刑法の性犯罪に関する規定。一昨日、法務省は、「性犯罪に関する刑事法検討会」を立ち上げました。香西咲さんは以前、「早く青木亮を強姦罪で逮捕して欲しいです」

先日、刑法改正をめぐる森まさこ法務大臣の国会質疑にふれました。

2020年3月24日 動画 参議院インターネット審議中継「参議院 法務委員会」

(参考。当ブログ)
2020年3月26日

もう一度、3月24日の発言をふりかえってみます。

2020年3月24日(月)

(2020年3月24日 動画 参議院インターネット審議中継「参議院 法務委員会」より。)

音声の文字化は、筆者。)
(※詳細については2020年3月26日の当ブログを参照。)

2020年3月24日 山添拓 参議院議員(日本共産党)

弁護士の角田由紀子さんは、刑法が成立した明治時代の家父長制を中心とする家制度がその背景にある、と指摘をしております。
結婚は家同士の結び付きをはかる意味がおおきく、女性の意思を問わない結婚も多かった、と。
性交だけ、性行為だけ、女性の同意がないとできないという概念はなかったのだろう、と指摘をされています。
そのうえで、刑法改正でこうした問題を解決していくためには自発的な同意の有無を判断基準としているスウェーデンのようにすべきだ、と主張もされています。

大臣、これから刑法改正を議論していくにあたって、わが国もこうした方向に踏み出すべきではありませんか?

2020年3月24日 森まさこ 法務大臣

諸外国の性犯罪の規定は様々でございまして、まあ、一概に申し上げることは困難でございますけれども、強制性交等罪におけるいわゆる暴行、脅迫要件を撤廃し不同意の性交を処罰する規定とすべき、とのご意見があることは承知をしております。

平成29年(2017年)の刑法改正のさいには、暴行、脅迫要件についてその撤廃や緩和をはかられることはなかったわけでございますが、平成29年(2017年)「刑法の一部を改正する法律」の附則第9条により、同法の施行後3年を目途として検討がもとめられているのは、委員の先ほどのご指摘のとおりでございます。

その検討に資するように法務省では、先ほどご指摘いただいたワーキンググループで、性犯罪の実態把握等を進めてきたところでございまして。

えー、骨子が出ましたけれども。

(参考)
性犯罪に関する施策検討に向けた実態調査ワーキンググループ取りまとめ骨子(案)

その全体版をですね、なるべく早くとりまとめるようにですね、累次、指示してきた結果、今月末ごろまでを目途になんとか、その結果をとりまとめるよう事務方が努力をしているところでございますが。

被害者支援団体等から寄せられた様々なご要望も踏まえつつ、いまほどの委員のご指摘もしっかり踏まえながら、具体的な検討対象を決めていく。

現時点ではなかなかその方向性まではおしめしする段階にはございませんけれども、充実した検討をですね、先ほど委員から、
「拙速はいけないけれどもなるべく早く」
というご意見もいただきましたので、迅速に検討を進めてまいりたい、と思います。

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(再掲。森まさこ 法務大臣)
その全体版をですね、なるべく早くとりまとめるようにですね、累次、指示してきた結果、今月末ごろまでを目途になんとか、その結果をとりまとめるよう事務方が努力をしているところでございますが

2020年3月30日(月)

3日前(2020年3月30日)に第14回性犯罪に関する施策検討に向けた実態調査ワーキンググループが開催されました。
その翌日(2020年3月31日)のことです。
全体版」が公開されました。

2020年3月31日(火)

(※「全体版」)

令和2年3月
法務省
性犯罪に関する施策検討に向けた実態調査ワーキンググループ

性犯罪に関する施策検討に向けた実態調査ワーキンググループ取りまとめ報告書

法務省はこの日(2020年3月31日)、検討会を立ち上げました。
時事通信の報道を参照します。

(2020年3月31日 時事通信「性犯罪の『暴行・脅迫』要件撤廃も 刑法改正へ検討会設置―法務省」より、引用。)

