一昨日と昨日、AV出演強要に対する兵庫県警のとりくみにふれました。
(参考。当ブログ)
・2020年4月23日(※一昨日)
・2020年4月24日(※昨日)
海野さんからコメントをいただきましたのでご紹介をさせていただきます。
(当ブログへのコメントより。)
●2020年4月24日 海野さん
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(再掲。伊藤和子 弁護士)
「1,000万くらいの違約金がかかる」
5年前に伊藤和子弁護士はこのようにのべました。
AV業界の反応はどうだったのでしょうか。
みてみます。
(2017年2月3日 「男女共同参画会議 女性に対する暴力に関する専門調査会(第86回)に向けての照会状 2月3日付送付」より、引用。)
●2017年2月3日 AVANが内閣府へ送った照会状
③「違約金を払えないのであれば出演するしかない」という報告が行われ、あたかもこのような異常な運用が、当業界の「一般慣行」であるかのような議事録が作成されていますが、
(AVAN) |
(2017年3月2日 日刊SPA!「『AV女優の手のひら返しに戸惑い…』AV出演を“強要”したとされる男たちが、ついに重い口を開いた」より、引用。)
<4ページ>
●2017年3月2日 日刊SPA!
(IPPA【メーカー団体】の関係者) 「(略)。やってもないことを認めるなんて、おかしいですよ。20年、30年前のAVは確かにとんでもない現場もあって、強要はあったかもしれない。でも、今はそんな時代じゃない」 |
(2018年4月24日発売 週刊SPA!「5/1・8合併号」より、引用。)
(※この記事はネット配信されていません。)
●2018年4月24日発売 週刊SPA!「5/1・8合併号」
この4月から製作が本格始動する「適正AV」の狙いについて、AVメーカーの業界団体である知的財産振興協会(IPPA)の担当者はこう解説する。
「少なくともIPPAの加盟メーカーの現場では『女優の同意がないまま撮影が行われた』という事実は確認できていません。(後略。)」 (プロダクションの関係者) |
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違約金という債務奴隷制度は現在どうなっているのでしょうか。
最近、公明党の伊藤たかえ参議院議員は、AV出演強要に関する動画を公開しました。
(参考。公明党の伊藤たかえ参議院議員が最近、公開した動画。)
違約金について伊藤たかえ議員はつぎのようにのべています。
(※全文につきましては、過日の当ブログをご覧ください。)
●2019年12月27日 伊藤たかえ 参議院議員(公明党 AV出演強要問題対策PT 事務局次長)(弁護士)
もう2016年からプロジェクトチームをつくってとりあげさせていただいているんですけども。 あの、その以前から、まあ、そういう被害が多い、と。 で、まあ、どんなことかと言うと、こう街を歩いていて、 「モデルさんになりませんか?」 とか、こうスカウトされる。 で、契約書を交わす。 したら、契約書を交わしてみたら、実はこまかい字でいっぱい書いてあるとなかなか見ないじゃないですか。 |
実はその中身が、アダルトビデオの出演の契約書であったりして、 「アダルトビデオに出なかったら契約違反になるじゃないか」 とせめられるわけです。 で、もう、 「いやです」 「出たくない」 って言うと、 「いや、契約書があるよ」 と。 「ここにほら、違約金1,000万円、って書いてある」 |
「出ないんだったら1,000万円払え」 |
っていうふうなかたちで言われて、無理やり出さされるとか。
本当にモデルの撮影と思って行くと、そこで突然、アダルトビデオの撮影がー |
はじまる、っていうようなことがあったり。 で、そこで、まあ、違約金が恐いから、とか、と言うことで、いったん撮影にはおうじる。 |
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違約金を楯に取ったAV出演強要は、現在も営々とおこなわれているようです。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年9月19日>
告発から2ヶ月、私に関しては業界側では味方になって下さる人は未だにいません。 (後略。) |
●香西咲さん
<2016年9月19日>
AV強要の告発をしても 業界側の人はスルー 『そんな事ありえない』の一言で終わらされる。 (後略。) |
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あらたに法律をつくって規制しないかぎりこの問題は解決しない、ということがわかります。
いま、国会議員は、真価が問われています。
コロナウイルスを理由とした遅滞はゆるされません。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
香西咲さんを勝手に応援するサイトへ
コロナ騒動で一部のAV撮影はストップしているようですが、風俗に従事する女性達も
結果的に失業状況です。
その結果、AV業界人が彼女たちを狙うのではないですかね?
https://ddnavi.com/tokushu/217511/a/