昨日、AV業界の奴隷契約書をとりあげました。
(参考。当ブログ)
・2020年4月19日(※昨日)
もう一度、奴隷契約書に書かれている文章をみてみます。
(再掲。2020年4月15日の当ブログより。)
(※出典は「AV出演を 強要された彼女たち」【ちくま新書】とPAPSが配布した資料。)
第5条(保証)
1. (略。) 2. 甲(女優)および丙(プロダクション)は、乙(メーカー)に対し、甲(女優)など本出演等承諾書作成時点において、甲(女優)の知る限り妊娠、性感染症に感染していない事を保証します。 また、撮影日終了日まで状態を維持して妊娠および性感染症をふせぐ義務(ピルの服用や生理、危険日の把握、体調管理などの徹底)を負うものとし、撮影終了後以降における甲(女優)の妊娠、性感染症への感染に関しては、乙(メーカー)の責に帰すべき場合を除き、甲(女優)および丙(プロダクション)の責任において解決し、乙(メーカー)に一切の賠償や責任をもとめないものとします。 乙(メーカー)に事前の書面による許可なく、甲(女優)が本承諾書提出後に乙(メーカー)が指定した外見イメージを大きく変えた場合(髪染め、日焼け、整形、豊胸、入れ墨、妊娠、過度の体重の増減、その他大幅に外見を変えるなど)、甲(女優)と丙(プロダクション)は連帯して撮影に影響が出ないようにこれを是正し、間に合わず撮影延期または中止となる場合は、乙(メーカー)に対して撮影延期または中止にかかる費用を負担する義務を負うものとします。 |
昨日の当ブログの記事に対して、海野さんからコメントをいただきました。
ご紹介をさせていただきます。
(当ブログへのコメントより。)
●2020年4月19日 海野さん
コメント紹介有り難うございます。 AVプロダクションって、いいことしか言わないんですよね、実際のリスクや初期のデビュー時からある程度のベテランになってきた時の求めれる作品から引退時のリスクや引退後の生活を全く説明しない、完全自己責任の世界です。 結論から言えば、酷いです。無法地帯です。 |
AV業界がクリーンになったといいますが、自助作用もないですし、実際にプロダクションが摘発されたり、宮本智弁護士が代理人になり2400万円の訴訟を提起したり、ダークな世界です。 |
断定的な説明がAVプロダクションでは横行していますし、金商法(金融商品取引法)・特定商法取引法・消費者契約法など、AVプロダクション・メーカーにスライドさせて法案が急がれます。
(2016年8月19日 BUSINESS LAWYERS「消費者契約法による取消しの対象となる、断定的判断の提供とは」より、引用。) <問>
<答>
(参考。消費者契約法4条1項2号)
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(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年12月9日>
Wikipediaご覧頂けると分かるかと思いますが、青木は「タレント目指す。レギュラー番組持たせる。映画の主演をさせる。」等言っておきながらレースクイーンやグラビアアイドルやっていた時の方が地上波の仕事は殆ど貰えなくなりました。あの時何であんな人を信じたのか?昨日UPした洗脳ノートです |
●香西咲さん
<2018年3月26日>
#HoneyPopcorn 所属事務所代表 #青木亮 は人身取引業者と言っても過言では無いと思います。私の実体験だけ書きますが、所属時代には8ヶ月囲い込み #洗脳行為 #AV強要 #枕営業 を強要され、体も精神も病んでもそれでも事務所を辞めされてもらえませんでした。屍の上に成り立つ
#outHoneyPopcorn |
●香西咲さん
<2016年7月14日>
契約書を盾に止めさせてもくれない、かと言って事務所に居続けたら、V撮影と性接待(勿論金銭のやり取りなし)に都合良く使われて青木亮に飼い殺しになる… 本気で死にたかった。 あの頃の私はトラックに突っ込んで欲しかった。 |
●2020年4月19日 海野さん
一応、2015年に2400万円の請求は根拠がないとして退けられその後、宮本智弁護士は懲戒審査相当になりました。 |
菅谷は懲戒処分になりました。 |
(参考。当ブログ)
<第二東京弁護士会がAV業界の弁護士に対して下した懲戒処分について>
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●2020年4月19日 海野さん
つまり、違約金を請求しても認めれない可能性があり、代理人弁護士になれば処分される可能性もある。 |
こういう判例や懲戒先例でAV業界を規制するだけでは全然足りません、明確な法案が必要です。 |
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(再掲。AV業界の奴隷契約書)
「乙(メーカー)に事前の書面による許可なく、甲(女優)が本承諾書提出後に乙(メーカー)が指定した外見イメージを大きく変えた場合(妊娠)、甲(女優)と丙(プロダクション)は連帯して撮影に影響が出ないようにこれを是正する義務を負うものとします」
(参考。日本国憲法)
□第41条
国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。 |
国会、と言いますか、国会議員は、どのような対応をとるのでしょうか。
AV業界に対して。
このままAV業界という組織的犯罪集団を野放しにしておくのか。
まあ、個人でやっているやつもいますが。
いずれにせよこれ以上の遅滞はゆるされません。
法律の制定を刮目(かつもく)して待っています。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
香西咲さんを勝手に応援するサイトへ
その通り、コロナ騒動を理由に遅滞することは許されません。
今後、日本経済の停滞と大規模な不況が予想されます。
そんな時に暗躍するのが、悪徳AV業界人です、悪徳弁護士も増えるでしょう。