<一部分を抜粋>
2020年3月31日 時事通信

法務省は(2020年3月)31日、性犯罪をめぐる刑法の見直しについて議論する検討会を設置した。
現行の「強制性交等」の成立要件となっている「暴行または脅迫」を撤廃するとともに、同意に基づかない性交を罰する不同意性交罪を新設することなどが検討される。

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2020年3月31日 時事通信

検討会は弁護士や刑事法研究者、被害当事者ら17人で構成。

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検討会のメンバーに、被害当事者、が加わりました。
刑法改正市民プロジェクトは3月17日、森まさこ法務大臣に対して、
性犯罪に関する刑法の改正を求める要望書
を提出しました。

(参考。当ブログ)
2020年3月20日
2020年3月26日

その要望書のなかに、
1.2017年7月に施行された「刑法の一部を改正する法律」の附則第9条に基づき、法制審議会「刑事法(性犯罪関係)部会」、もしくはその前段となる検討会を設置し、刑法改正を審議してください
2.上記の審議における委員に、性暴力被害当事者、ならびに性暴力被害の現場で支援に携わる者を、複数名入れてください
との文言がありました。
今回、法務省は、刑法改正市民プロジェクトの要望を取り入れたようです。

2020年3月31日 時事通信

森雅子法相は(2020年3月)31日の記者会見で「法改正の要否について幅広く意見を伺い、性犯罪に厳正かつ適切に対処できるよう検討を進めたい」と述べた。

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「検討会」の正式名称は、
「性犯罪に関する刑事法検討会」
です。
TBSの報道をみてみます。

(2020年3月31日 TBS「性犯罪改正刑法見直し必要か、検討会設置 法務省」より、引用。)

<一部分を抜粋>
2020年3月31日 TBS

「本日、性犯罪に関する刑事法検討会を立ち上げることとした。性犯罪に対し、厳正かつ適切に対処できるよう迅速に検討してまいりたい」(森まさこ法相)

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法務省はこうした調査を踏まえ、性犯罪被害者の山本潤さんらをメンバーとする検討会を新たに設置し、法改正の是非などが議論される予定です。


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ほかにはどのような方々がいらっしゃるのでしょうか。
自民党の井出ようせい衆議院議員と小川たまかさんのツイートを参照します。

小西聖子教授もメンバーの一員のようです。
期待しています。

「性犯罪に関する施策検討に向けた実態調査ワーキンググループ取りまとめ報告書」と「性犯罪に関する刑事法検討会」

上述の「性犯罪に関する施策検討に向けた実態調査ワーキンググループ取りまとめ報告書」は今後、どのように活用されるのでしょうか。

東京新聞の記事が参考になります。
一部を引用させていただきます。

(2020年3月31日 東京新聞「不同意性交罪 是非を議論へ 法務省、性犯罪検討会」より、引用。)

<一部分を抜粋>
2020年3月31日 東京新聞

法務省は一八年四月、性犯罪の実態を調査するワーキンググループを設置。どのような性犯罪が実際に起きているかの調査結果や、専門家や被害者らへのヒアリング内容をまとめた報告書を三十一日公表した。
(略。)
(略)、検討会では報告書を参考に議論する。

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議論の先にあるのは、法改正です。

2020年3月31日 東京新聞

被害者に対する「暴行・脅迫」行為がなくても、同意がない性交だと認識できれば処罰する「不同意性交罪」の是非などを議論する見通し。
法改正が必要と判断すれば、法相が法制審議会に諮問する。

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不同意性交罪の新設を切望します。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年1月3日

(前略。)
日本は本当に自覚の無いジェンダー後進国ですね。
そこでお願いしたい事がございます。強姦罪と強要罪の時効を延ばし、処罰も重くして頂きたいのです。
私自身の経験からも切に思う事です。

未来の若者達の為にどうかご検討をお願い致します。

香西咲さん
2018年2月14日

早く #青木亮 を強姦罪で逮捕して欲しいです。そして平穏を取り戻して次の人生へ進みたいと切に思います。

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悪党は追い詰められてきました。
薄汚い両手に手錠がかけられる日を心待ちにしております。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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