昨日、森まさこ法務大臣は国会で、志村けんさんの逝去に関連したヘイトスピーチの問題に言及しました。ヘイトスピーチと、香西咲さんを蹂躙したAV業界の殲滅が待たれます

2020年3月30日

一昨日(2020年3月30日)、BuzzFeed(バズフィード)は、志村けんさんの逝去に乗じたヘイトスピーチの実態を報じました。
当該記事の一部を引用します。

(2020年3月30日 BuzzFeed「志村けんさん死去で広がる『中国ヘイト』殺害を呼びかける悪質ツイートも」より、引用。)

<一部分を抜粋>
2020年3月30日 BuzzFeed

新型コロナウイルスに感染し、3月29日に肺炎で亡くなったコメディアンの志村けんさん(70)。
突然の訃報を受け、ネット上では「中国人に殺された」「許せない」などというヘイトスピーチも広がっている。

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2020年3月30日 BuzzFeed

日本の厚生労働省も「人が悪いわけでなくウイルスが悪い」と会見で呼びかけている。
特定の地域に住む人々や特定の人種・民族を攻撃したり、特定の人たちに対する敵対心をあおったりするような行為は、許されない。改めて、そういう認識を持つことが大切だ。

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昨日(2020年3月31日)、衆議院で法務委員会が開催されました。

(参考。動画 衆議院インターネット審議中継)

2020年3月31日
 衆議院 法務委員会

当日、藤野保史議員がこのヘイトスピーチの問題をとりあげました。
森まさこ法務大臣とのやりとりをみてみます。

2020年3月31日

(2020年3月31日 動画 衆議院インターネット審議中継「参議院 厚生労働委員会」より。)

音声の文字化は、筆者。)
2020年3月31日 藤野保史 衆議院議員(日本共産党)

日本共産党の藤野保史です。
新型コロナウイルスは日本社会全体におおきな影響をあたえていると思います。
さまざまな省庁にかかわるうごきのなかで、当法務委員会との関係で言いますと、今日、冒頭、とりあげさせていただきたいのは、この新型コロナの問題をですね、特定の国へのヘイトスピーチに悪用しているうごきがある、という問題であります。
昨日、志村けんさんもお亡くなりになりました。
もちろん、こころからお悔やみを申し上げたい、と思っております。
まあ、しかし、この、亡くなられた志村けんさんのことまでですね、ヘイトスピーチに悪用されてー
あの、たとえば、志村さんは中国人に殺された、とか。
えー、中国人が殺した、とかですね。
そういう憎悪を煽るような悪質なツイートが大量に拡散されてしまっていたり。
それで、それにとどまらず、こう、相手方の殺害、とか、あるいは、相手方を排除する、ということを、こう、呼びかけるような声まで出てきている、と。
まさにこれ、ヘイトスピーチだと思います。
で、森大臣は今月6日の所信表明のさいにも、このヘイトスピーチについてとりあげられて、まあ、
「丁寧かつ粘り強くとりくみます」
というふうに表明をされました。
そのとおりだと思うんですね。
やっぱり、丁寧な粘り強いとりくみが必要だ、と思います。
で、あの、昨年の11月14日の参議院の法務委員会でも、ヘイトスピーチ解消法の質疑のさいに、
「その国籍、人権、民族等を理由として差別意識を助長しまたは誘発する目的でおこなわれる排他的言動はあってはならないと考えます」
と答弁されております。

(※参考。自民党の小野田紀美議員の質問に対して)

で、あの、新型コロナへの不安というのは、まあ、あの、今後ですね、どのようなかたちで噴き出すのか。
こう、われわれもわからないところがあると思います。
それがヘイトスピーチというかたちでふたたび起きてくる可能性もこれ、あるわけでありまして。
いまこそやっぱり政府はですね、法務大臣としてメッセージを発するべきだ、というふうに思います。
そこで大臣ですね、やはりこの新型コロナの問題をめぐっても、特定の地域に住む人々や特定の人種や民族、これを攻撃したり、あるいはそれを排除するような、敵対心を煽るような行為はゆるされないんだ、と。
あってはならないんだ、という強いメッセージをあらためて発していただきたいと思いますが。

2020年3月31日 森まさこ 法務大臣

このたびお亡くなりになられました志村けんさんのご冥福をこころからお祈りするともに、新型コロナウイルスでお亡くなりになったすべてのかたのご冥福をお祈りしたいと思います。
新型コロナウイルス感染症に対する国民の不安、増大しております。
そのようななかで、新型コロナウイルス感染症に関連して不当な差別や偏見があってはならないことは、言うまでもないことでございます。
法務省としてはこれまでも、SNS等においてその旨のメッセージを発信しております。
たとえば、人権擁護局のツイッターにおいて、新型コロナウイルス感染症に関する誤った情報にもとづく人権侵害がないように、日本語のほかに中国語でも発信しているところでございます。

法務省としては、ヘイトスピーチの解消をはじめ、偏見や差別のない社会、そしてすべてのひとがおたがいの人格や尊厳を大切にして生き生きとした人生を享受できる共生社会の実現に向け、人権擁護活動にしっかりととりくんでまいります。

2020年3月31日 藤野保史 衆議院議員

あの、この新型コロナの問題というのは、まあ、長期化する、というふうに言われております。
ですから、今後もですね、あの、大臣、所信でおっしゃったように、このヘイトの問題、ヘイトスピーチ、どのようなかたちで出るか、わかりませんので、丁寧かつ粘り強いとりくみをですね、求めたいというふうに思います。

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日本には、憲法第21条、という奇妙な規定があります。

(参考。日本国憲法
第21条

①集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

憲法第21条は諸悪の根源です。
ヘイトスピーチもこの規定を後ろ盾にしています。

(再掲。藤野保史 議員)
あの、たとえば、志村さんは中国人に殺された、とか。えー、中国人が殺した、とかですね。そういう憎悪を煽るような悪質なツイートが大量に拡散されてしまっていたり

自民党はこの憲法第21条に制限を加えようとしています。
同党の「日本国憲法改正草案」を参照します。

(自由民主党 憲法改正推進本部「日本国憲法改正草案」より引用。)

自民党 憲法改正草案 第21条

①集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、保障する。

②前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない。

早期の改憲を望みます。
ちなみにAVについては、「表現の自由」の範疇にふくまれていないようです。
「自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT」の宮崎政久事務局長(※現在は法務大臣政務官)はつぎのようにのべています。

(2019年2月5日「Safer Internet Day 2019 シンポジウム」より、引用。改行を施しています。)

2019年2月5日 宮崎政久 自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長(衆議院議員)

宮﨑氏からは、AV出演強要問題に特有の論点について指摘がありました。

すなわち、この問題の難しさは、様々な社会現象が絡み合っているところにあるため、的を絞った議論が必要である点にある。

この問題を検討する際に考慮すべき権利をとってみても、表現の自由や営業の自由、さらには職業選択の自由等、多様な権利が関わってくるが、これらの権利に配慮しつつ、いかに公共の利益との調整を図るべきかを見極めた対策が必要であると語りました。

また、性に関わることは通常秘め事と位置づけられるものであり、AV作品にかかる表現の自由を検討するにあたっては、その表現内容の性質から自ずと制約を受けるところがあるという風に考えているという指摘がありました。

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ヘイトスピーチとならんでAVは悪です。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

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ヘイトスピーチとAVの殲滅を強くもとめます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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