AV業界は奴隷制度によって成り立っています。「お前はただ耐えればいい」。「違約金は家族に請求する」。香西咲さんも、「今まで人間とは思えない仕打ちを受け続けてきた」

一昨日と昨日の当ブログに対して、海野さんからコメントをいただきました。
ご紹介をさせていただきます。

当ブログへのコメントより。)
2020年4月20日 海野さん

その通り、コロナ騒動を理由に遅滞することは許されません。
今後、日本経済の停滞と大規模な不況が予想されます。
そんな時に暗躍するのが、悪徳AV業界人です、悪徳弁護士も増えるでしょう。

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当ブログへのコメントより。)
2020年4月21日 海野さん

実は、新型コロナウイルスの影響でAV撮影はストップしています。

2020年4月14日 ノリタロウ 【絶望】AV業界が撮影自粛

現在は撮影もイベントもストップしています。
個人的には、永遠にストップでいいくらいです。
ただ、女優さんには、なんらかの生活保障をした上で就労支援だったり、金銭的・就労スキルの保証などしてあげてもいいかと。

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以前、ヨーロッパで、ベスト(黒死病)が大流行しました。
発症者は数日で死に至ります。

(参考)
2019年12月27日 国立感染症研究所 ペストとは

当時は治療薬がありません。
金銭に余裕のあるひとたちは、自分の近くで発症者が出ると、遠くへ逃げました。
この遁走者(とんそうしゃ)を題材にして小説を書いたのがボッカチオ(ボッカッチョ)です。
1353年に発表された「デカメロン」は現在も読み継がれています。
当該小説のなかにつぎの一文があります。

(ボッカチオ著 野上素一訳「デカメロン」(岩波文庫)より、引用。)

「デカメロン」

さて、神の子の降誕から歳月が1348年目に達したころ、イタリアのすべての都市の中ですぐれて最も美しい有名なフィレンツェの町に恐ろしい悪疫が流行しました。
それは天体の影響に因るものか、或いは私どもの悪行のために神の正しい怒りが人間の上に罰として下されたものか、いずれにせよ、事の起こりは数年前東方諸国に始まって、無数の聖霊を滅ぼした後、休止することなく、次から次へと蔓延して、禍いなことには、西方の国へも伝染してきたものでございました。
それに対しては、あらゆる人間の知恵や見通しも役立たず、そのために指命された役人たちが町から多くの汚物を掃除したり、すべての病人の町に入るのを禁止したり、保健のため各種の予防法が講じられたりいたしましても、(略)、少しも役に立たず、上述の春も初めごろになりますと、この疫病は不思議な徴候で恐ろしく猖獗(しょうけつ。「勢いが盛ん」)になってきました。

1346年にヨーロッパへ上陸したペスト(黒死病)は、1370年ごろまで、猖獗(しょうけつ)を極めました。
ペスト(黒死病)が流行する前のヨーロッパの全人口は1億人です。
ペスト(黒死病)によって、2,500万人が死亡した、と言われています。
当時のヨーロッパは農奴制でした。
農民は、地主の所有する土地に縛りつけられていました。

(※参考)
地主は、「領主」、「騎士」、「貴族」などとよばれていました

農奴に移住や職業選択の自由はありません。
元気なうちは農業をするよりほかに術(すべ)がありませんでした。
この農奴制を崩壊させたのが、ペスト(黒死病)です。
ペスト(黒死病)によって農奴の数が減少します。
結果、地主は、生存した農奴を大切にあつかうようになりました。
徐々に農奴の地位は向上し、農奴解放へつながっていきます。

(再掲。海野さん)
現在は撮影もイベントもストップしています。個人的には、永遠にストップでいいくらいです

日本に現存する奴隷制も崩壊してほしいものです。

(2016年1月25日 賃金と社会保障「まだ可視化されていないアダルトビデオ産業の性暴力被害と若者の貧相」より、引用。改行を施しています。)

<22ページ>
2016年1月25日 宮本節子 PAPS世話人

Aさん(2,460万円の違約金を請求された女性)の場合は、芸能プロ(ニューゲート)の関係者が逃げるAさんを自宅まで追いかけ、Aさんは警察を呼んだ。

双方から話を聞いた警察官は、契約書があるのでは仕方ない、芸能プロの要求に応じたらどうかと示唆している。

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(2016年6月14日 東京新聞「バイト感覚で登録 『AV』記載なく 出演強要された被害女性が証言 」より、引用。改行を施しています。)

2016年6月14日 東京新聞

両手足を縛られ、複数人の男性を相手にした。
「あまりにも恥ずかしくて屈辱的で…。自分を守るには、心を閉ざして、忘れるしかないって」

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2016年6月14日 東京新聞

支配され続けることで心が壊れたのか、医師からは、自分の身体が極度に醜いと思い込む「醜形恐怖症」と診断された。

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2016年6月14日 東京新聞

「AV業界は今、特殊な世界ではなく、ちょっとした心の隙があれば、誰でも取り込まれる危険がある」。
女性は何度も繰り返した。

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(2016年6月24日 withnews「私がアダルトビデオに出演させられるまでに起きたこと 被害の実態」より、引用。改行を施しています。)

