周藤由美子さん(ウィメンズカウンセリング京都)の論説(その2)。AV出演強要をあきらかにした香西咲さんたち被害者の方々の精神は気高く、清白です

周藤由美子さんというかたがいらっしゃいます。
ウィメンズカウンセリング京都で、カウンセラーをされています。
昨年、花園大学の入学式で、人権に関するおはなしをされました。

(参考。当ブログ)
2020年3月23日(※昨日)

2019年4月2日
 花園大学
 入学式・人権講演

<演題>
被害者にも加害者にもならないために~デートDV・性暴力について考えよう

<講演者>
・周藤由美子
 ウィメンズカウンセリング京都 フェミニストカウンセラー
 京都性暴力被害者ワンストップ相談支援センター京都SARA スーパーバイザー

昨日に引き続き本日も、当該講演録の一部を参照します。

周藤由美子さん(ウィメンズカウンセリング京都)

(2019年4月2日 花園大学 入学式・人権講演「被害者にも加害者にもならないために~デートDV・性暴力について考えよう」より、引用。)

<一部分を抜粋>
2019年4月2日 周藤由美子さん

二次被害というのは性暴力とかDVなどの被害を周りの人に「助けてもらいたい、力にもってもらいたい」と思って相談する。
相談した相手から「それって、あなたのせいじゃないの」「なんで逃げなかったの?」などと逆に傷つけられて責められる。
それを「二次被害」といいます。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年10月13日

自分の被害も発信しちゃ行けないのかぁ。
こんな状況だから名乗り出たくても怖くて出れる女優なんている訳がないし浄化進まないのも当然。
名乗り出た張本人が追い詰められて終わり。
ましてや被害者が悪いかの様な扱い。
(後略。)

2019年4月2日 周藤由美子さん

この二次被害が実はレイプやDVなどの被害以上に被害者を傷つけて後々まで影響が残ることがあります。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年8月22日

同感です。
名前は伏せますが、ある警視庁担当が「この事( #AV強要 #強姦 )忘れないと幸せになれないよ?」と言ってのけた事を一生許せないです。作品も傷も絶対に消えません。
もう少し実力着いたら警察だろうと名前晒します。

2019年4月2日 周藤由美子さん

レイプとか性暴力の加害者に対しては、とんでもないモンスターのような人だと思う。
でも「助けてくれる」「わかってくれる」と思う相談相手は自分と同じ価値観を共有している人だろうと思っている。
「わかってくれるはずだ」と思っている人から「あなたの方がおかしいよ」といわれると「自分の方がおかしいのか。自分が間違っているのか。自分が世の中、社会にちゃんと適応できていないのではないか」と孤立感をもつようになって、その打撃が深刻になってしまうんですね。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年10月3日

アットハニーズを辞めて即座に
第二弁護士会にも行って相談してます。
セックスワーカー団体SWASHのご紹介の、打越さくら弁護士にも相談。
どちらも即答で『立証が取りにくい』とほぼ門前払いでしたよ。
だから世間(弁護士)の風当たりの厳しさを実感し、
腹括って独立の道を選びました。

2019年4月2日 周藤由美子さん

周りの人から「あなたが悪いのではないか」と直後に言われると、なかなか回復が難しいことがあります。
そういう「二次被害」を周りの人たちが絶対にしないことが大事ですね。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年4月26日

結局「 #AV強要問題 」っていうある意味旬の問題に対し
良心的な機関も、ハイエナみたいな団体も、メディアも、寄ってたかって取り上げて喰い散らかし、被害者の心は置いてけぼり。
核心まで寄り添ってくれたのはPAPSさん位でした。だから私はこの国が嫌い。

※私の場合です。他の女性は知りません。

2019年4月2日 周藤由美子さん

周りの人も相談してきた被害者を傷つけようと思ってわざわざいう人はいない。
そういうことを知らず知らずに言ってしまう背景には「性暴力、強姦はこういうものだ」という事実とは違う間違った思い込みがあるのではないかということですね。

以前、池内さおり議員が国会で的を射た発言をしました。

(2016年3月11日 衆議院 内閣委員会「会議録」より、引用。)

2016年3月11日 池内さおり 衆議院議員(日本共産党)

長らく信じられてきた言説があります。
AVには被害者などいない、女性は皆同意のもと撮影に応じているし、それ相応の対価も得ているのだから問題はないと。

AVには被害者などいない、女性は皆同意のもと撮影に応じているし、それ相応の対価も得ているのだから問題はない
こういうのを、神話、と言います。
神話につきましては、角田由紀子弁護士の説明がわかりやすいです。

(参考。当ブログ)
2019年3月7日

神話とは

(2018年3月21日 東京・強姦救援センターのブログ「角田由紀子さんからのメッセージ② 強姦神話」の中の動画より。)

(※音声の文字化は筆者。)
<一部分を抜粋>
角田由紀子 弁護士(元・明治大学教授)

(略)、神話っていうのはですね、社会のひとが、たくさんのひとが、そのことを信用していることで、でも本当は、そのはなしには根拠がない、というそういうものを神話。

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角田由紀子 弁護士(元・明治大学教授)

つまり、強姦に関してたくさんのひとが、そのことは本当だ、というふうに思っている。
だけど、その思っていることには何の根拠もない、って、こういうことなんですね。

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角田由紀子 弁護士(元・明治大学教授)

で、わたしたちが長いことですね、本当の被害者、本当の被害っていうのはどういうことか、ということに関心をもたないで、加害者側のつくったはなしにばっかり乗っかってですね、ものごとをみてきた

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角田由紀子 弁護士(元・明治大学教授)

だからこれからはちゃんと被害者のはなしを聞いて、被害っていうのはどういうことなのか、被害者になにが起きるのかということをきちんとわかったうえでそれぞれのはなしを聞く、ということがとても大事になってくるんでないかというふうにわたしは考えています。

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AV出演神話につきましては、香西咲さんたち被害者の告発によって、一蹴されました。
粉砕されました。
今後はAV出演強要に関する二次被害がさらに減少していくことでしょう。
AV出演強要をあきらかにした香西咲さんたち被害者の方々の精神は気高く、清白です。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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