「脅してきたりして、いいよ、って言わされたら、それは本当の同意じゃない(consent for kidsより)」。香西咲さんは、同意していないのにAV出演を強要されました

5日前(2020年3月17日)のことです。
刑法改正市民プロジェクトは森まさこ法務大臣に対して、
性犯罪に関する刑法の改正を求める要望書
を提出しました。

(参考。当ブログ)
2020年3月20日

刑法改正市民プロジェクトは以下の団体から成ります。

(2020年3月17日 刑法改正市民プロジェクト「性犯罪に関する刑法の改正を求める要望書」より。)
一般社団法人Colabo
NPO法人しあわせなみだ
NPO法人人身取引被害者サポートセンターライトハウス
NPO法人スクール・セクシュアル・ハラスメント防止関東ネットワーク/一般社団法人Spring
NPO法人性暴力救援センター・大阪SACHICO
NPO法人性暴力救援センター・東京SARC東京
性暴力禁止法をつくろうネットワーク
NPO法人全国女性シェルターネット
NPO法人ぱっぷす
認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ
NPO法人BONDプロジェクト

当該要望書の内容を参照します。

(2020年3月17日 刑法改正市民プロジェクト「性犯罪に関する刑法の改正を求める要望書」より。)
<一部分を抜粋>
2020年3月17日 刑法改正市民プロジェクト

1.2017年7月に施行された「刑法の一部を改正する法律」の附則第9条に基づき、法制審議会「刑事法(性犯罪関係)部会」、もしくはその前段となる検討会を設置し、刑法改正を審議してください。

(参考。刑法の一部を改正する法律)
附則
第9条

政府は、この法律の施行後3年を目途として、性犯罪における被害の実情、この法律による改正後の規定の施行の状況等を勘案し、性犯罪に係る事案の実態に即した対処を行うための施策の在り方について検討を加え、必要があると認めるときは、その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとする。

2020年3月17日 刑法改正市民プロジェクト

2.上記の審議における委員に、性暴力被害当事者、ならびに性暴力被害の現場で支援に携わる者を、複数名入れてください。
3.上記の審議にあたり、以下を検討してください。
(※改行を施しています。)

1)2017年の改正にあたり検討されたが、見直しが実現しなかった事項

公訴時効の撤廃又は停止
配偶者間における強姦罪の成立
暴行・脅迫要件の緩和・撤廃(不同意性交に関する規定の創設
地位・関係性を利用した性的行為に関する規定の創設
いわゆる性交同意年齢の引き上げ
刑法における性犯罪に関する条文の位置

(※改行を施しています。)

2)実態を踏まえ、新たに検討を求める事項

盗撮ならびに私事性的画像記録の提供等に関する構成要件の創設
2人以上の者による性犯罪に関する規定の創設
障害に乗じた性犯罪の創設
容疑者への取り調べ、ならびに被害事実確認面接における、録音・録画データの証拠採用

——————————————————–

刑法改正市民プロジェクトの要望に対して、森まさこ法務大臣は、
3月中にできるだけ進行させていきたい
被害者の声を審議会に反映させ、迅速に進めたい
と応えました。(小川たまかさんの記事より)

暴行・脅迫要件の緩和・撤廃
(不同意性交に関する規定の創設)

上述の要望書のなかに、
暴行・脅迫要件の緩和・撤廃(不同意性交に関する規定の創設)
との文言があります。
最近はよく、「不同意性交」ということばを目にします。
なぜ「不同意」はよろしくないのでしょうか。
わかりやすく解説している動画がありますのでみてみます。

「consent for kids」
(※2分42秒)

英語です。(※日本語の字幕を表示させることができます。)
この動画を函館性暴力防止対策協議会が日本語で吹き替えました。

Consent for kids(日本語版)
(※2分42秒)

秀麗な内容ですので、音声を文字にさせていただきます。

Consent for kids【日本語版】より。)
(※音声の文字化は、筆者。)

Consent for kids(日本語版)

これは、きみ。
あまり似ていないかもしれないけど、とりあえず、きみ、ってことにしよう。

これはきみのからだ。
きみのからだをどうするかは、きみが決める。

きみのからだのことを決められるのは、ほかのだれでもないんだ。
友だちじゃない。
知らないひとでもない。
知っている大人でもない。
きみのからだをどうするか決められるのは、ほかのひとじゃない。
きみだけなんだ。
これを、からだの自己決定、って言うんだよ。
それが、同意、っていうことなんだ。

