昨日のつづきです。
本日もマスナリジュンさんの論説をみていきます。
5回目です。
(参考。当ブログ)
・2020年4月9日(※1回目)
・2020年4月10日(※2回目)
・2020年4月11日(※3回目)
・2020年4月12日(※4回目)
(『 #AV出演強要問題 』 2017.2.5 【 ナママス 】 vol.173より、引用。)
(※音声の文字化は、筆者。)
(※47:06のあたりから。)
●2017年2月5日 マスナリジュンさん
えー、コメント。 milukinさん、 「知り合いにいますけど、AV女優から芸能界にデビューしたいひとの人権も考えないといけませんよね」 |
「AV女優から芸能界にデビューしたいひとの人権」っていうのはどういう意味だろうか。 うーん。 その望みを邪魔しちゃいけない、っていう意味かな。 |
それともー いまいらっしゃいますよね、元AV女優でタレントとか女優になったり。 そういうひと、いらっしゃいますよね。 こう、ぱっと思い付くひとだと、もうー 不幸なかたちで亡くなりましたけど、飯島愛さんね。 AV女優だったのが、タレントになったり、自伝小説でブレイクしたり、とか、そういったケースがあったり。 バラエティ番組にAV女優さんが出たり、みたいなケースがあったり。 |
そういうひとー まあ、そういうひとがいるから、また、勧誘に乗ってしまう、というか。 若いひとが、下積み時代のひとつの多くのひとが通る道なのかな、なんて言って、水着撮影ぐらいはあるかな、とか、なんかそういったことで。 でも、その結果ー |
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年11月22日>
東大職員に直接問合せた所返答がありません。タレントを夢見てAVデビューをしてしまう可能性もあります。このような懸念を親御さん世代に伝えるにはどうしたら効果的でしょうか? |
(2018年3月1日 ホウドウキョク「『有名女優も』うそでAV出演強要」より引用。改行を施しています。)
●2018年3月1日 ホウドウキョク
高木容疑者は、モデル志望の女性に対し、 「AVに出演せずにモデルにはなれない」 「長澤まさみもそうやって表に出た」 |
●2017年2月5日 マスナリジュンさん
結果論として、なんらかの事情でAV業界に入って、そのあと、何かのきっかけで、タレントや何かそういったー うーん、なんだろうな、メジャーな活動ー なんて言えばいいのかな。 うーん、テレビに出たりとか、バラエティに出たりとか、女優になったり。 まあ、そういったことに結果的に進む、ていうのを邪魔しようとは思わないですよ。 |
でも、そのためにー テレビに出るようになりたいんだったら、まず最初はAVに出なきゃ、っていうのはちょっと。 うーん、どうなんでしょうね。 それ、すごい、なんか、構造としてすごい不健全じゃないですか。 なんだろうな。 |
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(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年7月20日>
昨日の番組でも今迄のグループ活動でも思ったのですが、 人前に出ると遠慮しちゃったり必要以上に気を使って勝手に疲れてしまう事が多々あって、グループ活動やタレントは向いてないなぁと思っていました ゴルフは完全個人プレーだしお仕事としても使えるかもしれないし、老後まで出来るので |
●2017年2月5日 マスナリジュンさん
対話型言論系ツイキャスプログラム、ナママス、と言います。 よろしくお願いします。 はい、今日はね、AV出演強要問題ー |
ん。 milukinさん、 「AV女優に偏見持ちすぎてはいないだろうか?」 |
偏見、って? どういう偏見かな。 あの、議論がはじまってきました。 |
「AV女優に偏見を持ちすぎている」 いまのぼくの発言はAV女優に偏見を持っているだろうか。 うーん、AV女優に偏見を持っているんだろうか。 どういう偏見だろう。 うーん。 さあ、皆さんも、ここからがー ここまでが、前提条件を共有する、という段階で、ここから議論です。 |
AVは、アダルトビデオ界隈は、どういうー どうあれば皆にとって望ましいんだろう、と。 |
偏見、なのかな。 うーん。 |
ええと、もうひとつ読みますね。 まあ、これはちょっと、アンフェアかな。 「モデルみたく立派なお仕事ですよ。AV女優は」 |
うん、モデル、とー うーん。 まずひとつ、あの、こう、まあ、卓袱台返しで申し訳ないんだけど、モデルが立派な仕事なのかという前提じゃないですか。 それって。 なんだろうな。 まあ、職業に貴賤はない、と言われますが。 えー、職業、ジャンルに貴賤はない、と仮にしたとして、うーん、なんだろうな、よくない働き方やよくない影響を社会におよぼすような状態というのがどの業界にもある、ということですね。 |
あの、モデルが全部、立派、AV女優も全部、立派、っていうのはないと思うんです。 |
たとえばモデルで言えば最近――特にフランスのニュースだったかな――モデルが痩せすぎていることに何か規制がかかりましたよね。 くわしいニュースは忘れましたけど。 モデルが非常に痩せすぎていることで、美しい女性というのはこうあるべきだ、みたいなイメージを社会に流してしまうことによって、摂食障害のひとが増えて健康被害が出たりする、と。 だから、たとえばフォトショップで写真を加工するー 痩せてみえるようにとか肌をきれいにみえるようにという加工は、フランスで禁止されたんじゃなかったかな。 そういった流れは、ええと、ハリウッドの女優さんたちも声をあげたりしていますよね。 なんだ? 名前が出てこないけども。 モデルが立派か、と言うと、何をもって立派って言うか、になりますよね。 |
で、AV女優が立派か、ってー だから、立派の定義がわかんないな、そうすると。 |
いま、今日、問題にしているのは、先ほど事例にあげたように、勧誘段階で詐欺的なー こう騙すようなかたちで、業界に引き込んで。 で、辞めることができない状況にー 違約金であったり、プライバシーを晒す、ということをちらつかせて、辞めないようにしていく、と。 |
(参考。公明党の伊藤たかえ参議院議員が最近、公開した動画。)
●2017年2月5日 マスナリジュンさん
そして、先ほどの例のような、どっきり企画であったり、さっきのバッキー事件のような極端な――からだに傷が残って一歩まちがうと死んじゃうみたいな――プレーをやったり。 そんな、そこまで極端でなくても、意に沿わないような行為を強要されるケースがあると。 そのことを問題にしているんですね。 |
AV業界全体が悪いとか良いじゃなくて、ただ、構造的に男性の性的欲望を満たすためにつくられるコンテンツなので、どんどん過激になりがちであることは、共有できますかね。 |
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つづきは明日のブログでご紹介をさせていただきます。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年10月17日>
#AV強要 についての記事に『なんで今更?売名?』との意見がありますが、 |
(再掲。香西咲さん)
「『なんで今更?売名?』との意見がありますが」
「なんで今更?売名?」
こういうことをほざいているやつらは、デカルト(1596年~1650年)が著した「方法序説」を読むべきでしょう。
演繹(えんえき)法の極致である「方法的懐疑」のやりかたがわかりますから。
香西咲さんはこうのべています。
「タレントは向いてないなぁと思っていました」
と。
これが真実です。
確実な言明です。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
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