんは、「とことん共産党」という動画のなかで、性暴力について語りました。
(アーカイブ版)
(参考。当ブログ)
・2020年4月30日(※昨日)
昨日にひきつづき本日も、北原みのりさんの論説を拝聴します。
フラワーデモ
(2020年4月28日 動画 とことん共産党「フラワーデモから1年 いま考える新型コロナとジェンダー」より。)
(※音声の文字化は、筆者。)
<46:45のあたりから>
●2020年4月28日 朝岡晶子さん(司会)
つぎに、今日のテーマであるところの「フラワーデモから1年」というおはなしに移りたいと思います。 フラワーデモについてですが、まず、ちょっと先にご紹介をすると、昨年(2019年)3月――1年と1か月前ですけれども――全国で性暴力事件への無罪判決が4つ相次いで出されたということでずいぶん話題になりました。 (参考。当ブログ) これらにかかわって、北原さんがー |
●2020年4月28日 小池晃 日本共産党 書記局長
これ、最初の写真ですか? |
●2020年4月28日 北原みのりさん
4月11日の赤旗の写真ですね。 赤旗だけが最初、報道してくれた、っていうことですねよ。 本当にありがとうございます。 |
●2020年4月28日 小池晃 日本共産党 書記局長
はじめたときの北原さんの思い、っていうのはどういうことだったのでしょうか? |
●2020年4月28日 北原みのりさん
はい。 ええと、もう1年前だけれども、(2019年)3月にこの4件の無罪判決がつづいたことと、やっぱり、本当に、なんでこんなー 「娘をずっと性暴力してきた父親が無罪になるのか」 とか、 「こんなにテキーラをいっぱい飲まされて抗拒不能をみとめられながらも、なんで無罪になるんだろう」 「わからない」 っていうような声がいっぱいあがったわけですよね。 それに対して、法律の専門家のかたたちが、一斉に非難した。 だからわたし、やっぱり、 それといっぽうで、#MeTooがなかなか日本でははじまらない、っていうことだったんですけど。 #MeToo、って、最初の#MeToo、って、やっぱり、キムハクスン(金学順)さんだと思うんですね。 そのウイズユーっていう、 |
●2020年4月28日 朝岡晶子さん(司会)
東京駅の駅前の、行幸通り、っていうところが、北原さんの本などにも書かれていますけれども。 まさにね、その韓国のところと、すごく、ねー |
●2020年4月28日 北原みのりさん
ああ、そう、そうー |
●2020年4月28日 朝岡晶子さん(司会)
最初、東京地裁の前、でしたっけ、裁判所の前でやろうと思ったけれども、 「ああ、そうじゃないな」 と。 あの場所でやることでー まあ、できればね、本当に20万人ぐらいあつめていずれ日本でもそんな運動に盛り上がったらいいな、っていう思いを込めてあの場所ではじめた、っていうのをね、聞いて。 |
●2020年4月28日 小池晃 日本共産党 書記局長
そうね。 ぼくは北原さんたちがつくられたこの「フラワーデモを記録する」って、全部読んだわけじゃないんだけど。 これ、 「勇気を持つ被害者が声をあげはじめた運動ではなく、性暴力被害者の声を聞くちからをわたしたちが問われる場なのだ」 というのをみて、ああ、うーん、まあ、そうだなぁ、って。 これは、なんか、思いましたよね。 |
●2020年4月28日 朝岡晶子さん(司会)
そうですね。 |
●2020年4月28日 北原みのりさん
なんか、声をあげたかたが、もうね、 「あなたは勇気があるから声をあげられたんだ」 とか、すごく特別の存在みたいに言われるけれども。 わたしもやっぱり、フラワーデモをやってはじめて、それでも突き付けられたのは、こんなに知らないひとの前でそれも夜おこなうことが多かったデモの場でご自身の体験をはなされるかたがこんだけいる、っていうことの意味をすごく突き付けられて。 でもそこの場所がー だれもー ことばを判断したりだとか批判したりだとかそういう場ではなくて、 「あなたの声を聞かせてください」 っていう場であって。 そういうようなことを皆がつくっていったんですね。 「社会が安心できる、被害者にとって安心できる場所であることは、わたしたちの目指したいものなんだな」 ということを1年間とおして全国のひとたちがつくったんだな、っていうふうに思いますよね。 |
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北原みのりさんは、ぱっぷす(PAPS)の理事でもあります。
「あなたの声を聞かせてください」
ぱっぷす(PAPS)はフラワーデモがはじまる前からこのことを実践しています。
(2017年1月22日 週刊実話「話題の1冊 著者インタビュー 宮本節子 『AV出演を強要された彼女たち』 ちくま新書 800円」より、引用。)
●PAPS 世話人 宮本節子さん
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(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年7月10日>
【RT拡散希望】 何本も出てるのに何故辞められないか?にも触れられています。 経験者しか分からないでしょう。 実に8ヶ月間におよぶ洗脳行為です。 #文春砲 |
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(再掲)
「性暴力被害者の声を聞くちからをわたしたちが問われる場なのだ」
AV出演強要被害については政府が率先して対策に乗り出しています。
ほかの性被害とは対応が異なります。
政府にはAV出演強要被害者の声を聞くちからがあります。
国会はどうでしょうか。
いま国会のちからが問われています。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
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