昨年(2019年)の12月16日に、第2回第5次基本計画策定専門調査会が開催されました。
同専門調査会は現在まで3回ひらかれています。
(参考。内閣府のホームページ)
□第5次基本計画策定専門調査会 開催状況及び会議資料
<第5次基本計画策定専門調査会>
・第1回 2019年11月27日
・第2回 2019年12月16日
・第3回 2020年1月21日
先日、第2回第5次基本計画策定専門調査会の議事録が公開されました。
(参考)
□2019年12月16日 第2回 第5次基本計画策定専門調査会 議事録
第1回第5次基本計画策定専門調査会の有り様につきましては過日の当ブログをご覧ください。
2019年11月27日 第1回第5次基本計画策定専門調査会
(参考。当ブログ)
<第5次基本計画策定専門調査会で配布された資料について> ・2019年12月10日(その1) ・2019年12月11日(その2) ・2019年12月12日(その3) ・2019年12月13日(その4) |
<第5次基本計画策定専門調査会の議事録について> ・2020年1月12日(その1) ・2020年1月13日(その2) ・2020年1月14日(その3) ・2020年1月15日(その4) |
——————————————————–
先日公開された第2回第5次基本計画策定専門調査会の議事録をみてみます。
2019年12月16日 第2回第5次基本計画策定専門調査会
当該議事録の50頁を参照します。
(2019年12月16日 第2回 第5次基本計画策定専門調査会「議事録」より、引用。)
<50ページ>
●2019年12月16日 佐藤博樹 会長(中央大学大学院戦略経営研究科教授)
(前略) (略)、あと、今後ですが、次回の1月に第3回の専門調査会を開いて、その後、基本計画をつくっていく上で、幾つかワーキンググループを開催して、そこでたたき台をつくっていただいて、そのたたき台を、この専門調査会で御議論して、まとめていくという形にさせていただければと思っています。 |
そこでワーキンググループには、専門調査会とワーキンググループ、密接に議論がつながるようにしなければいけないと思いますので、何人かとの専門調査委員にはワーキングにも加わっていただくという形で、お願いできればと思います。 |
ワーキンググループの構成等については、調整が済みましたら、また別途、事務局からご連絡をさせていただければと思います。 (後略。) |
——————————————————–
(再掲。佐藤博樹 会長)
「幾つかワーキンググループを開催」
その後、以下の4つのワーキンググループが設置されました。
(参考。内閣府のホームページ)
□ワーキンググループ
基本構想ワーキンググループ |
人材・意識ワーキンググループについてみてみます。
人材・意識ワーキンググループ
同ワーキンググループの構成員は以下のとおりです。
(第5次基本計画策定専門調査会人材・意識ワーキンググループ構成員名簿より)
<人材・意識ワーキンググループ構成員>
(◎印:座長、○印:座長代理)
◎渡辺美代子 国立研究開発法人科学技術振興機構副理事
○名越澄子 埼玉医科大学総合医療センター消化器・肝臓内科教授
・河野銀子 山形大学学術研究員教授
・治部れんげ ジャーナリスト
・徳倉康之 NPO法人ファザーリング・ジャパン理事、株式会社ファミーリエ代表取締役社長
人材・意識ワーキンググループの会合はこれまでに2回、開催されています。
(人材・意識ワーキンググループより)
□第1回 2020年2年2月14日(金) 議事次第&配布資料
□第2回 2020年3月5日(木) 議事次第&配布資料
第2回目の会合で、構成員の治部れんげさんがプレゼンテーションをおこないました。
そのときの資料の一部を引用します。
(2020年3月5日 第2回人材・意識ワーキンググループ「治部構成員提出資料」より、引用。)
<3ページ>
●2020年3月5日 治部れんげさん(ジャーナリスト)
3.表現物にあらわれるジェンダーステレオタイプの問題
●事例①女性の性的側面を強調 サントリーの新製品のCM。出張をテーマに国内各都市を訪れるビジネスマン視点の短いストーリー。女性の描き方がアダルトビデオを彷彿させ、批判が集まった。 |
13日前(2020年3月5日)、治部れんげさんは政府の会合で、以前に問題となったサントリーのCMをとりあげました。
「女性の描き方がアダルトビデオを彷彿させ、批判が集まった」
と。
サントリーはどのようなCMをつくったのでしょうか。
当時、治部れんげさんが書かれた記事をふりかえってみます。
サントリーのCM
(2017年7月11日 東洋経済「サントリー「セクハラ動画」炎上は防げたか」より、引用。)
<1ページ>
●2017年7月11日 治部れんげさん(ジャーナリスト)
またひとつ、製品PR動画が炎上した。 |
サントリーの新製品ビール「頂」をプロモーションするため、インターネット上で公開されたものである。 |
批判を受け、すでに問題の動画は公開停止になっている。 |
話題になったので見た人もいるだろうが、まだの人のために改めて内容を紹介する。 |
出張に行ったビジネスマンが外食していると、現地在住と思われる女性が話しかけてくる。 |
食事中には肉料理を食べる場面で「肉汁いっぱい出ちゃった」、ビールを飲む場面で「コックゥ~ン!しちゃった」と話す。 |
わずか30秒の動画だが、問題は多い。 |
たとえば、出張先で美女が自ら近づいてくるという設定が男性にとって都合が良すぎること、女性の食事風景がアダルトビデオを連想させるものであったこと、などである。 |
全体に女性を男性の性欲の対象として描いているといった批判がツイッターなどで噴出した。 |
——————————————————–
|
——————————————————–
|
——————————————————–
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。 全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。 |
●香西咲さん
<2016年12月31日>
(前略。) 罪の無い女の子達を騙し込んでAVに出させてきた悪党達は許せません。 罪を最大限償って欲しいと思います。 |
——————————————————–
(再掲。やまもと寅次郎さん)
「AV業界そのものへの偏見、差別みたいなものなんですね。特に、内閣府や議員会館での集まりの時に感じたかな」
「この問題は尾を引きますよね」
AV業界人がこのまま日本に居続けることは不可能なようなです。
国家権力におかれましては能(あた)うかぎり残虐な方法で害虫を退治してほしいものです。
——————————————————–
■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
香西咲さんを勝手に応援するサイトへ