4月9日から、AV出演強要に対するマスナリジュンさんの論及をみてきました。
|
(参考。当ブログ)
・2020年4月9日(※1回目)
・2020年4月10日(※2回目)
・2020年4月11日(※3回目)
・2020年4月12日(※4回目)
・2020年4月13日(※5回目)
・2020年4月14日(※6回目)
・2020年4月15日(※7回目)
・2020年4月16日(※8回目)
本日は最終話です。
(『 #AV出演強要問題 』 2017.2.5 【 ナママス 】 vol.173より、引用。)
(※音声の文字化は、筆者。)
(※1:26:27のあたりから。)
●2017年2月5日 マスナリジュンさん
それこそちょっと保守的なのかもしれないけれどもー 望んでやっているんだったらもちろんそれは、他人がとやかく言うことではないけども。 本当にそうかな、という気もしちゃう。 ちょっと代弁はできないけど。 |
で、今回のは、アダルトビデオのわけだけど――アダルトビデオの撮影現場っていうのはどうなっているのかわかんないけど――被害をうける可能性があるひとっていうのは、基本的には女優さんだけですよね。 わかんないけど。 男優さんはどうなっているのかわかんないけど。 |
基本的には、女優さんが被害をうける確率が高い、と。 そこには製作側のひと――カメラマンであったり照明さんであったりメイクさんであったり監督であったり男優さんであったりそういったひと――何人もいるわけですよね。 そのなかで、 「いや」 って言えるのか、っていうのは、はなはだ疑問だし。 |
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年7月25日>
富士山の樹海近くのスタジオに連れていかれてどうやって逃げろと? 周り何も無いですし。 怖い人20人近くいて声も出ないですよ。 男性にはこの怖さは分かりません。 |
●2017年2月5日 マスナリジュンさん
かたや、性風俗で言えば、密室のなかで――今度は逆にほかにだれもいないなかで自分よりも身体的にちからが強いであろう男性と2人っきりになったときに――望まない行為を強要されたときに、 「いや」 って言えるのか、っていうのはー 「いやなんだらいや、って言えばいいじゃん」 って言うのはー それは、そうやって言うのは簡単なんだけど。 |
そして、まあ、AVの場合は、裁判とかなったときに証拠資料として、その映像作品が重要な証拠になるわけだけれども。 でも、それもー 女性がいやいややっているというコンセプトの作品、もあるでしょうけれども。 でも、望んでやっているように撮影したり編集したりする、ってことは、もちろん簡単なわけで。 その作品をみて、 「いやがっていないじゃないか」 みたいなふうに思ってしまうのは、なんか男性の勝手な思い込みじゃないんですかね。 |
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年11月16日>
私のTwitterをご覧になっていた方は私が自殺願望を吐いたり、辛い事をぶつけて来た事も全てご覧なっているはず。 それを見ていて敢えて「楽しそうにやってるじゃん」と言える人は、AVライターアケミン様(強要で逮捕されたマークス取締役)然り、AV強要された女性を馬鹿にしているのでしょう。 |
●2017年2月5日 マスナリジュンさん
本当にそこでー 安全な状態でいつでも拒否権を行使できる状態で人権が尊重されている状況なのか、って言ったら、そうじゃない、じゃないかな。 |
それを、なんか、どうしたらいいもんかな、って言うとね。 まあ、答えは出ないですよ。 こういうおおきな問題に簡単に答えをすぐに、こうだ、って出すことの危険性があるので。 ここで答えを無理に出さなくてもいいんだけどね。 |
当事者ー 被害者が声をあげにくいから可視化されないんですよね。 そこが問題です。 |
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2019年1月26日>
ありがとうございます。 ネットリンチしてくる人ってこれ迄の被害を知ろうともしてくれませんし、匿名だと思って平気で酷い事言いますね。 青地さんや元々親交のある方は理解して下さります。それだけで私は充分に救われますm(*_ _)m |
●2017年2月5日 マスナリジュンさん
被害者の置かれている状況ー 想像力をしっかり働かせないと、わからない。 でも想像力を働かせていると、 「人権派のひとたちはなんかいいかげんなことを言っている」 もっとー |
っていう感じです。 はい。 なんかありますか? ぼくからは、今日は、以上。 うーん、むずかしい。 そんなとこかな。 |
