以前に何度か、ウィメンズカウンセリング京都の代表をされている井上摩耶子さんの言動にふれたことがあります。
簡単にふりかえってみます。
井上摩耶子 ウィメンズカウンセリング京都 代表
(参考。当ブログ)
・2019年3月4日 |
(2011年3月1日 労働基準局労災補償部補償課職業病認定対策室精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会 第2回「セクシュアルハラスメント事案に係る分科会」 議事録より、引用。)
<一部分を抜粋>
●2011年3月1日 井上摩耶子 ウィメンズカウンセリング京都 代表
継続している強姦被害を止められないので、ちょっとでも軽く済むようにと、ニコニコして相手の機嫌を取ると、毎日しつこく、無理強いされていたことが強いられないですむ。 相手の機嫌を取るために、「迎合メール」を出したり、プレゼントをしたりするのですが、それはもう、裁判官が見ても、 「プレゼントでしょう、あなたも好きなのでしょう、愛情からでしょう」 となってしまう。 違うのです、それは何とかして軽く、セクハラを止めたいという意思の現れなのです。 |
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●2011年3月1日 井上摩耶子 ウィメンズカウンセリング京都 代表
勤め続けなければならない、あるいは、大学院レベルの人が多いけれども、博士号をもらうためにどうしてもここは我慢しなければというので、相手のところに行って、被害を受け続けているだけです。 |
(2016年7月14日発売「週刊文春」2016年7月21日号より、引用。改行を施しています。)
●香西咲さん
事務所の言いつけ通りに仕事をこなす日々。 夢のためにと笑顔をつくって自分を奮い立たせたが、気がつけばアルコールと睡眠薬が必需品になっていた。 |
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(参考。当ブログ)
・2019年3月5日 |
(2018年9月24日 弁護士ドットコム「1997年の『セクハラ裁判』画期的判決、『強姦神話』と弁護士はいかに戦ったのかより、引用。)
<一部分を抜粋>
●2018年9月24日 弁護士ドットコム
裁判所はフェミニスト・カウンセラーの井上摩耶子さんの尋問などから、男性側の主張を否定した上で、次のように被害者(女性部員)の対応は、一般の強姦の被害者の行動と矛盾しないものだと認定した。 |
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(参考。当ブログ)
・2019年3月6日 |
(1997年6月30日 熊本日日新聞「被害者の心理、言動に理解 『県議の性関係強要』で熊本地裁判決 カウンセラー証言採用 裁判」より、引用。)
<一部分を抜粋>
●1997年6月30日 熊本日日新聞
裁判ではこの点について、6年前から多くの被害者の相談にあたっているカウンセラー(京都府)が証言。 この種の訴訟で専門家が法廷に立った全国初のケースとなった。 |
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(参考。当ブログ)
・2019年3月8日 |
(1997年6月26日 朝日新聞「女性に関係強要の県議に300万円賠償命令 熊本地裁判決」より、引用。)
<一部分を抜粋>
●1997年6月26日 朝日新聞
河田(河田充規)裁判官は原告(女性)側証人の心理カウンセラー(井上摩耶子 ウィメンズカウンセリング京都代表)の証言を引用し、 「県議は、逆らえば選手生命を絶たれるかもしれないと思わせる中で関係を維持、女性の性的自由を奪ったということができる。また、性的関係を強要したという自覚や反省がうかがわれない」 と述べた。 |
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(参考。当ブログ)
・2019年3月12日 |
(2016年4月2日 花園大学 入学式・人権講演「被害者にも加害者にもならないために~『ジェンダーの視点』から性暴力について考える」より、引用。)
<一部分を抜粋>
●2016年4月2日 井上摩耶子 ウィメンズカウンセリング京都 代表
(略)、まず 「私は強姦被害者だ」 とはっきり被害女性に思ってもらうために、 「あなたは悪くない、悪いのは加害者の方だ」 と言います。 |
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。 全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。 |
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●2016年4月2日 井上摩耶子 ウィメンズカウンセリング京都 代表
そこからどうやって回復することができるのか。 |
他者にしゃべることが大事ですね。 |
また、嘆き悲しむこともいい。 |
散々泣いて、悔しがって、怒ってはじめて、新しい人生が生まれてくる。 |
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2018年3月23日>
今はファンの人は私には接しにくいと思います。 複雑な現状、呟き、大変申し訳なく思います。 でも私は数年後に結果出します。 |
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昨日、治部れんげさんの論説を参照しました。
(参考。当ブログ)
・2020年3月18日(※昨日)
もう一度、引きます。
(2020年3月5日 内閣府 第2回人材・意識ワーキンググループ「治部構成員提出資料」より、引用。)
<3ページ>
●2020年3月5日 治部れんげさん(ジャーナリスト)
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(参考)
みました。
ぼくは特段、何も思うところがありませんでした。
人々の受け止め方はちがったようです。
(再掲。治部れんげさん)
「女性の描き方がアダルトビデオを彷彿させ、批判が集まった」
AVに対する人々の嫌悪感は相当なものがあります。
(2018年3月2日 withnews「AVスカウトが無くならない理由 最もグレーな存在が回す『業界の闇』」より引用。)
●2018年3月2日 withnews
(元スカウト) 「自ら応募してくる女性は、ほとんど単体(女優)になれない。単体はスカウトがあげるしかない。スカウトがいないとAV業界は回らない」 |
(元スカウト) 「単体クラスの女性にAVやりませんかと声を掛けても乗ってくる訳がないのです。芸能で全部通すしかない」 |
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年11月29日>
MeToo #青木亮 から出された契約書にはアダルト内容の記載は一切ありませんでした。私が自由に契約内容を変えて良いよとまで言われ信頼 2日後東京から車で富士山の麓まで連れていかれ #AV強要 後日AV契約書の存在を知らされ、サインする様に強要されました。 |
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(再掲。元スカウト)
「単体クラスの女性にAVやりませんかと声を掛けても乗ってくる訳がないのです」
AV出演強要を根絶するためにはAV業界を抹殺するよりほかに術(すべ)がありません。
別にあらためて言うことでもありませんけれども。
国民が、AV業界はいらない、と言っている以上、政治はこれに応えるしかないでしょう。
いま着々と事が進んでいるようですが。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
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