本日もマスナリジュンさんの論説を拝聴します。
3回目です。
(参考。当ブログ)
・2020年4月9日(※1回目)
・2020年4月10日(※2回目)
最初に、昨日ご紹介したマスナリジュンさんの論説の、末尾の部分を再掲します。
(再掲。マスナリジュンさん。昨日の当ブログより。)
この問題としては、女性側の問題としては、意に沿わない性行為をさせられるケースがままある、と。 うーん、こう、なんて言うんだろう。 もちろんその契約書にはそのようなことが書かれていて、それに同意はしているわけだが。 その場におよんで、こんなの思っていなかった、とか、こういうプレーはいやだ、とかっていうときに断れない。 で、いま夫婦、夫婦間でも強姦が成立する時代なわけで。 その契約書を交わしているとはいえ、どんなプレーでもそれはやらなければいけない、仕事としてやらなければならない、なんて、そんな馬鹿なはなしはない、と。 でも、実際は無理矢理ー もう断ることができない状態に追い込まれたりする、と。 |
本日はこのつづきからみていきます。
(『 #AV出演強要問題 』 2017.2.5 【 ナママス 】 vol.173より、引用。)
(※音声の文字化は、筆者。)
(※29:26のあたりから。)
●2017年2月5日 マスナリジュンさん
だから、ひとつは、詐欺的要素、ですよね。 モデルとかアイドルになれると思ったら、AVだった、という詐欺。 |
それから、意に沿わない性行為をさせられるという、強姦、のことですよね。 |
で、さっきの詐欺で言えば、まあ、契約書をよく読んで、隅々までよく読んで、その意味がわかってサインしているのか、っていうところもー なんせ18、19、20歳のひとが狙われることなので。 |
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もちろん――なんだろうな――いわゆる本番行為に関しては、20歳を超えないとできないことだけども、18、19でもそれにかぎりなく近い、そういった撮影っていうのはあったりすると。 |
上述の言及はどうなのでしょうか。
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●2017年2月5日 マスナリジュンさん
まあ、それより(年齢が)下だとね、今度は児童ポルノのはなしになっちゃんだと思うけど。 |
だから、そういった契約というものについてよくわかっていないひとが契約したからといって、全部飲まなければいけないか、と言うと、そんなことはないケースもある、と。 でも、まあ、契約書があるから全部をー 契約書にサインしたんだったらぜったいやらなきゃいけないよね、って、ついつい、若いと思っちゃう。 契約内容によってはもちろん破棄できるわけだし。 |
ということであったり、もうひとつは、なんだろうな、忘れられる権利の観点かな。 一度出演したらー 契約したときとか出演しているときにはそのことには同意していたとしても、その業界から引退したあととか、途中でこう、意に沿わないと思って断ったとしても、それまで撮影したものが流出するとー いまはネットにあがっちゃうとー ネットにあがっちゃうと、というか、100%あがるわけですけど、もうずっと残るわけですよね。 だからもう、とっくに引退していても、その自分の出演していたときの映像がずっとネットのなかを漂流してしまう、と。 それによって、たとえば就職であったり結婚であったり、そういったさまざまなそれからの人生が阻害されてしまう、っていう、忘れられる権利の問題、などなどがあると思うんですが。 |
なんか、すみません。 なんか、うまく喋れないんですけれども。 つぎに読もうと思った記事をちょっと探します。 |
まあ、これに対しては、政治家のほうでもちらほらうごきがあったりするようです。
共産党の池内さおりさんであったり、自由党の山本太郎さんが国会で質問したり、とか。 (※注 山本太郎参議院議員は国会で質疑をおこなっていません。山本議員は質問主意書を提出してAV出演強要を問いました。) 今年(2017年)に入って公明党がプロジェクトチームを立ち上げたり、など、うごきがあるようです。 まあ、まだまだこれからかな、と。 |
それから、警察もいちおうはうごきをはじめたようで、全国に通達を出しているそうです。 |
(参考。当ブログ。最新の通達)
・2019年7月25日
・2019年7月26日
・2019年7月27日
●2017年2月5日 マスナリジュンさん
えー、ちょっとだけ読みます。 これはwithnewsー 朝日新聞系のサイトですね。 withnews、2016年12月19日の記事。 「AV強要って何法違反? 警察庁に聞いてみた 派遣法・労基法でも…」 |
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年12月19日>
業界内外、一般の女性へ |
●2017年2月5日 マスナリジュンさん
途中だけ読みます。
まあ、警察のほうでもすこし、まあ、腰を上げたのかな、という感じです。 |
ただ、当事者であるAV女優さんの一部が一斉反論、反論しているんですね。
ええと、これはリテラ。
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で、まあ、(川奈まり子さんは)、女優さん――AV女優さん――とプロダクションとメーカー、制作会社の間でかわす契約書を改善していくことからまずはじめよう、みたいな活動をされはじめているんですね。 |
で、まあ、このこと自体はひとつのうごきとしてよいことなのかな、と思いきや、えー、この川奈さんの夫のひとは、AV監督のようなんですけど。 そのひとと、所属する、なんだろうな、えー、ビデオメーカー、AVメーカーのソフトオンデマンドが、今年(2017年)1月に入って、あるAV女優のひとに、まあ、意に沿わないことを強要されたとして、告発をうけたりしているんですね。 (※報道)
□2017年4月15日 産経新聞 「当日次第の展開」の台本で…「断れなかった」元AV女優が告白 メーカー側は否定 社会問題化する出演強要 (※YouTube)
(参考。当ブログ) |
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AV出演強要に関するマスナリジュンさんの論説はまだつづきます。
明日の当ブログをご覧ください。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。 全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。 |
いずれにせよ、AV業界をこのまま野放しにしておくことはゆるされません。
国家権力の手による殲滅が待たれます。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
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