ひとは皆、ちがう。
ハグが大好きなひともいれば、ハグが大嫌いなひともいる。
皆それぞれ、自分の好き嫌いってあるよね。

じゃ、ハグが好きだったら、だれにでもハグしてもいいの?
ちがうよね。
同意が必要なんだ。

じゃ、どうしたらそのひとが同意してくれるかわかる?
訊(き)けばいい。

「ハグしてもいい?」
「うん、いいよ」

「手をつないでもいい?」
「ちょっといやかな」
「わかった」

もし、
「ハグしてもいい?」
って訊(き)いたとき、
「いいよ」
じゃなくて、
「うーん、どうかな」
なんて言われたら、同意していない、ってことだよ。
とっても簡単でしょ。

同意するか訊(き)いて、その答を聞くんだ。
でも、何か好きなものをくれたり、脅してきたりして、いいよ、って言わされたら、それは本当の同意じゃない。

それから、大人からお願いされることがあるかも。
おばちゃんにさよならのキスしなさい、とか。
でも、どうするか決めるのは、きみ。

それちょっといやだな、かわりに手を振るよ、って言っていいんだ。

子どもが同意できないこともある。
たとえばむずかしい書類にサインをするとか。
選挙するとか。
エッチなこともだよ。
だって、子どもなんだから。
だからもし子どもが同意できないことをする大人がいたら、それはよくないこと。
悪いのは大人。
子どもは悪くないよ。
大事なことは、そういうことがあったら先生みたいに信用できる大人にはなすこと。

どうして、って?
それは、きみのからだをどうするか決められるのはきみだけだから。
同意、って大事なことなんだ。

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(2016年9月18日 AbemaTIMES「【AV出演強要問題】元カリスマ女優・川奈まり子氏が業界健全化のために奮闘」より、引用。改行を施しています。)

香西咲さん

香西は、当初はモデルとしてスカウトされたはずだったのに蓋を開けたらAV出演ということになっていた。

(略)、AV撮影のために富士山の麓に連れていかれて、3時間泣いたこともあるという。
その時、自分をスタッフ全員が待っている状況にあった。

(再掲。Consent for kids【日本語版】)

もし、
「ハグしてもいい?」
って訊(き)いたとき、
「いいよ」
じゃなくて、
「うーん、どうかな」
なんて言われたら、同意していない、ってことだよ。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月25日

富士山の樹海近くのスタジオに連れていかれてどうやって逃げろと?
周り何も無いですし。
怖い人20人近くいて声も出ないですよ。
男性にはこの怖さは分かりません。

(2016年9月18日 AbemaTIMES「【AV出演強要問題】元カリスマ女優・川奈まり子氏が業界健全化のために奮闘」より、引用。改行を施しています。)

香西咲さん

これには
「遠いところですから……。よっぽど強い子でないと(撮影を中止させるのは)無理だと思いますし。私さえ泣いておけば丸く収まると思った。結局AV撮影に応じることになりました。あとは、違約金などを理由に辞められないです。結局、弁護士を雇って辞められましたが、人生の大事な時期5年間を失敗したなと思う」
と語った。

(再掲。Consent for kids【日本語版】)

(略)、脅してきたりして、いいよ、って言わされたら、それは本当の同意じゃない。

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(2020年3月19日 しんぶん赤旗「性犯罪被害者ら “不同意”処罰の法改正を」より、引用。)

<一部分を抜粋>
2020年3月19日 しんぶん赤旗

性犯罪被害当事者や支援者ら12団体でつくる「刑法改正市民プロジェクト」は17日、刑法の付則が定めた見直し時期に合わせて、森雅子法相に性犯罪規定の改正に向けた検討会や審議会を設置し、検討項目に不同意性交に関する規定の創設を加えることなどを求める要望書を提出しました

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(再掲。森まさこ 法務大臣)
3月中にできるだけ進行させていきたい
被害者の声を審議会に反映させ、迅速に進めたい

青木のような犯罪者をこのまま野放しにしておくことはゆるされません。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年2月14日

早く #青木亮 を強姦罪で逮捕して欲しいです。そして平穏を取り戻して次の人生へ進みたいと切に思います。

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強姦魔はかならず牢屋に打(ぶ)ち込まれます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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