えー、まあ、ちょっとくりかえしー あの、序盤でも言いましたけど、いまこの動画をねー ユーチューブを検索してたどり着いたひとのなかで、いま、被害に遭っているひとー AV出演強要の被害に遭っているひとは、まず1つはPAPSという団体にアクセスしてみてはいかがでしょうか。 ポルノビデオと性暴力を考える会、っていうのです。 そこがこういった活動の支援、まあ、救済活動をされているようです。 それから、そこ(PAPS)のひと――そこのどういう立ち位置なのかな――そこのひと(宮本節子さん)が書いた「AV出演を 強要された彼女たち」っていう本が、最近出た本で、この問題、どういう問題なのかっていうのがわかりやすく書かれていました。 |
弁護士でこの問題について積極的に発言をされているのは、伊藤和子さん。 伊藤和子さんというかたがこの問題について積極的に活動されているそうです。 |
それから逆に、AV女優の労働環境を改善させようってことでうごいているAVAN(一般社団法人表現者ネットワーク)というところが、そういった労働環境を改善、契約書の改善したりとか、そういうことにうごきはじめている団体です、と。
(参考。6日前の当ブログ。2020年4月11日)
|
●2017年2月5日 マスナリジュンさん
やっぱり、こまったらそういう支援団体、または弁護士さんに相談することをこの本(「AV出演を 強要された彼女たち」)のなかでも勧められています。 |
弁護士費用がないひとは、法テラスというところがー 最初3回までが無料で、そのあともなんかやさしい感じで、分割払いがきくとかなんとか。 とりあえずいまお金がなくても相談だけは無料でできるという仕組みがあります。 法テラス。 そういったところで相談されるといいんじゃないでしょうか。 |
はい。 この問題、また続報があったりおおきなうごきがあったり、自分のなかで頭が整理できたら、日を改めてまたとりあげようと思います。 |
●2017年2月5日 マスナリジュンさん
コメント、moritarouさん、 「難しいかもしれません、被害者が声をあげるしかないでしょうね。やはり数が増えないと」 |
むずかしいかもしれないですけどね。 声をあげることがそのひとのリスクになってしまう。 セカンドレイプ問題になってしまうので。 当事者が声をあげる、っていうのはとってもたいへんかもしれないけれども。 まあ、ちょっとみえないとなんともね、対応もできないから。 はてな匿名ダイアリーに書くとか、去年の「保育園落ちた」じゃないですけど、そういったこととか匿名アカウントでツイッターでつぶやくでもいいかもしれないし。 |
まあ、あの、実際に自分がこまっていたら先ほど紹介したようなPAPSとか法テラスとかそういったところにまず相談する、と。 もちろんそれは、個人情報は守られると思うので、守秘義務があると思うので、そういったひとには安心して相談されるといいんじゃないでしょうか。 |
で、この件について、 「いや、そうじゃないよ」 と。 「マスナリ、何言っているんだ」 っていう意見があったら、これ後日、ユーチューブにアップしておきますので、そこのコメント欄にでもご意見とか参考リンクとかなんか書き込んでいただけると勉強になります。 というわけで、今夜はAV出演強要問題でおしゃべりしました。 たくさんのご視聴、コメント、ありがとうございました。 「マナマス」、毎週日曜夜10時にやっています。 今夜のアーカイブはユーチューブにアップしておきますので、またみてね。 というわけで、来週日曜夜10時にまたお会いしましょう。 皆さん、ありがとうございました。 ばいばい。 |
——————————————————–
|
続編を期待しています。
次回は、AV業界人がおこなっている以下の犯行についても論じていただきたいです。
(2016年9月18日 AbemaTIMES「【AV出演強要問題】元カリスマ女優・川奈まり子氏が業界健全化のために奮闘」より、引用。改行を施しています。)
●香西咲さん
香西は、当初はモデルとしてスカウトされたはずだったのに蓋を開けたらAV出演ということになっていた。
(略)、AV撮影のために富士山の麓に連れていかれて、3時間泣いたこともあるという。 |
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年10月14日>
(前略。) 私の場合は、事務所との契約書は自分の都合の良いように作り直しました。 勿論エロなんて言葉は無し、一般的な芸能契約書です そして撮影後にメーカー、事務所、私の3社間で契約書が存在する事を知らされたのです。 |
●香西咲さん
<2017年11月29日>
MeToo #青木亮 から出された契約書にはアダルト内容の記載は一切ありませんでした。私が自由に契約内容を変えて良いよとまで言われ信頼 2日後東京から車で富士山の麓まで連れていかれ #AV強要 後日AV契約書の存在を知らされ、サインする様に強要されました。 |
——————————————————–
AV業界は伏魔殿(悪事や陰謀などが陰で絶えずたくらまれている所)です。
AV業界人をこのまま野放しにしておくことはゆるされません。
——————————————————–
■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
香西咲さんを勝手に応援するサイトへ