2016年6月24日 withnews

控室の隅で泣いているうちに出番の時間になった。

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2016年6月24日 withnews

「人間としての尊厳を持たせてもらえない、家畜のような存在になってしまった」
と思った。
泣きながら
「やめてほしい」
と繰り返したが、終了時にスタッフから
「初々しくて良かった」
と声をかけられた。

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2016年6月24日 withnews

「カメラを止めて下さい」
と懇願し、
「もうできない」
と訴えても、
「お前はただ耐えればいい」
と言われるだけだった。
現場から裸のまま逃げたこともあったが、エレベーターの前で捕まって連れ戻された。

他の女性と一緒になったとき、着替えの最中に2人で泣きながら、
「頑張って早く終わらせて帰ろうね」
と励ましあった。

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(2016年8月26日 withnews「AV強要、元タレントも被害 ミスコン受賞歴、歌手の夢捨てられず…」より、引用。)

2016年8月26日 withnews

「いくらお金をかけているか分かる? 雑誌とか色々なメディアで宣伝して1億円ぐらいかけている。撮影が無理だと、親に請求がいくよ」
親へのお金の請求が怖くて、6月上旬の撮影には応じざるを得なかったです。

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(2016年9月3日 弁護士ドットコム「『騙されてAV出演』ユーチューバー・くるみんアロマさん動画公開『抑止力になれば』」より、引用。改行を施しています。)

2016年9月3日 くるみんアロマさん

撮影スタッフからは
「あなたみたいに時間のかかる人は初めてだ」
「みんな家族がいるんだ。あなたが頑張らなかったら、みんなの家族全員の生活がなくなるんだよ。あなた背負えるの?」
って怒鳴られました。

((AV強要問題)瀧本梨絵 AV2作目の告白 2016 11 08より。)
(※詳細は、過日の当ブログを参照。)

2016年11月8日 瀧本梨絵さん

で、なんか、わたしが一番問題に思ったのは、その原稿にも書かないし、前日までにも、からみがある、ってはっきり言わないー
だれとからむとも言わない、っていうのが。
なんか本当に、わたしが文句を言わなそうだから、あの、そういう基本的な業務連絡っていうのを怠ったんじゃないのかな、とかっていうふうに、あの、感じたんですけど。

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(2016年11月14日 日本経済新聞「夢につけ込まれ出演 奪われた尊厳(上) 意に沿わずAV 心に傷」より、引用。改行を施しています。)

2016年11月14日 日本経済新聞

グラビア撮影と聞かされて出向いた現場で、初めてアダルトビデオ(AV)と明かされた。
「できません」
拒否の言葉は通じなかった。
社長ら数人に囲まれた。
「宣伝で1億円かかった。違約金は家族に請求する」

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(2016年10月17日 AFP「出演強要の罠、警告する日本のAV女優たち」より、引用。)

香西咲さん

ただ泣くしかできず。
周りで20人くらいの大人たちがせかすように構えて待っている
あの中で、女性1人で囲まれても、私じゃなくても断れない。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月14日

契約書を盾に止めさせてもくれない、かと言って事務所に居続けたら、V撮影と性接待(勿論金銭のやり取りなし)に都合良く使われて青木亮に飼い殺しになる…
本気で死にたかった。
あの頃の私はトラックに突っ込んで欲しかった。

香西咲さん
2016年7月14日

今まで人間とは思えない仕打ちを受け続けてきた事、やっと吐き出す事ができました。
こんな私ですが今も変わらず好きでいてくださる方、本当にありがとうございます。
何度も言うけれど今後私はその人たちを大切に生きていくのみです。
「おまえ明日死ぬかもしれないんだから(←青木亮の口癖)」

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AV業界はこの世に不要です。
モテない男たちにとっては必要不可欠なのでしょうが。
AV業界とこれを支えているモテない男たちの滅亡を願っております。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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1 thought on “AV業界は奴隷制度によって成り立っています。「お前はただ耐えればいい」。「違約金は家族に請求する」。香西咲さんも、「今まで人間とは思えない仕打ちを受け続けてきた」

  1. 海野

    >>モテない男たちにとっては必要不可欠なのでしょうが。
    AV業界とこれを支えているモテない男たちの滅亡を願っております。

    まぁ、顧客はそうですよね(苦笑)
    https://book.asahi.com/article/13179413

    女優さんは承認欲求が強い人が多く、顧客層はモテない男。
    プロダクションは半グレ的な人脈で、メーカーは主に
    悪魔商人が多いかと思います。

    >>「50~70代って、実は私の作品を購入してくれて、イベントでも接する機会が多い世代。親近感があるんです。おじいちゃんでも、性的な欲望は枯渇しないんです」

    イベント会場はこの層が集中しているようです、それに対してレットドラゴンなどの
    キャバクラなどの顧客層は金持ちが多い気がします。
    臨時休業していますが、現在は。

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